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2005.02.27

◆梅には目もくれないで

 大阪空港へファイナルアプローチする飛行機がひっきりなしに低空で通過する大阪城公園。地上にはホームレスのテント群。そして、梅見に向かう善男善女?たち。

 そんな中、飛行機にも梅にも目もくれない異様な集団(でも、いい人ばかりです)がいる。全員が胸元に双眼鏡をぶら下げ、三脚付きの望遠鏡を抱えた人も数多い。相変わらず、老人会と見紛うばかりの年齢構成。今日の最年少はおそらく私だ(あ、違うな。30代もいたか・・・後記)

 知る人は多くないかもしれないが、大阪城公園は「世界的に有名」と言ってもいいぐらいの、バードウォッチングの名所である。現に、日本に留学する際に「大阪城公園があるから」という理由で大阪の大学を選んだヨーロッパ人がいると聞いた。

 もっとも、これは大阪に緑が少ないことの裏返しでもある。春と秋の渡りの際、中継地として好適な場所が少ないために、ここに集中的に野鳥が来るのだ。今は渡りの季節ではないので珍しい鳥は見られないが、それでも、イカルやアオジやルリビタキにヤマガラ、トラツグミやイソヒヨドリ(♀)、そしてウグイスなど36種の野鳥が目を楽しませてくれた。

 ・・・素人の私が言うのも何だが、エコロジカルで健康的な、21世紀にうってつけの趣味だ。バードウォッチャーの数がもっと増えればいいのにと思う。

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2005.02.24

◆ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

 出演:ケビン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット・・・
 製作:アラン・パーカー、ニコラス・ケイジ

 娯楽サスペンスとしても家族の物語としてもメッセージムービーとしても大傑作。

 死刑にはもちろん反対だ。私の場合、その理由はただ一つ、冤罪の可能性を否定することは誰にもできないからである。

The Life of David Gale, 2003 U.S.A.)

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2005.02.22

◆医療費の負担

 息子が熱を出した。朝は37.3度、夕方は38.3度に上がった。風邪かインフルエンザだろう。だいたいは放っておく主義なのだが、ちょっと気になって近所の医者に電話してみた。受付は7時までだという。その時点で7時10分だった。それから行くと、7時半になる。無理に頼んで診てもらうこともないかと、翌朝まで様子を見ることに決めた。

 風呂に入る前に、軽い気持ちでもう一度熱を計らせることにした。体温計を腋下に挟んでやって、家人に後を託して風呂に入る。湯船に入ってしばらくすると、熱が39.2度だと報告された。

 ちょっと考えて、すぐ風呂から出て夜間の急病診療所に連れて行くことにした。こんなことなら、風呂に入るんじゃなかった。3分待てば済むことだったのに(笑)

 診療所には、子どもを連れた不安そうな親たちがいた。それほど混んでないのが幸いだ。医者は文字通り「若い女の子」だった。だが、不思議と不安は感じない。まあ、そもそも、医者に診せる予定がなかった程度の病気だし。

 診断はB型インフルエンザ。つい数年前までは簡単には確定診断できなかった病気だ。今は検査キットを使ってすぐに診断がつく。同様に、つい数年前から保険適用になった、抗インフルエンザ薬もある。ウィルス性の風邪に効く薬はないという常識も今は昔、医学も少しは進歩するのだ。

 数年前に同じ診療所を訪れたときは、違う医者に、インフルエンザ脳症を引き起こす副作用で問題となっていた解熱剤を処方された。信頼の置けそうなベテランの医者だっただけに、落胆も大きかった。私でも新聞記事で知っているようなことを、その医者は知らなかったのだ。
 今回はさすがに、副作用の心配が少ないとされる解熱剤だった。「若い女の子」の方が知識があるじゃないか。まあ、あれから何年か経っていて、知識も普及したんだろうけど。

 問題は医療費だ。要するに5千円。なんでも、夜間診療は割高らしいのだが、それにしても、である。うちは共働きだし息子一人だからいいが、3人の子どもが次々にインフルエンザにかかったりしたら(感染症だからよくそういうことが起こる)、1万5千円である。

