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2007.03.31

●お年玉・・・

 今ごろ何なんですが、今日で本年度最後だし・・・

 長い間放ってあった年賀葉書の番号を確認した。

 何と、当たりが1枚もなし。

 こんなことは記憶にない。少なくとも、ここ20年以上はなかった。いつも数枚は当たっていたのだ。
 まあ、最下位の当選番号が2つに減ったのが大きく影響してるんだろうけど。ケチだなあ・・・

 まあいいや。今年度はついてなかったということで、明日から始まる来年度にはその分ツキが回ってくると思うことにしよう。

 今年度最後の雨と雷が始まった・・・

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●タイヤ入れ替え

 備忘録です。すみません。

 北アルプスまで行ってもまったく出番のなかったスタッドレスをノーマルタイヤに入れ替えた。

 両者とも、ホイールは洗ってワックスがけも終了。

 外したスタッドレスにネジが刺さっていて驚いた。幸い、短かったので大丈夫だった。溝の奥に届くか届かないか程度。

 スタッドレスは空気圧を1.3にして保管。ノーマルは2.5にセットした。

 明日から新年度。

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2007.03.30

●露天風呂でも・・・

 北アルプスは穂高の麓、平湯温泉で露天風呂に入った。ふつうそんなことはしないのだが、槍ヶ岳?を遠望できる「飛騨・北アルプス自然文化センター」に車を駐めると、間違える人が多いのか、「←30m ひらゆの森」という表示があったのだ。

 何となく気になって行ってみると今風の温泉施設である。前の晩風呂に入っていなくて、その日は車の中で寝る予定だったから、ここで入らないと風呂なしの晩が続くと思って入ってみた。500円。私の金銭感覚としては妥当なのだが、もしかすると安いのかもしれない。

 いちばん驚いたのは、露天の岩風呂につかりながら、ケータイで話している男がいた(もちろん女はいないのだが)ことである。

 露天風呂に電話なんか持ち込むか?

 しかも、会話の内容たるや、「ああ、おれおれ。今どこにいると思う? 温泉に来てるんだ・・・」

 相手がだれかはわからないが、同性の友人のように思えた。こんな電話を露天風呂の中からかけてもらって喜ぶ仕事帰り?の男がどこにいるのだろう?

 後ろからケータイを凝視してみたのだが、ふつうのに見えた。あれで防水なんだろうか。硫黄分なんかも、いかにもキカイに悪そうである。

 しかし、素っ裸でタオルとケータイだけをもって広い露天風呂をうろうろする姿は、控えめに言って滑稽だった。

 そのうち、

「露天風呂内ではマナーモードに設定し、通話はご遠慮ください」

なんてアナウンスが流れたりしないことを祈らざるをえない。

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2007.03.28

●小京都・北アルプス・京都

 休暇を取って2泊3日で旅行してきた。何でこの年になって・・・と思うのだが、宿泊費はゼロ。

 飛騨高山・平湯温泉・北アルプス白馬岳山麓・木曽路奈良井宿・京都東山。

 "小京都"高山と京都東山はものすごい人出。いくら春休みとはいえ、平日なのに。
 そのどちらも、自転車でぶらぶら。周囲はともかく、中心部はほとんど押して歩くことになった。

 白馬と奈良井はほとんど誰もいなかった。スキー場自体も賑わっているとは言えなかったが、スキーヤーたちは遠望できた。

 個人的には、初めての雪山登山?が素晴らしかった。

 雪不足で営業を終えたスキー場。おじさんたちがリフトを一つずつ外して片付けている。しかしそれは一番下で、そこから上に歩くと人っ子1人いない。

 雪不足とはいえ、斜面はまだ一面の雪だ。地面が顔を出している端を選んで歩くが、それも難しくなるとゲレンデを登ったり林間コースを登ったり。

 途中、綺麗なアカウソ1羽を含む、6羽のウソ(なぜかすべてオスのようだ)、ヤマガラ、シジュウカラなど。
 ヒュイヒュイヒュイヒュイという綺麗な声のさえずりが聞こえ、見つけるとゴジュウカラ。見たのは金剛山以来で、まだ2度目だと思う。あんなに美しい声でさえずるんだ。

 尾根筋まで出ると、国道が通る谷を挟んで白馬連峰が望める。アルピニストもスキーヤーもこんなところへは来ない。まったく無人の雪山世界。残念ながら、雪が少ないけど・・・

 キツツキのドラミング、ホオジロのさえずり、ヒガラ。

 空は一面の曇りで白馬連峰の頂上にはガスもかかっている。

 ゲレンデには堅く締まった雪がまだある。せめてダンボールでもあれば滑って降りられることに気づく。
 結局、うち捨てられていた、ベニヤ板の表面の皮のようなもので少しだけ滑ることができた。

 歩いて下るのはやはり大変だった。

 奈良井宿では、端から端まで往復。大小の小柴箒を購い、ちょっと素敵な喫茶店があったのでカフェオレをいただく。

 帰りに通った御岳の上の方は、ガスがかかって見えなかった。

 長くなりそうなので、京都はまた別に。

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2007.03.25

●春協奏

 春といえばサクラが何かと話題になる。小さな子どもにでもわかる情緒だ。

 新緑の美しさに目覚めたのは20代。それまで、あまりピンと来ていなかった。

 ここ数年、鳥を始めとする自然の風物に造詣の深い方々と身近にお話しさせていただく機会が多く、目を開かれる思いをすることが多くなっている。

 今日、鳥を見に行ったのだが、一番印象に残ったのはミツマタ。和紙の原料として有名な植物だ。こんなに見事に咲き誇っているのは初めて見た。甘く魅惑的な香りや赤い園芸種の存在も初めて知る。

 その他、トサミズキ・サンシュユ・アセビ・アオモジなどの花々。

 春はサクラばかりではない。そんな当たり前のことに遅まきながら気づいていく日々。

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2007.03.24

●カワウを狩猟鳥に?

