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2005.03.16

●大声の春告鳥

 いつのころからか、春という季節が好きになってきた。必然的に、その訪れを待つようになる。どういった心境の変化だろう。

 一番古い記憶は20代前半のころ、初めて新緑の美しさに気づいて驚いたことだ。宝塚から山の方へ入った道だった。どうしてそのころまで、あの美に心うごかされることがなかったのだろう。

 冬の厳しさが好きで、雪景色が好きだ。秋の哀愁が好きで、紅葉が好きだ。
 夏はちょっと苦手だけど、海で泳ぐのは好きだし、懐かしい記憶を引き出すトリガーになる強い日射しは嫌いじゃない。

 なんだ、どの季節だって好きになってきたっていうことじゃないか。
 でも、真冬は好きでも、晩冬になると春を待つ気持ちの方が強くなる。今年は花粉が大変だが、それさえなければ春が待ち遠しい。

 今日は、暖かい日射し以外に春を感じることが2つあった。ひとつは悪いニュースで、もう一つはその逆。
 ありがたくない方から。職場でも自宅周辺でもかなりの蚊が発生していた。屋内で越冬する蚊は目撃したが、屋外であんなに見たのは今日が初めてだ。何だか早すぎるような気がするのだが、大丈夫だろうか。

 さて、素晴らしいニュース。万博公園付近で、キジの鳴き声を聞いた。ウグイスの囀りと同様に早春を告げはするが、囀りというにはあまりにも散文的な、あの「雉も鳴かずば打たれまい」と称される鋭い大声(←クリックすると音が出ます、ご注意)である。万博公園では複数の箇所で見られたキジが絶滅してしまっているようだが、周囲のわずかな緑の中で、まだ生きているのだ。

 なんだかほっとして、ちょっとだけ幸せになった早春の夕暮れであった。

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 いつ始まるのかわからない夏・秋・冬と違って、春の到来は誰の目にも明快である。 [続きを読む]

受信: 2005.04.02 18:09

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