2017.05.24

■キャッシュレス社会

 朝日新聞で「キャッシュレス」という連載が始まり、第1回としてスウェーデンが取り上げられていた。
 なんと、現金取引を拒否するパン屋さんまで存在するという。

 日本だと、通貨には強制通用力があるので、そんなことは法律上できないのではないか。それ以前に、客との関係が悪化して商売が成り立たないような気もする。
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 記事を読んで思い出したのだが、昨夏に旅行したアイスランドは、かなりのキャッシュレス社会であった。
 そのことについてはここに書いたと思っていたのに、見当たらないので書くことにする。

 2016年の夏、2週間以上かけてアイスランドをレンタカーで一周したのだが、結局、最初から最後まで、現金は1円も(というか、1アイスランドクローナも)使わなかった。

 すべてクレジットカード払いで、現金には触ったことすらない。そもそも、1円も両替しなかったし、ATMから引き出しもしなかった。それで結局、出国まで何の問題もなかった。

 ホテルやレストランは言うに及ばず、売店で水1本、パン屋でパン1個を買うのにもクレジットカードを使い、嫌な顔をされたことは一度もない。
 路上駐車する際のパーキングチケットもクレジットカードで買ったし、公衆トイレの利用料金までカードで支払えるところがあって(無人)、実際に利用した。

 各国に旅行したときに余ったコインを集めるのが好きなのだが、お蔭でアイスランドクローナのコインは一枚もない(もちろん、紙幣もない)。

 帰りの空港で、お土産にするためだけにでも、いくらかATMから引きだして、売店でチョコレートでも買ってお釣りをもらおうか・・・という誘惑にかられたのだが、「いや、ここは、「滞在中一切現金は使わなかった」というほうがおもしろい。ブログネタにもなるし」と思って、何とか我慢した。

 なのに、ここに書いていなかったとは・・・
(書かないのなら、やっぱりコインを持って帰るんだった。おそらく、アイスランドに行く機会はもう二度とないと思う。まあ、結局書けたからいいか ^^;)

 このブログのタイトルにあるとおり、旅行はたぶん、もっとも好きなことの一つである。だから、海外旅行にもそれなりに出かけてきた。
 だがもちろん、滞在中に現金を使わなかったなどというのは初めてのことだ。

 帰路、トランジットの都合で1日だけフィンランドのヘルシンキを観光した。そこでも基本的に現金は使わなかったが、1度だけ、公衆トイレに入るために、それ以前の旅行で使い残していたユーロの現金を使った。旅行全体を通して、それが唯一、海外で使った現金であった。
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 朝日の連載では今後、日本ではなぜ現金社会が続いているのかを検証するようだ。日本はまだ、北欧諸国はおろか、他のヨーロッパ諸国やアメリカなどと比べても、現金取引が非常に多い国である。

 だが記事によると、スウェーデンでも「「キャッシュレス」のうねりが起きたのは5〜6年前だ」という。日本も早晩、そうなるのだろうか。

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2017.05.23

■耳をすませば・・・

 車での移動中、時間が合えばラジオで語学教育番組を聞くことがある。とはいっても、ほとんどは英語だ。

 その中に、「ラジオ英会話」というのがあり、学習内容に関係なくよく使われている表現に

  Now everyone, perk up your ears for our next segment.

というのがある(と思っていた)。

  さあみなさん、耳をそばだてて次の部分をよく聞いてください。

くらいの意味であろう。

 それが今日、何の前触れもなしに、聞き流しているだけなのに、perk up が prick up に聞こえた。複数回の発音がどれも。間違いない。

 わお。今まで聞き取れていなかったのか。

 ふつうの中型辞書では、perk up に直接「耳をそばだてる」という意味は載っていないことの方が多いようだ。
 それに対して、prick up なら、ずばり、

  prick up one's ears (1)〈馬・犬などが〉耳をそばだてる.
             (2)〈人が〉聞き耳を立てる; 熱心に聞く.

という記述がある(研究社 英和中辞典)。ずっと perk up だと思っていたのが、実は prick up だったのである。

 どうして今まで聞こえなかったんだろう? そしてまた、どうして急に聞こえ始めたんだろう?
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 ・・・と思ってネットで調べてみると、perk up だと思っている人が多いような感じである。
 「該当部分が聞き取れません」への回答のほとんどが perk up、英語の講師に聞いてもらったら perk up だった・・・などなど。

 だが、prick up もあるにはある。面白いのは、最近の書き込みに prick up が多いように見えることだ。

 もしかすると、以前は perk up と言っていたのに、最近は prick up と言うようになったのかもしれないと思うようになった。でもなぜ?

 perk up を調べると、耳というよりは、「首を立てる」「頭をもたげる」さらには「元気になる」「意気揚々とする」という方向性の言葉なので、何か違和感があり、ほんとに perk up なのかなあとずっと疑問に思いながら、そう思って聞いていても perk up にしか聞こえなかったので、「耳をそばだてる」と書いてある辞書を見つけ、納得していたのだ。

 だが、今日の放送では、どう聞いても perk up には聞こえず、prick up であった。
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 事実はどこにあるのだろう。

1.ずっと prick up である。→ ではなぜ以前は perk up としか聞こえなかったのか。
2.ずっと perk up である。→ いや、今日は間違いなく prick up だった。
3.以前は perk up だったが、今日は prick up だった。→ どうしてそんな面倒なことを。
4.いずれにせよ、私の耳がおかしい。

 3なら嬉しいのだが・・・

 こんなつまらないことがとても気になります。どなたか真相を教えてください。

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2017.05.20

■営巣中のコウノトリが射殺された

 島根県雲南市で営巣中のコウノトリのメスが、昨日、猟銃で撃たれて殺されたという(yomiuri.co.jp)。

 コウノトリというのは、日本ではほとんど絶滅しかかっていて、さまざまな努力の末、兵庫県の豊岡市で2005年から放鳥が始まった鳥だ。
 現在でも、豊岡市(およびその周辺)以外での孵化は2例しか確認されておらず、そのうちの1例の母鳥が殺されたことになる。

 「サギを駆除しようとした猟友会員が、田んぼにいるコウノトリを誤射した」(同上)というのだが、サギとコウノトリなど、間違えようがない(サギを駆除することの是非はここでは措く)。

Storkgreyheron いや、自分がバーダーだからそう言っているのではなく、駆除しようとしていた(おそらく)アオサギとコウノトリとでは色も大きさもぜんぜん違う
 万一、他のサギ(白鷺)だとしても大きさがまったく違うし、白鷺には、コウノトリでは目立つ黒い部分がなく、真っ白である。

 百歩譲って、一般人なら見分けがつかないというのは別にかまわないけれど、自分が殺そうとしている鳥の区別もできないような「猟友会員」では本当に困ってしまう。生物を殺傷する武器を実際に使うということを、どんなふうに心得ているのだろう。

 こういう人には、馬と鹿との区別もつかないのではないだろうか。

 野生と飼育下とを問わず、コウノトリなど、豊岡周辺以外では見ることすらほとんど不可能である。
 あのニッポニアニッポン、トキと同様、日本で繁殖していた個体群は絶滅し、現在生息している個体数(飼育下含む)もそれほど違わない(日本に百数十羽)といえば、その貴重さもよりわかりやすいだろう。

 それをわざわざ撃ち殺してしまうなんて・・・

 残念でならない。

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2017.05.18

■「無届けサーバー運営容疑で逮捕」

 ああ、びっくりした。

 本日付の朝日新聞夕刊に、中国人留学生が「無届けサーバー運営容疑で逮捕」されたというニュースが載っていた。

 サーバを運営するのに届け出がいるのか???

 記事には「無届けでインターネットのサーバーを運営したとして」「電気通信事業法違反の疑いで逮捕し」たとある。
 そのサーバーが悪用されていた「可能性」にも言及しているが、容疑はあくまで「総務相に届け出ずに」「サーバーを運営した疑い」だ。

 そんなことで逮捕されるのか???

 今でこそやっていないが、20年前から数年前まで、私自身、職場のパソコンを使って業務としてサーバを運営していた。
 最初のころは、職場にサーバの存在を届ける必要すらなかった。まあ、当時と今とでは法律も規則も違うのかもしれないが、今もサーバを運営している同僚は多数いる。

 近年はさすがに、サーバの存在を職場に届け出るので、職場が「総務相に届け出」ているのだろうか。うーん・・・
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 ネットで調べてみると、私と同じように、驚いてこのことを問題にしている人が2010年ごろからけっこういるようだ。今さらな話題で申し訳ない。

 要するに、「他人の通信を介する事業」(メールサーバなどを含む)を行って「収益を得る」場合は届け出が必要らしく、私の場合は後者には該当しないので、届け出は不要だったようである。
 でも、今使っている職場のメールサーバはうちの部署からお金を取っているのだが、「総務相に届け出」る必要があるのかな?

