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2006.06.28

◆ぽっかりと穴が・・・

 ERをシーズンIから再度見ていたのだが、とうとうシーズンXが終わってしまった。

 今調べてみると、1年がかりで見ていたらしい(自分のブログは便利ですね)。

 思えば、この1年、尽きることなく次の話に進むことができるERの存在に慰められてなんとかやってこれたような気がする。

 その支えがなくなってしまえば、いったいどうなるのだろうか。ちょっとこわい。大袈裟だけど。

 アメリカのNBCのウェブサイトを見ると、もうシーズンXIIの放送をやっている。なのにここ日本では、いまだにXIのDVDさえ出ていない。早く何とかしてくれ。

 ぽっかりと穴が空いたようになった今、どうすればいいのだろう。冗談のように、さらにもう一度最初から見直してみることも考えるが、それもちょっと、という気がする。

 だれか、迷える子羊に愛の手をさしのべてほしい。このままでは代用品で空しさを誤魔化すために、24(Twenty Four)かなにかに流れてしまいそうだ ^^;

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2006.06.25

◆脳年齢20歳!

 「もっと脳トレ」を買って2週間になる(「脳トレ」は持っていない)。毎日5分ぐらいずつやっていたが、脳年齢は20代前半を行きつ戻りつして、最高とされる20歳にはなかなかならなかった。

 何度も挑戦すればいいのだろうが、脳年齢チェックは1日1回しかできない。

 ところが、今日、asahi.comの記事を見て驚いた。

このゲームは「松嶋菜々子は52歳」というCMで話題を呼んだ。では、川島さんの脳年齢は何歳なのか。「最初は40代半ばで実年齢通りでした。何度試しても30歳が最高。息子たちに次々と抜かれ、もうあきらめました」と本人が明かす。

 開発者である川島隆太氏(東北大学教授・医学博士)の最高が30歳だというのだ。ほんとかな。売るためのウソとか無理矢理の謙遜とかなのではないのだろうか。

 いずれにせよ、よっしゃ!と気合いを入れて挑戦すると、堂々の20歳!! 苦節2週間・・・

 オレって、天才かも(笑) っていうか、子どもなみ?

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◆時の流れに・・・

 最近、時の流れについてしばし思いを馳せることがある。

 思いは多方面に広がるが、その一つは時間の短さだ。

 なにしろ、日本でラジオ放送が始まってから80年余しか経っていない。ライト兄弟の初飛行からだって、わずか100年余だ。

 100年前、ほとんどの人は通常、歩く以外に移動手段を持っておらず、直接会って話す以外に通信手段を持っていなかった。

 100歳はともかく、80代の人を探すのはぜんぜん難しいことではない。一歩家を出ればもう会えるほどだ。


 ・・・などと考えていると、オーストラリアの動物園でカメが死んだという報に接した。

 このカメ、なんとダーウィンが捕まえたのだという。もちろんガラパゴス諸島で、だ。ほんとかよ。

 ダーウィンが捕まえたのはこのカメが4〜5歳の時らしいが、現在は175歳。一つだけ解せないのは、このカメの誕生日が1830年11月15日と、日付までわかっていること。どうしてそんなことがわかるのかだけはぜひ教えてほしい。

 ともかく。

 長い目で歴史を見ようと思う。同時に、「ご都合主義の勘違い史観」に陥らないように・・・
 

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2006.06.23

◆航空身体検査

 飛行機の免許(厳密には技能証明)は一生有効だ。その点、一応の有効期限がある運転免許とは異なる。

 が、航空身体検査をパスしていなければ操縦はできない。そして、われわれのような末端パイロットでも、検査は毎年受けねばならない。

 これがけっこう厳しいもので、職業パイロットなどは常に不合格になるリスクと背中合わせだ。適切な自己管理ができないと、簡単に不合格になってしまうらしい。
 一応はホワイトカラーに分類されるだろう仕事で、これほど「身体が資本」の職業は他にないのではないか。

 末端パイロットにとっても、けっこう面倒だし緊張する。特に視力関係の検査はなんと6種類もある。もともと、目が悪いために飛行機の免許を取ることなんて考えてもいなかったぐらいだから、これがけっこう大変で、心理的にも負担になる。

