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2005.06.21

◆守備範囲

 頭の中にある認知地図は、実際の地図とは違って非常にいびつなものになっている。

 よく行く場所は近く、道もまっすぐに感じており、あまり行かない場所はその逆だ。クルマや自転車を駐めやすいかどうかすら、脳内地図に影響する。行くのに時間がかからず近い気がするのも、おなじみの場所だ。
 高速道路ですっと行けると近いのだが、その料金が高いと遠く感じたりもする。

 かくして、飽きっぽい性格にもかかわらず、行く場所が固定化しやすい。それ以外の場所は、存在しないのと同じだ。要するに、守備範囲が限られてしまうのである。

 なんだか、兵庫県の伊丹市(大阪空港のすぐ西ですね)に大型ショッピングモールがあるらしいというのは知っていた。だがそれは、イタリアのミラノにガレリアがあるのと大差ない。要するに、よくは知らないし、行くこともないのだ。
 いや、ミラノのガレリアなら行きたくもなるし、大聖堂観光のついでに実際に立ち寄るかもしれない。そして、マクドナルドの存在にあきれながらも、その美しさには感動したりすることだろう。

 だが、伊丹のショッピングモールにわざわざいく価値はない(と思う)。意識しなければ永久に秘境であり続けたかもしれない。

 先日、職場を抜けて遅い昼食をとりに走りながら、いつもこっちへ行くけど、逆に走ったらどうなるのだ? と考えてみた。すぐに伊丹なのだ。たしか、大型ショッピングモールもあったよな。クルマぐらい駐められるだろう・・・

 かくして、未知の領域が切り開かれ、認知地図がほんの少し更新された。モール自体も思ったより立派だった。すぐ飽きるだろうが、何度かは楽しめそうだ。

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