 いずれにせよ、より悪質な事件を摘発するためのとっかかりというか、いわば別件逮捕のような形でしか問題にされないようなニュアンスも感じられる。

 私が立てていたようなサーバが問題にされることはさすがにないようで、ちょっとほっとした。
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 それにしても、逮捕された中国人留学生は、「約180のサーバーを運営」していたというのだが、「アクセス数は1万件を超えていたという」と、いかにもそれが多いみたいに書いてある。

 「約180のサーバー」というのは確かに相当な規模だが、1万件のアクセスなんていうのは、ほんとに微々たるものである。サーバ1台あたりにすれば55件ほど。馬鹿馬鹿しいほどの数で、そんなに少ないわけがない。
 「確認された数が」なのかもしれないが、何桁も間違っているんじゃなかろうかと思われるレベルだ。
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 たった2段の記事で詳しく書けないのもわかるし、できるだけ誰にでもわかるように書く難しさもわかるのだが、いろいろミスリーディングな記事だと思ってしまった。

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2017.05.17

■手間暇とコストをかけて現場を混乱させる改悪

 腹立たしいことや嫌なことは、できるだけ書きたくないんだけれど・・・
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 大学入試センター試験の後継として2020年度から導入する新テスト「大学入学共通テスト」(仮称)の実施方針案を文部科学省が公表した。

 これはいったい何なのか。

 当事者である高校生(実際に影響があるのは今の中三からだが)および高校と大学の教員に賛否を問えば、少なくとも80%以上が「変更しない方がマシ」だと回答するのではないだろうか。

 ものすごい手間暇をかけて多額の予算を使い、別に変えなくてもそれほど問題のないセンター試験を改悪する。

 特に、点数を「段階別で示す」というのは筋が悪い。「1点刻みが良くないから」と言うのだが、その「段階別」の境界は、1点刻みでしかありえない。それを2次試験の出願資格などに使うことを想定すると報道されている。それなら結局、1点刻みで受験資格を奪うことになる。そんな簡単なこともわからないのだろうか。
 しかも、この「段階」は、各大学の入学者選抜の視点から見れば、ほとんど意味がない。どの大学も、その難易度に応じて、段階別としては横並びの受験生が大多数を占めることは自明で、そうすると、結局は2次試験の成績だけでほぼ合否が決まることになる。それでは、単に受験資格獲得のための試験になる「共通テスト」も形骸化せざるをえない。

 その他、英語の試験を民間に丸投げ(しかも複数の民間試験を想定)とか、国語と数学の記述式問題の採点も業者に委託とか、「何を考えているのだ」という内容がずらずら並ぶ。

 こんなことをしてまでセンター試験をやめたいのなら、一次試験はすっきり廃止して、大昔の入試制度である各大学の個別試験だけにしてはどうか。
 その方がコストもかからず、混乱も少なく、「今回の案よりは」歓迎されるのはまず間違いないと思う。

 個人的には、かつて英語のリスニングを試験に加えたように、センター試験の中味をよりよいものにブラッシュアップしていくしかないのかなあと思うけれど。
 (↓に書いたような馬鹿な「改革」圧力にさらされ、実際に何度も中小の「改革」を施されながら、それでも共通一次から数えてセンター試験が40年近く生き残ってきたのには、やはり生き残るだけの理由があったのだろうと思う。それがとうとう、今回の「改革」でとどめを刺されようとしている。)
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 この件に限らず、この国の教育行政(特に高等教育)は、やらない方がマシな「改革」を次々と打ち出し、大学はそれに翻弄され、結果は惨憺たるものなのに(法科大学院を見よ)、「だからこそ?また次の改革を」という悪循環を繰り返している。

 なんだか、戦時中の日本軍を思い起こさせ、それもこれも日本人の(日本の官僚組織の?)メンタリティが変わっていないせいなのかと暗澹たる気持ちになる。

 実際に死屍累々とはならないだけマシなのかもしれないが、ほんとにもう、どうしてこうダメなんだろう?

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2017.05.14

■2017年GW東北(+ちょっと信州&日光)旅行ツイート集

 今さらながら、今年のゴールデンウィークに行ってきた東北(+ちょっと信州&日光)旅行のツイート集をいつものように転載しておきます。
 誤字や間違い等を修正するため、最小限の校正を行っています。リンクをクリックすると写真が表示されます。

2017/04/29 18:39 越前海岸で落陽を眺めながら焼き鯖鮨の夕食。ちょっと寒い&かなり侘しい。
2017/04/29 23:20 今日のお宿は白馬岳の麓、道の駅小谷。
2017/04/30 3:33 夜中にトイレに起きる。星がきれい! だが寒すぎる。
2017/04/30 6:21 6:05起床。気温6.5℃。すぐ近くの山に残雪。
2017/04/30 6:21 うどんと蕎麦の屋台がもう開店している。
2017/04/30 7:52 白馬の残雪
2017/04/30 9:45 意外にも、戸隠高原はまだ雪景色
2017/04/30 12:13 後部座席でガサガサ音がするのが不思議だったが、標高が高くて気圧が低いので、車中泊に使うエアマットがパンパンに膨らんでいた。
2017/04/30 12:30 戸隠の極楽坊で天ざる
2017/04/30 14:11 朝はあんなに寒かったのに、暑すぎる。標高が500m近くあるのに、28℃@中野市
2017/04/30 17:04 新潟県魚沼市の道の駅入広瀬。去年は只見から福島へ抜けられたのに、今年は雪が多くてまだ通行止めだとのこと。確かに、平地にもまだ雪の山があったりした。
2017/04/30 19:18 昨日の昼も家でカレーを食べたのだが、ずっと以前の出来事のよう。今夜もカレー
2017/04/30 21:50 本州が地球上で7番目に大きな島だというのを実感させられている。
2017/05/01 10:31 鳥海山の大平駐車場
2017/05/01 14:02 八郎潟まで来た
2017/05/01 20:49 泊まるところを考えるのが面倒なので、もうどこかその辺にテントを張ってしまおうかと妄想しながら場所を物色していると、去年の今ごろ、クマに5人も殺されたというニュース。その場所が、まさに今いる秋田県鹿角市だったので、諦めて宿を探すことにした。全国ニュースの鹿角情報を現地で聞くとは・・
2017/05/02 9:37 八幡平山頂下
2017/05/02 9:41 気温3℃。風が強い。あかん、寒すぎる。
2017/05/02 10:06 雪の回廊
2017/05/02 10:57 フキノトウってうるさいくらい道端に咲いてるけど、あれが全部フキになるとはとても思えない。
2017/05/02 10:59 山の中腹で蕾だった桜が、里に降りてくるとまた満開
2017/05/02 14:09 ものすごいものが置いてあった@道の駅くじ(久慈)
2017/05/02 19:41 陸前高田の街は1年前とまったく何も変わっていないように見える。一つ違うのは、アバッセ高田という新しい商業施設がぽつんとできていること。
2017/05/02 21:32 道の駅でさえまだ仮設@大谷海岸
2017/05/03 5:57 明るくなって起こされてしまう。日の出は4時半!
2017/05/03 6:16 いずれにしても6時には大音量の「恋は水色」が鳴り渡った。田舎では時々あるが、6時に起こされたくない人はいないのだろうか。
2017/05/03 8:45 あちこちで橋が落ちたままになっているのだがナビにそれが反映されていない。リアルタイムの通行止めや渋滞情報まで出るのに。
2017/05/03 8:54 女川町北のかさ上げ堤防道路
2017/05/03 10:21 町全体としては壊滅的被害から復興の途に着いたばかりの女川町だが、再開業から2年の駅前にある100mほどのショッピングモールは、連休とあって賑わっていて、ちょっとほっとさせられる。
2017/05/03 10:48 駅の西にはおびただしい数の真新しい墓
2017/05/03 11:03 奥にはまだ大量の仮設住宅。写真は野球場を利用したもの
2017/05/03 11:49 なんかもうずっと、新緑が美しすぎる。
2017/05/03 13:05 おいしいパスタランチをいただいたのだが、1,080円+税というフェイントはやめてほしい。
2017/05/03 13:35 東松島の野蒜海岸一帯は、壊滅的打撃を受けた後、今はほとんど一面の更地になっていて、立派な巨大堤防の工事だけが進んでいる。
2017/05/03 13:36 なぜか津波被害のほとんどなかった松島は例年のにぎわい。
2017/05/03 22:20 福島第一原発へ向かって国道6号線を南下していると、営業している最後の店がコンビニ。通り抜けた後の最初の店もコンビニ。
2017/05/03 22:22 原発周辺に限らず、多くの場所で復興はコンビニから始まるようだ。
2017/05/04 5:31 5時に起きて行動開始するなんて何年ぶりのことだろう。
2017/05/04 5:38 正面の車から降りてきた若い女の子は、一人で車中泊しているようだ。びっくり。
2017/05/04 6:36 まだ6時半なのでさすがの日光もガラガラ。
2017/05/04 7:43 日光には何度か来ているが、竜頭の滝の存在は今まで知らなかった。
2017/05/04 8:46 菅沼の湖面はほとんど凍っていた。
2017/05/04 8:48 麓の片品村では桜が満開
2017/05/04 13:42 ほんとに渋滞とか人ごみとかが嫌いだなぁとぼけっと考えていたら、これまで人ごみの「ごみ」で塵芥をイメージしていたことに気づいた。
2017/05/04 17:22 上高地から西へ抜ける長野・岐阜県境の安房峠は、未だに「冬季」閉鎖中
2017/05/04 17:45 以前からこの山が気になっていたのだが、どうやら焼岳らしい
2017/05/04 18:10 もうそろそろ、今年最後の桜と雪山
2017/05/04 18:34 高山まで降りてきても満開の桜が
2017/05/04 21:24 旅も6日目になり、われながらちょっと旅慣れてきた感じだが、もう今夜寝れば終わり。
2017/05/05 9:07 朝5時起床、9時帰宅。まだまっさらの一日が残っている。早起きが癖に・・・ならないだろうな。
2017/05/05 12:36 iPhoneで撮った写真の画質が悪いなあ・・・と思っていたら、知らない間に画素数の設定が640x480に切り替わってしまっていた。ひどすぎる。
2017/05/05 23:53 たった一週間の旅行だったけれど、行く前はまだどこか冬を引きずっていたのに、帰ってきたら夏の入口。