 ●跋扈する黒い鳥というエントリを書いたのがつい5日前。

 そのカワウを狩猟鳥にする方針を環境省が決めたという。ハンターに殺してもらって減らしたいらしい。(asahi.com)

 たしかにカワウの跋扈は目に余るが、一時は絶滅まで心配された鳥だ。本当に大丈夫なのだろうか。

 昔、トキ汁、という料理があったという。おいしかったらしい。
 もちろん、あのニッポニア・ニッポンのことである。朱鷺色(ときいろ)の羽めあてにも乱獲され、環境破壊とあいまって日本では絶滅に追い込まれた。

 幸い、カワウの肉はまずいそうなので(だれが食べたんだろう?)、大丈夫かもしれない。でも、そういう問題なのかなあとも思う。

 ともあれ、カワウの数を減らすために狩猟鳥に指定するというのは、どう評価すべきなのかよくわからない。鉛玉をばらまくとすれば、それはもちろん反対だけど(最近は鉛玉禁止なのかな?)

 それよりも、すでに狩猟鳥に指定されている、ヤマドリやウズラやキジなんかを狩猟鳥から外してほしい。カモだってどうかと思う。

 ヤマドリやウズラなんか、必死でバードウォッチングをしている人でさえ、滅多に見られないほどの鳥だ。それを鉄砲で撃って殺すなんて・・・ ありえない、としか言いようがない。

 幸い、カワウを狩猟鳥にすると同時に、ウズラは5年間捕獲禁止にする方針だという。5年間といわず永久に禁止してほしい。ヤマドリも。

 キジだって、いちおう国鳥なのだ。
 ほんとかどうか知らないが、国鳥を鉄砲で殺しまくっている(狩猟鳥としている)国など、日本だけだという。「だけ」かどうかは措くとして、ほとんどないのは事実だろう。まさに「恥ずかしい国」だ。

 『華麗なる一族』をきっかけにキジ撃ちが流行ったりしないようにも、切に願う。

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●悲惨なる一族 最終回

 今ごろ見ました。

 このドラマ、どうして時代を現代に持ってこないのか不思議に思っていました。

 唐沢くんの白い巨塔は現代に持ってきてましたよね。

 もちろん、高度成長期の日本の雰囲気を背景にした・・・というのもわかりますが、そこはいくらでも翻案できるし、第一、その点がうまく描写されていたとは到底言えないと思います。

 その象徴が鉄平のヘアスタイル。1960年代の製鉄会社専務のそれではなく、まんま、21世紀のジャニーズ系タレントでした。

 つまらない象徴ですが、それだけでも、時代の雰囲気とか時代考証とかよりも、キムタクのかっこよさで売ろうとしているさもしい根性が見て取れます。
(キムタクって、時代劇に出たことあったっけ? さすがに時代劇ではチョンマゲになるんだろうか?)

 お金はすごくかかっているのに、あまりにもいろんな描写が杜撰で、どうしても60年代には見えない、というドラマを作るぐらいなら、もっとお金をかけずにリアルな現代ドラマとして作れたのではないかと思います。

 で、最終回を見て、「鉄平の血液型は戦時中の集団検査によるもので、よくあった誤りにより間違えられていた」という点をうまく現代に翻案できないために、時代設定を変えなかったのか、という気がしてきました。
(この話が出てきたとき、え!? 鉄平って戦時中!に血液検査を受けてるの?? と多くの視聴者が咄嗟に思ったに違いない。それがすなわち、視聴者を作中へ引き込むことに失敗していることの証だ。)

 さすがに現代ドラマで、「血液型判定が間違ってました」というオチは・・・ ありえないことではないけど、白けてしまいますよね。翻案も難しいかな?

 ドラマはともかく、それにしても山崎豊子。膨大かつ綿密な取材に基づいて壮大な物語を織り上げ、それが時代のやや先を見通すとともに、人間の業の深さを描写しきる筆力にはものすごいものがありますね。

 ただ、そうするとどうしても暗くなる。もっと適当でちゃらんぽらんに考え、生きていくことができたら、悲劇の多くは生まれず、ラクになれるのに。自戒をこめて。

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2007.03.23

●「無能」な鳥

 鳥に脳みそはない。断言してもよい。少なくとも、思考や理性を司るという人間の前頭葉に当たる部分はない。

 だいたい、うちで飼っている文鳥を例に取ると、どうひいき目に見ても、脳全体の容積が私の小指の先もない。小指の先の1/3ぐらいか? そして、そのほとんどは飛ぶために発達した小脳だ。

 つまりアホである。

 生殺与奪の権利を100%こちらに握られているというのに、何か気に入らないことがあると(とにかくアホなので、何が気に入らないかはこちらにはわからない)、恐竜のように突っかかってくる。
 その時の威嚇の声と怒りの表情といったら、ジュラシックパークに出てきたラプトルも真っ青なくらいだ。