 もちろん、手間もお金もかかる。健康保険なんか利かないので、万単位である。まあ、細かく目のチェックをすることなんて普通はないから、今年も大丈夫だと思って安心するためには仕方ないかなと無理に納得するしかない。
 でも、同じお金を払うなら、脳ドックを受けたいんだけど・・・

 ともあれ、今年も無事にパスできたことに感謝せねばなるまい。あいにくの空模様だが、曇天の時は案外空気が澄んでいたりする。それなりに健康である幸せを噛みしめながら空を飛んでみたい。

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2006.06.20

◆幸福と不幸

 幸福と不幸は表裏一体だ。一方の喪失は他方の獲得につながる。当たり前だ。

 だが、幸福への感受性が弱く、不幸への感受性が人一倍強いと、双方がバランスしない。


 ほんのささやかな幸せが立ち去った後には、深い落ち込みが襲ってくる・・・

 もう立ち直りつつあるけど ^^;

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2006.06.18

◆ひと目ぼれその後

 ひと目ぼれして手に入れた、抜群のプロポーション。軽々と抱き上げて階段を登ることもでき、感激している。

 だが、1時間も乗るとクラクラしてくる。いくら贅肉がなかろうが反応がよかろうが、結局は自分の体力だけが頼りなのだ。

 iPodぐらいの大きさで粋なデザインの電動アシスト装置でも付いてると完璧なんだけど・・・

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2006.06.17

◆さよならカーター

 ERを見直している。やっと第10シーズンの入口まで来た。ロマノはまだ死んでいない。たしか、このシーズンの最後までは1度見ているはずだ。

 ところが、ひょんなことから(あんたのせいだよ ^^;)、次のシーズンでカーターがいなくなってしまうことを知った。

 やっと?「カーターの物語」になったと思っていたのだが、そうなったと思うと、もう卒業か。
 どういう消え方をするのかは知らないが、コンゴにいた医師との間に子どもができたころから、この後どこへもっていこうとするのかという不安は確かにあった。

 やっぱり消えるしかなかったんですね・・・

 第11シーズンからはアビーの医師としての物語が始まるのだろうか。それはそれで楽しみだけど。

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2006.06.16

◆ワンセグってすごいかも

 あらゆる角度から考えて、私にはまったく縁のなさそうな「ワンセグ」。携帯などでテレビが見られるというアレだ。

 今まで実際に見たことがなかったのだが、知り合いのコンゴ人が持っていたので見せてもらった。

 そのテレビ画像の綺麗なこと。新しい技術だし、どうせ大したことないとバカにしていたのは間違いでした。素直に認めます。それにしても、あんな非力なアンテナに、よく電波が届くよなあ・・・

 これまでの携帯テレビやカーナビの画像しか知らない者にとっては、まったくの別物である。初めての実用的な携帯テレビだという気がする。
 携帯電話だとバッテリがすぐ消耗してしまうらしいが、カーナビのディスプレイで使えばその心配もない。パソコンの画面では大きすぎるのかな。

 Japanese technology ! といって喜んでいたが、その恩恵を受けているのはコンゴ人であるアンタであって、私には縁がない。

 でも、日本語もできないのにテレビ付き携帯買ってどうするんだよ、とも思ってしまう ^^;

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◆一青窈っていう名前が

本名だと知りました。あー、びっくりした。深いですね・・・

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2006.06.15

◆スタンドアップ

 シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンド、ショーン・ビーン、リチャード、ジェンキンズ。

 激しいDVを繰り返す夫と別れ、アメリカ、ミネソタの鉱山で働き始めたシャーリーズ・セロンだったが、そこで待っていたのは凄絶と言えるほどのセクシュアル・ハラスメントだった・・・

 たった20年足らず前に起こった実話を元にした話だということだが、ここで描かれている「セクハラ」は、とてもこの世のものとは思えないぐらいのひどさである。映画的な脚色が強すぎるのかと思ってしまうが、こういう現実もあると考えるべきなのだろう。

