2018.11.09

●「法定速度」を守っても・・・

 「つまらないことが気になる」ついでに。

 以前からずっと気持ちの悪い思いをしているのが、トラックなどの後ろに貼られた

 「法定速度を守ります

的なステッカーである。

 大型トラックの「法定速度」は、
最高が、高速道路で80km/h・一般道路で60km/h、
最低が、高速道路のみ50km/hだ。

 このステッカーはそれを守ることを宣言している(としか読めない)。

 だが、実際の一般道路の「指定速度」(規制速度)は、最高40km/hや50km/hがほとんどだ。もちろん、20や30だってある。
 「法定速度を守ります」というトラックは、それらを守るつもりはないのだろうか。
 ___

 本来ステッカーが言いたいのは、「法定速度であれ指定速度であれ、決められた速度を守ります」という意味であろう。

 ならばなぜ、ことさら「法定速度」などという不適切な言葉を選び出して使うのだろうか。ごく一般的な「制限速度を守ります」でいいではないか。

 それなのに、これまで「制限速度を守ります」というステッカーを(たぶん)見たことがない。Google で「制限速度を守ります」を画像検索しても、出てくるのは「法定速度を守ります」がほとんどだ。

 中には、「一般道路:法定速度」というタチの悪い?ものまである。これだと、「指定速度(50km/hや30km/hなど)は守らない」としか読めない。
 かと思うと、その上には「制限速度を守ります」と書いてあったりして、もうわけがわからない。

 「法定速度を守ります」というステッカーを見るたびに、なんかこう、「ちょっと格好のいい正式な言葉を使ってみたくて すべってしまった」的な悲哀を感じるのは、やはり私が変だからだろうか。
 ___

(念のため、「法定速度」「指定速度」「規制速度」「制限速度」のいずれの語も道路交通法にはありません。
 第二十二条に「車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない」とあり、前者(指定された速度)が「指定速度」、後者(政令で定めた速度)が「法定速度」です。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

●「目黒 栞」は存在しない

 つまらないことが気になる。

 フジテレビで今秋やっているドラマ「黄昏流星群」で黒木 瞳が演じているヒロインの名前が「目黒 栞」なのだが、ドラマの設定だと、こういう名前の人物は存在しないはずなのだ。

 「栞」の字が人名漢字に入ったのは1990年なので、目黒さんは28歳以下ということになるのだが、ドラマでは50くらいである。
 その年齢に「栞」が本名の人はいない。

 まあ、そんな細かいことを言わなくても、ドラマのプロット・ストーリー自体が「ありえない」の連続なので、いかにも弘兼憲史だなあと あきれるのだが、それでも見ていて面白いのだから逆に大したものなのかもしれない。
 ___

 「栞」の件がちょっと気になって調べると、このドラマの原作は1995年から連載されているらしい。
 だとすると、その時点で「栞」さんが50歳なら、1945年生まれということになり、当用漢字や人名漢字が制定される前である。だから「栞」もあり得たのか・・・と思ったが、原作の名前は「栞」ではなく「誠子」だという。

 であれば、ドラマ制作陣のミスである。「栞」という名前をこの時代のこの世代の人物につけるべきではなかった。

 まあ、こんなつまらないことを気にしている人はほとんどいないんだろうけれど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.11.04

●高圧洗浄機

 ケルヒャーの高圧洗浄機を買った。

 旅行に行く数日前に届いていたのだが、時間がなくて箱を開けないまま放置していた。
 すぐにでも使いたい性分なのに、今日まで待てたのはわれながら成長したと思う。

 午前中、早速玄関先を掃除してみる。
 20年以上、掃き掃除しかしていなかったので、ゴミだかコケだかがタイルに黒く入り込んでいたが、気持ちよく綺麗になった。

20181104img_425420181104img_4260

 午後は洗車をする予定。

 実行できれば2月末以来、8か月以上ぶりということになる。そのわりにはそれほど汚れていないような気がするのは私だけか。

 高圧洗浄機も来たことだし、これからはせめて3か月に1回くらいは洗車したい(が、やっぱり無理だろうなあ)。
 ___

 (後記)

 面倒くさいからやめようかなあと思いながら、せっかくだからやることにした。

 水洗い、洗剤吹きつけ、再度水洗い、拭き上げ。

 結局は拭かないと綺麗にならないので、あんまり時短にはならない。ホイールを拭かず、ワックスはかけないで1時間半。次回は最初の水洗いを省略しようと思う。

 望外の喜びが一つ。

 ふと思いついて、ガレージのシャッターも高圧洗浄すると、かなり綺麗になった。水だけなのに。
 それだけではなく、これまでは、特に閉めるときにキーコーキーコーキーと派手な音を立てていたのが、ほとんどなくなった。「油切れか」くらいに思っていたのだが、折れ目に溜まった土埃などのゴミのせいだったらしい。掃除しようのない隙間のゴミも取れるのはありがたい。

 「どうせすぐ使わなくなってモノが増えただけに終わる」と白い目で見ていた家人も、綺麗になった玄関先と静音化したシャッターには喜んでいた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

●函館旅行ツイート集

 恒例の旅行ツイート集、函館編。

 バイクや車を使わない旅行はいつ以来か思い出せないほどです。

 特に1日目と3日目は旅行荷物をぜんぶ持って公共交通機関と徒歩だけで観光しました。あ、3日目は徒歩だけでした。

 そんな旅行は、ハタチの時のヨーロッパ以来かと思います。目的地までの物理的・精神的距離、荷物の大きさや重さ、期間の長さがぜんぜん違うので比較にはなりませんが、それでもなにか、何十年の時を経て通じるものを感じました。

 tweet には書きませんでしたが、新幹線や飛行機はいつも、人を哲学者にするなあと思います。哲学者というのはおこがましいけれど、少なくとも哲学の徒にはされるような気がします。
 ___

