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2007.08.31

★才能

 もちろん放送は見逃したが、世界陸上といえば、男子走り高跳びの金メダリストには驚かされた。

「ものすごく特別な、巨大な才能を例外にすれば、何か目標を定めて、ずっと努力し続けられる力こそが才能の中核ではないのでしょうか」(村上春樹)

「もうひとつ、ものすごく特別な巨大な才能って、実際にはほとんど存在しないみたいです」(同)

 その通りだ、と思う。

 だが、ごく稀にはやはり、特別な巨大な才能が存在するのだろう。

 1年半ほど前から走り高跳びを始めた元バスケットボール選手。練習は週に5時間。履いているのは棒高跳び用のスパイク。

 それで今季世界最高の2m35を跳び、金メダル。

 昨年、2m24を跳んだ時にはバスケットボールシューズだったという。

 ただ、彼がたとえば世界記録を更新できるかどうかは、やはり「何か目標を定めて、ずっと努力し続けられる力」の有無がものをいうのだろうか。

 まあ、何の縁もない人にどんな才能があっても何の関係もないんだけど・・・

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★LIVE ?

 あまり興味はないのだが、世界陸上をちらちらとテレビで見ることがある。これをすぐ近くでやっているなんてちょっと信じられない。

 それはともかく、テレビを見ていると、リプレイやスロー映像ですら、画面左肩に「LIVE」(生放送)の文字。それはないだろう、と思う。

 これって、英語圏の放送でも同じなのだろうか。

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2007.08.30

★巡る季節

 夜半からものすごい雨。

 午前中いっぱい、滝のような雨が降ったりやんだり。もちろん雷も。

 夕刊を見ると、この辺が特に集中豪雨だったようだ。3戸だけだが床「上」浸水した家屋もあると書いてあって驚く。

 10日ほど遅いような気もするが、夏の終わりを告げる驟雨である。やはり季節は着実に巡っている。

 ちょっと激しすぎて、これもまた温暖化が原因の異常気象かと、勝手に因果関係を認めてしまいそうになるけど・・・

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2007.08.29

★壊れてなかったのね

 どんなに低い温度に設定しても、日中の室温が30℃を切らなかった職場。

 帰るころ、7時になってやっと29℃という毎日が続いていた。

 が、今日は途中でエアコンが効いてきている気がしたので、設定温度を徐々に上げ、最後は27℃に。

 午後4時ごろか、室温を見ると27℃。微妙に肌寒い。28℃に設定し直す。

 比較的新しい建物&エアコンなのだが、もしかしたら故障しているのかとも思っていた(5%ぐらい)。

 でも、やはりそうではないことがわかった。強いて言えばエアコンの能力不足ということになるのだろうが、むしろ暑さの方が異常だったのだと思う。

 このまま涼しくなってくれればいいんだけど。

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2007.08.28

★皆既月食の日

 昼は友人と東風へ行って絶品ささめうどん(天ぷら付き)を食す。声の大きい女将さんが私のことを覚えてくださったらしく、「いつもどうもありがとうございます」に力が入っている。ちょっと嬉しい。

 友人の人生エンジョイ度はまだまだぐんぐん上昇中である。それで仕事も家族も破綻していないのだから大したものだ。とても真似はできない。

 夜は皆既月食。一面の曇りだったので、ちょっと遠出する予定を変更して、近所をぶらぶら散歩がてら観測しようということになる。

 だが、月はなかなか顔を出さない。雲が切れるのをじっと待っているのも・・・ということで、大学病院の最上階にあるレストランへ行って外を眺めながら食事することにした。
 双眼鏡をぶら下げて望遠鏡を担いで大学病院に入るのにはかなりの勇気を要する。息子が「ぼくが持とか」というが、望遠鏡がよけい大袈裟に見えそうだったので自分で持った。

 都会ではないしガラスは反射するしで、ここは夜景よりも昼間の眺めの方がみごとだ。

 食事を終えてロビーに出ると、微かに赤く見える月が出ていた。すでに皆既月食に入っているらしい。
 1階に降りてビルの外に出た。車椅子にパジャマ姿の入院患者とおぼしきおじさんが、ほらそこ、と教えてくれる。いつのまにか広範囲にわたって雲がなくなり、やっと見えるぐらいの月が東の空に上がっていた。
 目が暗さに慣れてくると、皆既月食特有の赤い月にはなったが、それでも記憶しているよりはずいぶん地味だ。空が明るすぎるからかと思っていたが、空気中にチリが多いせいでもあるらしい。