 マクドナルドのコーヒーが熱すぎて火傷したからウン億円・・・みたいな判決が得られることもあるアメリカ社会で、どうしてこれほどひどい加害者相手に勝訴するために何年も費やさなければならないのだろうか(あ、「何年も」は映画の話ではなく、実際の話の方です)。

 なんでも、この映画の主人公のモデルとなった女性が全米で始めてセクハラ訴訟で勝訴したということらしい。パイオニアの苦労が並大抵ではないことを知る。

 時は流れて2006年、秘書に訴えられて215億円!を請求された北米トヨタの元社長はどうなるのだろうか・・・


 シャーリーズ・セロン、ものすごく綺麗です。これがあの、『モンスター』に出ていたのと同じ人だと思うと・・・ さすがですね。

 それにしても、「ちょっとやせたんじゃない?」とか「髪の毛切った?」とかという一言さえ基本的には決して言わないようにしている日常とのあまりのギャップに愕然としてしまいます。

 今、この瞬間をともに生きている同時代人にも、それぞれ多様な現実があるのだろうと想像せざるをえません。

(North Country, 2005 U.S.A.)

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2006.06.13

◆ほんの小さなことで

 ほんの小さなことで幸せな気分になれることが確かにある。たとえそれが束の間のことであっても。

 『地球のはぐれ方』の著者たちとは違い、求めて得られるものではなく、探しにいって手に入るものでもないけれど・・・

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2006.06.11

◆「不法投棄促進法」のツケ

 ちょっと高槻の山に出かけてきた。以前にシカフクロウと出会った道だ。

 ほんのしばらく行かなかっただけなのに、見事に様変わりしている。もう、考えられる限りそこらじゅうにという感じで、「不法投棄禁止」の看板だらけだ。

 ちょっと車を寄せられそうとか、すれ違いに使えそうとかいうような場所にはロープを張ったりバリケードを置いたりして、そもそもその場所に近づけないようにしてある。ロープは黄色と黒、それにぶら下げられた札はオレンジ色、といった具合で、景観を損なうことおびただしい。

 実際、歩きながらちょっと道の脇に目をやると、冷蔵庫だのテレビだの、果ては自動車までが捨てられている。それがなくなるのなら、この無茶苦茶な景観破壊も、あるいは我慢しなければならないのかもしれない。それほど効果はないと思うけど。

 それにしても・・・

 急に不法投棄が増えた理由ははっきりしている。いわゆる家電リサイクル法だ。法律成立前からその欠陥が言われていたにもかかわらず、施行されてしまった。結果は予想通り。リサイクル法というより、「不法投棄促進法」になってしまっている。

 モノを捨てる時に何千円か払え(下手をすると輸送費を含めて1万円近くなるようだ)なんて言ったら、その辺の山に捨てるヤカラがたくさん出てくるのは目に見えている。
 産業廃棄物ならそれでもまだ目配りできる可能性もあるが(現実にはそれさえ不可能であることは周知の通り)、末端の消費者が各人1つずつとか2つずつとか捨て始めたらもうどうしようもなくなる。そして現に、どうしようもなくなりつつある。その結果が、あの高槻の山だ。

 われわれの住んでいる社会は、各人が自分のトクになるように行動すると、全体としてはうまくいくはずだ、というシステムを基本的には採用している。
 お金が欲しいから一生懸命働き、儲けたいから商品の開発にしのぎを削る、人間とはそういうものだと考えて、それを奨励する社会だ。
 もちろん、いまどき(というかいつの時代でも)レッセフェールというわけにも行かないから、さまざまな工夫を凝らさなければならない(もうすぐやめる首相は工夫するのがイヤなようだけれど)。

 だが、いずれにしても、要は利己的に行動する性悪説的な個人を前提しているはずである。でなければ資本主義は成り立たない。

 なのに、「環境を守るために、テレビを捨てるときにはウン千円払ってね」というような法律を作る。バカか。
 たとえ5%でも、いや、1%でも、「ウン千円払うのはイヤだ」と思って不法投棄するヤツがいたら、この国の谷は古いテレビや冷蔵庫で埋まってしまいかねない。
 仮に1%でも、家電リサイクル法対象4品目のみで、1年間で実に20万台!程度にもなるのだ。