 こんなに可愛がってやっているのに、いったい何がそんなに不満なのだ。

 そんな鳥だが、それでもやはり脳みそがあるんだなあと思うことがいくつかある。

 そのうちの一つは、カゴにカバーをかぶせようとすると、寝る態勢にはいることだ。

 冬の間、寒いので、夜はカゴにカバー(ただのダンボールの箱)をかぶせる。こちらがダンボールを持って近づいただけで、いつもの睡眠用の定位置にパッと飛び移り、瞬時に寝る態勢に入る。
 ああ、こいつにも因果関係というのがわかり、すぐ未来なら予測できるのだなあ、と思う瞬間だ。

 まあでも、しょせん、そんな条件反射程度のことなんだけど。

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2007.03.21

●お彼岸の日記

 車の屋根の上とトランクに自転車を積んで実家へ行くはずが、渋滞で遅くなり、直接昼食を食べる寿司屋へ。12時過ぎ着。

 ここは魚自体の新鮮さとそれなりの大きさで勝負。確かにおいしいが、やや洗練されていない。
 それにしても、流行りすぎていて、予約なしできた客に対する態度が大きすぎるような気がする。忙しくて愛想が悪くなっているんだとは思うけど。

 お墓参り。周囲の墓の多くが墓地改葬公告の対象になっている。看板を読むと、5年ほどだれも参ってないということになるようだ。このままでは、無縁仏として扱われ、墓は撤去される。
 だが、母親によると、ときどき花が供えられている墓もあるという。

 父親が般若心経を唱える。死んだら私が戒名をつけてやろうと思っているのだが(ただなので)、こういう父親だと納得しないかも。

 いったん実家へ行ってから、海岸沿いをポタリング。海、淡路島、明石海峡大橋。

 暑くもなく寒くもなく、絶好の日和。これで花でも咲いていれば完璧なのだが。

 カモメやトビやヒドリガモやカワウがいて、果てはミサゴまで飛んでいて驚く。

 自分が育ったはずの土地なのだが、そんな鳥、どれ一つとして見たことがない気がする。昔はいなかったのか、目に入らなかったのか。

 夕食は餃子の王将で。なんで王将やねん、と最初は驚いたが、甥っ子たちばかりか母親までもがおいしいのだという。まさか。

 ずっと昔に愛想を尽かして、もうたぶん15年ぐらい行ったことがないと思うのだが、確かに10年ひと昔。相当レベルが上がっていた。
 バーミヤンとかのファミレス系中華ができて競争が激しくなったためと踏んだ。

 競争も悪くない、かな?

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2007.03.20

●さくら開花

 全国のトップを切って、東京で今日、桜の開花宣言があった。

 何でも、靖国神社にあるソメイヨシノの標本木で5輪以上の花が開いたのだという。午前10時には4輪だったので、開花宣言は午後に持ち越されたらしい。

 でもどうして、標本木が靖国神社にあるんだろう。気象庁に近いのかな。

 それにしても、全国でトップって? 沖縄や鹿児島や高知にはソメイヨシノがないのか? それとも、人工的な廃熱によるヒートアイランドで、冬の間東京が全国で一番暖かいのか?

 まさかね。

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●かもめ食堂

 邦画はほとんど見ないのだが、巷で評価が高そうなので見てしまった。

 うーん、まあ、最後まで楽しめました。

 名優?を使った学芸会的演技は意図的な演出か。

 でも、あの食堂、冬になっても大丈夫なんだろうか。ヘルシンキの冬なんて、想像しただけで気が滅入ってくる。まあ、サチエ(小林聡美)は「気が滅入る」などという感情とは無縁なのかもしれないけれど。

 私もガッチャマンの歌は最後まで歌えます。といっても、映画同様、1番だけですけどね。

 今年の夏、どこへ行こうかと思っていたのだが、地球儀をグルグル回してダーツを投げて決めようかな。
 それとも、フィンランドを振り出しに、北欧を一周してこようかな。

 ・・・でも、気が滅入りそうだな、やっぱり。

(かもめ食堂 ruokala lokki, 2005 日, フィンランド)

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2007.03.19

●跋扈する黒い鳥

 空を見上げると、かなり大きめの真っ黒に見える鳥が飛んでいるところだった・・・

 そんなときあなたは、「なんだ、カラスか」と思うか呟くかしてあっさりやり過ごすだろう。そしてそれは、ほぼ100%正しかった。これまでは。

 話は違うが、日本に「カラス」という名のカラスはいない。いや、「カラス」は日本語だから世界中にいないだろう。
 種名は、「ハシブトガラス」「ハシボソガラス」「ミヤマガラス」「コクマルガラス」などである。ほとんどは前2者だ。
 だが、ここで言いたいのはそういうことではない。

 空を飛んでいく黒い鳥、ヘンにせわしなく羽ばたいていないだろうか。あるいはまた、ヘンに首が長く見えないだろうか。また、直線的に飛んでいっていないだろうか。

 だとすれば、それはカラスではなくカワウである。長良川の鵜飼いで使うウミウとそっくりで、ほぼ見分けがつかない鵜(ウ)だ。

 このカワウ、一時は絶滅の危機までささやかれていたのだが、少なくとも大阪近辺ではものすごい数が跳梁跋扈するようになってきた。
 何気なく空を見上げて飛んでいる黒い鳥がカラスではなくてカワウだった、などというのは、少なくとも数年前まではほぼなかったはずだ。

 あんまり増えすぎて、集団で営巣してフンで木を枯らすことでも悪名高くなった。それでも、特定の場所に行かなければそれほど目にすることもなかったのだが、最近では、日常的に空を飛んでるのを見かけるようになった。

 絶滅するよりはめでたいことには違いないけれど、何か大幅に生態系が攪乱されているような気がしてならない。

 今度空を行く黒い鳥を見たら、ぜひちょっと気にかけてみて下さい。羽ばたきは? 首は? 飛び方は?