 ものの20分もしないうちに、また一面の雲。欠けていく、あるいは戻っていく様子は見られなかったが、まあ、まったく見られないよりはよかったと納得して家路につく。

 帰宅してからかなりたって、また見えてきたと家人の声。雲が大きく切れ、月はもう半分ぐらい姿をあらわしている。望遠鏡で見ると、月の一部を覆っているのが地球の影だというのが実感できる姿だ。

 それにしても、何月何日の何時何分から何時何分まで月食だなんて、どうやったら計算できるんだろう。きっと大したことじゃないのだろうとは思うのだが、それができるだけでもノーベル賞ぐらいあげてもいいような気がする。

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2007.08.26

★望外の出会い

 望外の出会いもあった。

 といってももちろん、同窓会に初恋の人が・・・みたいな昔の少女漫画のようなことは起こらない。

 楽しい?会も終了して、一人さっさとクルマに乗って会場を後にする。帰路、六甲山に立ち寄ったのだ。先日も行った場所である。

(メモ:六甲山系にかかる前、かつて愛用した道を走ると、途中で通行止めになっていてびっくりした。何でも工業団地だか住宅地だかを造成中らしい)

 相変わらず涼しい。

 ソウシチョウが綺麗な声で鳴いている。葉が茂って姿は見えないが、相当数がいるようだ。

 ちょこちょことハトのような鳥が歩いている。ヤマドリのメスにも見えるがちょっと違う。ウズラでもないような・・・
 双眼鏡でしっかり観察する。が、ものの数秒でササ?の中へ。

 行き止まりのところで、木の奥のソウシチョウを視認。久しぶりである。

 帰りもまた、さっきのハトもどき。何とか写真にも収める。

 また隠れたので、少し遠くに離れて気配を隠し、出てくるのを座って待つことにする。いつぞやの、「来ない野鳥を待ちながら」の一人版だ。

 相当待ったつもりで時計を見ると10分。バードウォッチャーの素質はないことを悟ってその場を後にする。

 しばらくするとヤブサメ。白いはっきりした眉斑。短い尾。多分間違いない。「チュン」って鳴いてるからスズメかとなめていたのだが、逆にこの辺にスズメはいないだろう。さっきからのチュンはすべてヤブサメかもしれない。

 その後また、ソウシチョウを視認。

 家に帰って調べてみると、ハトもどきはコジュケイの(たぶん)オス。しっかりと姿を見たのは初めてである。ヤブサメも同じ。どちらも、これまで囀りだけの鳥だった。

 今日はノウサギとクワガタ(と懐かしい女性?)には会えなかったけれど、コジュケイとヤブサメとは望外の出会いとなった。

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★不思議な同窓会

 高校の同窓会に初めて出た。卒業以来だから、かれこれ二十数年ぶりということになる(年が・・・)。

 私から見てもいい男だな、と思っていた奴が同級生にいて、それが県会議員になっているというのを知ったので、議員なら同窓会には出てくるだろうと思い、会いに行ったのだ。

 もう一人、副会長をしているのも同級生で、彼に会うのも楽しみだった。

 当然というか、県会議員の方は来ていたのだが、副会長の方は仕事が忙しくて欠席だった。

 自他ともに認めるカモシカのような好青年は、すっかり貫禄のついた政治家っぽいおじさんになっていた。
 わたしもやはり、おじさんになってしまっているのだろうか。貫禄はないにしても。

 6つ年上の同窓会長が、「おっちゃん」を自認してピエロを演じる。確かに見た目もおっちゃんである。

 会場には今春卒業した18〜19の若者もいる。オマエは強いて言えばどちらのグループかと聞かれれば、間違いなく若者の方だ。
 周囲はそう思ってくれないだろうが、断固おっちゃんグループではないと信じている。

 閑話休題

 この同窓会、とにかく全卒業生1万数千人に声をかけて、だれでも無料ご招待である。もし万一1000人来たらどうするのかと、人ごとながら心配になる。

 それから、同窓会が、(有効利用度が?)全国一だとかいう同窓会館を建てて、それを県に寄付している。その費用は8000万だというのだが、いったいどうして、同窓会がそんなに金持ちなのだ?