 まるで、金持ち以外は医者にかかるなと言わんばかりの金額だ。

 医療費の負担が恐くて、本来医者に行くべきなのにそれを避けてる人たちはどのぐらいいるのだろう。今のところ人ごととはいえ、医療費の高さには真剣に腹が立ってくる。本来、教育や医療は無償でいいのだ。いや、むしろ、無償でなければならない。無償だったら濫用されるというのなら、せめて今の1/3程度までには下げる必要がある。

 保険適用されるような標準的医療を受けるのをためらわせるような金銭負担を強いる医療行政を許してはいけない。

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2005.02.21

◆トラットリアの閉店

 いつものトラットリア(イタリア料理店)が閉店する。ちょうど今ごろ、ラストオーダーだろうか。なじんできた店内をカメラに収め、あの店での最後の夕食をすませてきた。だが、感傷的になっているのは私だけであったようだ。

 わたしがたまに行く店は、つぎつぎとつぶれてきた。ほんのいくつかの例外を除いては、原因は一言、「集客力不足」に尽きる。
 もちろん、つぶれずに繁盛している店も多い。だが、両者には紙一重の差しかない。いや、つぶれた店の方がよかったと思える例もある。何が明暗を分けるのか。確かなのは、簡単にはわからないということだけだ。

 今日閉店するトラットリアは、「たまに」ではなく「しょっちゅう」私が行く唯一のレストランだ。さすがにつぶれたりはしない。いわゆる発展的解消をして、広さが数倍もありそうな新しい店へと移転するのだ。

 思えば、なじみの店が移転して大きくなるなんて、たぶん初めてのことだろう。ほとんどの店は、同じ場所で営々と客に料理を提供し続けている。私にはとても真似のできないその営為に敬意を表さずにはいられない。

 さて、いつものトラットリアは、新しい場所で今まで以上に繁盛するだろうか。
 店は広くなる。外観はオシャレだ。内装は綺麗になる。大きなガラス窓が開放感を感じさせる。新しく、女性スタッフがフロアを担当する。

 しかしながら、未来に夢を描くより過去に浸って感傷的になりやすい私は、あの店の今後がどうもうまく思い描けない。

 現在の、男3人が切り盛りする店。間口が狭く、いわゆるウナギの寝床である。何となく暗い。
 駐車場の台数が少なく店から遠い。しかも場所がころころ変わる。
 コートをかける場所すら碌になく、移動するにはカウンターに腰かけた客の後ろをカニ歩きしなければならない。トイレの扉の幅は最小限で、プロ野球選手だったら入れないのではないかといらぬ心配をしてしまう。4人がけテーブルの横幅は1メートル。
 愛想がいいわけでもなく、値段が安いわけでもない。それでいて、味がとびきり素晴らしいとは、たぶん言えない。

            (許せ、マスター)

 だがなぜか、決まったように足が向くのだ。理由はたぶん、一言でいえば居心地の良さだろう。しかしそれは、ほどほどの愛想や狭さによるところも大きいのだ。

 以前から、通うのがワクワクするような看板娘を置いて欲しいとひそかに思ってきた。

 だが、もしかして今度、事実そうなったとき、陽光差し込む明るい店内で愛想良く「銀のお盆を抱えて『いらっしゃいませー』」と微笑む「まっすぐな脚の娘」(ほとんど誰にもわからないよな、この引用の意味・・・)は、あの居心地を破壊してしまわないだろうか。
 立地は、外観は、内装は、新しい客層は、そして一新されるランチメニューは・・・