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●雪にウグイス

 先日東京で初雪を観測したそうだが、大阪でも寒い日が続く。

 昨日の日曜日、時折りウグイスがさえずる中、雪が舞う。完全装備?でも、立ち止まっていると寒さが身に沁みる。

 雪にウグイスとは、はて、よくあることなのだろうか。

 厳然と両方同時に存在するこの風情を俳句に詠めば、冬? 春?

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2007.03.17

●だしの味

 久しぶりの懐石料理。といっても「ミニ懐石」とか。本物の懐石には手が出ない。

 特に高級な食材は何もなかったが、やはりおいしいのが出汁の味。食事が終わって何が一番おいしかったと聞かれて思い出されるのはそれ。

 淡泊で上品。この味が、ある程度ちゃんとした和食の店以外では得られない。

 そういえば、フランス料理のコンソメスープ。単品で注文したことはないが、店によっては1800円とかの値付けになっている。
 あんなものに2千円も出す人がどこにいるのかと思うが、腕のある料理人が手間暇をかけているものなら安いぐらいなのだそうだ。

 確かに、なるほどと思うぐらいのコンソメを2〜3度味わったことはある。

 でもやっぱり、いい出汁の効いた日本料理のスープ?の方が、深く神経に訴えかけてくる。

 欧米なんかに数日でもいると、かなり粗雑であっても、和食や中華や東南アジア料理が恋しくなる。
 滅多にない、「ふるさと」を感じるときだ。

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2007.03.16

●なごりの初雪

 東京で初雪が降ったという。

 3月の16日に初雪。前代未聞(観測史上最も遅い)だそうだ。

 これまでの記録は47年前の2月10日。いかなる形でも私がこの世に存在していないほど昔である。
 この記録を1か月以上更新したことになる。

 ということは、今のところ、東京で雪が降らなかった冬はないのだ。すごいな。大阪はどうなんだろう?

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2007.03.15

●噂によれば・・・

 こんな映画、ご存じでしたか? おそらく日本ではマイナーというか忘れられた存在のような気がするのですが、私が知らなかっただけでしょうか。

 ケビン・コスナー、シャーリー・マクレーン、リチャード・ジェンキンス、ジェニファー・アニストン出演。ロブ・ライナー監督。

 噂によれば、ダスティン・ホフマンが主演した『卒業』(1967)にはモデルとなる家族がいて・・・ という設定。

 ダスティン・ホフマンが演じたベンジャミン・ブラドックがケビン・コスナー、彼を誘惑したロビンソン夫人がシャーリー・マクレーン。

 そのシャーリー・マクレーンの2人の孫が、1人は結婚、1人は婚約。しかし、『卒業』の家族の結婚話がすんなり行くはずもなく・・・

 これもぜひご覧ください。『卒業』を見たくなった。見たのは何年前だろう?

(邦題は「迷い婚 —全ての迷える女性たちへ—」です。あんまりなのでタイトルを変更しました)

(Rumor has it... 2005 U.S.A.)

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●16ブロック

 アル中で腹の出た元悪徳刑事、ブルース・ウィリスによる、ダイハード4という感じ。作品中でもそれを意識した台詞が散見された。

 素直にお勧めです。

(16 Blocks, 2006 U.S.A., Germany)

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●すでに大増税

 家人の確定申告。

 国税庁のウェブサイトで数字を入れていく(便利になりましたね、隔世の感があります)。
 まず、勤務先からもらった源泉徴収票の内容を入力して、申告納税額がゼロになることを確認する・・・はずであった。

 が、何度やっても、あと7万円ほど納めろということになってしまう。

 そんなアホな。年末調整もちゃんとすんでいるのだ。

 こうなったら、ウェブサイトが間違っているか、源泉徴収票が間違っているかだ。試みに、自分の源泉徴収票の数字を入力してみると、見事にゼロになる。当たり前だ。
 全国の人が使っているウェブサイトにこんなわかりやすいミスがあれば、既に修正されているはずである。おかしいのは源泉徴収票のほうなのだ。

 2枚の数字を比べてみると、家人の「年調定率控除額」が私の倍ほどもある。つまり、私より7万円ほど余分に減税されているのだ。ありえない。

 そういえば、2006年分は定率減税が半分になったはずだ。私の源泉徴収票に付属のお知らせにもそのことが書いてある。

 これは明らかに、家人の勤務先がそのことを知らず、2005年度までと同じ計算式で計算しているのだ。おいおい、そしたら今からまた7万円申告納税かよ・・・
 でも、そんなことをしてから家人の勤務先に源泉徴収額を修正しろという指示が来たりしたら、話がややこしくなる・・・