 卒業してから会費なんて1度も払ったことがないのに・・・

 以前から疑問に思っていたのだが、今回出てみて疑問は何とか解決した(高校在籍中に会費を払うようだ)。それにしても、銀行やらPTAやらから借金までして建てた同窓会館にも、もはや抵当権もついていないという(だから寄付できた)。

 もちろんシャンシャン総会だし、それほどものすごい会費を誰かが納めているというわけではないが、そんなにお金があるなら、やっぱり会費を下げるべきなのではないかと思わないでもない。

 あえて知り合いを誘わないで行ったので、知っているのは結局県会議員一人だけだった。まあそれでも、ほんとに久しぶりに旧交を温めることができた。

 今春卒業したばかりの子供たちのゲーム企画で退屈せずに過ごせたお蔭で、空しさもそれほど感じなかった。

 くじ引きで当たって出場させられたフィーリングカップル5vs5(わかる人は中年以上です)で、ただのオッサンに見える人がカップルになり、私は少なくとも2人からは選ばれなかったのが心外だったけれど・・・

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2007.08.25

★蟻の一穴

 こういうのも、蟻の一穴というのだろうか。

 たかがボルト1本きちんと締めていなかっただけで、100億円近い飛行機と旅客の荷物が灰になり、周囲に大きな影響を及ぼすのだ。
 下手をすれば百数十人が焼死していたのだから、まあその程度!ですんでよかったんだけど。

 ボルト1本・・・

 それにしても、部品を三つもつけ忘れてグラグラガバガバのボルト。報道によれば、そのまま手で引き抜けることになるじゃないか。

 いったい、どんな奴が製造?整備?すればそんなことになるのだろう? 緩んできた、とかではないのだ。

  ありえない。

 「そもそもボルト自体つけ忘れていた」というほうが、まだ可能性はある。

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2007.08.24

★夜の虫

 2〜3年前からだろうか、夜中にまで蟬時雨が聞こえるのが気になっていた。

 今年も相変わらずであった。

 が、昨夜から、虫の音も秋へと移り変わり、夜の蟬はなりをひそめ、鈴虫が涼しげに鳴き始めた。他に2〜3種いるようだが、聞き分けられない。

 この鈴虫、野生?のようなのだが、ほんとにそうかな。去年までのことが記憶にないんだけど・・・

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2007.08.23

★やっと一息

 暦の処暑にあわせるかのような秋の訪れ。車外温度計の27℃なんて見たのは何日ぶりか。

 この異常気象下にあっても、やはり四季は巡るのだ。

 どうやら世界恐慌にはなりそうもなく、仕事もやや一段落して、ほんの少しほっとした日。

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2007.08.22

★現場と事実と報道と

 一昨日、那覇空港で中華航空機が炎上した。

 乗客乗員全員が無事で、小さな消火器で勇敢に炎に立ち向かった整備士も軽傷ですんだことは、何よりも喜ばしい。

 だから言えるのだが、非常におもしろいことが3つあった。

 一つは、「乗員4名が取り残されている」だの、「救助された乗員が救急車で病院へ運ばれた。ケガの程度はわかっていない」だのという誤報が相次いだこと。
 どうすれば、そういう「なかった事実」が報道されることになってしまうのだろう。

 二つ目は、現場の那覇空港にいた人たちが「ロビーのテレビの前などに集まって固唾をのんで状況を見守っています」などといった報道があったこと。

 これはただ単にテレビの方が飛行機がよく見えるからではない。やや比喩的に言えば、今、すぐそこで爆発炎上している飛行機が、ほんとうに実在することを信じるためには、テレビで報道されているのを確認する必要があるのだ。私たちはそういう世界に生きている。

 もう一つ、お昼の番組で、現地で取材している記者がきちんとした取材を元に正しい情報を送ってきたにもかかわらず、機体の左側、第一エンジンの方が激しく燃えている映像を前に、東京のスタジオにいる司会者が勝手に事実を変えてしまったこと。