 おそらく1か月後には、すべて杞憂に終わっていることだろう。

 今回の一件で改めて確認できたのは、保守的で感傷的で後ろ向きな自分の性向だという、あまり嬉しくない事実だけかもしれない。

 そうこうしているうちに閉店時間だ。ともかく一度、幕は下りる。

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2005.02.20

◆望外のベニマシコ

 また探鳥会に出かけた。大阪兵庫の府県境、妙見山の沢筋を登る。

 ホオジロ、ジョウビタキ、ルリビタキ、コゲラなど。
 いるとも思っておらず、したがって期待もしていなかったベニマシコを見られたのは収穫だった。

 解散後、引き返す人々と別れ、妙見山上へ。カヤクグリ、ヒガラ、ヤマガラ。初めてリフトとケーブルカーを利用した。

 気温氷点下の山上に、日本人のおじいさんと、イギリス人とおぼしき初老と中年の女性の3人組がいた。おじいさんは日本語しか、女性二人は英語しか話せないように見えた。不思議な組み合わせだった。

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2005.02.17

◆双眼鏡は8倍以下を

 双眼鏡ほど粗悪品が氾濫している商品も珍しい。まったくといっていいほど使い物にならない機種が、大手販売店やスーパーなどで堂々と売られているのだ。
 断言してもいいが、そういうものを買わされると、すぐ双眼鏡そのものに見切りをつけてしまい、楽しさを味わえずに終わってしまう。いくら安くても、お金を捨てたのと同様である。

 50倍だ100倍だという、双眼鏡としてはありえないようなスペックのものがゴロゴロしている。暗さと手振れと視界の狭さとで、何を見るのにも適していない。
 店頭で覗くと、歴然と光軸がズレているものさえある。5秒覗くとクラクラしてきて、もうすこしがんばると頭痛がする。

 難しいことはいろいろあるだろうが、一言で言って、

 8倍以下の固定倍率ものを

 買うというのがまず基本だ。対物レンズの口径(大きい方のレンズの大きさ)は大きいに越したことはないが、これは重量や携行性との兼ね合いもある。

 値段でいうと、実売で2万円程度出せば、そこそこ使える(贅沢を言わなければ20年ほど楽しめる)ものが買える。1万円台後半でもいい。3万8千円出せれば、一生ものが買える。
 間違っても、7千円以下のものを買ってはいけない。

 最悪なのは、新聞広告の通販で「20倍〜100倍ズーム双眼鏡」とかを買うことだ。これを買うと、「ほとんど何も見えない」と言っても過言ではない。作っていること自体が信じられないような商品だ。

 バードウォッチングだと8倍が定番。コンサートや野球・サッカー観戦等にもちょうどいい。防振でない手持ちの双眼鏡では10倍を越えるものは買わない方がいい(そもそも、まともなメーカならほとんど作っていない)。
 美術館や博物館なら、4倍〜6倍ぐらいが使いやすい。肉眼では気づかなかった作品の魅力がさまざまに引き出せるに違いない。
 汎用性を求めるならば、やはり8倍。7倍というのもある。3mぐらいからピントがあうものであれば、屋内でも十分使える。

 「予算と使用目的はコレ。結局何を買えばええねん?」という方は、コメントかメール下さい(私の知識なんて最低限ですが)。ニコンのウェブサイトにある双眼鏡の解説も参考になります(2009.4.21リンク更新しました)。

(とはいっても、双眼鏡を買いたい人なんて、ほとんどいないんだろうなあ・・・)

 後記:それでも双眼鏡を買いたいという奇特な方のために?お勧めの双眼鏡というエントリを書きました(2009.2.28)。
 そちらをご覧いただければ幸いです。keiさん、ありがとうございました。

 さらに後記:「●買って後悔しない双眼鏡」(2013年3月31日)というエントリを作りました。あわせてお読みくだされば幸いです。

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2005.02.15

◆感情のスイッチ

 望遠鏡・双眼鏡の類が家に7つある(と思う)。

 さるウェブページによると、10個を越えると病気の入り口なのだそうで、まだしばらくは健康な状態が続きそうだ。

 だが、久しぶりに探鳥会に出て、ヒトの持ってる器材を見ていると、ひさびさに「レンズもの症候群」にかかってしまった。ただし、今回は軽そうだ。
 たぶん買わないと思うが、気になり出すと興味が出るもので、ネットをあちこち彷徨っては、望遠鏡や双眼鏡の情報を集めてしまった。