 などと小一時間もごちゃごちゃやっていたところ、はっと気づくことがあった。

 何のことはない。家人が2005年の源泉徴収票を私に渡しているのだ。まさかそんなものを渡すとは思っていなかったので、盲点だった。これで辻褄がぴったり合う。

 もちろん、2006年のを使えば申告納税額はちょうどゼロになった。

 さて、そこに、幾ばくかの雑所得を加えて・・・ やっぱり返ってきませんね。余分に納めなければなりません。はあ・・・

 ___

 それにしても、今年は去年と比べて、所得税だけで14万近い増税を食らったことになる。来年は定率減税がゼロになるから、28万円だ。

 2007年は2005年と比べて、所得税だけで 毎月2万3千円! の増税・・・

 政府にしてみれば、これまでが減税だったのだというのだろうが、ものすごい額である。まあ、共働きというのが大きいだろうけれど。

 古い源泉徴収票を入力するなどという馬鹿なミスをやらなければ、このことにまったく気づかなかっただろう。取られているものにも敏感にならなければ。

(強制的に徴収される社会保険料関係も、とんでもない高額。これに見合う保障が得られるとは到底思えない。すべて脱退して貯金に回したいぐらいだ。まあ、相互扶助だというのもわかるんだけど、そうじゃなくて無駄遣いが多すぎるのではと勘繰ってしまう。)

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2007.03.13

●奇跡的??

 「奇跡的にも、大きな損傷はなかったという・・・」

 もったいぶってゆっくり話す、『報道ステーション』のナレーションである。

 どうしてこういう馬鹿なことを言うのだろうか。この後、同じ番組内ですら、パイロットが規定通りごくふつうに操縦すれば99%危険はないと専門家が発言しているのだ。

 天候にも比較的恵まれていたのだから、これで機体が大破したりする方がよほど奇跡的である。↓に書いたとおり、消火剤をもっと適切に撒いておけば火花さえ出なかっただろう。

 「大きな損傷でもあればもっと騒げたのに」という本音の裏返しなのではないかというのは穿ちすぎだろうか。

 いずれにせよ、まったくもう、マスコミというヤツは・・・

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●とうとうやっちゃいましたね

 とうとうやっちゃいましたね、ボンバルディア DHC8−Q400。

 まあ、こういう書き方ができる(=かすり傷を負った人さえゼロ)のがせめてもの救いだ。

 以前から各種マイナートラブルが続き、利用者の間でも悪評が定着してきた感のある機材。今回の事故で、いよいよ悪い評価が一般に固定するだろう。

 「ボンバルディアにはもう乗りたくない」という乗客の声がすべてだ。こんな言われ方をする航空機メーカーが他にあるだろうか。

 ご承知の通り、最後まで前輪が降りず、機首を滑走路に接地させ、火花を散らしながら着陸した全日空機の話である。

 たまたま耳にしたラジオのニュースで、前輪が出ないまま上空を旋回している機の存在を知り、着陸数分前にテレビのあるところへ移動できた。
 結果、着陸を生放送で見ることができ、飛行機乗りの端くれとして感慨深いものがあった。

 場所も、先日降りて上がったばかりの高知空港。見覚えのある風景の中、前脚の出ない飛行機がファイナルに入ってくる。大丈夫だろうと思っていたとはいえ、やはり無事着陸するとほっとした。
 そして、事後の消防の放水?がツボを外している(特に2台目)点にユーモアさえ漂い、一気に緊張感がなくなった。

 ___

 各種情報は報道機関にお任せするとして、気づいたことを2つだけ。

 1.事前に滑走路に撒かれた消火剤、位置の計算を誤っていないのだろうか。

 機はだいたい予想通りの形で着陸した。なのに、けっこう広範囲に撒かれた消火剤は何の意味も持たなかった。機首が接地した場所より後ろに撒かれていたからだ。消火剤の上を機首が滑れば、火花が出ることすらなかったのではないか。
 適切に撒かれたのか検証が必要だと思う。

 2.地上での案内は情報を正しく伝えず、かつ、配慮を欠いていたのではないか。

 新聞によると、弟を出迎えに空港に来ていた女性が、「航空会社の人から「胴体着陸するかもしれない」と伝えられ、泣いてしまった」という。

 乗客の方はみんな比較的冷静だったらしい。

 この違いは、機長が「日ごろ訓練しているので大丈夫です」と自信を持って伝えていた点に起因するところが大きいと思う。
 地上職員は、「ほぼ間違いなく無事着陸できる」ことをちゃんと伝えたのだろうか。

 前輪が出ていないのだから絶対はないとはいえ、今回のケースではケガ人が出たりする可能性はまずなかった。地上職員はそのことをしっかりと伝えなければならない。でなければ、「胴体着陸」などと聞いた乗客の身内は、当然のように最悪の事態を予想してしまう。

 ___

 まあともかく、インジケータのランプがつかないとか消えないとかいうのがこれまでのトラブルの多くを占めていたと思う。
 車輪が格納できないというのも何件かあったが、出ないよりはマシである。油圧で車輪が下りないときも、フェイルセーフの手動では必ず下りていた。

