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2006.08.18

★佐賀の人

 ココログにアクセス解析がついたというので、ちょっと覗いてみた。こんなつまらぬブログでも、トップの東京を始めとして、広く全国の方々に読まれていることを知って何だか心強い。

 だが、47都道府県中、ただ1県、過去4か月間に一度もアクセスがないのが佐賀県からである。

 えっ、佐賀? 佐賀ってどこだったっけ?

 というのはもちろん冗談。あのはなわが揶揄した、彼自身の出身地であることは良く承知している(はなわって、視力が左右とも2.0なんですね。羨ましい。)

 でもやっぱり、確かに佐賀って影が薄いような気がする。その佐賀から見てこちらの影も薄いということになろうか。

 佐賀在住もしくは出身の方、万一これを読んでくださっていたら、ぜひコメントをよろしくお願い致します。

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2006.08.17

★『ダ・ヴィンチ・コード』

 九州から来た親戚と会ったりはしたものの、お盆休みは結局のところ、痒さに耐えながら掃除をしたり医者に行ったりして終わってしまった。

 映画やドラマを見たりはしたのだが、他に言及する必要があるとすれば、ダ・ヴィンチ・コードを読んだことぐらいか。

 映画は未見。先に本を読むか映画を見るかは永遠のテーマ(大袈裟)だが、先に本を読むと映画で失望するのが必定なので、今回も失敗かもしれない。だが、本を読んで膨らませていた想像の翼を、実際の映像で見ることには期待できる。

 ダ・ヴィンチ・コードでは特に、好きなヨーロッパの遺跡や寺院などが多く登場するだろうから見応えがある。もちろん、パリやロンドンの街並みも。ついでにプライベート・ジェットなんかも飛ぶし(笑)

 この作品、旅行者の観光ルートを変えるほどの力を持っていたというのだが、2004年にフランスに行ったときには微妙に存在を知っていたという程度だったので、自分の観光にはまったく生かせなかった。
 その後も何だか私の手に余るほど難しそうで敬遠していたのだが、読んでみると楽にページを繰れるエンターテイメントになっている。もちろん、そうでなければ世界中でこれほど読まれたりはしないだろう。日本ではすでに1000万部!を突破したそうだ(私はひょんな事情から人に借りたので売り上げには貢献していない)。

 でも、これほど騒がれるほどの作品かどうかにはクエスチョンマークがつく。キリスト教の知識がほとんどないことが災いしているのは承知しているが、ミステリとして1級品とはいいがたいように思う。

 ともあれ、作品に登場した場所や描かれた場面を映像としてみられるのはありがたい。早くDVDにならないかなあ。それとも、珍しく映画館に足を運んでみるか・・・

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2006.08.16

★『結婚できない男』

 現在のクールで唯一楽しみにしているドラマである。日本のテレビドラマでは滅多にお目にかかれないまともなコメディになっている。それに比べて、『CAとお呼び!』のひどさよ。ターゲットとする年齢層が違うのはわかるが・・・

 夏川結衣もかわいい。演じている医者は、好きなキャラクターとはちょっと外れているのだが・・・
 縁なき人に恋したりファンになったりするタイプではないが、彼女のファンにならなってもいいかもしれない。

 それにしても、この流れで、夏川と阿部が結婚したりすることになるのだろうか。予定調和・・・とは言えない気がするのだが。

※後で調べたら、製作はフジテレビじゃなくて関西テレビじゃないか。偉いぞ、関テレ。

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2006.08.15

★最後っ屁

 首相就任前までは、他の国会議員から誘われても「面倒くさいから」という理由で行かなかったという小泉首相が、イタチの最後っ屁のように8月15日に靖国神社を参拝した。「いかなる批判があろうと(終戦記念日に)必ず参拝する」と大見得を切ったのは、ウソではなかったということになった。

 自民党総裁選の公約にして自ら政治問題化しておいて「マスコミが政治問題にした」と責任転嫁し、単に意固地になって続けているだけであろう参拝を、それでも一時は大阪高裁で出た違憲判断などに配慮して方式を変えるなど一定の配慮を見せてきたのに、最後の最後になって反対する人々を挑発して挑戦状を叩きつけ、すべてを台無しにしたことになる。