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2017.05.09

■まだ今のうちは・・・

 連休の終わりごろ、久しぶりに実家に顔を出した。だが、母親が出てこない。

 父親に聞くと、台所で転倒して腰椎を圧迫骨折したのだという。次々とよくもまあ・・・

 入院しているのかと思ったが、隣の部屋で寝ていた。幸いというか、ほとんど寝たきりである以外は元気そうだ。
 トイレに行くときだけはコルセットを装着して父親の介助を受けながらよたよたと歩くが、それ以外はベッドから出ることはできない。

 母親は80代前半、父親は後半、絵に描いたような老老介護である。

 近くには私の弟夫婦も住んでいるのだが、知らせていないという。まあ、何とかなっているみたいだからいいんだけれど、何とも危うい綱渡りのような気がする。
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 もうやめようかと思っていた運転免許の更新をやっぱりすることにしたと父親が言う。病院通いが頻繁で、毎回タクシーというわけにはいかないらしい。
 そういえば、病院で暴走した老人の車がニュースになることが多いが、実際、車が一番必要なのは病院通いのためなんだろう。

 今のところ、手伝わなくてもいいらしいし、何か手伝ってくれと言われても困るのだが、この危うい綱渡りはどういう形で終わりを迎えるのかと、ちょっと考え込んでしまう。

 夕食時、月曜日(昨日)は免許の更新に出かけると言っていたのを何気なく聞いていたのだが、その月曜日になってから、「え? 大丈夫なのか」と思いあたった。相変わらずの想像力のなさだ。
 認知症テストやら高齢者講習やらがあって、家を出てから帰ってくるまで2〜3時間ですむとは思えないのだが、その間、母親はトイレにも行けないはずである。

 何も言っていなかったけれど、どうやってこの問題をクリアしたのだろう。おむつでも当てたのだろうか。

 更新講習がどうだったかも含め、電話してみようかとも思ったが、ふだんからあまり連絡していないし、会ってきたばかりなので見送っている。

 いつまでもそんなことは言っていられないのだが、まあまだ今のうちは・・・

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2017.05.05

■気に入っていたのに

 過日、家人と一泊旅行に行った際、気紛れで買ったシリコン鉱石。わりと大事にしていたつもりだったのだが、さっき、玄関の三和土(といってもタイル張り)に落として割ってしまった。

 一週間の信州・東北一人旅から帰ってきたその日の午後に庭の草引きをして、さらに玄関周りの掃除をしていた(珍しく)働き者の私に、なんの罰を与える必要があるのか。

 落とすといけないと思って肩の上に載せずに胸ポケットに入れていたのが災いした。かがんだときに落ちたので、ものの数十センチだと思うのだが、みごとに三つに割れて小さな破片も飛び散った。

 ほとんど純粋なケイ素だということなので、昔習った劈開面というのか、スパッと割れている。
 ひとつの切っ先は、針の先くらい鋭い。

 見た目も触り心地も金属なので、こういう割れ方をするイメージがなかった。割れてみると、やはりというか石である。

 それにしても、こんなに脆いとは。モース硬度は7なのに。

 まあ何千円(しかも前半)というお金だけのことなのだが、気に入っていただけにちょっとショックだ。

 いや、さすがにもう一度買おうとは思わないので、お金だけのことではないか・・・とも思ったが、それでもやはり買えばすむことなので結局はお金だけのことである。

 一応、アロンアルフアでくっつけてみたが、どうなるだろう。「シリコン樹脂」は接着できないとあるのだが、樹脂ではなくシリコン(ケイ素)そのものである。

 コニシや東亞合成のサイトを見ても、まさかシリコンをくっつけようと試みる奴がいるとは思わなかったのか、つくともつかないとも表示がない。

 いずれにせよ、何ごともなく無事帰ってきた私の身代わりになってくれたと思うことにしよう。

 あれ? 妙に信心深いなあ・・・

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2017.05.01

■3年連続の東北

 雪の北アルプスを眺めた後、戸隠高原に寄って少しだけバードウォッチングをしてから、東北に来ている。
 ゴールデンウィークの東北は3年連続だ。

20170430 信州からこちらまで、多くの桜が満開で、例によって、時間を遡ってまた桜を楽しめる感覚を満喫している。

 ただ、おそらく日本一ではないかと思われる、八郎潟の桜並木はかなり散ってしまっていて、一昨年の壮麗さはなかった。桜の下の菜の花は満開だったけれど、それだけではやはり物足りない。

 今回は青森県には行かず、これから八幡平を抜けて太平洋岸沿いを南下する予定だ。

 定点観測のように、また津波と原発被害の跡をたどることになる。

 一年前より少しでも復興していることを祈っているが、駆け足で通り過ぎる旅人にわかるくらいの変化が期待できるだろうか・・・

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2017.04.24

★俳句入選

 先日家人と一泊旅行に出た折り、伊賀市の芭蕉翁生家というところを訪ねたら、投句箱が置いてあったので、戯れに入れておいた。

 そんなことすら忘れていた今日、「公益財団法人 芭蕉翁顕彰会」というところから封書が届き「投句いただいた俳句が選考の結果秀作でありましたので掲載した館報と記念品をお送りします」との添え状が入っていた。

 うわお。

 まっっったく大したことではないのだが、嬉しいニュースというのはほとんどないので、素直に嬉しかった。
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 実は二週間ほど前、大岡信の逝去に寄せて、短歌を朝日歌壇に投稿した。

 半々くらいの確率で掲載されるだろうという自信があったのだが、みごとにボツだった。
 毎週のように掲載されている常連(特に子ども)の歌よりいいと思うんだけれど、見る目のある人から見ればダメなんだろう。4人の選者の誰からも選ばれなかったので、納得せざるを得ない。

 高校生くらいの時だったか、朝日俳壇にも投句したことがあって、それもボツだった。

 記憶にある限り、短歌や俳句を選考に委ねたのは上記3回だけである。打率3割3分3厘なら悪くはない気もする(笑)

 ただ、まったく何もわからない俳句よりは、まだ短歌の方が好きだし作る気もゼロではないのに、俳句の方が選ばれるとは妙なものだ。
 単純に応募数が違うのかもしれないが、同時に投句した家人は選ばれなかった。
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 さて、どこに載っているんだろうと名前を探すが、私の名前がない。3部入っている館報の、75号を見ていたから他の号かもしれないと思っても、ぜんぶ75号。

 子細に見ると、名前ではなく俳号で載っているのに気づいた。その場ででっち上げた、ぱっとしない「俳号」で・・・

 いや恥ずかしい。俳句なんて、学校で作らされたものを含めても、たぶんヒトケタしか作句したことがないのに俳号とは。
 まあ、誰のことかわからないからいいか。
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 館報には、「芭蕉翁献詠俳句」の投句募集があり、その選者には有馬朗人や稲畑汀子、茨木和生らの名が並んでいる(五十音順)。

 ここで、「いっちょ投句してみるか、俳号まであることだし」と思えるくらい厚顔無恥だといいのだが、さすがにそれは憚られる。

 私の俳句もどきを選んでくださった方々は、こう申し上げては失礼だが、さすがにそれほど高名な方々ではない。
 いずれにせよ、気紛れに投句した素人の作を真面目にご覧くださったばかりか、仮にも選んでくださって恐縮するばかりである。

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2017.04.23

★桜三昧

 予定のない天気のいい土日は、家人のいぬ間に洗濯(+掃除)・・・だったのですが、今日の午後だけはバイクに乗って京北の桜を楽しんできました。

 珍しくとっても気持ちのいい快晴に、いろんな桜が映えていました。

 相変わらずの写真ばかりですが、よろしければぜひご覧ください

 後記:「京北 宇津の百本桜」(散りはて)のところで、ちょうどぶつかりかねないタイミングで右からキジが飛び出してきて、左の川へと飛翔していきました。写真はもちろんありません・・・ あ、やっぱりバイクにもドライブレコーダーをつけようかな。

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2017.04.20

★「今の時代には合わない」のではない

 大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)が「戦前・戦中に使われた教育勅語を教材に使用することについて「今の時代には合わない。個々の価値観まで教育の現場で押しつけるのは変な話だ」と述べた」という(朝日新聞朝刊)。

 率直に申し上げて、日本維新の会も松井知事もほとんどまったく評価していないが、この発言は悪くない。残りの部分を含め、記事を読む限り、筋の通ったことを言っていると思える。
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 ただ、言葉尻をとらえるようで恐縮だが、本質的な問題でもあると思うので、ひと言申し述べたい。

 教育勅語の価値観を教育現場で教えることがダメなのは「今の時代には合わない」からではない。
 そういう言い方を許せば、では合う時代があったのか、将来また合う時代が来る可能性があるのか、という話になってしまう。