 繰り返しになるが、今回の事故は「あーあ、とうとうやっちゃいましたね」という感を拭えない。

 大阪から高知は、代替となる交通手段に乏しく、飛行機が頼りなのである。そして、大阪−高知便は今やすべてボンバルディアではないだろうか。

 「ボンバルディアにはもう乗りたくない」と言ってしまうと、ものすごく高知に行きにくくなってしまうのだ。これは、他の中距離地方便でも共通して言えることではないか。

 鳴り物入りで華々しく導入された新鋭機。あまたの車やパソコンやデジカメやその他の電器製品と同じく、(初期)不良が出尽くした段階で購入すべきだったのかもしれない(その場合、(初期)不良のツケはだれか他の人が負わなければならないんだけれど)。

 いずれにせよ、今となっては後の祭り。これからどうするか、である。

 そうそう、わがセスナは車輪を格納することすらできず、その意味ではすこぶる安全です。

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2007.03.12

●もうタイヤ履き替えちゃったのに

 北日本や日本海側を中心に大雪になったらしい。

 ニュースを聞いて驚いたのは、「もうタイヤ履き替えちゃったのに」という札幌市民(たぶん私の勘違いではない)がいたことである。

 もちろん、スタッドレスからノーマルタイヤに、であろう。

 3月半ばですよ。札幌ですよ。いくら暖冬だと言っても、絶対にといっていいぐらい、ありえない判断である。

 ほんとにいろんな人がいるなあ・・・と、あきれながらもちょっとほのぼのしてしまう。

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2007.03.11

●裏金とか光熱費とか

 昨夜、車の中で聞いたNHKの定時ニュースのトップが、西武のスカウトがドラフト前の選手に渡した裏金とかの話題で、ちょっと驚いた。
 新聞でも確か、1面トップになっていなかっただろうか(1面の左側かな)。

 関心のある向きにはそれなりのニュースなのかもしれないが、所詮は内輪のもめ事である。野球協約?とやらに違反していても、違法性はないだろう。あ、脱税とかが絡むと別かな。
 お金の出所も、私企業である。

 それに比べ、松岡農林水産大臣の事務所による光熱費問題。もっともっと大々的に扱ってしかるべきではないのか。

 まったく光熱費無料の議員会館に入居しながら、計上した光熱費が何と5年間で2880万円。多い年には1年で779万円だという。

 その理由が「水道は何とか還元水とかをつけている。暖房なりなんなり、別途そういうものも含まれる」からだそうだ。

 同じく議員会館だけに事務所を置いている安倍内閣の閣僚や首相補佐官、副大臣、政務官9人はすべて光熱費ゼロである。

 そして案の定、松岡氏の事務所には浄水器すらなかったという。

 この松岡氏に限らず、安倍内閣の閣僚にはろくな人物がいない。私個人はよく知らないし、全員が全員ろくでもない人物だとも思わないが、身内の中曽根元首相でさえ、

「脇が甘い。重みのある思慮の深い、そして党内についてもある程度威令の及ぶようなそういう方はいない」

と発言しているそうだ。

 いないかどうかは知らないが、ろくでもない連中が多いのは間違いないようだ。

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2007.03.09

●遠い空の向こうに

 原作は『ロケットボーイズ』(ホーマー・ ヒッカム Jr.)。

 1957年、ウェストバージニアにある田舎の炭坑町コールウッドで高校生だった著者が、ソ連が打ち上げた初の人工衛星スプートニクに触発され、自らロケット開発を始める。

 もちろん最初は花火の火薬が爆発して木製の塀を壊すだけに終わるが、めげずに実験を続けていくうちに・・・

 田舎の炭坑町・高校、父と子の確執、町の人たち、アメリカンドリーム・・・ どこを切っても強烈にアメリカを主張してくる青春映画というところか。

 実話でなければ信じられないようなエピソード(小説的・映画的脚色もあるのだろう)やわざとらしい演出も散見されるが、全体としては非常に素晴らしい作品に仕上がっている。

 あまりにもアメリカ的で、アメリカのステレオタイプを再確認させられる気がするが、やっぱりアメリカってこうだったのかな?

(October Sky, 1999 U.S.A.)

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●バカの鎖

 とどまるところを知らぬ金属泥棒。

 「ステンレスの鎖18キロ窃盗容疑で男逮捕」(asahi.com)というニュースがあったので、組織的犯罪の一端がこれで解明されるのかと思いきや・・・

 「ニュースで金属が金になることを知り、盗んで売ろうと思った」(同)
 「自転車の前かごに積んでいたところを従業員に取り押さえられた」(同)

という。

 たとえこの鎖泥棒に成功しても、こんなノリでほんとうにちゃんと「金になる」のだろうか。

 おそらくは、18キロのステンレスを抱え、どこにも買ってくれるところがなくて途方に暮れるのではないか。挙げ句、自宅に死蔵するかその辺にうち捨てるかがオチであろう。

 普段でも、素人がステンレスの鎖を売るなんて考えられない。ましてこのご時世、ちゃんとした?ヤミの故買ルートでも持たなければ、疑われて通報されるのが関の山だ。

 そんなことにも頭が回らない54歳。ちょっと同情してしまいそうになる。

 そのうち、こんな連中が盗んだ金属の山がそこら中から発見されたりして・・・

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2007.03.06

●半鐘泥棒

 その昔、「半鐘泥棒」という言葉があった。

 いや、今もあるというべきなのかもしれないが、私の世代でもほとんどの人が知らないのではないだろうか。私自身、筒井康隆の小説で1度だけ目にした以外に記憶がない。

 この言葉は、文字通り「半鐘を盗む人」というよりは、「ひどく背の高い者をあざけっていう語」(『大辞林』)である。辞書も、実際の泥棒を予定していない。
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 金属相場が高騰しているからというが、文字通りの「半鐘泥棒」が日本に跋扈しているのには驚いた。第一、半鐘なんかがまだ日本に多数あるのにも驚いた。私個人は、歴史博物館とかは別にして、実際に半鐘なんか目にしたことは、もしかするとないかもしれない。
 そんな珍しいものがまだ多数あり、かつ、それを盗む奴も多数?いるというのだから日本もやはり広い。