2018/11/01 10:36 久しぶりに電車に乗ると、空いた車内で向かいに座った女性が熱心に化粧をしている。揺られながら器用にマスカラ。もはや特筆すべきことではないのだろうが、個人的にはちょっと珍しい。
2018/11/01 10:40 念のために印刷した飛行機のチケットを忘れた。iPhoneが使えなくなると詰む?
2018/11/01 11:27 無事搭乗できそう。機長が眼鏡をかけている。老眼鏡だろうか。
2018/11/01 11:41 搭乗完了。エンブラエル190。頭が天井につきそう。
2018/11/01 11:45 しまじろう?が席に座っている
2018/11/01 13:43 自宅から3時間で函館空港到着。必要だったのはiPhoneのみ。
2018/11/01 13:44 Japan Air 2123, Cleared to Land Runway 30
2018/11/01 13:46 函館山ロープウェイは運休中とのこと・・・
2018/11/01 14:51 15時には函館山に日が沈みそう
2018/11/01 16:33 16:32ちょうど調べた時刻に日没
2018/11/01 16:57 夜景っぽくなってきた@函館山
2018/11/01 17:05 さすがに手袋はいらないかと思っていたが・・・
2018/11/01 17:24 手が冷え切っている。土産物屋へ退避
2018/11/01 17:33 オフシーズンの平日でこれ
2018/11/01 18:55 観光客の9割近くが中国人、韓国人と日本人が5%ずつという感じ
2018/11/01 18:56 中国人がいなかったら、日本の観光地の多くはすでに壊滅しているのではないだろうか。
2018/11/01 18:58 こういう言い方をすること自体どうかと思うが、今日はマナーの悪い観光客は見なかった。
2018/11/01 19:11 函館市電はどうして微妙に空港まで届いていないのだろう?
2018/11/02 09:23 天気予報は完全に晴れなのに一面の雲。
2018/11/02 09:23 それにしても函館の市電が便利すぎる。
2018/11/02 10:45 「函館どつく」(「つ」は大きい)というのは、「函館ドック」のことらしい。
2018/11/02 10:47 いや、そんなことより、トラピスチヌ修道院はよかった。もちろん中には入れないけれど。
2018/11/02 11:17 五稜郭タワーすごい。今日は津軽半島や下北半島もよく見える
2018/11/02 12:03 「トラピスチヌ」が覚えられず、何のことかと思っていたけれど、「トラピスト」の女性形(Trappistine)だった。現代風だと「トラピスティーヌ」。これなら覚えやすい。
2018/11/02 12:21 紅葉も楽しめる
2018/11/02 12:33 昨夜の函館山が寒く、ホテルの部屋が乾燥していたせいか、喉がちょっとだけ微妙。
2018/11/02 13:54 老舗呉服店はパン教室に
2018/11/02 14:00 函館の坂は、ちょっとサンフランシスコを思わせる@基坂
2018/11/02 14:33 悠然とした飛び方をするカラスが多い@旧イギリス領事館
2018/11/02 14:43 14:40分に函館山に日没@元町
2018/11/02 14:56 あちこちが絵になる
2018/11/02 15:21 iPhoneの電池が残り1%に。一日持たないのは初めて。
2018/11/02 15:22 あ、バスでちょっと充電したのに。念のためにモバイルバッテリーを持ってきてよかった。
2018/11/02 16:35 市電と徒歩でこんな最果ての地にまで来るとは@立待岬
2018/11/02 16:48 事前に行こうかなと考えたところにはすべて行った。こんな珍しいことがあるなんて。
2018/11/02 16:49 カラスはどこへ帰るのだろう?
2018/11/02 17:21 妙なことに日本語まで間違えている、市電の指さし通訳カード。運転士に伝えるのは「やめて」ではなく「とめて」のはず。
2018/11/02 17:34 今回の旅行が決まるのと相前後してやたら函館の情報が入るので妙な縁を感じていたのだが、明治維新・戊辰戦争・箱館戦争150年だからですね。むしろ、そんな年に「サイコロ旅行」で初めての函館に来ることになったのが不思議。
2018/11/02 21:08 トラピスチヌは明日にすべきだったと今ごろ気づく。明日午前中は何をしよう?
2018/11/03 10:10 30年ぶりくらいの競馬場。馬は走っていないのに、他所の馬券を買う人で屋内はそれなりに賑わっている。函館山がきれいに望める
2018/11/03 10:23 新しく小綺麗な建物で、屋外席ですら禁煙。外れ馬券も散っておらず「やさぐれ感」はあまりない。
2018/11/03 10:38 単勝で一枚だけ買ってみた。機械に受け付けてもらえず、係員の世話になる。こんな複雑なマークシートを使いこなしているおっちゃんたちはすごい。
2018/11/03 10:55 単勝1.1倍の大本命が勝利して外れ。それにしても、未勝利馬のレースなのにどうしてみんなこの馬が勝つと知っていたんだろう?
2018/11/03 11:38 津軽海峡ってこんなに狭く見えるのに、ブラキストン線が通り、中央部分は公海だなんて。
2018/11/03 11:40 なぜ函館に熱帯植物園が・・・
2018/11/03 12:25 函館空港着。空港まで歩いてきた最初の人物かもしれない。
2018/11/03 13:15 食事中に出発便遅延のアナウンスが聞こえたのでちょっと緊張して調べたら、5分だけだった。誤差の範囲だ。
2018/11/03 13:49 搭乗完了
2018/11/03 16:05 最後にえらいことに・・・ 大阪モノレールが動かなくなったばかりで、運転再開の見込みが立たず。「誤差」の5分が効いてきたか。熟慮の末、とりあえずバスで新大阪に向かうことにする。吉と出るか。
2018/11/03 16:07 大阪モノレール公式ツイッター、役立たず。
2018/11/03 16:11 大阪モノレール、運転再開したらしい。何のために新大阪くんだりまで。短気は損気か。最低!
2018/11/03 16:22 タクシーも考えたのだが、5000円近くかかりそうなので断念した。2000円くらいなら乗るんだけど ^^; 庶民はつらいよ。
2018/11/03 16:25 大阪モノレール、中央環状線沿いでまったく見なかったけど、ほんとに再開? いずれにせよ、こっちは新御堂が渋滞気味。
2018/11/03 17:02 なんと、家人が乗っているバスに乗り込んで自宅に向かうことに。こんな偶然ある?(特に嬉しいわけではない ^^;)
2018/11/03 17:05 バスが接触事故を起こした・・・
2018/11/03 17:08 バスは悪くないんだけど、いろいろあるなあ。
2018/11/03 17:23 後続のバスに乗車。後続がわりと早く来てよかった。
2018/11/03 18:03 無事帰宅して、ケーキとカフェラテで ほっとひと息
2018/11/03 19:31 一昨日の午前に家を出たのが遠い日のような気がする。かなり濃い経験だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.11.01

●♪はるばる来たぜ函館へ

 逆巻く波も乗り越えず、後を追うひともおらず、大間崎から べた凪の津軽海峡をあっという間に飛び越えたけれど。

 ツイッターを随時更新しますので、よろしければご笑覧ください。
20181101_165517

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.27

◆macOS を Mojave にしてからスリープ中にどんどん電池残量が減る件

 macOS が High Sierra から Mojave にアップグレードできるようになり、しばらく様子を見ていたのだが、致命的なバグは目に入ってこなかったので、まずは万一の時にダメージの少ない方のパソコンで試してみた。

 一週間ほど使ってみて特に不具合もなさそうだったので、仕事が一段落したところで、いつも持ち歩いているパソコンにも入れた。

 これが失敗だった。
 やはりというか、少なくとも最初のアップデートくらいまでは待つべきであった。

 他にも不具合があるかどうか知らないが、私の MacBook の場合、スリープ中にもどんどんバッテリー残量が減ってしまうという現象に遭遇した。

 100%まで充電してスリープさせていたのを翌朝開くと、もう60%まで減っているとかそういう感じだった。
 それが2〜3回続き、おかしいなあ・・・と感じながら、「何か思い違いをしているのかもしれない」と考えていたのだが、ふと思いついて Mojave のせいかと思って検索するとやはり・・・であった。

 きちんとした対処法はなく、SMCをリセットして様子を見るくらいしかできないらしい。

 やってみると、改善はされたような気がする(一晩で100%→90%くらいになった)。

 もし困っていらっしゃる場合は、とりあえず SMCのリセットをお試しください。
 私の場合、リセット後になかなか電源が入らなくて焦ったので、事前にデータのバックアップをお忘れなく。
 ___

 きちんと対処するには、ここに書かれている方法がいいようです。
 上級者の方は自己責任でどうぞ。

 (もちろん、誰でもできる最善の対処は、スリープさせずにその都度シャットダウンすることです。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

◆文部科学省がここまでひどいとは・・・

 文部科学省の愚かさと非道さは、仕事として関わりのある者の間では つとに知られたことだが、これほどまでに凄まじい例は、さすがに初めてかもしれない。

 平成31年度全国学力・学習状況調査 中学校英語「話すこと」調査に向けて(文部科学省)

 上記リンクの pdf を読むと、中学校の先生方の阿鼻叫喚と怨嗟の声が聞こえ、絶望に打ちひしがれる様子が手に取るようにわかる気がする。

 短い通知文で ものすごい作業量を現場に強いる文科省お得意の書類なので、この際、中学校教員になったつもりで、ぜひ一度みなさまにも目を通していただきたい。

 教員の(場合によっては非人間的とさえ言える)長時間労働が問題・有名になっている中、新たにこれだけの業務を押しつけることの意味を、文科省はわかっているのだろうか(反語)。

 また、文教予算が削減されていく中で、100万人が同じ日に「OS : Windows7 以上・HDD: 空き容量 2GB 以上・メモリ: 4GB 以上・USB 空きポート 1 ポート以上)」のパソコンを使えるだけの資源が学校にあるのだろうか(反語)。

 万一あったとしても、今どきの公的機関のパソコンは、勝手にソフトがインストールできないように、また、USBメモリが接続できないようになっているのがふつうだ。
 その壁をクリアするためには、またしても教員の労働に頼らざるをえない。

 無駄な業務ばかり増えて教育や指導の時間が減る、典型的なパターンである。
 ___

 上記に関しては、「パパ教員の戯れ言日記」というブログに、当事者としては抑えた筆致で具体的に書かれている
 心中はこんなものではないだろう。

 幸いというか、その声は文部科学大臣にまで届いたそうなのだが、「来年4月18日(木曜日)」とまで実施が確定している事業を止められるとは考えにくい。

 いや、止めなくても、こんな「学力テスト」をきちんと実施することは不可能だと思うのだが、もし、献身的・奴隷的労働と膨大な予算の上にそれが可能になったとしたら・・・

 それこそが、「無理が通れば道理が引っ込む」教育行政の恐ろしさだと言えるかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.26

◆秋のツクツクボウシ

 今日お昼ごろ、職場でツクツクボウシが鳴くのを聞きました。

 10月も末に近いというのは、個人的にはもっとも遅い記録かもしれません。

 ネットで検索すると、11月に入ってからでも鳴くことがあるようですが。

 たったこれだけの備忘録ですみません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.17

◆♪はるばる行くぜ どこかに〜

 一昨年出かけたアイスランドでもらった、いわゆる「マイル」の期限が切れるという通知が来て、どうせ大したことはないだろうと思いながら調べてみると、訳のわからない「どこかにマイル」というのをやっていて、6000マイルあれば「行き先は選べないが国内どこかに往復できる」という。
(家人と息子はなぜか五千何百マイルだったのでどこにも行けない。まあ、いずれにしても忙しくて行けないんだけれど。)