 レンズものへの興味を失っているうちに(いや、使うのはけっこう使っています、いろんな製品が出ている。待っているときはなかなか新製品が発売されないものなのだが。

 探鳥会の際に、やたら口径の大きい立派な望遠鏡を持っていらっしゃる方がいた。どう見ても、ニコンのフィールドスコープだ。だが、私の知識では、こんな機種は存在しない。思いあまって持ち主にお聞きすると、なんと82ミリである。

 わお、欲しいかも。

 でも、口径が大きすぎてバランスが悪く見え、デザイン的に納得できない気もした。たぶん、見慣れればあれでいいんだろうけど。
 「こんなのが発売されたんですか!?」とうかがうと、
 「もう1年以上になりますよ」と、きょとんとなさった感じのお返事をいただいた。
 そうなのだ。
 ある程度興味を持って新製品を追いかけていると、1年前というのは大昔という感じがする。1年前に発売されたパソコンで、今も現役で発売中のものがあるだろうか?

 デジカメを除くと、レンズものは売れないので商品サイクルが長い。とはいえ、1年前に発売された製品に驚いているようでは、望遠鏡や双眼鏡を語る資格がない(そんなものなくてもいいんだけど)

 ともあれ、ニコンの双眼鏡、HGシリーズが新ラインナップになっているのにはちょっとクラクラ来た。鳴り物入りで登場したグレードだが、これまで、最上級機種たる42ミリの評判が今ひとつ芳しくなかったのだ。
 そのせいもあって、この前に「双眼鏡症候群」にかかったときには、HGの20ミリを購入した。こいつは小さくて軽く、それでいて質感も使い勝手も抜群で、重宝している。今でもいい買い物だったと思う。
 今度こそ、32ミリも42ミリもよくなったに違いない。なにせ、ニコンの新フラッグシップの2代目なのだ。威信をかけてあらゆるネガをつぶしたと信じたい。

 どうせなら42ミリだよなあ・・・。だとすると15万円。
 82ミリのフィールドスコープも、ボディだけで15万円。

 買えばたぶん一生使えるだろうから、決して高い買い物ではないんだけど、やっぱり買わないだろうなあ・・・ だからオレは病気になれないんだよなあ・・・

 それでも、たまにこうやって感情のスイッチが入るのはおもしろい。俄然、その世界にのめりこんでしまう。

 なんだかちょっと、恋に似ている。長続きしないところも・・・

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2005.02.12

◆まぼろしのアオバト

 1年ぶりに、大阪の万博公園で開かれた探鳥会に参加してきた。小一日のたのた歩くと疲れ果てる。特に、腰に来るのがつらい。お昼は芝生の上に寝っ転がって体操をしたりする。

 しかし、例によって、参加者のほとんどが私より年上。平均でも、私より20歳ぐらいは年長だと思われる。第一線の方々は70代とおぼしい。
 私がこのままの生活を続けていけば、20年後、さらに、70代になってからならなおさら、体力的に今日のようなバードウォッチングができるとは思えない。
 本人は青年のつもりなのだが、そろそろ押しも押されもせぬ中年、生活習慣を見直して体力作りを考えねばと思うようになった。万一?それが実行できたら、今日の一番大きな収穫はそれか。

 他の収穫としては、カワセミがじっくり見られたのがよかった。アカハラはたぶん、初めて見た。ダイサギとチュウサギが区別できるようになった。他に、シメアオジなど、自分の目で見たのが30余種、探鳥会としては40余種。

 万博公園では定番となっているはずなのに、いつも振られてばかりなのがアオバト。今日は初めて、4〜5羽が群れで飛翔するのを見た。いつも公園の外周をサークリングしているような形で飛んでいるらしい。飛んでいるときの姿がイラストに描いたようなハヤブサを思わせるので、キジバトやドバトとは違うのがわかる。何といっても、黄緑色に輝くその色が魅力なのだが、今回は曇天の逆光の中、右旋回した瞬間にかろうじてその色が確認できた程度だった。