 半鐘だけでなく、滑り台や溝の蓋に車止め、果ては電線などいろいろな金属が盗まれているのはご承知の通り。海外の話としてはときどき聞いたが、国内では少なくともこれまであまり報道されてこなかったと思う。

 各地の銅像までが盗まれ始めたというのは嘆かわしいというべきか。まあ、ほとんどの銅像には共感できないので、個人的にはアレだけど・・・

 それよりも、これまで盗まれずにすんでいた各種野外金属が次々と盗まれるようになったのはなぜだろう?

 金属相場が高騰しているというのはその通りかもしれないが、むしろそれより、こういう窃盗行為が引き合うものになるぐらい、貧しい人が増えたのではないかという気がする。心の貧しさも含めて。

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2007.03.04

●初夏の候

 早春とは思えぬ、初夏のような陽気。車の外気温計は25℃を示したりしていた。

 淀川河川敷のお父さんたちは半袖のTシャツ姿。カワアイサは既に夏羽になっている。

 ベニマシコ多数、カンムリカイツブリ、ミヤマホオジロ、クイナなど、充実した鳥見だった。アリスイやホオアカを見たという方も。

 もはや新緑という趣の木々もあるし、気の早いソメイヨシノ?は3分咲き・・・

 天気図を見ると、まるで太平洋高気圧に覆われた夏のような感じ。だが、この陽気も今夜あたりで終わり、寒冷前線が通過して荒れ模様になりそうである。

 その後はシベリア寒気団が南下するのだろうか。初夏から真冬へ? 鳥たちも我々も大変だ。

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2007.03.03

●久しぶりの新幹線

 久しぶりに新幹線に乗った。いつ以来だか思い出せなかった。

 京都駅には鉄人28号を思わせる(なんでだろう?)灰色の車体が止まっていて、その長さにちょっと唖然とした。

 自分が乗ることになったのぞみは、まだ現役で使われる以前、試運転の段階で東広島駅で初めて目にしたカモノハシみたいなヘンな電車だった。
 何の予備知識もなしにいきなり目にした現物のインパクトはすごかった。たまたまいた駅員?に、「今のカモノハシみたいなのは何ですか?」と聞いたのを鮮明に覚えている。

 今日もう一つ驚いたのは、座席が比較的ゆったりしていて、特に前の席までの距離が遠いこと(もちろん、グリーンではない)。あんなに広くなくてもいいんじゃないか。
 飛行機みたいにレールをつけて座席を据え、シートピッチを変えられるようにしておけば、混雑時にかなり定員を増やせるだろうに、と思う。法令の関係とかでできないのかな。

 何だか、新幹線に乗るたびに前の背もたれまでの距離感に驚いている気がする。

 揺れの少なさ、スムーズさは相変わらず。それにはもう驚かなくなった。でも、今でも世界一なのではないだろうか。

 滅多に東京にも行かないが、行くときは飛行機を選ぶし、海外はふつう、バス+飛行機になるから、新幹線に乗る回数より飛行機に乗る回数の方が圧倒的に多い。
 でも、あの椅子の差を考えたら、やっぱり東京へ行くときは新幹線を選ぶのが正常な精神の持ち主のような気がする。

 今回は名古屋なので新幹線にした。ふつうの人ならだれでもそうするだろう。

 前日の夜から車で出かけ、車中泊にしようかなと思ったがやめた。行く前はその方がむしろ楽な気がしたのだ。移動時間の感覚がルーズになって、公共交通機関の定時制に自分を合わせるのがすごく苦手になっている。

 セスナで飛んでいくこともちらっと考えたが、やっぱりやめた。手間もお金も余分にかかるし、前日から精神的準備をしないといけない。それに、天候が悪化すると帰れなくなる。

 仕事は思いのほか好意的に受け入れられ、ほっと一安心して、ほんのしばらくの間、やる気が湧いてきた。

 帰りは連れと一緒。名古屋コーチンの親子丼セット(1800円也)を食べ、また新幹線で帰ってきた。帰りに乗ったのは鉄人28号。

 連れと話していて、以前乗ったのは同じメンバーで1年半ほど前に横浜に行ったときだと思いだした。

 名古屋駅で降りたのは、多分生まれて初めてだ。こんなに近いのにその存在感の薄さといったら・・・(名古屋の皆様、すみません。お互い様なのでお許しください)

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2007.03.01

●メール残業をめぐる冒険

 サービス残業、風呂敷残業に加えて、昨今ではメール残業が問題になっている。

 自宅に帰ってからもメールの返事に追われ、夜寝る前までずっと仕事をしている人も珍しくないだろう。

 私自身、寝る前までに届いたメールはとりあえず処理してからでないと気持ちよく寝られない。
 もちろん、メールを読んだためにかえって気持ちよく寝られなくなってしまうこともままある。それでも、片付けてしまわないと非常に気になる。

