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2005.11.11

●情報過疎

 息子が学校から「事件情報」と書いた紙をしょっちゅうもらってくる。痴漢が出たとか露出狂が出たとか、変な男に殴られたとか、車に連れ込まれそうになったとか、そういう類だ。

 今のところ深刻なものはなさそうだが、その数の多さには辟易する。平均すると毎週といったところか。

 気になるのは、子どもが学校に通っていなければ、この種の情報を知るチャンネルが全くないことである。回覧板すら回ってこない。
 のんびりしていて何の事件もなさそうな郊外なので、こういう情報がなければ、ほんとに何もないと思ってしまうだろう。というか、そう思っている人も多いのではないか。

 前にも書いたと思うが、私自身、近所のことよりもイラク情勢とかパキスタンの地震被害についてのほうが余程詳しい(いや、もちろん、「近所のことと比べれば」です)。
 近所のスーパーがつぶれたのを知るのは、「逮捕した少年に警官が暴行を加えて処分された」というフランスのニュースを知るより難しいぐらいだ。

 旧来の「情報化社会」にインターネットまで加わり、形容しようのないほど大量の情報があふれかえっている。一方で、一人の人間が経験できること自体はそう増えるわけでもないので、手に入る情報のほとんどは2次情報3次情報ということになる。
 こうして、世界情勢がそれなりにわかっていながら、すぐ近所で痴漢が出没しているのを知らないという状況が生まれる。

 これを埋めるのもネットの役割だろうか。信頼できる地域情報をうまく提供できるポータルサイトが必要だと以前から思っているのだが、なかなか見あたらない。
 いっそのこと作るか(笑)

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