 記者は、右側の第二エンジンから燃料が漏れて燃え始めたと言った。しかしながら、それはその時画面に映っていた状況とは合致していなかった。後知恵で言えば、その時右側の火勢はすでにおさまっており、左側の第一エンジンに燃え広がっていたのだ。

 が、司会者は、「さっき右側と言ったのは、操縦席から振り返って見たときに右側、つまり、左側のエンジンが燃え始めたということですね」と、事実を目の前の映像に合わせてしまった。もちろん、「第二エンジン」という言葉も無視して、である。

 それにしても「操縦席から振り返って見たときに右側」とは苦しいこじつけである。飛行機(車だって同じだ)の右左をいうときに、誰がそんな基準を立てるだろう。

 だが、そうまでしても燃えたのは左側にしたいほど、確かに映像では右側は燃えていないように見えた。私自身、「右側の第二エンジンから燃料が漏れて燃え始めた」と聞いたときは、「左側の第一エンジンの間違いなのではないのか」と疑問に思った。

 こうして、自分の見ているものに符合するように、われわれは手に入れた情報を勝手に組み替える。必ずしも、「百聞は一見に如かず」とは言えないのだ。

 夜のニュースだけご覧になった方は、以上が何を言っているのかおわかりにならないかもしれない。例えば報道ステーションでは、先に右側のエンジンが燃えている映像が繰り返し流れていた。視聴者が撮影した、消防車が到着する前の映像だからである。

 あれだけをご覧になっていたら、「左側から燃え始めたと信じ込む」などということが起こるなんて想像できないかもしれない。
 だが、お昼のニュースの時点では、おそらくほとんどの人が「右側は燃えておらず、左側だけ燃えている」と捉えていたのではなかろうか。

 現場の事実は東京へ送られて変更され、その変更された事実を現場にいる人たちが受け取る。もしかすると、報道から受け取ったその「事実」は、「現場の声」として再生産される可能性すらある。

 事実の認定、そしてその解釈には、いくら謙虚であってもありすぎることはない。

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2007.08.21

★世界最速のインディアン

 名画ですねぇ。

 念のため、インディアンというのはアメリカ最古のオートバイメーカーで、この映画における意味は、その会社が作ったオートバイである。

 ニュージーランドに住む年金暮らしの老人バート・マンローが、40年以上前に作られたそんなバイクを改造し、船ではるばるアメリカにまで渡り、世界記録を目指してユタ州のボンネビル・ソルトフラッツに向かう。
 改造といっても、ピストンまで金属を溶かすところから自作してしまうほどの凄さである。そのわりに、オートバイ自体は古くボロいのだが。

 1962年の話だ。走らせるのは1920年型インディアンである。

 これがただの映画なら、結果には「そんなアホな」というしかないが、実話を元にしているところがすごい。

 あくまでも夢を追い続ける老人の話でもあるし、当時のアメリカの様子を喝破した映画でもあるし、粋なロードムービーにもなっている。

 そういう演出でもあろうが、この時代、この年齢(演じるアンソニー・ホプキンスは年を取りすぎているように見えるが、実際のバート・マンローはこの映画当時63歳だったようだ)の人物であるにもかかわらず、一切の偏見から自由に見えるし、その大雑把というかおおらかな振る舞いには唖然とさせられる。

 あらゆる細かいことにチマチマこだわって毎日を過ごしている身にはなんとも羨ましい。

 映画が終わって最後に出てくる解説に、またあっと言わされた。えっ、まさか!? でも本当のことであるようだ。
 何か麗しい事情があってそうなったままなのかもしれないけれど・・・

 ぜひご覧ください。

(The World's Fastest Indian, 2005 New Zealand, U.S.A.)