 出発日時と帰着日時を指定すると、その時間帯に発着する(おそらく)空(す)いた便が候補として4箇所挙がる。そのうちの「どこかに」行けるということらしい。

 どこに行くかは選べない。

 最初やると、確か、東京・福岡・宮崎・但馬みたいな感じだった。いかにもぱっとしない。
(該当地域の方々、申し訳ありません。短期間で空港発着ということを考えると・・・ということです。それに、すべて行ったことがありますし、但馬なら車で行きます)。

 気が弱くて正直な私は、それでも、「上記のどこかに行く」みたいなボタンを押しそうになった。

 ところが、すんでのところで再検索できることに気づいてやってみると、札幌や那覇なんかも出てくることに気づいた。
 何度やっても大丈夫なようなので、録画したテレビドラマを見ながら調子に乗ってやっていると、熊本や長崎や秋田や花巻、出雲なんかも出る。

 しかし、そのうちどこが当たるかわからないので、少なくとも、4つの中に東京や但馬のあるのは避けようと思った。
 せめて、札幌・仙台・熊本・那覇くらいになれば、どれになってもまあ許せそうだ。それでも、すべてに行ったことがあるので、できれば行ったことがないところがいいなあ・・・と思いながらクリックを続ける。

 十数回ではきかないだろう、数十回やってみて、私の指定した日時で出る地名のリストが、おぼろげながらわかってきた。
 諦めて「上記のどこかに行く」みたいなボタンを押す気には、なかなかなれない。

 そうこうするうち、ふと気づいて、出発時刻を遅らせてみることにした。

 なんと!、いままで見たことのなかった、屋久島や隠岐の島が顔を出したではないか!
 函館もある。
(行きたい場所の発着時刻を先に調べておけばよかったんでしょうね、相変わらず愚かです。)

 いずれも行ったことはないし、特に屋久島ならぜひ行ってみたい。

 がんばれば、屋久島・隠岐の島・函館・那覇のゴールデンカルテットが揃うのではないかと思ってしばらく試したが、そううまくはいかない。相変わらず、東京や但馬も邪魔をする。

 結局、屋久島・隠岐の島・函館・花巻になったところで手を打った。「どうか、花巻になりませんように」(すみません、行ったことがあるからだということでお許しください)

 どこに行けるかは後日決まるというので、屋久島と隠岐の島のレンタカーを調べたりしていた。

 が、決まったのは函館だった。
 屋久島や隠岐の島でなかった がっかり感と、花巻じゃなくてよかったという安堵とが ないまぜになった「ちゆうくらゐなりおらが秋」である。
 ___

 函館ならレンタカーの必要もないし、費用も浮くと思って自分を慰めている。
 北海道には何度か行って、そのうち2回は1周に近い感じで移動したのだが、函館のある南西の端っこの方だけは行ったことがない。

 屋久島にはもちろんもっとも行きたかったのだが、ふと、「いや、隠岐の島が一番ではないか」と考えた。

 屋久島や函館には、このままの人生が続くとすればいずれ行くだろう。
 しかし、隠岐の島に、たとえばひとり10万円(往復航空運賃と宿泊代)かけて行くかといえば疑問である。
 「マイル」というのは、まさに隠岐の島などに行くのに使うのが正しい使い方だという気がする(今回は選べなかったけれど)。
 ___

 ともあれ、飛行機で北海道に飛ぶ機会があるとは考えていなかった。まして、函館(一都市)だけ見て帰ってくるような旅行もほとんどしたことがない。

 「マイル」や「ポイント」などというのは好きではないが、ふだんしないことをするきっかけになるのは悪くない気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.14

◆行きすぎたPC?

 標題のPCとは、Political Correctness のことで、日本語では「政治的正しさ」などと訳される。

 そう訳してもぜんぜんわかりやすくならないのだが、要するに、「人種・宗教・性別などの違いによる偏見・差別を含まない、中立的な表現や用語を用いること」(デジタル大辞泉)である。
 ___

 さて、今日は短く。

 Criminal Minds という FBI を題材に取ったドラマを見ていると、"rabies" を字幕で「恐水病」と訳していた。

 恐水病が重要なテーマであるため、それがわからなければ物語が理解できないのだが、その後、話が進まないと、ああ、アレのことか・・・とはなかなか気づけない。

 あまり知られていないと思うのだが、何の病気のことかおわかりだろうか。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.11

◆昨日ではない今日

 ニューヨーク証券取引所の暴落を受けた形で、東京証券取引所の株価も大暴落した。

 一時は何と1000円を超える値下がりで、終値も915円安となった。率にして実に4%である。
 メガバンクの定期預金金利400年分を1日で失ったことになる(年利0.01%では単利でも複利でもほとんど同じだ)

 これがリーマンショックだとか、少なくとも FRB の総裁が何か新しいことを始めたとか日銀総裁が金利をどうかしたとかならまだわからなくもない。

 しかし、アメリカでも日本でも、さらには世界でも、これほどの経済変動を起こすような出来事は何もなかったはずだ。
 前日には少しだがむしろ上がっていたのである。

 国際情勢も政治情勢も経済情勢も金融情勢も何も昨日と変わっていないのに、どうして突然、こんなことが起こるのか。

 昨日と今日で人々のマインドがぜんぜん変わったのか、単に偶発的な売りが別の売りを呼んだのか。

 もちろん、一人一人にとっては昨日と今日が大違いだということもあるだろう。だが、世界レベルで見れば、何もなかったに等しいはずだ。

 いったい、昨日と今日で何が違うというのだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.08

◆せいぜい100km

 快晴と言っていい天気だったので、久しぶりにというべきか(いま調べたら8月22日以来だった)、朝からバイクで遠乗りした。

 目的地を探すのに苦労して、結局何の目論見もなく日本海に出、気になっていたイタリアンで昼食をとり(量が多すぎて値段が高すぎる)、高浜と大飯の原発があるそれぞれの半島の先端まで行ってきた。

 食事と休憩以外、ずっと走っていたが、8月より楽だったのは気温が下がったからだろう。
 外気温が20℃を切ると、ちょっと寒いくらいに感じる。

 走行距離は320km弱。朝出るのが少し遅かったとはいえ、日中ずっと走っていてもその程度だ。

 そりゃそうだろう、平均時速40km(信号や「止まれ」を考えるとそれでもけっこう大変です)でフルタイムの8時間真面目に走り続けて、やっと320kmなのだ。
 食事や休憩だって必要だから、観光らしい観光などしなくても、これで10時間以上かかってしまう。

 早朝に出るとか夜遅くまで走るとかしない限り、この辺が一つの限界なのかもしれない。体力的にもこれ以上走るのはちょっときつい。

 320kmといっても、片道だと160kmになる。道はぜんぜんまっすぐではないし、同じルートを戻ってくるわけでもないので、高速道路を使わないで日帰りで出かけられるのは、せいぜい半径100kmくらいの範囲ということになる。

 そう思って地図を見ると、8月に行った丹後半島がちょうど100km(あの時は行きに高速を使った)、琵琶湖の北端や敦賀もちょうど100kmくらいだ。先日クルマで行った豊岡の出石も100kmである。

 その辺が関の山だということを感覚的によくわかっているらしい。

 意外にも、伊勢や鳴門や赤穂が100kmのちょっと先だが、北に向かう以外だと高速の利用が必須となる。
 琵琶湖だって、少なくとも京都東I.C. までは名神に乗らないと、とても平均時速40kmでは走れない(先日、大津の岩間山に行ったときには20km/h以下で、着いたら日没だった・・・)
 ___

 100km圏より先に足を伸ばすには、高速道路を利用するしかない。

 いや、もちろん、これまでだって使わなかったわけではないのだが、とにかく料金がものすごく高いし(たとえばシンガポールのような特殊な国を除けば世界一高い)、走っている時間が単なる修行となる。特にバイクの場合はそうだ。

 それもこれも我慢して、これからは日帰り100km圏の壁を打破すべく、高速道路をもっと積極的に使おうか。

 でも、通行料とガソリンだけで1万円も使って、そこにどんな素晴らしい目的地があるというのだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.06

◆「白黒やん!」

 自分が高校生だった50年前の写真を、現役の女子高生である孫娘に見せたところ、「白黒やん!」と驚かれたという投稿を新聞で読んだ。

 50年前というのは、ちょうど庶民にカラー写真が普及し始めたころである。このおばあさん(といっても68歳)も、高校を卒業してからはカラー写真が増えたことだろう。

 今はもう、芸術写真でもなければ、白黒写真を見ることはまずなくなった。
 ___

 そう思ってからふと、「新聞も白黒やん!」と気づいた。写真ですら。

 確かに、カラーページは増えた。

 試しに今朝の朝日新聞の紙面を数えてみると、白黒:カラーの比率は、21:15であった。全体の4割ほどがカラーページだということになる。

 とはいっても、15のうち、5ページは全面広告なので、実質的には10ページしかない。他のカラーページも「部分カラー」とでも言うべきものが多く、写真とワンポイント的なところだけがカラーである。