 そもそも、「戦前・戦中」なら「時代に」「合」っていたからそれでよかったのか。

 歴史上のさまざまな事象には、それぞれ、その時代時代、地域地域の制約や必然・偶然が作用したことだろう。しかしそれでも、よくないことはよくないのだ。
 奴隷制度・人種差別・独裁制・民族浄化・・・といった極端な例を挙げればわかりやすいだろう。

 教育勅語がダメなのは、「今の時代には合わない」からではない。「人類が目指すべき普遍的な価値に合わない」からダメなのだ。
 それは、「今の時代」であろうと「戦前・戦中」であろうと、そして、将来・未来であろうと変わらない。
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 難しいのは、「人類が目指すべき普遍的な価値」の中味と、それにどれだけ多くの人々が合意できるかなんだけれど、それを見いだして合意形成していく努力こそ、人類にもっとも求められていることである。とりあえず、教育勅語がその価値観と合致しないのは論を俟たない。

(蛇足ながら、念のためもう一つ引用しておきたい。「西原博史・早稲田大教授(憲法)は「教育勅語がいうのは、天皇を頂点とする国家とそれを構成する家族内の秩序維持のため、つまり天皇のために親孝行せよということだ。そこを切り離して『いいところもある』と評価するのは、まずは無知であると言うしかない」と話す」(asahi.com))

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2017.04.13

★「母になる」または 間違った敬語

 なぜか勝手に録画されていたのでとりあえず再生してみたら、沢尻エリカの名前を見てちょっと見る気になった。
 藤木直人も好きな俳優だし、話も悪くないと思う。

 ただ、警察官が「ご確認してください」、産科医が「ご安心してください」と発言する台詞にはげんなりした。
 言うまでもなく、正しくは「ご確認ください」「ご安心ください」である。

 脚本家が敬語の使い方を知らないとしても、だれか気づいて止めなかったのだろうか。

 台本や原稿などをもとに、こうも堂々と明らかな間違いを放送されると、ますますこういう言い方が定着してしまうのではないかと危惧する。

 いや、言葉は移りゆくものだとわかってはいるつもりなのだが、それにしても。
 ___

 後記:調べたら、脚本家は水橋文美江という、私と同年代のベテラン(かつ一流?)の人らしい。それでもあんな台詞を書くのだろうか。まさかそのほうがリアルだから?
 いずれにせよ、もう一度言いたい。だれか気づいて止めなかったのだろうか。

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2017.04.10

★「うるさいだけのタイヤ」

 車のタイヤをオールシーズンのものに交換した。

 前の車でさんざん雪道を走ったので、「もういいや」と思い、今の車はFFにしたし、スタッドレスに履き替える予定もなかった。

 そもそも、一年のうち360日以上は雪道用のタイヤなど必要ない。どうかすると、365日必要ないかもしれない。
 最近はどこも除雪が行き届いているので、「この冬一番の寒波」が来た直後とかでなければ、関西なら日本海側ですらスタッドレスタイヤは要らないことが多い。

 しかし、たまの降雪で車に乗れない、走れないというのも困る

 そう思っていたところへ、これまで日本では人気のなかったオールシーズンタイヤが急に脚光を浴びているのが気になっていた。まあ、某メーカーのプロモーションが功を奏しているんだろうが、その宣伝を読めば読むほど自分にぴったりな気がしてきたのだ。
 オールシーズンを履いていれば、冬用タイヤ規制もクリアできるという。
 ___

 行きつけのタイヤ屋に交換に行くと、珍しく社長がカウンターに座っていて、「なんでこのタイヤに決めはったん?」と聞く。
 「滅多に雪道は走らないので、スタッドレスに履き替えるほどのこともないと思いまして」みたいに答えると、
 「このタイヤで雪道なんか走ったらあきまへんで」と言う。

 いや、走りますよ、というと話がややこしくなりそうなので、
 「ええ、基本的には走りません」と言った上で、「でも、夏タイヤよりはマシでしょう?」と聞くと、
 「そんなん、変わりませんよ。うるさいだけのタイヤや」とのご託宣。

 えええっ。今さらそんなこと言われても・・・ それならそうと、見積を取った時点で言ってほしかった・・・とは、あんまり思わなかったので、抗議もしなかった。
 注文を受けた店員が叱られるのも可哀相だし、私なりに熟慮(笑)を重ねた上での判断なのだ。

 「最近はオールシーズンもよくなってきてるんじゃないんですか?」
 「いや、そんなん、いっしょですわ」

 まあ、実際どうなのかはわからない。春になったばかりだし、また冬になって雪が降ってくれないと試しようもない。そして、試して滑ったのではシャレにならない。
 もともと、保険的な意味合いでこれにすることにしたこともあって、雪道性能にはそれほど期待していない。

 それより気になるのは、ドライやウェット路面での性能である。なにせ、99%以上は、雪や氷と無縁の路面を走るのだ。

 うるさいだけのタイヤ・・・

 幸い、皮むきのために数十キロ走った段階では、それほどうるさいとは感じなかった。直進性も応答性も良好な気がする。
 ステアリングがかなり軽くなったので、グリップがちょっと心配だが、これはたぶん、お店で空気圧を高くしすぎている影響が大きい。しばらくしたら適正値まで下げて様子を見よう。
 ___

 いずれにせよ、今さら何を言っても後の祭りである。「うるさいだけのタイヤ」だと思って性能には期待せず、より一層安全運転を心がけようと思う。

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2017.04.08

★無用な買い物

 このひと月ほどの間にヒマに飽かせていろいろ無用なものを買いました。ここに書いていなかったことに気づいたので書いておきます(以前別の所に書いてからまた増えてる・・・)。

・ヨーグルトメーカー
・双眼鏡
・水晶のツボ押し棒
・シリコン鉱石
・純銀バー
・カッターシャツとズボン(これは有用か)
・車用空気清浄機
・双眼鏡
・杉の丸太を輪切りにしたバウムクーヘンのような iPhone 立て
・那智黒石のペーパーウェイト

 ぜんぶ足しても数万なのですが、その金額に匹敵するスティック掃除機は何とか買わずに踏みとどまっています。
 それにしても、どうして双眼鏡が2つ・・・

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2017.04.07

★必要経費

 3月は必要のない買い物をいろいろしてしまった

 4月以降はそういうことはないと思うのだが、すぐに固定資産税とか自動車税とか息子の授業料とかの類が襲いかかってくる。合計で数十万円になる。
 それを思うと、3月に買ったもろもろなど、ぜんぶ足してもその1/10だ。

 曲がりなりにも好きなものを買うお金が、仕方なく支出するお金の1/10だなんて、何のために働いているのかと思う。

 そんな中、もう一つ出費を強制されるものができた。車のタイヤである。

 遅かれ早かれ替えなければならないくらい溝が減っていたところへ、タイヤメーカー各社がかなりの値上げを発表したので、値上げ前に取り替えることにしたのだ。

 それが10万円以上する。自他の命がかかっているので安物は買えない。それにしても、避けられない必要経費が趣味の買い物の合計を超えるなんて・・・

 だいたい、思い切って購入した、分不相応なカメラの値段とタイヤの値段がほぼ同じなのである。

 ふだん、100円200円を惜しんでペットボトル飲料の購入すら最小限にしているのに、そんな努力?を嘲笑うかのような出費続き。

 でもまあ、「仕方のない出費」というのは、懐の負担にはなっても(すごくなる)、実はそれほど心の負担にはならない。

 避けられないものはどうしようもない。
 諦めは悪くない方なのである。

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2017.04.03

★熊野・那智勝浦・尾鷲1泊旅行 tweet 集

 日程としては新年度なのですが、旧年度の締めくくりとして?1泊だけの旅行に行ってきました。
 例によって寂しい一人旅です。以下はその際の tweet 集。若干編集しています。
 「戸惑う被写体」にも写真をアップしています。ご笑覧くだされば。

2017/04/01 12:03:01 梅や桃や桜がそこここで咲き誇っていたのに、大台ヶ原手前で雪景色
2017/04/01 15:22:41 なんか、とんでもないところに来てしまいました。
2017/04/01 16:16:49 あたりまえだが、ほぼ一年ぶりの桜。何か不思議な感じがする。
2017/04/01 16:49:44 丸山千枚田
2017/04/01 20:31:09 那智勝浦に泊まっているが、津波が来たらどこへ逃げるか、どう逃げるかがすごく気になっている。私の神経では太平洋側の海沿い平地には住めそうもない。

2017/04/02 8:14:08 やっといい天気になってきました。
2017/04/02 8:17:22 @tawara_machi 和歌山は熊野の桜です。
2017/04/02 8:26:35 ホテルのロビーにあるのが本物の桜で驚いた。
2017/04/02 12:07:03 通過してしまおうと思っていた鬼ヶ城
2017/04/02 13:13:28 海岸線沿いをすこぶる快適に走れる国道311号。しかし、例によって、お昼を食べられるところがない。コンビニすら一軒もない。
2017/04/02 13:33:35 うわっ。俵万智さんがツイートに いいね してくれた! (同じ日に同じ大学の同じ学部を受験しただけの)同級生です。
2017/04/02 19:25:09 尾鷲から休憩なしでほとんどノンストップで帰宅。まさかの3時間20分。予定外の 家で夕食。

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2017.03.30

●いや、重ね重ね、お恥ずかしい・・・

 (いつにも増して長いのでご注意ください。今エディタで調べると、原稿用紙で12枚くらいの文字数でした。)

