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2006.12.30

★防振双眼鏡

 初めて手にした防振双眼鏡。キヤノンの双眼鏡も初めてだ。Canon 10X42 L IS WP。10倍で対物有効径42ミリ、Luxury Lens, Image Stabilizer, Water Proof である。

 届いてまず思ったのは、予想したことだったが、「重い、でかい」。ちょっと使うと、「持ちにくい」が加わる。ふつうに持つと、ピントノブまで指が届かない。
 これまで持っていた同じ 10X42 のダハプリズム双眼鏡と比べると、その巨大さがわかる。今までむしろ大きいと思っていた双眼鏡が、コンパクト機に見えるほどだ。

 通常、双眼鏡は8倍以下が推奨される。それを超えると手振れが問題になってくるからだ。手持ちの上限は10倍。それ以上の倍率の手持ち前提双眼鏡はまともなメーカならふつうは作らない。

 私はふだん10倍を愛用していて、鳥を見ている限りは手振れもほとんど気にならなかった。防振双眼鏡が届いて手近なものをいろいろ見ていても、それほど感動したということもない。この程度の差なら、防振でなくても・・・とも考え、ちょっと後悔が芽生えそうになったりもした。
 ただ、いつも手振れに悩まされている息子が非常に感動していたので、とりあえず後悔はせずにすんだ。

 しかし、月や星を見ると、防振のありがたさが身に沁みる。むしろ、「なくてはならない」という感じだ。

 そして・・・

 昨日、兼六園で少しだが鳥見に使ってみた。結果、鳥見にもやはり非常に有効であることがわかった。
 大袈裟にいえば、「自分は今まで鳥の何を見ていたんだろう」という感じだ。双眼鏡で覗いて、種名を同定すればそれで満足。もちろん、その美しさや可愛さを愛でないわけではないが、防振で見ると別世界である。

 見慣れているはずのシジュウカラ・ヒヨドリ・トビ・カラス・スズメ・カルガモ・・・
 こんな羽根模様でこんな色合いでこんな仕草なのか、ということが、文字通り目から鱗、という感じで見て取れるのである。対象が立体的に浮き上がって見えるような気もする。これからの鳥見がこれまでとは違ったものになるという予感さえした。

 心配した重さだが、2時間ほど首からぶら下げている分には苦にならなかった。操作性も、慣れてくるとそんなに悪くはない。ピントノブに常時指が届くような持ち方をすれば短い指でも大丈夫だ。
 防振スイッチもよくできていて、スイッチロック・自動オフなど、かゆいところに手が届いている。
 しかし、大きさ重さは諦めるとして、せっかく防振なのだから12倍でも良かったのではないかとは思う。

 ネットショップで安く買ったとはいえ、これまで光学機器に払った金額の最高値を更新した。これからの小型軽量化が気になるが、おそらくいい買い物をしたと思いたい。

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