 カラー面なのに、紙面の1/4〜半分を占める広告は白黒というのも案外多い。カラーにすると広告料が跳ね上がるからだろう。
 もちろん、見出しを含め、文字はほぼ全部が黒だ。

 なので、直観的には4割ではなく、あまり〜ほとんどカラーではないという印象を受ける。
 ___

 考えたのは、新聞は将来フルカラーになるのか、ということだった。

 写真の方は(芸術的・趣味的なモノクロームを別にすれば)50年前から急速にカラー化し、40年前にはもうカラーしかないといってもいいような状況になった。

 新聞だってそうなっていいと思うのだが、果たして将来、そうなるだろうか。

 これが2000年なら、おそらく今ごろにはそうなっているだろうと予想されていたと思う。

 だが、今後新聞がフルカラー化される可能性は限りなくゼロに近いのではないか。
 ___

 私はたまたま、恵まれた時期に恵まれた場所に生を受け、少なくとも人生の半分以上は、成長する経済と発展する文明の中に身を置いてきた。

 ところがこの20数年、この国の経済はほとんど成長を止めている。なんと、2017年の名目GDPは、1995年のそれより低いのだ!
 この間、アメリカは3倍以上、韓国は3倍近く、ドイツやフランスでも2倍ほど、中国に至っては十数倍に成長しているというのに。

 それでも文明は発展していくだろう。だがそれは皮肉にも、紙のメディアを時代遅れにするのに寄与している。

 経済的に苦しい国の、時代遅れのメディア・・・

 残念なことに、フルカラーの全国日刊紙を見ることは永遠にないだろうと考えた、生々流転・諸行無常の秋の朝であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.29

■「緊急事態」の多さ

 iPhone 7 Plus の iOS を12にしてから、なぜか Flightradar24 が「お知らせ」を出してくるようになった。それまではまったくなかったのに。

 Flightradar24 とは、その筋では有名な、世界中を飛んでいる飛行機の情報がリアルタイムで見られるアプリケーションである。

 もちろん「お知らせ」は止められるのだが、しばらくは出るにまかせておくことにした。

 すると、驚いたことに、毎日のように数件の Squawks 7700(緊急事態宣言)が出ていることを知った。

 ついさっきも、スペインのマヨルカ島のパルマ空港を飛び立ってイギリス南西部のエクセターに向かっていた飛行機が、緊急事態を宣言して、スペイン本土に少し入ったあたりからパルマ空港に引き返してきていた。

 気づいたときには、あと数分で着陸というところだったので、無事を祈りながら画面を眺めていると、(おそらく)通常通り着陸して滑走を終え、滑走路端近くで速度がゼロになったのを見て安心した。
 ___

 ふつう、航空機に何か異常があったときには、地上の航空施設に連絡をとり、緊急事態の宣言を行うかどうかを機長が決める。
 宣言すれば、他のすべての機に優先して配慮される。

 その時、トランスポンダー(自動応答装置)の数字を 7700 にセットして、周囲に緊急事態であることを知らせることになっている。
 (ちなみに、無線で音声通話ができなくなれば 7600、ハイジャックされたら 7500 にセットする。)

 その緊急事態、7700 が、平均すると毎日2〜3件出ているような感じなのである。

 ものすごい数の飛行機が毎日世界の空を飛んでいることを考えると、多いという気はしないものの、そんなに緊急事態が宣言されているとは知らなかったので、ちょっと驚いた。

 もちろん、これまでに私が把握した 7700 は、すべて無事に(けが人もなく)着陸している(と思う。ニュースになっていないようなので)。

 先日、ニューギニア航空機がミクロネシアで滑走路をオーバーランして珊瑚礁の海に突っ込んでしまった(幸いというか、けが人は一人だけだったらしい)事故があったが、あれが 7700 を出していたかどうかは把握していない(おそらくそんな暇はなかっただろう)。
 ___

 飛行機は、実につまらない理由でフライトをキャンセルしたり引き返したりする。

 あまり飛行機に乗らない私の経験でも、飛んでくるのを待っていた自分の乗るべき飛行機が、いったん出発空港に引き返してしまったためにずいぶん遅れたことがあった
 その原因は、「ドアがきちんと閉まっていないという表示が飛行中に出た」というだけのものであった。
 単なるインジケーターかセンサーの故障で、実際上、何か不具合があったわけではない。それでも、大阪から青森に飛んでくる途中、新潟まで来ていたのに引き返してしまったのだ。飛んでくる方が早いのに。

 でも、そういう場合には別にエマージェンシーを宣言したりはしない。もししていたら、世界中で毎日何百何千という 7700 が流されてしまうだろう。

 では、毎日のように数件流れる 7700 の中身は何なのだろう? さすがの Flightradar24 もそこまでは教えてくれない(と思う。調べたことはない)。

 たとえば双発機の場合、2つあるエンジンの片方が停止すればエマーを宣言することになっている。そういう例が多いのだろうか(念のため、単にエンジンが1つ止まっただけなら、双発機はふつうに飛行を続けて安全に着陸することができます)。
 ___

 いずれにせよ、あらゆる乗り物の中で旅客機がもっとも安全なものの一つであることは、いろんな統計から見て間違いない。

 乗るときは、大船(大飛行機)に乗ったつもりでいたいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.25

■ This is a pen. じゃないけれど・・・

 車の中でNHKラジオの英会話教育番組を聞くともなく聞いていると、

 Chris is a lot smarter than he looks.

と作文させる問題が出て驚いた。

 もとの日本語は正確には覚えていないが、「クリスは見た目よりはるかに賢いよ」みたいなのだった。

 これ以前に、新しく来た同僚に関して

 He looks older than he actually is.(「彼は実際の年齢よりも年上に見えるね」)

というのもあった。

 あ、こう訳すとそれほど問題のないようにも見えるが、"looks older" (「老けて見える」)なんて言ってハラスメントとかにならないのかなあと思っていたところへの

 「クリスは見た目よりはるかに賢いよ」

 だった。

 これはすなわち、「クリスは実際よりはるかにアホ(バカ・マヌケ)に見えるね」ということである。

 まともな人間同士が、「クリスは見た目よりはるかに賢いよ」なんていう会話を交わすだろうか。
 番組のターゲットが学生とかだからいいのかな?
 ___

 英会話を教えるときは、習っている人が実際の場面で使う表現を教えるべきだと思う。

 This is a pen. のような、実際にはほとんど使われない表現から英語を教え始めるのはどうかと思うし(最近はさすがにやっていないのかな)、ましてや、使うことで人格を疑われるような表現を教えるのは、害にしかならない。

 それとも、まともな英語話者の間で

 Chris is a lot smarter than he looks.(「クリスは見た目よりはるかに賢いよ」)

のような表現が日常的に交わされているのだろうか。まさかね。
 ___

 アメリカのサスペンスドラマなんかをよく見るので、そこで出てくる不適切な英語を使ってしまわないかと、たまに気になることがある(実際に使って恥をかいたこともある)。

 英語で話す親しい人などいないわけだから、自分が使うべき英語はそこそこまともなものでなければならないのだが、画面からはたとえば、犯罪者同士でしか使わないような英語がわんさか出てくるのだ。

 それはまあ仕方がないにしても、天下のNHKの英会話教育番組で、

 「クリスは見た目よりはるかに賢いよ」(≒「クリスは実際よりはるかにアホ(バカ・マヌケ)に見えるね」)

というのはやめておいたほうがいいと思うのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.24

■ iOS 12 にアップデートした mineo の iPhone でテザリングを有効にする方法

 SIMフリーの iPhone 7 Plus を使っていますが、iOS 12 にアップデートしてから、テザリングができなくなっていました。

 ネットで検索してもその理由や解決法が見つからなかったので、もしかしたら役に立つかと思い、書いています。

 私の場合、mineo のプロファイルをインストールし直すことで解決しました。

 インストールの仕方は、ここをクリックすると表示されます。

 念のため、「auプラン(Aプラン)」はもともとテザリングできませんのでご注意ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.21

■お掃除革命

 何ごとによらず、きれいにするのは嫌いではないので、家では私が掃除係になっている。
 特に、リビングダイニングのある2階の掃除機がけは、100%私の仕事だ。

 以前にも書いたような気がするが、大昔、腰痛でほとんど立てなくなっていたとき、「ちょっと悪いけど、掃除してくれへん?」と家人に頼んだところ、?快く引き受けてくれた気立てのいい彼女?が発した第一声は、「スイッチどこ?」だった。
 その掃除機を買ってからその日まで、触ったことすらなかったのである。

 そんなわけでというか、まともそうなコードレス スティック掃除機が発売されるようになってから何年間も、買おうか買うまいか迷っていた。
 今あるものが故障でもしなければ次を買わないのが、うちの流儀でもある。