 先日、車で家を出ようとするとエンジンがかからなかった。

 最近の車によくある、スイッチを一瞬押すだけのタイプである。エンジンがかかったらキーを戻すなどの作業は存在しない。

 いつもはすぐにかかるのに、いつまでもセルモーターがキュルキュル回っているので、どうすればいいかわからない・・・はずが、本能的にというか反射的にというか、もう一度スイッチを押してセルを止めた。
 5回ほど試みただろうか。相変わらずである。

 セルは元気に回るので、バッテリーではない。
 ___

 その考えが頭をよぎると、村上春樹がランチアデルタに乗っていて、チロル街道をドイツからオーストリアに抜けたところでエンジンがかからなくなったという話を思い出した(『遠い太鼓』)。

 「でも駄目だ。何度やっても点火しない。」という文が、そのまま頭に浮かんできた。

 あとで、古い文庫本を引っ張り出して該当箇所を探してみた。

車を降りてボンネットを開けてみる。そしてひとつ深呼吸をし、セルモーターが回って、エンジンに点火しない場合の原因というのを考えてみる。《中略》旅行に出る前にランチアの指定工場で定期点検を受けて、問題が起こらないように整備してもらったのだ。それなのにどうしてこんなことになるのか?
 私の車も、まだ3年目に入ったばかりの新車?で、年末に綿密な2年点検を終えたばかりだ。

 違うのは、ボンネットを開けようなどという気にならなかったことである。

 私は頭から、原因は電子的なものだろうと決めてかかっていた。要するにコンピュータの異常である。そうでない場合でも、自分が手を出せるような原因だとは考えなかった。

 以前にも増して、車はブラックボックス化しており、それはもう、スイッチを入れれば動き出す電化製品、いや、コンピュータになってきている。
 仕事の予定もその後の予定もあったので、とりあえず車はそのままにして、家人の車で職場へ向かう。たまたま車があいていてよかった。
 家にはいられないので、車を引き取ってもらうにしても翌朝になるだろうから、時間の押している仕事が終わってからディーラーに電話した。

 結局、やはり翌朝に引き取ってもらうことになり、夜遅く家に帰ってから改めてエンジンをかけようとしても、かからなかった。
 だが、諦めの悪い私がまたごちゃごちゃやっているうちに、エンジンはかかったのである。
 でもなんか、妙な音がする。それは結局、エアコンを切れば止まったのだが、再度エンジンをかけても同じだ。

 もしかして、何か変なことになっていたら、エンジンを回すのは余計壊すことにつながるかもしれない。
 前の車の話だが、高速道路上で水温が上がりすぎてトラックで運んでもらったとき、少しなら自走できるからと、自力でトラックの荷台に上がったことがある。
 ところが、ディーラーに着くと、タイミングベルト回りに問題があり、下手をするとエンジンをおシャカにするところであったと教えられた。

 またそれ以前の別の時には、ある程度エンジン回転数を高く保っていないと、ものすごく回転がばらついて黒い排気ガスがもくもくと出たことがあった。
 信州を旅行しているときで困ったのだが、回転をあげておけばスムーズなので、そのままだましだまし帰ってくると、エアインテーク系のゴムホースに亀裂が入っていて、適切な混合気が送られていなかったのが原因だった。
 それこそ、ボンネットを開けてカバーを外したりしたら気づいて、ガムテープでも貼っておけば応急処置はできたかもしれない。
 まあしかし、そういうのは後知恵である。自分で対処できるような原因が都合よく見つかるとはふつう思わない。

 青森でエンジンがかからなくなり、車を置いて帰ったときには、ディーラーですらすぐには原因がわからなかった。結局、燃料ポンプの故障だった。
 村上春樹のランチアデルタは、イグニッションコイルからディストリビューターに行くコードが切断されていたそうだ。
 そんな原因だと、素人にできることは何もない。プロにだって、部品がなければどうしようもない。
 ___

 まあともかく、今回も自分でどうこうしようというのは早々に諦めて、車をディーラーに引き取ってもらうことにしていた。
 夜、念のため、エマージェンシーアシスタンスにもう一度電話をかけ、エンジンはかかるようになったみたいなんだけれど、それでも運んでくれるのかと確認すると、「もちろんでございます、もし何かあるといけませんから」ということだった。

 翌朝、引き取りに来た係の人は、一通り話を聞くと、「もしかするとイモビライザーのせいかもしれません。イモビが正規のキーを認識できないと、セルが回ったままエンジンがかからなくなります」と言った。
 イモビライザーというのは、キーと車とで暗号通信を行い、互いを認証したときにだけエンジンに点火する、盗難防止のためのシステムだ。それがおかしくなっているのではないかという。

 この説明はものすごく腑に落ちた。昨夜エンジンがかかった時は、かからなかったキーとは別のキーを使っていた可能性もある。
 ただ、私のイメージでは、イモビでひっかかるとセルも回らないと思っていたのだが、それは誤解だったのだろうか。それに、なんか変な感じがした、あの異音はなんだったのか。

 「イモビライザーの可能性がありますので、キーは2つともお預かりします」ということで、わが愛車はトラックに載せられて運ばれていった。
 ___

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2017.03.29

●多忙な人と暇な人と

 中堅旅行会社「てるみくらぶ」が破産して、世間を騒がせている。

 てるみくらぶは、確か以前、グアムだかサイパンだかにダイビングに行ったときに使ったので、まったく他人ごとというわけではない。
 庶民にとっては、やっぱり安さは正義なのだ。

 さて、今回の破産に関して、面白いニュースをネットで知った。
 いや、面白いというと被害にあったご当人には申し訳ないのだが、何とも興味深いので取り上げさせていただく。

 その男性は、「キューバなど5回分の旅行代金、トータル174万円」をてるみくらぶに払い込み済みだというのだ。

 この話を家人にすると「どうしてそんなに先の旅行の分まで予約してるの?」と心底不思議そうである。

 そうなのだ。
 われわれが旅行に行く場合、次の旅行のためには予約してお金を払っても、その次の旅行を計画するのは、最初の旅行から帰ってきてからというのが通例だ。
 帰ってきてからも、しばらくは次の旅行のことなど具体的には考えないだろう。

 だが確かに、次々と旅行に出かける人がもしいるとすると(たとえば帰ってきてまた2週間とか1か月後に出発なら)、帰ってきてから予約して・・・というよりは、最初の旅行の出発前に予約しておくのがむしろふつうかもしれない。

 私自身はたぶん、同時に2つ以上の旅行予約を抱えているという状態は過去になかったのではないかと思う。
 もしかすると仕事関係で1〜2度くらいはあったかもしれないが、とりあえず記憶にない。

 しかし、忙しいビジネスマンなら、出張の予定が5回ぐらい入っていたとしても、別に不思議ではないだろう。

 件の男性は、そんなに忙しい人なのだろうか。

 もちろん逆なのである。

 おそらくは年金生活者(しかも資産家?)で、暇すぎるから5回もの旅行の計画を立て、予約してしまっているのだ(現金一括で払い込むと1%引きとかいうキャンペーンに踊らされてしまったのかもしれない)。

 そうすると、多忙な人と暇な人とが、どちらも複数の旅行予約を同時に抱える可能性が高いということになって面白い。

 あ、要するに、仕事で忙しいか遊ぶのに忙しいかということで、いずれにしても忙しいのか・・・

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2017.03.25

●配偶者の呼称(その3)

 配偶者の呼称 配偶者の呼称(その2)の続き。

 以前書いた内容を含むが、標題をつけて改めて。

 2017年新春ドラマで、先日終了した「カルテット」(脚本:坂元裕二)では、年上の女性(松たか子)の配偶者のことを、年下の連中(満島ひかり・松田龍平・高橋一生)が「夫さん」と呼んでいた。

 からあげにレモンをかけるかどうか、かけるならどういう作法で、などについて侃々諤々の議論をする登場人物たちが、この呼称についてはだれもひと言の違和感も表明せず、ごくふつうに使っていた。

 こういうのをきっかけに、この奇妙な日本語も定着するのかもしれない。

 でもまだ「妻さん」は聞いたことがない。

 「ご主人」や「旦那さん」は使いにくいが「奥さん(奥様)」はまだ使えるからだろうか。

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2017.03.23

●レヴェナント:蘇えりし者

 単純なストーリーではあるものの、その壮絶さ・凄絶さは見ている者を引き込むのに十分だ。

 サイドストーリーとしてのネイティブ・アメリカンの描き方も、21世紀らしい視点から彩りと深みを添えている。

 「残酷さ」に耐えられる人はぜひ。
 ___

 以下、どうでもいいようなことで恐縮だが、欠点という意味でもっとも気になったことを記す。

 レンズに水滴や血がついているのが写ったり、果てはディカプリオの息で曇ったりしたのには興ざめした。(モデルが存在するとはいえ)ノンフィクションやドキュメンタリーではないのに、こういうのはどうなんだろう。
 ヒグマとの格闘シーンなんかのことを考えれば、CGなりなんなりで処理することはそう難しくないと思うのだが。

 アカデミー賞の撮影賞も取っているんだけれど、そういう「細工」が少ないことが逆に評価されたりしたのだろうか。

(The Revenant, 2015 U.S.A.)

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2017.03.19

●プロフィール?