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2007.08.20

★人事と不条理と文民統制と

 大臣が更迭を決め、後任に内示までした人事を、更迭される当の本人が覆してしまった。

 やや旧聞に属するが、いうまでもなく、防衛省の小池大臣と守屋事務次官のことである。

 いや、どちらの肩を持つとかいうことではなく(強いていえばどちらも嫌いだ)、今回の騒動でいくつか驚いたことがあるのだ。

1.人事に不服な守屋次官が、安倍総理に直接ねじ込んでいったこと

 総理って、そんな簡単に会ってくれるのだろうか。しかも、指揮命令系統を飛び越えて不満を直訴しに来る自衛官(※2)に。
 指揮命令系統こそが命であるはずの組織としても、常識的に考えても、かなり問題だと思うのだが・・・

 その願いを半ば聞き入れて、ケンカ両成敗とばかり双方の希望する人事を外した「最高司令官」安倍氏の見識も疑う。自身が任命したばかりの防衛大臣の判断や命令が部下の直訴で撤回できるような組織が、国家の防衛を担えるのか。
(命令が違法なものである場合など、特殊な例なら別だが)

2.守屋氏が「自衛官」であるらしいこと

 朝日新聞の論説委員、高成田享氏(column3.asalon.asahi.com)によれば、「防衛省では、事務次官も自衛隊員であり、文民である大臣の指揮下にある、というのが日本型文民統制」なのだそうである。氏自身も、文民とは「背広組(大臣や官僚)」だと誤解していたという。

 とすれば、1の意味もより重くなる。自衛隊員が大臣に逆らっていたのでは、自衛隊(軍)なんて成り立たない。

3.これは別に驚いたことではないが、人生の不条理と漁夫の利

 小池大臣が事務次官昇任を内示した官房長は、どれほど喜んだことだろう。出世には縁のない私にはわからない世界だが、もしかすると出世を最大の目標に据えて官僚人生を過ごしてきたかもしれない人物が、官僚トップの事務次官就任を任命権者の大臣から直接内示されたのだ。

 だが結果はご承知の通り。人生の不条理に腸捻転を起こしそうになったのではなかろうか。

 「ケンカ両成敗」のために、守屋氏の腹にあった本命?人物の次官昇任も見送り。2人とも防衛省を去り、次官に就任するのはおそらくは3番手であった人物であろう。いや、もしかしたら4番手5番手で、「双方が強く拒絶しない人物」を優先したのかもしれない。

 こういう椿事で日本の防衛を担う人物が決するのも喜ばしいことではない。

 まあ、人事なんて往々にしてこういうもので、上層部が不始末を起こしたときこそ出世のチャンスというのは、それこそ毎日のように起こっているのだろうけれど。

 私なんかでも、年上の人たちから「人事のことなので最後まで極秘に」とか「最終的に決定するまでは絶対に口外しないように」などと、さも重大事であるかのように釘を刺されたことが何度かある。
 年を取ってくるとそこまで親切に教えてはくれず、「人事のことなので・・・」で互いにちゃんと了解される。

 私は今でも、その真意がよくはわからないし、あのもったいぶった態度が好きではない。

 だが、今回のように、大臣から直接内示を受けた官僚トップの人事さえ土壇場でひっくり返るのをまざまざと見せつけられると、ああ、こういうことを言っているのか、とヘンに納得させられてしまう。

 嫌な後味とともに・・・

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2007.08.17

★落差

 お盆にまったく実家に帰らないというのも気がひけて、仕事を午前中で済ませ、午後から実家へ。

 中国道を宝塚で降り、先日ここで紹介した蕎麦処、逆瀬川の三佳で遅めの昼食。初めて温かい蕎麦をいただいた。息子が食べた天丼は相変わらず絶品。

 この店、おいしい蕎麦屋としては珍しく、うどんはおろか、丼物まである。「カレーそば」というのには、わが目を疑った(しかも、大テーブルの斜め向かいに座った夫婦がそれを注文して食べていたのにはほとんど絶句した)。「こだわり親父」の店とは対極にあるのかもしれない。
 店は改装してちょっとオシャレになったが、相変わらず気取らないおいしさが嬉しい。

 せっかくだからと逆瀬川から六甲山上へ。39.5℃!を示していた外気温計が、見る見るうちに下がっていき、例のお気に入りの場所に着いたときには29.5℃。

 温度差、なんと10℃である。車を降りると、涼しいとは言わないまでも、暑さはほとんど感じない。いつものようにソウシチョウやノウサギやクワガタが出た道を散策する。

 今日は、ソウシチョウは声のみ。(たぶん)ノウサギが道を横切るのを息子が確認、私は横切り終えたあたりを一瞬視認。クワガタは影も形もなし。

 その代わり、赤とんぼが乱舞。蝶もたくさん舞っていた。

 息子の希望で実家では麻雀。夕食はいつもの寿司屋で。
 やはり、魚はここが一番おいしいと思う。殊に白身は絶品。今日おいしかったのは、タイ・ヒラメ・ヒラマサ・シマアジなど。私はお腹が一杯で注文しなかったが、息子はカレイまで食べていた。