「首相候補として公約しておきながら私的参拝というのは矛盾している」(中曽根元首相)
「たつ鳥、後を濁しに濁して行くということで、無責任極まりない愚行だ」(鳩山民主党幹事長)
「『いつ行っても同じ』だから今日行ったという弁明は最悪の居直り。侵略戦争と植民地支配への反省の日を最後に選んだのは、問題をさらに深刻にした」(志位共産党委員長)
「直接何回も自粛するよう申し上げてきた。8月15日という象徴的な日だけに誠に遺憾だ」(神崎公明党代表)
「日中関係、日韓関係、アジア外交が、ほぼ崩壊に近い結果になりましたね。やはり靖国参拝の影響は大きかった」(加藤紘一自民党元幹事長)

 小泉首相は、「A級戦犯のために行っているんじゃない」とか「心の問題だ」とか相変わらずの発言を繰り返している。参拝前には、批判している中国や韓国が「後で後悔することになる」とまで言った。
 「後悔させてやる」ではなかったのが救いだが、これは脅しなのか? それにしてもなにをどう後悔するのか?

  私ももちろん、参拝すべきではなかったと思う。

 だが、私がもっとも問題だと思っているのは参拝そのものではない。こんないわば「どうでもよい」問題で、莫大な政治資源や外交資源を浪費したことと、「被害者」たちを無意味に傷つけ憤らせたことこそが問題だと思う。

 だからこれは決して「個人の心の問題」ではすまない。「敬意と感謝を持って参拝」していようが「平和を祈」っていようが関係ない。
 ある行為がもたらす影響と結果がこれほど重大なときは、その影響と結果こそが問題なのだ。今回の参拝は、一昔前なら戦争の引き金になりかねないほどの挑発行為である。

 首相は、「ブッシュ大統領が「靖国参拝するな」と私に言ったとしても、私は行く。もっとも、大統領はそんな大人げないことは言わないが」とも述べた。
 これはもちろん、中国や韓国などの政治家たちが「大人げないことを言っている」という侮辱にもなる。一国の首相の公の場での発言としてあまりにも不適切だ。どこまで問題をこじらせたり大きくしたりすれば気が済むのだろう。

 ブッシュ大統領を初めとするアメリカ政府も、東アジア情勢を不安定化する靖国参拝には否定的だという。ブッシュさん、日本の「大人げない」首相に、大人として忠告していただけませんか。あなた自身に問題山積なのは、この際目をつぶりますから。

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★医者通い

 健康体とはとても言えないが、ここ数年は健康診断や身体検査以外で医者に行くことはほとんどなかった。なのに、先日からずっと医者通いが続いている。

 ひとつは、1カ月近く通っている、息子の副鼻腔炎。これはまあ、もともと、医者に行こうか放っておこうか程度のものだったし、快方に向かっているのでまあいい。ただし、もちろん、手間とお金はかかる。

 もうひとつは、私の皮膚炎。前からあった湿疹がかゆかったので、ものは試しと虫刺され用に買ってきた「新ウナコーワクール」を塗ったのがいけなかった。
 市販のこんな薬で大事になるとは思っていなかったのに、塗ったところが腫れ上がり、歩くと痛いほどになってしまった。ネットで調べると、例は少ないが同様の副作用が出たという報告もある。なめてはいけない。

 使用は中止したものの、「ちょっといくらなんでも」というような状態だったので、開業医に行くと、ステロイドの軟膏(strongest のすぐ下、very strong)を処方された。1日目2日目ぐらいは「効いてるのかな?」程度だったが、その後患部は良くなり、腫れは引いて落ち着いてきた。

 ところが、そのころから、元の患部以外のところ、たとえば、左手首の内側とか左肘の内側、右手首と右肘の外側、右膝とふくらはぎなど、関係ないところに赤い発疹が出始めたのが気になってきた。その時点では「薬を塗る範囲を広げることになるが、そのうち治るだろう」と思っていたのだが・・・

 医者に行ってから5日目、15日の夜中から朝にかけて、背中がすごくかゆくて安眠できなかった。半ば夢うつつ状態で掻いたりもする。朝起きてみるととんでもないことになっていた。

 自分では見えないので家族に見てもらうと、背中を横断して太い帯状に2本、赤い発疹ができているという。合わせ鏡でも見てみた。下の帯は肋骨に沿うように脇腹に達している。