 幸か不幸か、掃除機はいっこうに故障する気配がない。
 でもとうとう、思いきって買ってしまった。モデル末期で値段が極端に下がっていたことが最後に背中を押した。

 結論を書こう。

 スティック掃除機は買うべきである。今からもう一本買い足そうかと思うくらいだ。

 大手家電量販店に行くと実物がずらりと展示してあり、実際に使ってみることもできるので、いろいろ試してみればいい。

 ただ、この際、私がお勧めするのをご紹介するので、よろしければそれをお買いになるのが、面倒がなくていいと思う。

 パナソニックの iT。MC-SBU510J。サイクロン式。

 容器からゴミを捨てたりするのが面倒な方は、紙パック式の MC-PBU510J もある。

 何といってもデザインが素晴らしい。そして、バランスに優れているので、取り回しがものすごく楽である。
 掃除するためにあげる重い腰が、数分の一に軽くなる。掃除し始めてからも、コードのついた重い掃除機を引っ張り回すストレスがない。

 スティック掃除機を買ってから掃除する回数が倍くらいに増えたし、以前の重い掃除機を使うことはほとんどなくなった。
 125ccのスクーターと大型バイクを両方持っている人が、スクーターにばかり乗るようになるのと同じである(一部の人にしかピンとこない比喩ですみません)。

 今のところ唯一の大きな欠点は、1回の充電で掃除できる時間(すなわち面積)が限られていること。
 広くもないわが家のワンフロアをぜんぶ掃除し終わる前に充電が切れてしまう。そしてなんと、充電には3時間もかかる。

 まあしかしこれは、「そんなに掃除ばっかりしないで休憩してね」というメーカーの配慮だと思うことにしている。
 実際、ものの15分ほどだが、真面目に掃除をするとけっこう疲れるものだ。

 あ、もう一つ欠点があった。吸込み口のパワーブラシ?が回ると、ちょっと耳障りな高周波音が大きめだ。ただ、気になるようなら回さない選択肢もある。

 ほとんどまったく同じ新型機(MC-SBU520J/PBU520J)が発売されているので、在庫があるうちに旧型機(MC-SBU510J/MC-PBU510J)を購入なさることをお勧めする。
 いくら子細に調べても違いはただ一つ、吸い取るべきゴミがなくなったときにゴミセンサーの明かりが「消灯する」(旧型)か「青色に変わる」(新型)かの違いだけだ(万一間違っていたらすみません)。

 それで価格は、新型(SBU520J)が60100円、旧型(SBU510J)が32700円(いずれも、今夜のkakaku.comの最安値)。
 ほとんど同じ機械に2倍近く支払う理由はまったくない。

 さあ、在庫がなくならないうちに、MC-SBU510J(もしくはPBU510J)をどうぞ。

(言うまでもなく、私はパナソニックと何の関係もありません。株すら持っていません。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.19

■「アキレスのかかと」

 みなさまは、「アキレスのかかと」が何を意味するか、瞬時に理解できて違和感もないでしょうか。
 ___
 ___

 キリがないし面倒くさいのでなるべく書かないといいながらのたぶん3回目。
 まあ、十数年の歴史で3回ですからほとんど書いてませんよね。

 アメリカのFBIに所属するプロファイラーたちを主人公にしたドラマ、Criminal Minds を見ていると、

 "The child is definitely her achilles heel." という台詞が出てきた。
 「間違いなく、その子どもが彼女のアキレス腱(=弱点)だ」というような意味である。

 その字幕がどうなっていたか。

 全体を正確には記憶していないが、「アキレスのかかとよ」というのは完全に覚えている。まったく同じ表記で、もう一度出てきた。「アキレスのかかとよ」
 (最後の「よ」の是非についてはかつて考察した(笑)ので、興味があればご覧ください。)

 「弱点」を表す比喩としてアキレスを持ち出すなら、もっとも人口に膾炙しているのは間違いなく「アキレス腱」だろう。

 なのになぜ、「アキレスのかかと」なんて訳すのか。文字数だって増えてしまうのに。

 もしかすると私の思い込みなのかもしれないと考え、Google で「"アキレス腱" "弱点”」および「"アキレスの踵" "弱点”」で検索してみた。
 「アキレス腱」は5万500件、「アキレスの踵」は631件だった。
 ちなみに、「アキレスけん」だと3850件で、「アキレスのかかと」では564件。
 (以上いずれも「"弱点”」との and 検索)

 やはり「アキレス腱」と訳すべきなのは間違いない。
 ___

 では、どうして訳者は「アキレスのかかと」なんかにしたんだろう?

 下手をすると意味がわからなくなるし、仮にわかっても、私のように引っかかる人も多いはずだ。文字数だって3文字も増える。仮に「踵」を使っても1文字増えるのだ。

 「アキレスのかかと」の方が字幕として適切だという根拠は、何一つ見つけられないと思う。

 私に想像できる理由は2つしかない。

1.日本語で「弱点」を比喩的に言う場合、「アキレス腱」が非常に頻繁に使われることを訳者は知らなかった。
 そこで、"achilles heel"をそのまま「アキレスのかかと」と直訳した。英和辞書を引けば、"achilles heel"に「唯一の急所、弱点」などの訳語が載っているから。
 まさか、と思うのだが、そうとしか考えられない。

2.「アキレス腱」も「アキレスの踵」も、弱点を表す比喩であることは知っていたが、前者の方がはるかに一般的だということを知らなかった。
 そこで、どちらを採用しようかと考えた際に、「腱」や「踵」の字が読めない人も多いのではないかと気になった。
「アキレスけん」「アキレスのかかと」を比較した結果、後者の方が見てすぐ理解されやすいだろうと思った。

 うーん、やっぱり2なのかなあ。たとえそうでも、不適切の誹りは免れないと思うんだけれど。
 ___

 いずれにせよ、日々目にする山のような誤訳・不適切訳の事例を考えると、根本の問題は、翻訳者の中に日本語のできない人が多すぎる点にあるという気がしてしかたがない。

 これは、英語(外国語)が好きで翻訳の世界に入った人がほとんどであることが主因であろうと推察される。

 だとすると、改善への道のりは遠そうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.12

シチズン、「なおみモデル」の腕時計を発売

 大坂なおみというテニスプレイヤーが活躍しているらしいことは仄聞していたが、まさか全米オープンの決勝に進み、私ですら知っているあのセリーナ・ウィリアムズをストレートで下して優勝するとは、想像していなかった。

 セリーナの反則や暴言・審判の判断、さらには風刺画の是非にまで及んで世間はかまびすしいが、今日になって それより気になることが出てきた。

 シチズン時計が「なおみモデル」の腕時計を発売するという記事が新聞に出ていて、それはまあ別にいいのだが、驚いたのは、「大坂選手」が「9日の全米オープン決勝でも、このモデルを着用していたという」ことだ。

 いくらラケットを持たない方の手だとはいえ、テニスの試合中(しかも世界トップレベル)に腕時計なんかするものだろうか。

 そう疑問を持って画像を検索すると、もちろん「このモデル」かどうかはわからないが、確かに腕時計をしたまま試合に出ていたことは確かなようだ(セリーナ・ウィリアムズも腕時計をしている)。

 私はもちろん、腕時計をする世代であるし、ふだん3つを使い分けている程度には時計好きである。しかし、たとえば職場で椅子に座ると、外して机上に置くのが常だ。
 仕事でなければ、車で出かけるときにはそもそもしないし、旅行にも持っていかなくなった。
 やはり何かと邪魔になるからだ。

 なのに、世界トップレベルの選手がテニスの試合中に腕時計をしている??