 ___

 ほんとは「落差」に着目した粋なエントリにしたかったのだが、何だか小学生の作文みたいになってきたな。早く寝たいし、まあいいんだけど。

 とにかく、逆瀬川と六甲山上の温度差10℃。その落差に驚いた。今日(もう昨日だが)は、74年ぶりだかに、日本の最高気温が更新された日でもあった。

 ___

 もう一つ。シャレにならない落差。

 株式市場は連日数百円規模の下落。ドル(対円)相場も連日2円3円下落といった信じられない値動き・・・

 自分には大して影響がないような涼しい顔ができるうちはいいのだが、こういうのって世界恐慌の入口とかではないのかな。

 もしそうだとすると、78年ぶりということになって、今日(昨日)記録した日本の最高気温とだぶって見えてしまうんだけど・・・

 間違っても、そんなことにならないように祈りたい。

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2007.08.15

★とうとうここでも・・・

 琵琶湖畔で悲しきツクツクボウシの声を聞いてから10日。

 とうとう、ここ北大阪でもその声を聞いてしまった。

 ♪宿題せーよ、宿題せーよ

 いつのまにやら八月も半ば。気がつけば終戦記念日だ。

 猛暑まっただ中ではあるが、季節は確実に進んでいる。

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2007.08.14

★猛暑の職場

 事情があって、珍しくお盆にも働いている。がんばっても大した仕事はできないんだけど。

 今朝出勤すると、部屋の中が36.5℃になっていた。いつぞやのエントリを思い出す。でも、少なくともあれは外だった・・・

 東南角部屋で、これが自宅ならありがたいのだが、職場だとどうということはない。
 それに、真夏は暑くて辛い。ブラインドを閉め、エアコンを必死に回しても、なかなか30℃を下回ってくれないのだ。

 ただ、慣れてるせいか、それほど暑くは感じない。もしかして温度計がおかしいのかも、と思って冷蔵庫の中に入れてみると、ぴったり4℃を指す。
 さらに念のため、冷凍庫に入れてみると、マイナス18℃。

 冷蔵庫も温度計も大したものである。異常なのは部屋の温度と私の体の方なのだ。

 やけくそで空調の温度設定を22℃とかに変更しに行く。何が「28℃に設定しろ」だよ。何度に設定しようが28℃になんかならないじゃないか。

 でもまあ、お盆に出勤したりすると冷房が止まっている職場なんかもあるようで(少なくとも滋賀県庁はそうらしい)、それを思えばまだましである。

 午後7時、職場を後にするときの温度が29℃。

 28℃で仕事できるなら十分贅沢だと思った。

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2007.08.10

★おいしいブドウ

 すっぱいブドウを書いてから2週間あまり。とうとうブドウがおいしく熟した。

 もちろん、市販のようにはならず、同じ房に熟れたのやら緑のやらしぼんだのやらが混在するのだが、熟れて葡萄色になった実はみごとにおいしい。

 完全無化学肥料で無農薬。というか、どんな肥料もやったことはないし、水すらほとんどやったことがない。玄関に置いてある除湿器に水がたまったら、それを捨てる場所としてたまにブドウの場所を利用した程度だ。

 あれほどほったらかしでこれほどおいしいブドウになるとは、何と親孝行?な奴だろう。これまでさんざん、ゴリゴリだとか酸っぱいだとか萎むだとか言って申し訳ない。素直に反省しておいしくいただきます。

 で、やはりマスカットではなく巨峰だった。巨峰も熟れる前はマスカットに見えるのだ。もう1種はやはりデラウェア。何の処理もしていないので種有りなのもご愛敬である。
 どちらもおいしい。