 どうみても異常である。それに、かゆくて困る。再度医者に行くことにした。

 だが、お盆の真っ最中。先日行ったところを含め、どこも休んでいる。総合病院なら、と探してみるが、一つにはもともと皮膚科がなく、もう一つはこの1月で閉めたという。やっと見つけた3軒目も、月水金の午前中しかやっていない。
 どこにも行き場がなくて、結局、近所の大学病院で診てもらうことにした。幸い、午前中は予約なしでも外来の診察をしているらしい。

 受付でいきなり先制パンチ。紹介状なしで来た患者からは、5250円を徴収しているという。むろん自費だ。まったく何もしなくても、医療費が最低、無意味に5250円かかるということである。
 その制度は知っていたし(特定療養費のうち、選定療養にあたるものの一つだ)、前にも経験したのだが、それにしても5250円! 確か以前は1500円とかそのぐらいだったと思う。

 「よろしいですか」と聞かれるが、「よろしくない」という選択肢はない。ここまで来てすごすご帰っても、他に行くべき病院もないのだ。
 窓口の係員に何の責任もないことはよくわかっていても、「貧乏人は病院に来るなということですかっ!」と気色ばむ患者がいても不思議はないような制度である。

 それ以外はまあよかった。待ち時間はそこそこだったし、医者(若い女性)の感じも悪くない。必要以外のところで(例えば会計)時間のかからないシステムにもなっている。
 厳密な原因はわからないが、要するにアレルギー反応を起こしているらしい。

 仕事が一段落して休みに入ったりすると、とたんに体調を崩すことが多い。たいていは熱を出して1日2日寝るとかだ。病気で仕事を休んだことは(たぶん)ないのに、休みになって寝込むとは難儀な性分である。普段なら大手を振って休めるのに。
 とはいえ、カラダが「もう病気になってもいいよ」と言っているようで、私のような者でも、心の奥底で「仕事はきちんとやらなければ」と思っているらしいことがわかるような気もする。

 今回は熱が出なかった代わりに皮膚炎か・・・

 それにしても・・・

 医療費については何度か書いた。子どもが熱を出して夜間診療に行くと5千円。今日みたいな日に皮膚科にかかると7千円。

 受診抑制には間違いなく効果があるだろう。しかし、より悪化させてさらに医療費を使うことにもなりはしないか。それより何より、患者が苦しむことになりはしないか。

 適切な医療を受けられるかどうかも結局は金次第。ホリエモンが正しくないと誰が言えるだろう。
 ERの世界(=アメリカの理不尽な保険医療制度)もそれほど遠くないように思えてくる。

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2006.08.11

★慣れ

 去年の末に50インチのリアプロジェクションテレビを買ってから、それまで使っていた29インチのブラウン管テレビを見ることが全くなくなっていた。あまりテレビを見ない我が家では、どうしても同時に違う映像を見る必要はほとんどなく、1台あれば十分なのだ。

 今日は珍しく、そういう必要が生じたので、久しぶりに29インチの映像を見た。

 小さい。丸い。

 ソニーが誇るフラットトリニトロン管、29インチの「大画面」でも、昔実家にあった14インチのテレビに見える。「よくこんな小さい画面で我慢していたなあ」というのが正直な実感だ。

 もちろん、一方で、現在見ている50インチは普通になってしまって、ありがたみや感動はもはやない。

 何でもそうだが、「慣れ」とか「飽きる」とかいうことがなければ、人生はどんなに幸せだろうかと思う。だが逆に、それがあるから何もかもがどんどん進化・流転していくのだ。そんなに変わらなくてもいいと思っていても。

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2006.08.10

★まさかつがいが揃うとは

20060808StagBeetle 先日、六甲山で研究者と会った場所にリベンジしに行き、めでたくコクワガタのオスをゲットした。それにしても小さい。生まれてこの方、こんな小さなクワガタムシを見たことがないほどだ。体長を計ると28ミリしかなかった。こう数字で書くよりも、見た目はさらに小さい。