 髪の毛をカットしてきた後、もみ上げのあたりから少し毛が飛び出している気がしたので、自分で調えていた(超安い散髪屋さんなのである)。

 その際、滅多にやらない合わせ鏡で横から自分を見ていて、もみ上げと耳との間にシワがあるのを見つけてびっくりした。
 家人は年上なのだが、改めて探してもそんなものはない。

 ・・・まあ、ショックだがシワは仕方がない。
 気になったのは、自分の横顔を見ることなんて、ほとんどまったくないということだ。
 他人にしても、思い浮かべるのは基本的に正面からの姿だけである。
 ___

 ところが、バードウォッチングなんかをしていると、鳥は基本的に横から見る。

 いや、自然の中ではどんな角度から見ることができるかわからないのだから、そんなはずはないのだが、イメージとしては横からの姿だし、写真を撮るときもふつうはそれを狙う。
 正面から撮影した鳥の写真というのは、奇を衒ったように見えるし、それを見ても鳥の姿がわからないとすら思ってしまう。

 鳥に限らず、馬でも牛でも象でもキリンでも、基本的には横からの姿がその動物のプロトタイプ(典型的な姿)だ。

 それはなぜなんだろう?

 最初は、人間は両目が揃って前についているために正面からが基本なのかと考えたが、ライオンだってトラだって同じだ。それでもやっぱりプロトタイプは横からである。

 一方で、同じ鳥でも、ペンギンやフクロウは、正面からの姿が基本である。そして、面白いことに、ペンギンの場合、身体は正面でも頭は横向きの写真が好まれているのが、ネットを検索すればわかる。
 フクロウの方は、人間と同じように正面がプロトタイプだ。

 もう一つ、犬や猫は、身体は横を向いていても顔は正面が好まれる。正面だけでも大丈夫だ(おすわりやお手もあるし)。他の動物はその傾向が弱い。ただし、やはり肉食動物は正面からの率が高めで、草食動物は低めだ。

 以上から導いた仮の結論はこうである。

1.投影面積が広い角度がその動物のプロトタイプである。
2.ただし、コミュニケーションを取る意識があるときには正面が好まれる。
3.1と2双方の要請から、高等な動物、特にペットなどは身体は横向き・顔は正面が求められる。

 人間は、横より正面の方が投影面積がはるかに広く、もっともコミュニケーションが密な対象なので、圧倒的に正面なのだ。

 いずれにせよ、自分では自分の正面しか見られない。
 ___

 それにしても、やはり気になる耳の前にシワ・・・

 正面だけでも日々自分の姿を見てげんなりしているのに、横から後ろから上から下から見た私は他にどんな flaw(瑕疵)を抱えているのだろうと思うと、人から見られるのがますますイヤになってしまう。

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2017.03.15

●令状なしのGPS捜査は違法:最高裁が初判断

 標題の通り、

捜査対象者の車などに全地球測位システム(GPS)端末を付けて居場所を把握する捜査の違法性が争われた刑事裁判の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は15日、GPS捜査は強制捜査に当たり、裁判所の令状を取得せずに行った警察の捜査は刑事訴訟法に違反するとの初判断を示した。(mainichi.jp)

 あまりにも当たり前すぎるのだが、そうではないと言い張って違法な捜査を続けてきた警察はどうなるのか。
 まったく誰も責任を取らず、誰も処分されないんだろうなあ・・・

 「判決は裁判官15人の全員一致」(nikkei.com)である。それくらい当然のことなのだ。

 にもかかわらず、過去、大阪地裁・広島地裁福山支部・福井地裁・広島高裁が、令状なしのGPS捜査を適法とする判決を出している(mainichi.jp)。
 この愚かな裁判官たちは、最高裁判事15人全員!が違法とするような判決をなぜ自分が下したのか、胸に手を当てて考えてみてほしい。

 ばかばかしい主張を繰り広げてきた警察や検察、それにありえない判決を出した裁判官たちはひどいけれど、この国の司法システムが機能したことにはほっとしている。

(「どんな判断を下すんだろう?」とか、懐疑的に考えていてすみませんでした>最高裁判事のみなさま。)
 ___

 後記:

 一夜明けて新聞を読むと、最高裁判所は、私なんかが考えているよりよほど厳格な運用を想定していることがわかった。

 正直、「ほんとうに」悪い奴ならどんどん捕まえてほしいので、そのためにはGPS捜査を(もちろん令状を取って)ひろく活用していってもらいたいとすら、私は考えていたのだ。

 だが、最高裁の判決では「仮に、強制捜査として許容するならば、裁判所が出す令状にさまざまな条件をつける必要が生じる」と判示し、3人の裁判官は補足意見で「ごく限られた、極めて重大な犯罪捜査のための、高度な必要性が要求される。その場合でも、令状請求と発布には、極めて慎重な判断が求められる」とまで述べている。(引用はいずれも朝日新聞)

 実際には、令状すら取らずに窃盗犯の交際相手(被疑者ですらない)にまでGPSを取り付けていたのが警察だ。

 この懸隔・・・

 それにあきれはするものの、最高裁判事の補足意見を一方の極とし、これまでの警察による実際の運用をもう一方の極とするならば、私はむしろ、真ん中よりは少しだけ警察側に近い感覚を持っているような気さえする。

 いつの間にか世間?に慣らされて、人権感覚が鈍磨してきているのかもしれない。監視カメラやNシステムへの疑問もどんどんなくなってきている。
 もう一度原理原則に立ち返りつつ、現実も見据えて考えて行きたい。

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●「予定調和」と「期待通り」

 「予定調和」という言葉がけっこう好きらしく、このブログでも何度か使っている。

 ライプニッツのモナド論とは関係なく、「想像通りでつまらない(が、悪くはない)」というほどの意味である。

 先日、(村上春樹風に形容すれば)チャーミングで知的な若い女性とケーキを食べていて、「こういうのって確かにおいしいんだけれど、しょせん、予定調和的な味でどうのこうの」というような話をした。

 先方は、食べる前から期待を膨らませ、実際に食べた味がその期待を裏切らないことに感激している。
 私の「予定調和論」に納得せず、「こういうのって「期待通りで素晴らしい」っていうんですよ」と主張する。

 彼我の差が、そのまま幸不幸の差なんじゃないかと改めて思った。
 ___

 幸福論は、人生を通して常に頭の一画を占めているし、ここでも何度か書いたこともあるので長くは書かないが、たとえば次の2点はやっぱり振り返っておいていいだろう。

1.Happiness is not a standard of life; it is a state of mind.
 (幸福とは生活の水準ではなく、精神の状態である。)
2.幸せの敷居を低くするのが、人生をハッピーに生きるコツなのかも

 1は、Samuel Ullman の有名な、Youth is not a time of life; it is a state of mind.(青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方のことである)のもじりである。
 2は、村上春樹らの『地球のはぐれ方』からの引用だ。
 ___

 年を取ると経験が増え、感受性が摩滅するから幸せも減るという面はある。
 ほとんどのことが過去の焼き直しになり、未経験のことですら想像がついてしまうと(不遜にも)考えるとき、「期待通りで素晴らし」くても、「予定調和」が顔を出す。

 ただ、年齢のことだけではない。
 私にとっては予定調和的なことに対してかなりの幸せを感じていらっしゃる先輩方を、しばしば拝察しているのだ。

 最初に書いた彼女にも、「いや、それはあなたが若いからそう思うんですよ。そのうち年を取って、しかもケーキなんかしょっちゅう食べていると、きっとそんなふうには思わなくなります」などと年上の賢しらを振りかざして言ったりはしないし、そもそも、そういうふうには思っていない。

 彼女だって人間だから、限界効用が逓減していくこともあるだろう。
 でも何より、デキが違うのである。年齢を重ねても、きっと身の回りに悦びや感謝を見いだし続けているに違いない。

 見習わなければ・・・とは思うのだが、まあこういうのって性格みたいなもので、パラダイム(認識の枠組)を転換するのは至難の業である。

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2017.03.08

●鰯の頭も・・・

 私はあらゆる宗教を信じていない。
 いやまあ、人並み以下くらいには神社仏閣を訪れるし、一応は柏手を打ったり手を合わせたりもする。よくある日本人の一人と言ったところか。

 あらゆる超常現象も信じない。
 もちろん、現在の科学で説明できないものがすべて超常現象だというつもりはない。現在は超常現象だと思われているものごとでも、現実に存在していて将来的には超常現象でなくなることもあるだろう。
 それでも、幽霊だとかお化けだとか天国だとか地獄だとかは信じない。その存在をあんまりバカにして祟られたりするのは困るけれど ^^;

 UFOも信じない。
 というより、地球外生命体の乗る宇宙船を信じない。文字通りのUFO(Unidentified Flying Object)なら実際に目撃したことがある。複数で見たので、飛行機やヘリコプターではなく、UFOであることは間違いない。あれは何だったんだろう?
 地球外生命体については、むしろその存在を100%近く確信している。その存在が地球まで飛んでくる科学技術力と、わざわざ地球を目指してくる必然性が信じられないだけだ。

 結局のところ、何かを信じているとすれば科学である。
 現在の科学を盲信しているわけではない。将来的に(どのくらいの将来?)この世の事象のすべてが科学で解明されるとも思わない。それでも、あらゆることを説明するのに科学以上のものは存在しないことは確信している。