 市販の巨峰によく見られる、無理に作ったような甘ったるさはないが、やや野性味の残るすがすがしい甘さを持っている。

 今はほったらかしで地を這う雑草と化しているのだが、その頑張りに報いるため、来年は小さなブドウ棚でもつくってあげようかなという気になってきた。

 企画倒れに終わるとは思うのだが・・・

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2007.08.07

★ディパーテッド

 長い映画だった。でも、その長さを感じさせない緊迫感は最後の方までなくならなかった。

 ちょっと緩んできて、あ、もうそろそろ終わりかな、というところで、また緊迫した展開になって最後まで引っ張った。
 後味がいいとは言えないけど。

 ジャック・ニコルソン、やっぱりすごいですね。

 それにしても、警察内にスパイとか犯罪組織内にスパイとか、あるいは腐敗した警官とか、映画とはいえ、しょっちゅうそういうのを見ていると、アメリカではありうることなのかなあと思ってしまう。
 日本だと、基本的にはない?ので、映画にもできない。


 邦題のディパーテッドって何だか気持ち悪いな。「ディ」とか使っていいんなら、ディパーティッドにしろよ。受験生たちが間違うじゃないか。

 まあ、「故人たち」とか「逝きし者たち」とかの方がもっといいけど。

(The Departed, 2006 U.S.A.)

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2007.08.06

★赤城の大臣も今回限りか

 可哀想な赤城さん。

 給料ももらわないうちに2か月でやめさせられた大臣。

 こうなってしまったら、初志貫徹して「給料返上?、は? 何ですか、それ?」ってすっとぼけて、もらっておけば良かったと思っていないだろうか。

 疑惑の総合商社とか疑惑のデパートとかいわれた人が昔いたけど、赤城さんにも大臣やめてからまでまた新たな疑惑が・・・

 「赤城氏事務所、選挙費用272万円を二重計上」(asahi.com)だそうで。

 ここまでくると、やっぱりもう2度と浮かばれないのかなあ。

 給料もらえなくても、もう2度となくても、それでも2か月だけ大臣になれたのは、なれなかったよりは良かったのだろうか?

 格好悪いだけに終わってしまった気もするけど、大臣にはなかなかなれないからなあ・・・

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2007.08.05

★新記録

 そうそう、今年初めてツクツクボウシの鳴き声を聞いた。

 琵琶湖畔だからちょっとアレだけれど、私の人生で早鳴きの新記録だと思う。

 8月5日にツクツクボウシ。もう夏休みが終わったみたいな暗あああい気分になるじゃないか。

 まだ始まってないのに(始まるのか?)。

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★ツバメの寝ぐら入り

 子育てが終わったツバメは、使っていた巣を放棄して、親子ともみんなで寝ぐら(「塒」と書いたりする)に集まって夜を過ごす。

 昼は飛んでいる虫などをひたすら食べて、来るべき渡りに備えている。今日聞いた話では、ツバメの体重は今19グラムぐらいで、それが20グラムを超えると渡りに適した体になってくるという。
 なんという微妙な差だ。

 琵琶湖畔でそのツバメの塒(寝ぐら)入りの観察会。

 暮れなずむころ、三々五々集まり始めたツバメが、そのうち頭上や眼前で大乱舞を始める。
 ヨシ原は先客であるスズメのお宿でもあるのだが、スズメが一団となって雲のように移動するのに対して、空中反転(ツバメ返し!)などが得意なツバメの集団の動きは、まさに「乱舞」というにふさわしい。

 今日は少なくとも1万羽以上はいそうだという。コウモリも数匹。それにしても、いちまんば・・・

 滋賀県内で塒は5箇所しか確認されていないらしい。そこを目指してほとんどのツバメが集まってくるのだから、それぐらいの数字にはなろうか。

 中型のタカ、チュウヒが近くで繁殖しているということで、2羽3羽とツバメの上を舞う。お蔭でツバメは落ち着かず、右往左往を繰り返す。

 それでも、日がとっぷりと暮れるころには、葦の上の方にとりついて、緑の茎を黒く変えてしまっていた。

 今日はツバメの塒入りだけを目的に行ったのだが、カンムリカイツブリ(カワウのように飛ぶ)やアマサギ、それにチュウヒまで見られて収穫が大きかった。

 ほんとに久しぶりに家族で「お出かけ」したことも。

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★ツイン・ピークス

 DVDになったのを待ちかねたように見始めていたのだが、シーズン1は何とかつきあえたものの、シーズン2の2枚目の途中ぐらいで、見切りをつけて見るのをやめてしまった。

 なんだか、これ以上つきあう必要もない気がしてきたのだ。

 軽いし、底も浅いし、けっこう退屈だと感じた。無意味にコメディっぽかったりオカルトっぽかったりもする。

 まあ、私に見る目がないのかもしれない。

(Twin Peaks, 1990-1991 U.S.A.)

