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2005.05.04

■来ない野鳥を待ちながら

 大阪南港にある野鳥園。埋め立て途中で干潟の重要性に気づいて整備したという公園だ。保護を優先していて海辺には近づくことができず、予算不足からか植栽は荒れ放題の印象を与える。
 まあ、どちらも、野鳥にとってはいいことかもしれない。ゴールデンウィークのど真ん中だが、展望塔を出れば人影もまばらである。

 あまり好きでもなく興味もなかったシギ・チドリ類が多い。なぜか小鳥が好きなのだ。トウネンなんて初めて聞いた。図鑑によると「もっともふつうのシギ」なのだそうだが。
 ほかに、チュウシャクシギ・キアシシギ・メダイチドリ・シロチドリなど。自分たちだけでは同定できたかどうか怪しい。幸い、親切なバードウォッチャーの方にいろいろ教えていただいた。
 水鳥以外では、モズを間近で観察、アカハラも見られた。あとはセッカの鳴き声。

 その方と別の場所で3回も一緒になる。なにせ狭いのだ。その3回目。

 なんと、サンコウチョウが来ているという。誰もが垂涎の幻の鳥だ。昨日入ったらしく、明日には抜けるのではないかとの話。渡りの途中のごく短い間だけ出会える貴重な機会だ。
 さっき見たというお二人と、自分は見なかったというお一人に混じってしばらく待つことにした。

 ・・・もちろん来ない。

 三脚にとりつけたカメラや望遠鏡を脇に置き、胸に双眼鏡をぶら下げて道ばたに座っているわれわれを、不思議そうに見ながら人々が通る。
 梢を見上げる視線に誘われてそちらに目を向ける人もいるが、新緑の木々があるだけだ。「ほら、鳴いてる」と子どもに教えたりしても、残念、それはバードウォッチャーが見向きもしないヒヨドリである。

 一人だけ、好奇心を抑えきれずに何をしているのか聞いてきた人がいた。名前を言ってももちろんご存じない。図鑑を示して「これを待ってるんです」と教える。どう思われただろう? やっぱり変ですか?

 20分ほど待って、諦めて展望塔に戻る。帰り、同じ場所を通りかかると、気長に待っていた方が、あれから2度見たという。うーむ、無念。また20分待つが、やはり来ない。
 縁がなかったのだろう。

 待っている間、すごく特徴的で不思議な囀りを聞いた。サンコウチョウではない。一緒にいた方もご存じなかったようだ。あれは何だったのだろう。

 あ、ビデオを持っていたんだった。録音しておけば良かった。今の今まで気づかなかった・・・

 今日で、同定できた日本の鳥がちょうど100になった。ええ、数えてますとも ^^;

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