 ギョーカイの圧力に負けて欠陥法を作ってしまった事情はわかる。だったら、今からでも遅くはない、景気がいい(ほんとか?)今こそ法律を改正して、購入時にリサイクル費用を払うシステムに変更すべきである。
 モノが欲しいとき、払わないと手に入らないのなら、利己的な個人は払うのだ。

 それにしても、この欠陥法を教訓にして、自動車リサイクル費用の徴収時期を廃車時にしなかったのは不幸中の幸いだった。クルマが不法投棄されたら、テレビより始末が悪い。

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2006.06.10

◆ベタなボケ

 関西生まれの関西育ちだ。土曜日に小学校から帰ってくると、昼食後には必ず吉本新喜劇を見て育った。好みは岡八郎的笑いから花紀京的それへと移ったが、滅多になかった2人の競演の時には感激して見ていたものだ。

 時は流れて新喜劇を見ることもなくなったが、相変わらずお笑いは好きだし、幼いころから磨かれたセンスは健在だと思っている。

 徒然なるままに、『リンカーン』とかいうダウンタウンがやっている番組を見ていると(去年秋の再放送らしいが)、「ベタなボケ」というようなコーナーがあった。

 たとえば、写真を撮るときに「はい、チーズ」といわずに「はい、バター」というのが、誰でも思いつくような定番のベタなボケ、ということである。

 「星座は何座?」と聞かれたら「ギョウザ」

 これは、番組に出演していた芸人のほとんどが一致した。異存はない。

 では、「血液型は何型?」と聞かれたら・・・

 これは、松本人志を始め、何人もが「ガタガタ」と答えた。「クワガタ」が拮抗し、「ニイガタ」もいた。しかし・・・

 20人以上も芸人がいるのに、ただの一人として私の思った答を書いた人がいないのだ。もっとも、よく見ると、答のパネルを上げていない人も何人かいたので、ほんとに絶無だったかどうかはわからないのだが、番組上無視されていたのは確かだ。

 「ガタガタ」派は「クワガタ」派に対してその意外さに驚き、あるいはセンスのなさを嘲笑する。もちろん、その逆もまた真だ。「ニイガタ」は相手にされない。が、俎上にものぼらない私の答えはどうなるのだ。

 それはもちろん、「C型」。

 みなさん、どう思いますか?

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2006.06.06

◆不便な検索エンジン

 何でもいい。何かが世間で話題になるとする。それに関する情報はあふれかえる。ネットの世界も同じだ。

 検索をかけると、似たような情報ばかりが山のように引っかかってくる。そして、必然的に、床屋談義的な、いい加減で底が浅く、誰も責任を取らないような言説がほとんどになる。内容も似たようなものだ。

 そこで欲しいのが、そういう騒動になる「前」の情報。世間が騒ぐ前からネットに存在した言説には、どんなものがあるのか。
 もちろん、だからといって玉のような知識が得られるとは限らないが、少なくとも、騒ぎになってからの玉石石石石石・・・混淆の情報よりも粒ぞろいで、数が少ない分、玉を見つけるのにも格段に苦労が少ないであろうことは明白である。何より、「こうなる前はどうだったのか」という知的?好奇心を満たしてくれる。

 なのに・・・ 知る限り、「新しい情報を無視して検索できる」検索エンジンがない。一番よく使うgoogle を例に取ると、「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」「一年以内」の3択でしかなく、これだと新しい情報を取りたいときですら不便きわまりない。もちろん、新しい情報を無視する方策はない。

 厳密に日付を指定して、いつからいつまでと範囲を限って検索できるのが当然だと思う。難しい要求でもない。あるいは、最低でも、「最近〜以内に作成・更新されたページは検索対象としない」設定が可能であることは必須だ。

 ものすごーく便利になっている反面、こんな単純なことも実現できていないのは本当に不思議に思う。検索エンジンを供給している会社は、検索するという行為を真面目に考えたことがないのだろうか?