 ふつうではちょっと考えられないと思うのだが、これはやはり、スポンサーに配慮した行為、というか、試合中にも着用していることが何かの条件になっていたり金銭的メリットを産んだりしているからだろうか。

 それとも、テニスの試合をする上で、自分の腕時計で時間を把握することが何か重要な意味を持つからなのだろうか。

 おそらくは前者だと思うのだが、うーん、私が大坂なおみ(とかセリーナ・ウィリアムズとかマリア・シャラポワ)だとしたら、試合中の着用はやはり断ると思うんだけれど。

 そんな態度だから一流に(というか二流にも)なれないのかもしれない。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.05

■白馬・八方池

 昨年は行けず、「またいずれ行くつもりでいる」とここに記した白馬の八方池に、もう今年行くことができた。

 「またいずれ」というのは、あっという間に数年経ち、それが20年30年になり、ついには・・・という可能性の高い表現なので、珍しいことだと思う。

 しかも、去年は一人旅だったが、今年は当初家人と2人で、後に息子も行くことになり、結局家族3人で出かけられることになった。
 特に2日目は、人生で何十回もないレベルの充実感があった。

1日目
・日本庭園付きの手打ち蕎麦屋(現地で検索)
・安曇野ワイナリー(家人の希望。ヨーグルトを購入して飲む)
・碌山美術館(家人の希望)
・白馬のペンション(泊)
・近くの鉄板焼きの店で夕食

2日目
・八方池
  ・黒菱第3リフト下まで車で
  ・リフトを乗り継いで八方池山荘へ
  ・急なガレ場の尾根を八方池へ
  ・昼食
  ・戻る
  ・八方池山荘でルリビタキのカラビナを購入
  ・黒菱平に降りて鎌池湿原を散策(ホオアカを撮影)
  ・さらにリフトで下へ
  ・車でペンションへ
・ペンションで夕食(泊)

3日目
・古民家群と棚田の青鬼集落
・親海湿原
  ・姫川源流
・安曇野でイタリアンの昼食(現地で検索)
・道の駅きそむら(本つげの櫛を購入)
・妻籠(車窓観光)
・馬籠(徒歩観光)
・中津川でうどんの夕食
・23時過ぎ帰宅

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.04

■愚者は経験から学ぶ

 ものごころついてから台風はたぶん百回以上経験しているが、ほとんどは「この程度か」といったものであった。

 そのくらいでも、台風が過ぎると道の上にいろんなものが散乱していたりする。
 しかし、瓦屋根が飛ぶなどというのは画面の中だけのことで、台風が危険だとか怖いとかいうのを感じたことはほとんどなかった。

 ただ、今回近畿地方を直撃した台風21号は、これまで経験した台風とは違っていた。
 半世紀以上を生きてきて、これほどの暴風は初めてである。

 家が、震度2くらいのレベルで揺れる。
 6月の大阪府北部地震のために近所の屋根にかけられていたブルーシートが空を飛んでいく。
 木々は折れんばかりに暴れ、電線が縄跳びのように揺れる。
 鳥もなすすべなく、木の枝と同じように飛ばされている。

 「何か飛んできたら・・・」と思いながらも、どこかで たかをくくってそれらを眺めていると、突然、ガーンともバーンともつかない もの凄い音がして、家に何かがぶつかったのがわかった。

 見ると、すぐ横の雨戸が内側に凹んでる。いつも台風の時は、念のためにと雨戸のついている窓はぜんぶ閉めているが、それが役に立ったのは初めてだ。
 もし閉めていなかったら、別の窓から外を眺める家族3人に向かって、近所?の瓦がガラスを突き破って襲いかかってきていただろう。

 風が小やみになってから見ると、雨戸の外のベランダに黒いスレート瓦が数枚、砕けて散らばっていた。
 後記:フェンスも一部折れ曲がっていた。
    葡萄のための竹垣もとどめを刺された。

 家人の実家は、玄関引き戸のガラスが2枚とも割れたという(後記:1枚だった)。
 後記:先日の大地震には耐えた裏のブロック塀が倒壊していた。

 外を見ると、近所で少なくとも3軒の瓦が飛んでいる。
 ___

 もちろん、そんな被害は軽微なものだ。いつものように、画面の中ではさまざまな被害が報道されている。特に関西空港がひどいようだ。

 以前と違って facebook や twitter なんかもあり、友人知人の被害や、報道されないもろもろも知ることができる。
 ___

 「愚者は経験から学ぶ」というが、たとえ半世紀であっても、自分の経験則でものごとを判断するのは確かに愚かなことだ。

 しかし、歴史から学べば賢者だと言えるだろうか。

 今回くらいの台風なら、歴史から学んでいれば十分だったかもしれない。
 だが、知りうる限りの歴史にさえ現れていない事象が、これから起こらないとも限らない。

 いつもそれに怯え、怖れていては、まともに生活ができなくなってしまうだろう。
 それでも、想像力を鍛え、それを駆使して「想定外」を言い訳にしない姿勢がますます大切になりそうだ。
 ___
 ___

 これから台風の影響を受ける地域のみなさまへ

 いくぶん弱くなったとはいえ、これまでの台風とは違います。避けられる被害は受けないよう、十分警戒なさってください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.02

■小人閑居して・・・(その2)

 長い夏休み最後の日、急に思い立って兵庫県の出石にひとりで出かけた。

 出石町だったはずが、いつのまにか豊岡市になっている。まあ、前回行ったときにはすでにそうだったかもしれない。

 出石には数回行ったことがあるが、昨日偶然、日本では珍しい、磁器の産地であることを知った。
 これまで迂闊にも出石と焼き物を結びつけたことがなかった。しかも磁器。私は陶器にはほとんど興味がないが、磁器はちょっとだけ好きである。

 長い休暇を家でだらだら過ごしたまま最終日になったので、天気もよさそうなことだし、出かけてみることにしたのだ。
 朝になっても悩んでいたが、現地で歩き回ることとゲリラ豪雨の可能性とを考えて、バイクではなく車にした。往復6時間。結局、雨には遭わなかった。

 ネットで評判のいい官兵衛というお店で田舎蕎麦と皿そば2枚を食べ(トップ?の近又という店は大行列で諦めた)、(おそらく)すべての窯元を回る。とはいっても、5つほどだ。

 案に相違して好みの磁器は少なかったが(壺や酒器、湯呑みやお皿が多い)、外側が白磁、内側が青磁になっているカップを買った。
 もう一つ、別の窯元のマグカップを買おうかどうしようか迷ったが、また次回ということにした。
 ___

 これを書き始めた動機は、標題である。

 私のような小人が閑居すると、さすがに不善は為さないまでも、暇に任せていろいろ買ってしまう。ふだんはあまりモノを買わないのだが。

 というわけで、休暇中に買ったものをリストにしておこうと思った。

・ルータ用ヒートシンク
・ダマスカス鋼風土佐包丁
・毛抜き
・ハスカップ(果実)のジャム
・パジャマ
・靴下
・スティック掃除機
・ルリビタキのカラビナ
・本つげの櫛
・白青磁のカップ
・トレッキングシューズ(予定)

 うーん、私としては驚くほどの散財である。

 この中でまあ必要なのはパジャマと靴下だけだ。
 あ、トレッキングシューズもか。これはまだ買っていないのだが、白馬の八方池を往復した翌日だったか、ソールが前からべろんと剥がれているのに気づいた。そんなに使ったつもりはないのだが、経年劣化が激しいらしい。

 ふだんあまり買い物をしないものだから、仕方なしに買わされるのはけっこう嬉しかったりもする。典型的なのは車のタイヤだ。
 トレッキングシューズはタイヤほどは高くないので、ちょっと楽しみである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.31

★鳥の体

 (以下、鳥の排泄物や交尾の話が出てきますので、苦手な方はお読みにならないでください。)

 一応はバードウォッチングを趣味にしていて、家で文鳥も飼っているので、鳥についてはたぶん、ふつうの人より少しは詳しいはずだ。

 それでももちろん、知っていることよりは知らないことの方が圧倒的に多い。というより、知らないことは原理的に無限にあるが、知っていることはいくらがんばっても有限である(しかも、がんばってないし)。

 それにしても、こんな基本的なことも知らなかったのか・・・というエピソードを。
 ___

 文鳥をカゴから出すときは、ところかまわずフンをするので、きれい好き?の私は常に警戒を怠らず、大きなストレスになる。
 家人はそんなことはあまり気にしないので、排泄したことに気づかず、その辺にフンが残っていることがある。

 フンと書いたが、液体だけを出すこともあり、それは尿であろうと推測している。
 下痢ということはほとんどないのだが、固形のフンを尿がくるんだ状態で排泄されることが多い。なぜそんなことになるかというと、鳥は総排出口というものを持っており(というか、それしか持っておらず)何もかもそこから出すからである。

 「何もかも」と書いたが、さすがに呼吸は口と鼻で行っていて、呼気はそれらから出している。ただ、鳥には汗腺がないので、要するに、空気以外はぜんぶ総排出口から出すと思ってだいたい間違いない。
 あ、食べたものをいろんな理由から吐き戻したりすることはもちろんある。

 「ぜんぶ」というのはいかにも大ざっぱな話だが、私は鳥類学者でも何でもないのでご容赦願いたい。ここで「ぜんぶ」というのは、便・尿・卵(または精子)である(さすがに、涙や鼻水(もしあれば)は、それぞれ目や鼻から出している)

 これは、消化管の末端である肛門(鳥の場合は総排出口)より手前で、尿管と卵管(または精管)が消化管に合流しているからだ。川のように支流が合流して、海に出るときには河口一つになっているようなものである。

 出てくる場所が同じなので、洗浄前の鶏の卵には、フンがついていることがよくある。卵の中身には基本的にサルモネラ菌はいないが、洗浄後であっても卵殻(カラ)にはまれに付着していることがあるので、生食する際には卵の外側と中身とが触れないように注意することが大事だ。

