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2006.01.09

■現実としての大雪

 雪国は大雪で大変らしいが、ここ大阪では全くと言っていいほど雪が降らない。車で1時間も走れば「白い悪魔」は紛れもない現実なのに、実際にそれを知るのはマスコミやネットを通してのみである。これでは、イラク情勢と大差ない。

 1月6日には京都市街にも積雪があったということなので、翌7日、車で出かけてみた。ところが、街中にはまったく積雪がなかった。
 これだと少々北へ走っても大したことはないだろうと思っていたが、10kmほど北へ向かった大原(三千院で有名だ)はもう雪国である。

 だが、鯖街道として有名な国道367号は除雪も行き届いていてどうということはなかった。このあたりに来たときには必ず寄る「キッチン四季」を折り返し、大悲山から花脊峠、鞍馬の方へと辿った道がすごかった。

 れっきとした車道なのだが、ほとんどスキーの林道コースの様相だ。轍があることだけを頼りに進んでいくが、「遭難」という言葉が頭をよぎるほどの難路だった。

 交通量はまったくない。集落はほぼ孤立状態だろう。長い道のりで見かけたクルマはたった2台。こういうときに欠かせない、燃料配達とおぼしき軽トラックと、4輪チェーンで固めた道路パトロールの車両だけだ。

 まったく何の用もないのに、こんなところを延々と走っている酔狂なヤツは、私だけだということだろうか。

 雪道好きの私もさすがに辟易すると同時に、この大雪の苦労がほんの少しだけ理解できた。最後の方はもう修行状態で、この雪道が早く終わることだけを願う心境になっていたのだ。
 普段は苦にならない車の運転で、肩も首も凝り固まってしまった。

 だが、雪国への浅はかでロマンティックな憧れは、垣間見た程度の現実ではなくならないのだった・・・

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