※もしかしたらできる検索エンジンがあるかもしれません。あるいは万一、google でもこうすればできる、とか。その節はご教示いただければ幸いです。

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2006.06.04

◆ダブルヘッダー

 午前中は北摂、午後は南河内でバードウォッチング。間に帰宅して昼食。

 夕食にペスカトーレを作り、「またスパゲティ?」と眉をひそめる家人のご機嫌を取るために、ホットケーキまで焼いて息子にコーヒーを入れさせる。

 我ながら、休日だけは働き者で元気だ。

 午前はオオルリ3羽、それぞれに異なる美しさを持つ個体だったが、尾の付け根あたりの左右に白い紋のある、息子と2人だけで見た3羽目が印象的だった。あ、サンコウチョウのような2羽目の囀りも。
 あとは、ヤブサメの鳴き声。「あれ!?、今、何か横切った?」程度のキビタキ。

 午後はオオタカの巣。遠くから30倍の望遠鏡でじっくりと観察。生まれて間もない真っ白なヒナも、立派にタカのくちばしを持っている。

 それにしてもダブルヘッダー。行けるときに行っておかないと・・・というわけだが、やっぱりちょっと変かも。

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2006.06.01

◆懲役8か月!?

 退職した都立高校の卒業式に来賓として参加した元教諭が、君が代斉唱の際に起立しないよう卒業式前に会場の人に呼びかけた行為(2004年3月)に対して、東京地裁は威力業務妨害で有罪と認め、罰金20万円の判決を下した。

 威力業務妨害・・・ ひどい裁判官もいたものだ。

 東京新聞(Web)によると、現場にいた保護者や卒業生の話として(以下、引用で個人名を「元教諭」に変えてあります)、

元教諭が卒業式を妨害しようとしている印象は全く受けなかった。なぜ、こんなことが警察に通報されなければいけないのかと不思議に思った
元教諭の方にツカツカと寄ってきた教頭は、はじめ先輩教師である元教諭に対し、「先生、困ります」と丁寧に対応していた。しかし(筆者注:教頭は)次第に興奮して「いいかげんにしろ」と声を荒らげ始めた
教頭に腕をつかまれた元教諭は「触るな」と言いながら、手を振り払おうとしたが、結局、元教諭の方がすぐに会場から出ていく感じで、外に連れ出されたと見えた
まだ卒業生は入場していない。保護者席も埋まらず、父母らは雑談したり、手持ちぶさたにしていた。元教諭は週刊誌のコピーを配って「国歌斉唱の際はできたら着席してほしい」と話し、開式の十五分ほど前には退出した
保護者席では、知り合い同士がおしゃべりしていて、この二人のやりとりは特に注目も引かず、場内がざわつくこともなかった

 などが載っている。極めつけはこうだ。

威力や妨害と聞いて、むしろ卒業式の最中に卒業生に向かって大声で「立ちなさい」とどなった教頭や来賓の都議のことかと思った

 以上はあくまでも目撃証言だが、この元教諭が一切暴力を振るわなかったことは判決も検察も認めている。卒業式の開式は2分遅れたというが、この出来事との因果関係は不明である。なにしろ、開式の15分前に退席しているという証言もあるのだ。いずれにせよ、遅れたのは2分。

 それで、「威力業務妨害」で罰金20万円・・・

 それにしても、狂気の沙汰としか言いようがないのが検察の求刑だ。いわく、懲役8か月!

 要するに「お上の気に食わないことを言うと牢屋にぶち込むぞ」である。

 もう一つ、特筆すべきことがある。なんとこの件で元教諭は警察に自宅を家宅捜索されているのだ。自宅に銃や爆弾やサリンでも隠し持っているかもしれないとでもいうのだろうか。
 「ものすごく悪質な嫌がらせ」以外の意味がこの家宅捜索にあるというなら、ぜひ教えて欲しい。

 なんという情けない国にわれわれは住んでいることか。こんな国だから、誰からも愛されなくなることを恐れて、必死で愛国心を強制しようとしているのだろうか。それとも、東京都だけがこれほどまでに異常なのだろうか(だとしてもあまり救いにならないけど)。

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