 そこまではだいたいわかっていた。

 先日急に気になったのは、鳥のオスの生殖器(突起)のことである。これまでそれについて考えたこともなかったし、気にしたこともなかった。

 鳥類は哺乳類と同じように交尾をする。
 私はハト(ドバト)くらいしか見たことはないと思うが、オスがメスの上に乗っかってそれらしき行為をするのは知っていた。

 何も考えていなかったのだが、ふつうに考えれば、そこには当然オスの生殖突起の存在が予想され、それがメスの総排出口に挿入されて交尾が完成するのだということになろう。

 だが、鳥類のオスの生殖突起について自分がまったく何の知識も持っていないことにふと気づいた。それまで、知識がないことすら意識していなかった。
 オスのカブトムシの生殖突起すら実際に目にしたことがあるのに、鳥のそれは、見たことはもちろん、写真や想像によるイメージすらない。

 調べてみると・・・

 なんと、イメージすらなくて当たり前、ほとんどの鳥(どこかに97%と書いてあった)には突起としてのオスの生殖器は存在しないというのである(ダチョウやカモ類にはあるそうだ)
 じゃあ、ハトは何をやっていたのかというと、下のメスががんばって総排出口をなるべく上(結果として横)に向け、オスは上から自分の総排出口をメスのそれにこすり合わせていたのである。

 そしてオスは総排出口から精子を排出し、メスの総排出口に流し込む。
 上に乗っかって、ほんとにそんなことが機能するのだろうか。なんとも不思議な交尾だ。

 鳥の体は、あらゆることが飛ぶために最適化されているとよく言われるが、飛ぶためには生殖突起さえ邪魔だということなのだろうか。
 まあ確かに、人間みたいな感じだと邪魔なのはわかるが、上記のカブトムシ含め、多くの動物では使わないときには外から見えないくらいに格納されていて邪魔にはならないはずなのだが・・・

 邪魔というより、少しでも軽くしたいから生殖突起は不要だということなのか。
 さっきの糞尿混合の話も、大腸や膀胱にためたりしないで、片端から出していくから起こるという面がある。ためると重くなるからそうしないのだ。

 いずれにせよ、「ほとんどの鳥にはオスの生殖突起がない」というのには、かなりびっくりした。

 ほんとに世の中、知らないことだらけである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.24

★ひょんなことから『サラダ記念日』

 高知を旅行中、若い女性と話していて『サラダ記念日』を紹介したくなった。

 俵万智がちょうど彼女たちの年齢のころに編まれた歌集でもある。

 データがどこかに眠っていたよなあ・・・とハードディスク(違った、ソリッドステートドライブ(SSD)だ)の中をあさるも、見つからない。

 仕方ないので、以前購入したエクスパンドブックからデータを引っ張り出して、自分でデータベースを作ることにした。
 一点だけ、目を通しながら手動でやらざるをえない工程があったので、結局全歌を読み直すことになった。

 こんなのあったっけ・・・という歌(数は少ない)から、完全に暗唱できるものまで、懐かしく読み返した。

 ものはついでと、次の日に『かぜのてのひら』、その次の日に『チョコレート革命』も同様にデータベース化した。
 データベースとは言っても、ワンレコードに一首ずつ、それぞれに歌集名と小見出しをタグとしてつけた程度のものである。

 これら2つの歌集も、同じように、全歌おさらいすることになった。
 ___

 俵万智の著作はたくさんあるが、純粋な歌集は5つしかない。

 第1から第3歌集までを一気に検索できるようになったのだから(ちなみに、全1267首に「愛」は72回、「恋」は45回出てきます)この際、第5歌集までぜんぶ作りたくなったが、手元に本もデータもないのでまた後日に回すことにした。

 もし娘がいたら、その年齢にあわせて順番に俵万智の歌集をプレゼントしていくのもいいなあ・・・とちらっと思った。

 まあでも、現実問題としては、子持ち男と不倫されたりシングルマザーになられたりしてもちょっと困るんだけれど。

 娘がいなくてよかった・・・のか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.17

★ひょんなことから よさこい祭り

 祭りは特に好きではないし、何より人ごみが嫌いなのでほとんど行ったことがない。

 それでも、長い人生だし、一度でも行った祭りを・・・と振り返ってみても、ねぶた祭と祇園祭くらいしか思いつかない。
 それぞれ、10年以上、20年以上前のことだと思う。

 ねぶたは、旅程上たまたま青森にいる日にやっているのを知ったので、「わざわざ避けなくてもいいか」くらいの感覚で行ってみた。案に相違して、そのために はるばる出かけてもいいくらいのものだったのには驚いた。
 ミシュランでいうと三つ星である。

 祇園は、仕事仲間に誘われて行った。行こうと思えば毎年でも簡単に行けるのに、その一度しか経験がない。
 暑かったこととともに、今は亡き先達の姿が目蓋に残っている。
 不思議なことに、一緒に行ったはずの方々の姿は浮かんでこない。まさか二人だったということはないと思うのだが。
 ___

 ブログを始めてすぐ、「高知と言えば、よさこい祭り」をお書きになっていた伊与田治彦さんとネット上で知り合いになり(こんなところにお名前を記すのは憚られるのだが、ブログ自体にもお書きになっているのでお許しいただけると思う)、そうなのか、高知と言えば よさこい祭りなんだ、と認識した。

 私にとって、高知と言えば、はりまや橋・坂本龍馬に桂浜、県で考えれば、四万十川・室戸岬・足摺岬・四国カルスト、そして近年は馬路村であった。

 よさこい祭りはもちろん知っていたが、阿波踊りほどには有名でないイメージもあった。
 ___

 今回、ひょんなことから、はじめて よさこい祭りを見る機会が得られた。しかも、かつて踊ったこともある、祭りに詳しい地元の若い女性の案内つきである。
 これほどの僥倖はなかなかあるものではない。

 初心者丸出しの質問をいろいろすることで、よさこい祭りというもののダイナミズムや ありようを少しは理解できた気がする。
 いつものように、ただの観光客として ひとりあの場にいたら、こうはいかなかっただろう。

 いったい高知にはどれくらい人がいて、そのうち何%が踊ればこれほどの規模の祭りになるのかと思ったが、県外から踊りに来ている人も多いというのには かなりびっくりした。祭りというのは地元のものだという固定観念があったからだ。
 いつからそうなっているのか知らないが、今後も盛り上がっていくであろう一つの理由かと思われた。

 県内外から、ひとグループにつき70人や80人という踊り手が、それぞれ独自の派手な衣装を はためかせて次々と踊っているのを見ながら、自分にはない「祭りと踊りのある人生」について、しばし思いをはせることになった。
 ___
 ___

 よさこい祭りに限らず、その節はお世話になり、また、パラレルワールドのような仮想現実のような素晴らしい時間を過ごさせてくれて、ありがとう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018.08.14

★高知ひとり?旅 tweet 集

 例によって旅行中の tweet をまとめてみた。

 いつも以上に過酷な車中泊と、体にタバコの匂いがしみつく安ホテルに辟易したが、いつもとは違って、ここ↓に表れない部分で、「これは現実なのか」と自問するような、不思議で素敵な旅行になった(いえもちろん、浮いた話はありません)。

2018/08/11 7:34 7:30から大音量でラジオ体操@道の駅布施ヶ坂@高知県。幸い起きていたが、おちおち寝ていられない。
2018/08/11 10:24 四国カルスト、濃霧。こんな中でも一切の灯火をつけていない車がいるのにあきれる。
2018/08/11 16:34 ひょんなことから よさこい祭
2018/08/11 19:09 「祭りや踊りのある人生」について、しばし考えこんでしまう。
2018/08/11 23:14 暑すぎて寝られないというか、寝ても熱中症とかの心配が必要な感じ。車中泊で初体験。
2018/08/11 23:17 それでも、人っ子一人おらず、真っ暗であるのをいいことに、パンツ一丁で寝ようとしていると、車が一台やってきて、数人でなんと、花火を始めた。
2018/08/11 23:18 最悪の状況だったが、とりあえずいなくなってほっとする。しかしこれからどうしたものか・・・
2018/08/12 0:30 結局、パンツ一丁で窓を少し開けて寝る羽目に。明日の宿だけはやっと取れた。
2018/08/12 6:38 朝、大雨。
2018/08/12 6:43 ちょっと途方に暮れる感のある雨の早朝、元気づけられるメールを受信、ありがたい。
2018/08/12 10:53 庖丁を買って、ちょっと気分が上向く。
2018/08/12 11:25 本格・本物をうたう蕎麦屋。くわえ煙草で暖簾をだしていたので見送る。
2018/08/12 12:26 Google Maps に「行きたい印」は付けてたけど、こんなに早く来ることになるとは思わなかった@SEA HOUSE
2018/08/12 13:57 おしゃれなレストランでお盆のぼっち飯はちょっと切なかったが、夕飯は一人じゃなくなりそうで嬉しい。
2018/08/12 14:12 刈り取りの終わった田んぼがちらほらとあって驚く。二期作?
2018/08/12 21:07 よさこい祭、踊りもさることながら、「よさこい衣装」の人々がふつうに街中にあふれているのがすごい。コンビニに並んでいたりも。写真を撮れないのが残念。
2018/08/13 7:33 (たぶん高知で一番安い)ホテルでセルフの朝食。これから混んでくる時間帯、1つしかないテーブル席をおじさんが一人で使っているのに驚く。ごくふつうのおとなしそうな人なのだが。「こういうふうに生きられたら楽だろうなあ」と、ちょっと羨ましい。
2018/08/14 8:43 帰宅した翌朝も6時に起きてしまう。これが続けばいいのだが、どうせ続かない。ならばもっとゆっくり寝ていたかった・・・
2018/08/14 14:13 留守中、一度も掃除されていない自宅を掃除中・・・

