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2006.06.15

◆スタンドアップ

 シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンド、ショーン・ビーン、リチャード、ジェンキンズ。

 激しいDVを繰り返す夫と別れ、アメリカ、ミネソタの鉱山で働き始めたシャーリーズ・セロンだったが、そこで待っていたのは凄絶と言えるほどのセクシュアル・ハラスメントだった・・・

 たった20年足らず前に起こった実話を元にした話だということだが、ここで描かれている「セクハラ」は、とてもこの世のものとは思えないぐらいのひどさである。映画的な脚色が強すぎるのかと思ってしまうが、こういう現実もあると考えるべきなのだろう。

 マクドナルドのコーヒーが熱すぎて火傷したからウン億円・・・みたいな判決が得られることもあるアメリカ社会で、どうしてこれほどひどい加害者相手に勝訴するために何年も費やさなければならないのだろうか(あ、「何年も」は映画の話ではなく、実際の話の方です)。

 なんでも、この映画の主人公のモデルとなった女性が全米で始めてセクハラ訴訟で勝訴したということらしい。パイオニアの苦労が並大抵ではないことを知る。

 時は流れて2006年、秘書に訴えられて215億円!を請求された北米トヨタの元社長はどうなるのだろうか・・・


 シャーリーズ・セロン、ものすごく綺麗です。これがあの、『モンスター』に出ていたのと同じ人だと思うと・・・ さすがですね。

 それにしても、「ちょっとやせたんじゃない?」とか「髪の毛切った?」とかという一言さえ基本的には決して言わないようにしている日常とのあまりのギャップに愕然としてしまいます。

 今、この瞬間をともに生きている同時代人にも、それぞれ多様な現実があるのだろうと想像せざるをえません。

(North Country, 2005 U.S.A.)

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