 見たには見たが、アオバトはやまりまだ、まぼろしのままである。

 そうそう、若くて美しい、といってよい女性がお一人で参加していた。お昼には帰られたようだが、今日で懲りずにこれからも参加なさることを祈る。
 まあ、私は20年(240回?)の歴史の中で3〜4回しか参加していないので、もうお会いできないかもしれない。こちらも、まぼろし、で終わりそうである ^^;

※コメントに書きましたが、以前六甲山で見た「謎の美しい鳥」は、ソウシチョウらしいことがわかりました。

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2005.02.09

◆著作権を無視したくなる瞬間

 ココログを綴るにあたって、著作権の保護には配慮している。所詮、インターネットという無法地帯におけるミニコミにも達しないような写真と作文サイト、著作権なんて少々無視しても大した影響があるわけではないんだろうけれど、それができない。

 そうそう、今朝、通勤途上で、前を歩いていた男がポケットから何やら落として慌て気味にその行方を捜していると思ったら、当人は、それがゴミであることを確認すると、拾わずに行ってしまった。私には真似のできない芸当だ。

 わが清廉潔白を自慢したいのではない。たぶん、自分かわいさの小心から来ている性癖だ。それはともかく・・・

 著作権を無視して丸ごと引用し、そのままエントリにしたいニュースがあった。それだけでショートコントになっているのだ。だがしかたない。全文引用はできないので、以下のようにまとめよう。私が自分で書いた文章の方が長いよな、うん。

 見出しは「「うまい米食べたい」 コシヒカリ万引き容疑で農家起訴」(asahi.com)

 コシヒカリ農家がスーパーでコシヒカリを万引きしたとして、《中略》容疑者(63)を窃盗罪で起訴した。《中略》容疑者は「自分で作った米はまずい」などと供述しているという。
《中略》容疑者は自前の田畑や精米所を持ち、コシヒカリを生産、販売していた。動機について「自分の作った米はまずい。たまには県外産のうまい米を食べてみたかった」と話しているという。
 捜査幹部は「自分でうまい米を作ればいいのに」と話していた。

 それにしても「農家を起訴」って・・・ 会社じゃないんだから「農家」は起訴できないんですが。

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2005.02.07

◆私でもシャラポワ

 滅多に街にも出ず、テレビもあまり見ずに隠遁生活を送っていても、マリア・シャラポワの話題は、閉ざした耳目をこじ開けて入ってくる。私にとっての「ヨン様」と同じだ。おそらくは、似たようなブームだということだろう。

 「スタイルがよくて可愛いテニス選手」としてほんの数週間前に私に認知された彼女が、何だかよくわからないが日本で行われたメジャーなテニス大会で優勝してしまったらしい。それも、決勝でダベンポートを破って、というのだから、できすぎである。
 ダベンポートといえば、私でもその名声を知っているのだ。一流テニス選手で今すぐ名前が思い浮かぶのは、他には悪童マッケンローぐらいだというのに(古いですよね)。

 新聞を読むと、当然ながら、ただ可愛いだけではないらしい(だいたい、今回優勝する前でも、世界ランキング4位じゃないか)。だがおそらく、日本でこんなにブームになっている理由は、その容姿にあるに違いない。優勝が決まる前でさえ、ダベンポートに関する情報はごく少なく、シャラポワの話題ばかりが流れ込んできたのだから。若さも原因か。17歳がやたらに強調されている。
 若さと美しさ・・・ まともな新聞?ですら、1面中央にカラー写真を載せ、「妖精の笑み」だなんて浮かれているのだ。

 いくら表向きだけきれい事を並べても、「若い綺麗な女」にこそ価値がある、とこれほど刷り込まれたのでは、それに抗うことはむずかしい。まあだいたい、ニュースキャスターやアナウンサーだって、ふつうのオッサンと美人女性のオンパレードなんだから、なにをかいわんやではあるのだが。

