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2006.12.25

★片付かぬ日々

 今年の予定もほぼ終了、あといくつか大物を抱えているとはいえ、定例業務は先送りすることに決めた。なのにやっぱりいろいろ気にかかってぜんぜん開放的な気分になれない。
 本当なら、できることはがんばって年内に片付けてしまってすっきりしようと思うのが正しい労働者なのだろう。開放されないのは自業自得かもしれない。

 ベトナムに持っていったスーツケースが、まだリビングの横に転がっている。帰国してからそろそろ1か月になろうかというのに、まだ片付けていないのだ。

 決して忙しすぎて暇がないというわけではない。昨日はバードウォッチングに出かけていたし、夕食も作った。夜中に息子へのプレゼントを買いに出たりもした。

 だが、片付かぬスーツケースに象徴されるように、何だか日々が片付いていかない。気持ちに余裕がないと、エントロピーは次第に増大していって、どんどん事態は悪化していく。

 これでも清潔好きだし掃除は嫌いではないから、家の掃除はほぼ引き受けているのだ。食器洗いもする。でも、そういうものは何とかこなしつつも、スーツケースを動かしたりよけたりしながら掃除機をかける日々が続いている。

 なぜだか自分でもよくわからない。

 大掃除、というのを、今の家に越してからしたことがない。いや、前の家だって、その前の家だって、した記憶がない。意図してそうしたわけではないが、いよいよどうしようもなく大掃除が必要になるころには、次の家に引っ越してきたような気がする。

 思えば、年の瀬に大掃除をするというのは、エントロピーの増大を食い止め、いったんリセットする生活の知恵だったのだろう。
 文字通り盆も正月もない(というよりは盆も正月も単なる休暇だと考えるような)生活をしていると、おおまかには辻褄をあわせられても、だんだんと細部から破綻していき、ついには混沌の中にいてその混沌がわからないような状態に陥っていく。

 先日、着ているものがくたびれてきたことを書いた
 今日、外国人と話をしていて、唐突に「正月にはおろしたての下着を身につける伝統がある」ことを思い出した。「あった」というべきなのかもしれない。そんなことをした記憶がないのに、その「伝統」を知っているのはどうしてなんだろう?
 聞いている方は笑っていたが、あれも生活をいったんリセットする知恵なのだろうと思う。昔の正月はみんな揃って一つ年を取る日でもあった。

 これも先日、今これを書いているノートパソコンの挙動が微妙におかしくなってきたので(たとえばデジカメで撮った写真が徐々に!? 取り込めなくなっていく。立ち上げたときに自動的には無線LANにつながらない)、システムを入れ直した。ハードディスクの初期化まではしなかったが、見違えるように素直に動くようになった。

 幸い?この年末年始はどこにも出かける予定がない。この際、真面目に大掃除をしていったんリセットをかけてみるのも悪くない。

 だがその前に、とりあえず先月からそこにあるスーツケースを片付けなければならない。果たして年を越すまでに私の目の前から消えているだろうか。

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