 いわば、科学教の信者なのだ。

 しかし、だからこそ、擬似科学・似非科学は好きではない。
 ___

 例によって前置きが長くなった。

 先日、三重県の関宿に出かけた折り、面白い石屋さんがあった。墓石屋さんや庭石屋さんではなく、実用性のないいろんなガラスやら化石やら岩石なんかを売っている店だ。アンモナイトや水晶やアメジストなんかを中心に、とえいば、わかりやすいかと思う。

 木工品や金属の小物、岩石なんかが人並みよりはちょっと好きなので、街道の行き帰りに計2度立ち寄った。
 2度目に入ったとき、店のオーナーだという若者(にしか見えない)といろいろ話すことができた。

 店の来歴やアメジストと水晶を中心に遠慮なく教えてもらっているうち、気になる石?を見つけた。

 単にモノとしてちょっと気に入っただけなのだが、その時に初めて知って教えてもらい、後で調べたところによると、その筋ではけっこう有名な「テラヘルツ鉱石」というものだった。
 結論を言うと、擬似ないし似非科学を利用した詐欺的商法によく使われている商品である。

 だが、それまでの話でオーナーが正直なのはある程度わかっていたので、話を聞いてみた。

 一番有名なのは、テラヘルツ鉱石の上では氷がどんどん融(と)けるという現象で、そのせいであたかも何か大きな効用があるかのようにうたうのが通例だ。実は残念なことに、その石屋さんも例外ではないのだが、「パワーストーン」なんかを扱う店として、ぎりぎり踏み外していない感じであった。
 正体不明の「テラヘルツ鉱石」として売るのではなく、純度の高いケイ素だと(当たり前だが)正直に話し、「氷が溶けるのって要するに比熱が低いからですよね」という私の問いに、「というか、熱伝導率が非常に高いからです」と明快である。
 ちなみに、「テラヘルツ鉱石」が発するという「テラヘルツ波」とは、何のことはない、要するに赤外線だ(ただ、3テラヘルツ以下のものは電波と定義されている。また、およそ400〜800テラヘルツはただの可視光線だ)。

 それでも、「科学的理由はわかりませんが、うちの母親が肩の痛みがあったときに使うと、実際に痛みが取れました。血行が良くなるんでしょうか」とか、「生け花の水に入れておけば花が長もちしました」などという。
 「そういうのはまあ、ある程度実験的事実として確かめられるので、もし本当なら可能性はありますね」という私が、そういう「効能」は抜きにして、モノとしてのそれを気に入っていることにつけ込まれ、「気に入っていらっしゃるなら、まあ、だまされたと思って」と買わせるあたりはさすが代々の商売人である。

 最後に背中を押されたのは、買うことに決めていた水晶のツボ押しと両方買えばいくらか値引きしてくれるということであった。
 われながら情けない。
 ___

 さて、五十肩の影響で、これまで経験したことのない局所的な凝り、錐で刺したような痛み(ただし痛さ自体はそれほどではない)が出ることあった。鍼なんかに通っても、その時は軽快したような気もするが、またぶりかえす。
 その時もその凝りがあったので、それこそ「だまされたと思って」購入し、家に帰るまで肩に載せておいた。ケイ素(シリコン)の固まりだが金属質で、ちょっと肌に貼り付く感じがあり、固定していなくても落ちたりしない。

 それで、凝りが取れたのだ。

 載せていた右肩の凝りが取れて、逆に左の凝りが気になり出すくらいになった。
 まさかの「効能」である。

 想像するしかないのだが、短時間で体温と同じ温度になったシリコンの固まりが、肩からの放熱を抑えていただけのことではないかと思う。汗だって蒸発できない。
 その結果、「血行が良くなった」ということなのだろうか。

 だとすると、もっと熱伝導率のよい物質を肩に置いておけば、もっと「効く」はずである。
 そうしてたどり着いたのが銀であった。鍋の材料としては銅が有名だが、銀の方がやや勝る。ケイ素(シリコン)と比べると銀は2.5倍も高い。

 幸い、銀の価格は金のおよそ1/100である。金やプラチナ(やシリコン)と違って錆びるのが欠点だが、まさか金やプラチナの塊を肩の上に置いておくことはできない(し、同じ大きさのものを買うのに莫大な金額を必要とする。それに、金はともかくプラチナの熱伝導率はかなり低い)。

 というわけで、今日は銀を手に入れた。
 やはりというか当たり前だが、氷を置くとみるみる融ける。確かに、ふだん見慣れない現象で、不思議な感じはする。例の痛みはシリコンのお蔭で?なくなっているので実験することはできないが、これで片方ずつではなく両肩に載せておくことができる。

 そんなものが本当に効くのかどうかはわからない。でも、鰯の頭も信心からと言うし、科学的にはプラセボ効果だって認められているのだ ^^;

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2017.03.01

●ガリレオ式双眼鏡

 屈折望遠鏡には代表的な基本システムが2種類あって、ひとつはケプラー式、もう一つがガリレオ式である(望遠鏡を二つくっつけると双眼鏡になる)。

 簡単に言えば、

 ケプラー式は
対物レンズ(見たいものに向ける大きい方のレンズ)も
接眼レンズ(眼に近づけて覗く小さいレンズ)も   凸レンズ、

 ガリレオ式は
対物レンズが凸レンズ
接眼レンズが凹レンズ
になっている。

 もう一つ、ケプラー式は、そのままだと対象が上下左右逆さま(倒立)に見えるが、ガリレオ式ではふつう(正立)に見える。

 ガリレオ式は倍率を上げるとその2乗に比例して視野が狭くなるため、現在市販されているほとんどの屈折望遠鏡や双眼鏡はケプラー式が基本となっている。
 天体望遠鏡では(私個人は同意できないが)逆になっても問題がないので、星見人たちは星を逆(倒立)像のまま見ている。

 地上望遠鏡や双眼鏡ではそうはいかないので、ふつうはプリズムを鏡代わりに使って正立像に戻すように設計されている。もちろん、実際には凸レンズ2枚などというシンプルなものはなく、たとえば私が愛用する双眼鏡では、片側で10枚の凸凹レンズを組み合わせた複雑な設計になっている。

 現在では、ガリレオ式は安物のオペラグラスくらいにしか使われていない。そんなものを購入するくらいなら、数千円のふつうの双眼鏡を買う方が何十倍何百倍も素晴らしく、たとえ千円以下とかであっても、ガリレオ式の安物オペラグラスを買う意味はない。

 前置きが長くなった。

 そんな中、ガリレオ式双眼鏡で唯一(というか唯二)購入する意味があるのが、笠井トレーディングから発売されているワイドビノ28(Widebino28)と、ビクセンのSG 2.1×42だ。前者が元祖である。

 特徴は、何と言っても視野が広いことと倍率が低いこと。ふつう双眼鏡は8倍前後だが、ワイドビノは2.3倍、SGは2.1倍だ。

 視野の広さを生かして、星空観察用としてごく一部の人たちに人気がある。星座全体が視野にすっぽり収まる双眼鏡は他にない。
 鳥見用としては、渡りの時に遠方のタカを探したりするのに威力を発揮すると思われる。

 ワイドビノ28はずっと以前から気になっていたのだが、いろいろ問題があって購入に至らなかった。何よりも問題なのは、眼鏡をかけたままでは広い視野が得られないこと。それだけでもダメなのに、わざわざ裸眼で覗いても、私の視力では無限遠にピントが合わない可能性が高かった。

 それが、ひょんなことから、昨年の春にモデルチェンジがあり、全面改良されているのを知った。
 眼鏡をかけたまま(実用上)使えないのは相変わらずだが、裸眼でちゃんとピントが合うようになっている。それだけでも素晴らしいのに、レンズの研磨やコートが良くなり、見え方も飛躍的に改善されたと書いてある。

旧製品より格段にコントラスト&シャープネスが向上しています。視野内のカラーバランスも非常にナチュラルで、旧製品に見られた視野着色は全くありません。
「全く」とは、ちょっと信じられないほどの自信だけれど、これはもう買うしかない。

 とはいえ、安い製品なのでそれほど期待していなかった。

 だが、今日届いたのを見ると、想像したより大きく重く、質感も高い。考えてみれば、42mmクラスなのだから、これくらいで当然なのだが、そのあまりの短さに惑わされていたのだ。
 メーカーの宣伝文句もあながち大袈裟ではなく、これだけシンプルな光学系なのに、周辺視野で糸巻き歪曲がある以外はなかなか素晴らしい。

 これは双眼鏡好きなら必ず持っておくべきものだろう。

 これを購入したことで、双眼鏡好きの末席に連なることができたかと思うと、ちょっと嬉しい。

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2017.02.20

◆愚かで危険な言葉遊び

 学習指導要領の改訂案が発表された(2月14日)。

小5の社会では、竹島、北方領土、尖閣諸島が「我が国の固有の領土であることに触れること」と初めて明記。中学地理では竹島と尖閣諸島が日本固有の領土であり、尖閣については「領土問題は存在しないことも扱う」とした。(asahi.com)

 どこがどこの領土かや、小中学生にそれを教え込むことの是非はこの際措く。

 一番問題だと思うのは、中学地理で尖閣諸島について「領土問題は存在しないことも扱う」という点である。

 どうして、たとえば北海道や本州や四国や九州について「領土問題は存在しないこと」を「扱」わないのだろうか。
 それはもちろん、実際に(国家間の)領土問題が存在しないからである。