 それはまあ、しかし、いるべき場所にいたクワガタなのだが、今日昼、職場の建物と建物の間の通路に、今度はメスがいて驚いた。クヌギやコナラなどぜんぜんありそうもない場所だし、コンクリートの上だ。真っ昼間、こんなところにいるのなら、わざわざ夜中に六甲山まで行かなくてもいいのだが、いったい本来どの木にいるのかがわからない。また今度探してみよう。

 それにしても、アスファルトの上やコンクリートの上で、偶然カブトムシやクワガタムシを見つけることが続いて驚いている。私が何年か前にヒラタクワガタを見つけてきたことがあると息子は言うのだが記憶にはない。いずれにせよ、まだまだその辺にいるということか。

 クワガタのつがいが揃ってめでたいのだが、メスの方がはるかに大きい。何クワガタかはメスだからわかりにくいのだが、夜にペットショップで見たノコギリクワガタがそっくりだった。このつがいで子孫を残せるとは思えないのだが、これからどうしたものか。

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2006.08.06

★研究者

 ソウシチョウを初めて発見し、野ウサギやミヤマクワガタと出会った六甲山のお気に入りの場所。

 先日ミヤマクワガタを見つけたとき、他に誰も通らないような道の隅にしゃがみ込んで、なにやら熱心に観察している人がいた。
 行きも帰りも家族3人ですぐ後ろを通ったのだが、絶対にわれわれの存在に気づいていないと思われるほど、脇目もふらず何やらゴソゴソやっていた。普通ならありえないが、もしかするとほんとに気づいていないのでは、と思えるほどだった。

 ・・・8月5日夜、日帰りで実家へ行った帰りに息子と2人でまた同じ場所にミヤマクワガタを探しに行った。昼間でもだれもいない道の隅に、橙色のライトが見える。こんな時間にこんなところにいる人が他にいるとは思えない。相変わらず、こちらには見向きもせず、何やら熱心にゴソゴソやっている。また、すぐ後ろを通る。

 あの時と同じ人に違いないとは思うのだが、何やら肝試しにでも来たような気分になった。他に誰もいない夜の山中ということもあって、ちょっとこの世のものとは思えない雰囲気なのだ。

 けっこう歩いてお目当ての木に到着しても、クワガタは見事に空振りで、ウマオイ系の茶色い虫やら気味の悪い蛾やらしかおらず、そこらの木々を照らしながら戻る途中にもめぼしいものは何もいない。

 帰り道、例の人と微妙に目が合った。4度目にしてわれわれの存在に初めて気づいたといった風情だった。もちろん、向こうは先日通ったのがわれわれだったのは知らないだろうが。
 こちらから挨拶する。「こんばんは。何を調べてらっしゃるんですか?」

 水を得た魚、というのはこういう状態をいうのだろう。他には人っ子一人いない真っ暗な山中で、嬉々として、また、滔々と、ここでの研究活動について話し始めた。話はもちろん興味深いのだが、専門的でかつ細かい。
 懐中電灯で照らしながら、太陽の下でも見えるかどうかというような大きさの、花粉やら虫の足やらを見せて解説してくれる。

 だが、内容よりも何よりも、とにかくこうして何かを調べることが楽しくて仕方がないという雰囲気だけはびんびんと伝わってきた。もう一つ、世界中でまだ誰もはっきりとは知らないことを、自分が発見しつつあることの喜びも。

 一方で、正直、相手が私たちで良かったと思った。真っ暗な山中にしゃがみ込んでえんえん続く講義を受けることができる人は、そう多くはないと思うからだ。

 ともあれ、昼からずっと作業を続けてきて、今終わったところなのだという。10時半だ。地面に置いてさっきまで何やら書きつけていた小さなノートには、観察記録がびっしり。明日も同じようにここに来るのか聞くのはこわかった。

 研究者、のすごさを思った。同時に幸せも。

 だが、「老眼が始まって、こういう細かい観察をするのはつらいんですよ」と楽しそうに話す彼は、大学の職の任期が切れて、現在は無職だという。

 既に幸多き彼に、世俗的な幸も多かれと祈る。祈ることしかできないけれど。

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2006.08.02

★ノー・マンズ・ランド

 久しぶりに大傑作を見たような気がする。何で今まで見なかったんだろう。

 もちろんメーッセージ性もすばらしいが、何よりエンターテイメントとして最高。それでいて、安易さに流されていない。

No Man's Land, 2001 international)

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