 翌朝また続きの仕事をするにもかかわらず、職場を後にするときに一通り片付けてからでないと気持ち悪いという人は多いと思うが、それが夜中のメールにまで及んでいるわけだ。

 仕事のスタートをメールの処理から始めるよりは、前夜に自宅でやってしまっていた方がいい。まあ、誰に強制されているわけでもないんだからいいんだけど。

 ところが・・・

 突然、自宅からメールが送れなくなってしまった。受信はできるのに送信ができない。しかも、「サーバが応答しません」とか言ってくる。受信もできるしWebだって正常に見られる。ping も通る。なのに「応答しません」ってどういうことなのだ。

 サーバの管理画面を呼び出していろいろ見てみても異常はない。念のため再起動しても変化はない。原因はメーラの方にあるのかと思い、違うメーラを試しても同じ。

 小一時間格闘してもまったく原因不明。これも自宅残業である。

 それにしても、受信したメールに返事が書けないというのがこれほどストレスになるとは思わなかった。この不具合も解消したいし、返事のメールも送りたい。

 ・・・結局のところ、やっとのことで、私が契約しているプロバイダが「25番ポートブロック」というのをやっているせいであることがわかった。メール送信に使うポートだ。
 それを閉じてしまうことで、契約しているプロバイダ以外のサーバからメールを送ることが不可能になる。つまり、自宅から職場のサーバを使ってメールを送ることができなくなったのだ。

 自宅のパソコンがウイルスに感染させられたり、だれかに乗っ取られたりして、自覚のないまま自分が大量の迷惑メールをばらまいてしまっている・・・ということにならないための親心らしい。だが、まったくもって大きなお世話である。
 外部の脅威からは守ってほしいが、私のパソコンが脅威をまき散らす可能性はまずない。第一、マックだし(笑)

 それにしても、しょっちゅう来るお知らせメール(だから真剣に読まない)のうちの一つとしてこの重大な変更が予告されているのには参った。他のにはついてる「重要」の文字すらない。
 しかも、お知らせが来たのはずっと前である。「「25番ポートブロック(OP25B:Outbound Port 25 Blocking)」を順次実施します」みたいなノリだ。「順次」って何だよ。

 「○月○日より」とでも書いてあればその日を手帳に書いておいて、そこを境に起こった不具合ならそれが原因だとわかるのだが、今ごろになって直前の予告もなく、急にメールが送信できなくなったりしたのでは、これが原因だと思い当たらない。

 まあでも、お知らせは一応来ていた。許してやろう。こんな目に遭うまではお知らせの意味するところすらよくわからなかったんだけれど。

 問題はここからだ。
 この現象を回避するためには、「メール送信サーバでのサブミッションポートの設定が必要」だというのだが、そんなことができるのか、できるとすればどうするのかについてはまったく記述がない。そして、問い合わせても答える気はないらしい。

 私を打ちのめしたのは次の台詞だ。

「サブミッションポートの利用可否、ならびに設定方法はご利用メールサーバの管理者様へお問い合わせください」

 この「管理者様」というのは、実は「オレ様」なのである。

 そんなこと、いくら私に問い合わせても、可否も方法もまったくわからない。

 けっこう巨大な組織なのに、いくら小さな部署のサーバとはいえ、そんなやつに管理をやらせている私の勤務先の愚かさが露呈されたわけだ。
 だいたい、今どき、組織としてきちんとしたサーバを立てずに(立ってるのかな?)部署ごとにちまちまと多数のサーバを立てていること自体が問題なのである。セキュリティだってその分甘くなる。

 まあ、私の無能さも露呈されたわけだが・・・

 ネットで検索しても方法はわからない。仮にわかったところで、Linux のコマンドをばしばし打ち込むような芸当はとてもできない。

 だが、まだこの時点では楽観していた。勤務先の他部署にはネットワークの専門家みたいな人も多いから、だれかに聞けばすぐ何とかなると思っていたのだ。

 ところが、あっちに聞いてもこっちに聞いても芳しい返答は得られない。あっちもこっちも心当たりに問い合わせてもらってもだめなのだ。「こっち」の人など、「あれだけ調べてわからなかったんですから」と、専門家らしからぬ無責任なことをのたまう。まあ、まだ専門家の卵なんだけど・・・

 解決策は(たぶん)ある。自宅から送るときだけプロバイダの送信サーバを使うようにすればいいのだ。でも、また別のセキュリティブロックに引っかかって送信できないような気もする。設定ファイルを2つ作って使い分けるのも面倒だ。

 というわけで、2〜3日、メール残業ができなかった。それはそれで精神的に良かった面もあるのだが、その間、上記のような問題で自宅残業していたのだから同じことである。

 本来の仕事も一段落して、落ち着いて調べてみると、サーバの設定方法自体は判明した(と思う)。なあんだ、私が調べてもわかることじゃないか。がんばれよ、専門家(の卵)たち。

 でもやっぱり、Linuxのコマンドを自分でばしばし打つ気にはならない。卵たちに助けてもらおう。

 それでやっと解決したら、めでたくメール残業復活・・・って、どっちに転んでもつらい人生ですよね・・・

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