 でも、シャラポワに夢中のアナタ、テレビの中と違って、現実の彼女は身長が183cmあるそうです。それでもやっぱり好きですか。どうせ現実に並んで歩くことなんかないから気にしませんか?
(念のため、私自身は身長の高低にこだわりません。シャラポワならウェルカムです(笑))

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2005.02.06

◆「最高権力者」

 国会中継を聞いていると、質問に答えない無責任を押し通す厚顔無恥さが、政治家としての最高の資質であるらしいことがよくわかる。そういう人ほど偉くなっているんだからそうだとしか思えない。

 小泉さんは自分のことを明快に「わが国の最高権力者」と規定していたが、内閣総理大臣って日本の最高権力者なのだろうか。だれも問題にしていなかったところを見るとそうなのだろう。「三権分立」というのは有名無実なのかな。

 それはともかく、こういうときは普通、「最高責任者」という言い方をするのではないだろうか。自分を「権力者」、しかも「最高」と言いたがるところに、むき出しの小児性が表れているように思うが、これを聞いてむしろ安心してしまった。
 あれほど無責任な答弁に終始するのが、もし「最高責任者」だったら、お先真っ暗だ。「最高権力者」ならまあ、あのブッシュ氏もフセイン氏も金氏もそうだ(った)から、そんな人もいるのかと思える(あっ、それでもお先真っ暗だな・・・)。

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2005.02.04

◆選挙考(その2)

 完全に題名負けしてるなあ・・・ まあいいや。

 投票所は老人福祉センターだった。いつものことだ。しかし、以前から疑問に思っていた。

 選挙とは別に、その日も老人が何人か集まっているようだった。ノロウィルスだインフルエンザだと騒いでいる季節に、投票のために人が集まる。関係者は少々風邪気味でも出勤せざるを得まい。「身体の調子は悪いが、投票には行かなければ」という人もいるだろう。だが、老人にウィルスが感染すれば命に関わることは、毎年証明されている。

 この時期に限らず、老人福祉センターを投票所に使うのはやめるべきではないだろうか。こんな所に書かないで、選管に電話するべきなのかもしれないけれど。

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2005.02.03

◆選挙考(その1)

 先日選挙があった。いや、イラクのそれではなく、私の住む自治体の議員選挙である。なるべく棄権しないようにしているので、一応投票した。

 告示からたった1週間。選挙カーの名前連呼を聞いたのが3〜4回。顔と名前の一致する候補が2〜3人。選挙公報が1回。公明党関係者の訪問が1回。共産党のビラが1〜2枚。いったい、誰がどんな政策?を掲げているのやら・・・

 ここでふと、おもしろい事実に気づく。自分の住んでいるところで何が問題となっていてどんな選挙が行われているかより、イラクの問題と選挙についての方が圧倒的に詳しいのだ。イラクの行方やアメリカの振る舞いや世界の運命に関心がないわけではないが、所詮は雲の上や遠い世界のこと、特に意識して知ろうとしているわけでもないにもかかわらず、である。

 現実はマスコミが作り出している。今さらながらではあるが、そのことを再確認する。自分に直接関わってくる現実を除けば、われわれの現実の95%は、マスコミが作っているのだ。4%はインターネットが(笑)、最後の1%は直接自分に関わってこない現実への想像力によってもたらされている。

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2005.02.02

◆トラックバックスパム

 しばらく更新を怠っていると、まるで罰が当たったかのようなトラックバックスパムの嵐に見舞われた。その数、60近くに及ぶ。これまでここにいただいたすべてのトラックパックより多いかもしれない(笑)

 Movable Type(って何ですか?)とかを使っている人なら、対策があるようだ。私の場合、とりあえずどうしようもないので放っておくしかない。ニフティに何らかの対策を強く要求したい。

 一つ一つ削除しようかなあ・・・ めんどくさいなあ・・・

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