 ではなぜことさら、領土問題が存在しないはずの尖閣諸島について、中学生に「領土問題は存在しない」と教えなければならないのか。
 それはもちろん、実際には領土問題が存在するからである。

 だからこそ、アメリカのマティス国防長官やトランプ大統領に「米国の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が沖縄県の尖閣諸島に適用される」などとわざわざ発言させ、それを聞いて大喜びしているのだ。

 もしかすると、こういう論理的思考を養成しようという深謀遠慮でもあるのだろうか(ないよね)。

 「日本政府は「領土問題は存在しない」と主張している」と教えるのなら問題ない。だがそれでは、政権の意向を体した学習指導要領にならないので、そうはなっていないだろう。
 ___

 間違いでも嘘でも事実に反していても、言葉遊びのように言い換えれば誤魔化せるとでも考えているかのような病が蔓延している。
 最近では

「(南スーダンに派遣されている自衛隊の業務日誌には)一般的用語として “戦闘” という言葉が使われているが、法的な意味の戦闘行為ではない」(稲田朋美防衛大臣)
「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」(同)

 というような国会答弁が有名だが、日本の行政組織や立法組織はこれまでもずっとそうだった(司法すらそうだと聞く)。

 他の国でどうだったのかは知らないが、近ごろは、post truth とか alternative truth とかいう言葉が世界を席巻している。

 まさか、「優秀な」政治家や官僚を育てるために、小中学校から愚かで危険な言葉遊び(≒詭弁)を教え込もうとしているのではあるまい。

 中学生ともなれば、「領土問題は存在しない」と教えられることの馬鹿らしさに気づく生徒も少なくはないだろう。そんな聡明な生徒たちが、そういう頭の悪い言葉の使い方をしないように導くことこそ、教育の使命である。

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2017.02.11

◆雪の牧ノ戸峠にて

 雪景色で思い出した、昨年末の九州旅行。

 阿蘇を後にして湯布院方面へ向かうべく、やまなみハイウェイを北上していた。日本で5本の指に入るくらいの絶景コースだ。

 心配していた雪はもう大丈夫だろうかと思い始めたころ、最高標高地点の牧ノ戸峠(1333m)を前にして、圧雪路となった。
 車はノーマルタイヤのFF(前輪駆動車)である。

 いったん手前で止まったものの、「すぐ先が峠だし、ここまで雪がなかったんだから、目の前の圧雪路さえやり過ごしてしまえば、またすぐ雪はなくなるだろう」と考えた。
 幸い交通量もごく少ない。

 とりあえず様子を見ようと思って圧雪路に踏み込む。緩い上りだ。20〜30メートル走っていったん停止し、再度発進できるか試してみた。

 無理。何度試みても空しく前輪が空転するばかりである。

 とりあえず諦めて、雪のないところまでバックで戻る。上り坂なのでバックすることはできた。

 うーん、どうしよう。いったん止まると身動きがとれなくなる。ただ、おそらくは、のろのろと進み続ければ行けないことはないだろう。
 だが、峠を越えたところの下りはどの程度の勾配なのか。ここはやっぱり引き返すべきだろうなあ・・・ でも、ものすごく遠回りになるよなあ・・・

 その時、対向車がやってきた。窓から手を出して振り、合図する。ゆっくり走っていたこともあって、気づいて止まってくれた。

 互いに窓を開けて視線が合う。ちょっと違和感はあったが、話しかけてみた。

 「あの、すみません、この先の雪はどんな感じですか」

 相手はきょとんとしている。違和感が確信に変わった。ドライバーは外国人なのだ。おそらくは東南アジア系の。
 たまたま止めた車を運転していたのが外国人・・・という時代になったのである。こんなことは初めてだ。

 まあ、車を止めることもそうないんだけれど、ドライバーに日本語が通じないというのは予想しなかった。
 相手から見れば、止めたのは日本人だと予想できたろう。よく止まってくれたものである。

 気を取り直して、英語に切り替える。幸い通じた。

 この先、雪はどんな感じか、それはどのくらい続くのか。

 「うーん、2kmくらい」

 えっ? 2km??
 すぐそこが峠なので、せいぜい数百メートルだと思っていた。2kmはかなり厳しい。
 逆に聞かれる。この先の道路に雪はないのか。うん、まったくない、安心していい。

 そちらは大丈夫だが、こちらは行けるだろうか。うん、大丈夫だ、ゆっくりいけば(You can go slowly.)。

 半信半疑だった。でも2kmだ。何とかなるかもしれない。

 本当におそるおそる車を進め、結局は何とかなった(5kmくらいに感じたけど)。
 ___

 しかしながら、逆の立場だったらどう答えただろう。
 自分はスタッドレスタイヤを履いたレンタカーで峠をゆっくり越えてきた。その雪道を走れるかと聞く人がいる。

 タイヤはノーマルですか? FF? やめておいた方がいいと思います。もちろんご自由ですが、私なら絶対に行きません。

 実際、途中で後にも先にも進めなくなっている車を目撃した。幸いすでにパトカーが来ていたので、そのままやり過ごした。
 私が無事に走り終えたのは、運がよかったからにすぎない。

 つくづく「引き返す勇気」ということを考えさせられた。こんな時でも臆病なのだ。

 今思えば、よくもまあ、雪道を走るのが初めてかもしれない東南アジア人?のアドバイスに従ったと思う。
 結局は背中を押して欲しかっただけのことなのだが、それにしても。

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2017.02.07

◆え、そんなに?

 「鳥獣関係統計によると、狩猟や農作物の被害防止などの目的で行政の許可のもと行われる有害鳥獣捕獲などで13年度はシカ約50万頭、イノシシ約45万頭が捕獲された」という記事を朝日新聞で読んだ(引用は asahi.com から)。

 私は即座に「この記事はケタを間違えているのではないか」と思った。

 鹿と猪あわせてほとんど100万頭である。

 野生の鹿や猪を、毎年100万頭も「捕獲」できるものだろうか。いったいどこで、だれがそんなに多数の獣を捕まえているのか。

 確かに近年、シカやイノシシが増えすぎる一方、猟師が減って困っているという記事はたびたび目にするようになった。
 でも逆にいえば、その少ない猟師が年間100万頭も捕まえていることになるわけで、1人あたりいったい何頭になるんだろう?
 毎日欠かさず一頭ずつ捕まえるとしても、365頭。そんな人が2740人もいるというのだろうか(あれ? そのくらいならいそうな気もする。捕獲頭数が1/4くらいとして1万人とかなのかな)。

 それにしても、毎年そんなに殺して大丈夫なんだろうか。いや、むしろ増えすぎて困るというのはよく聞くんだけれど、100万頭というのは、日本で1年間に食肉処理されている牛の頭数とそれほど変わらないはずだ。

 記事によると、捕獲された鹿や猪の9割は廃棄されるのだという。食べられるのは1割ほどだそうだ。

 解体・流通・需要と供給など、いろいろ難しいことがあるようなのだが、生命を奪った以上はやはり食べるに如くはないだろう。
 個人的には鹿肉は好みではないが、猪とともにジビエ料理の材料として優れた素材のはずである。

 尊い命を、そして貴重な生物資源をなんとか生かす方法はないものだろうか。

 それにしても年間100万頭・・・

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2017.02.03

◆不適切な話題

 なんか、殺伐とした話題が続いたので、ちょっと違うのを。

 こことしては珍しく、inappropriate というか indecent というか、ちょっと不適切な話題だが、お許しいただければ。
 ___

 迷惑メールをまとめてゴミ箱へ移動しようとしていて、最初のメールの冒頭部分がふと目に入ってしまった。

 Hi, I have a great ass, firm breasts. You will have fun with me...

 "a great ass" の方はまあ、わからないでもない。そういうのが好きな人も多いかもしれない。
 具体的にどういうお尻を指すのかはぴんとこないものの、「立派なお尻」くらいに思っておけば外してはいないだろう。

 もっとひらたく、「大きなお尻」と考えても、文化人類学的には豊穣や多産の象徴であり、そういう体型を好む文化も多い。
 地域によっては、未だに「太っているほど美人だ」という文化もあり、そのために結婚前の女性を無理矢理太らせる習慣なんかが残っていて、健康のためにと、国連がそれをやめさせるキャンペーンを行ったりしている。

 というわけで、"a great ass" の方はともかく、"firm breasts" の方は気になった。直訳すると「固い胸」になる。

 固い胸?

 この言葉から私が連想するのは、鍛え上げた男性ボディビルダーのそれだ。

 しかしながら、迷惑メールの目的は明らかなので、「固い胸」とはすなわち女性の「固い乳房」のはずである。
 固い乳房を好む文化の話は、寡聞にして知らない。

 「もしかすると、firm に私の知らない意味があるのでは?」とも考えたが、いろんな辞書を引いても見当たらない。

 この時点で、職場の若い人たちとこの謎についていろいろ話してみたいなあと思った。
 「固い乳房」を好む文化の問題なのか、それとも firm breasts にまつわる言語の問題なのか。

 とりあえず家人にこの話をすると、いくら文化人類学的に、あるいは言語文化学的に取り上げるとしても、職場でこの話題を出すのは不適切ではないかと注意を受けた。「誤解されたらどうするの?」
 でも、夫婦の話題だけで終わらせるのはあまりにもったいないので、仕方なくこうしてここに記している。

 すみません。

(以下結論を書きます。自分であれこれこの謎に挑戦したい方は、後ほどお読みください。)

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