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018.08.08

★乳児用液体ミルク解禁

 本日8日、乳児用の液体ミルクが解禁された。「厚生労働省が製品の規格基準を定めた改正省令を公布、施行」(朝日新聞)したそうである。

 その裏にどのような検討と手続きがあったのか定かではないが、これまで日本で製造・販売されていなかった製品が省令一本で販売できるようになるというのはおもしろい。そういうことが可能な製品がほかにどれくらいあるのだろう。

 この液体ミルクが話題になりはじめたのは東日本大震災以降だと思うが、「常温で一定期間保存でき、湯で溶かして冷ます必要もない。粉ミルクより使いやすいと海外では広く売られている」(同)のだという。災害時の支援物資としても頼もしい存在だ。
 今まで日本で売られていなかったのは、単なる行政の怠慢なのだろうか。

 解禁されたものの、市販までには一年以上かかかる見通しだそうだ(「ええ? うちの子、それまでに卒乳しちゃうよ・・・」という方は、ぜひ二人目三人目の時に期待してください)

 解禁と同時にとはいかないまでも、なぜもっと早く売り出せるように準備できなかったんだろう。日本乳業協会が規格作りを要望したのは、もう9年も前のことらしいのに。
 こんなことに10年もかかっているようでは、そりゃ世界から取り残されていくよなあ・・・と思ってしまう。モノが乳児用だけに、「念には念を入れて安全を」ということなのかもしれないけれど。
 ___

 息子にミルクを飲ませていたころ、「どうして液体ミルクがないんだろう」なんて思いつきもしなかった。
 紙おむつはすでにあったが、布おむつの時代には使い捨ての紙おむつを思いつかないのと同じだ。

 「必要は発明の母」というが、凡人には何が必要なのかすらわからない。iPhone がなかったときには、だれもそれが必要だとは思わなかったはずである。

 粉ミルクは厄介だ。

 シリコンの乳首や哺乳瓶を洗ってから煮沸消毒しておく。いったん沸騰させた70℃以上のお湯で調乳、さらにそれを40℃程度にさましてから飲ませる。
 温度計を突っ込むわけにもいかないので、手首の内側に出してみて温度を判定し(「あつっ!」)、その後なめとるのがふつうだった。

 そうした作業をしている間、赤ん坊が火のついたように泣き叫んでいることもあるだろう。
 息子は幸い、あまり手のかからない子で助かったけれど。
 ___

 どんな製品が出てくるのかは知らないが、おそらくは煮沸した乳首をネジ蓋に直接取り付けるだけで飲ませられる製品が売り出されるに違いない。適温にするのは電子レンジで自動だ。

 粉ミルクより重くてかさばるのがネックだが、まだかろうじて残っている牛乳配達の業者が宅配すればいい。業界の生き残りにもつながるだろう。
 購入するにしても、紙パックで常温6か月、レトルトや缶なら9〜12か月大丈夫だそうなので、まとめ買いもたやすい。

 となると、問題は価格か。
 少しでも安くなって、減った育児の負担が赤ちゃんへの愛情に転化されることを願う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.07

★『ノジュール』

 『ノジュール』という雑誌がある

 過去に数回見たことがあった・・・ような気がしたが、書店売りはしておらず、直販だけだというので勘違いかもしれない。
 ただ、バックナンバーならネット書店等でも手軽に買えるようだ。

 その雑誌が今月号で「楽して愉しむ百名山」という特集をやっているのを知ったので、ちょっと食指が動いた。

 いや、そもそも、百名山を追いかけること自体が、心ある方々から冷ややかな目で見られているのも承知しているし、ましてや、自分で頂上まで登りもしないで「楽して愉しむ」などもっての外だというご意見には十分首肯できる。

 それでもなお、私のような運動不足でぐうたらな男が、現実に心を動かされてしまうのはどうしようもない。

 そういう人物が少なくないからこそ、こういう特集が成立するのだろう。
 ___

 さて、これを書きたいと思った動機は、「ノジュール」を "Nos Jours" だとこれまで勝手に思っていたのに、違っていたことである。
 "Nos Jours" だと、フランス語で「私たちの日々」みたいな意味、英語で言えば "Our Days" だ。

 年を取って余裕ができ、日々を前向きに愉しむ人々のための雑誌として、悪くないネーミングだと思っていた。版元も “50代からの旅と暮らしの情報誌” をうたっている。

 ところが、今回の件で、実は "Nodule" だということを知った。「団塊」である・・・

 いやいや・・・
 日本語で『団塊』などというタイトルの雑誌があったとして、誰が買いたいと思うだろうか。

 まあ、他の多くのこの種の雑誌と同じように、確かに団塊の世代をターゲットにしているのだろう。
 だが今や、彼(女)らは「アラ古稀」なのである。1948年生まれが今年70歳だ。

 “50代からの旅と暮らしの情報誌” が「団塊」を名乗るのは、ぜひやめてほしい。

 この手の雑誌のタイトルはフランス語が多いし、そろそろ、 "Nos Jours" に変えてはいかがだろうか。どうせ表紙の題字はカタカナだ。

 「ノジュール」のロゴも気に入らないので、この際あわせてリニューアルしてくれれば、購読を考えないでもない(上から目線ですみません)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.05

★村上RADIO ~RUN&SONGS~

 村上春樹が初めてラジオに出演するというので、Mac で聴いたり録音したりできるのかを調べると、あっさりできたことに驚いた。

 それにしても、ラジオ初出演というのがすごすぎる。私ですら出たことがあるのに。
 テレビにはまだ出たことがないのだろうか。

 村上春樹の声は英語でスピーチしているときにしか聞いたことがなかったので、こんな話し方をするのかと、最初は違和感があった。
 しかし、聞いているうちにその声に慣れてしまって、もう村上春樹にしか聞こえなくなってきた。

 脳というのは単純だ。すぐに説得されてしまう。
 ___

 ラジオ録音を調べる過程で、Mac の画面をムービーとして録画できることも知って驚いた。まあ、常識に属することを知らなかっただけかもしれない。

 「やりたいこと」があれば、Mac でけっこういろんなことができる。iPhone でもそうだろう。
 それほどやりたいことがないのが一番の問題かもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.02

★今浦島(その2)──落日

 まだぜんぜん慣れない。日本が「世界一」でないことに。

 「第2四半期の世界スマホ出荷台数、アップルが3位に転落」(CNET Japan)という記事を見た。

 2位だったアップルが3位に転落したのが記事の眼目らしいが、そんなことより、ランキングの中に日本メーカーが一つもないことが当たり前になっているのに驚く。ずっと前からこうなんですか?

 載っていたのは5位までだが、1位から順に、サムスン(韓)・ファーウェイ(中)・アップル(米)・シャオミー(中)・OPPO(中)。4位と5位は恥ずかしながら聞いたこともない。
(調べると、2016年実績ですでに、14位まで!に日本メーカーは一つも見当たらなかった。20位までに入っているのかどうかはわからない。)

 韓国と中国の台頭が目立つが、3位のアップルだって製造は中国だし、どうもサムスンすら落ち目らしく、そのうち中国が席巻するだろう。これが四半世紀前なら、5位まで日本が独占していてもおかしくはなかったはずだ。
 ___

 自動車は今のところ、まだ面目を保っている。

 だが、間違いなく次世代の中心となる電気自動車においては、トヨタ・日産・ホンダなど日本メーカー各社が「中国メーカーからは、引き離されている感が否めない」(朝日新聞2017.11.18)というのだ。自動車で中国に引き離されている・・・

 その後少しは追いついたのだろうか。

 次の四半世紀後には、スマートフォンと同様に、自動車の出荷台数ランキングからも日本メーカーが消えかねない。
 ___

 「風の前の塵に同じ」というような儚い一生の中で、一国の ──しかも祖国の── 隆盛と没落を経験することになるのだろうか。

 メディアを通して入ってくる情報を除けば、まだまだそれほどの実感はない。だが確実に、しかもおそらく加速度的に、日は沈んで行きつつある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«●今浦島