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★不都合な真実

 地球温暖化を警告する、ドキュメンタリーというよりは単なるプレゼンテーション。

 でも非常におもしろい。必見。

(An Inconvenient Truth, 2006 U.S.A.)

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★幸せのちから

 鑑賞した翌日に話す機会のあった年下の女友達?が「つまらなかった」と力説していたのがショックだった。

 これほどの映画は数年ぶりに見た、というほどの名作なのに。

 やっぱり、父親として主人公に感情移入ができるからだろう。1人で見ていたら、ずっと泣きっぱなしだったに違いない。

(The Pursuit of Happyness, 2006 U.S.A.)

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★明日の記憶

 アルツハイマー病によって、どんどん自分が壊れていく恐怖と、それによる家族の苦労をわがことのように感じ、最後までぐいぐいと引っ張って行かれた。

 それでもまだ、あまりにもきれいごとにすぎるのだろうと思う。

(Memories of Tomorrow, 2006 Japan)

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2007.08.04

★4年間で自家用免許(続報)

 やっぱり・・・というべきか。

 なんと「4年間の学費は約1150万円」(sankei.co.jp)だという。大学卒業+自家用操縦士でこの費用。

 「大学側は「実習での海外留学の滞在費などが不要なので、高くない」とみている」(同)というが、どう見ても高い。

 普通の私立大学(工学系)を卒業するのに必要な学費は600万しないだろう。国立なら250万以下だ。ならば、普通の大学に行けばよい。
 アメリカあたりで免許を取るのには、どんなに多く見積もっても300万はかからない。200万以下が普通だろう。

 200万だとすると、差額は350万〜700万である。国立大の工学部に行って自分で免許を取れば、700万円浮くのだ。

 「法政大は「渡航費や外国で取得したライセンスを書き換える手間などが省ける」とメリットを説明している」(jiji.com)

 というが、上に書いた免許取得費には渡航費や滞在費も含んでいる。今どき、アメリカを往復して2〜3か月過ごすのに何百万円もかかるわけがない。

 「ライセンスを書き換える手間」とは良く言ったものだ。確かに、日本のお役所仕事のせい?で切替に2〜3か月かかったりするが、それは役所が無為に?費やす時間だけの問題で、こちらの手間としては1日もかからない。費用に換算すれば1万円ほどのことだろう。

 それに下のエントリで述べたとおり、その気があれば遅くとも2年の夏休みには免許取得が終わっているわけだから、2〜3か月の時間など問題にならない。

 いずれにせよ、ほんとに職業パイロットを目指すなら、自分で免許を取ることなど考えず、航空大学校への進学を目指して大学に入ってから対策を立てるべきだろう(航空大学校への入学資格は、高専・短大または大学2年終了)。
 あるいは四年制大学を卒業してから航空各社の自社養成にトライするべきである(こちらは相当難しいとは思うが)。
 自衛隊や海上保安庁という手もある。

 まあ、難関の?航空大学校を諦めた(る)人たちの受け皿としてなら理解できなくもない。不思議なのは、法政大がどうして、4年間で事業用免許取得までうたわないのかということだ。先発の東海大は事業用取得が前提だというのに。
 自家用操縦士の免許など取っても、趣味以外の意味はほぼ皆無である。

 それに、職業パイロットになるには多発と計器飛行証明も必要なのだが、「4年間で自家用」なんて言っている大学が、大学院2年間で「事業用・多発・計器」の3点セットをほんとに揃えてくれるのだろうか。修士論文書きながら?
 あ、まさか、博士後期課程を終了すれば揃う、とかいうのかな? だとすると、ぜんぶで9年間訓練して、博士パイロットの誕生ということになるのだろうか。
(後記:これはまさに「あ、まさか」でした。失礼しました。法政大学のプレスリリースによると、大学院の2年間で3点セットを取るよう構想しているようです(大学院時点でまだ「単発」の字が残っているのは気になりますが)。しかし、だとすると、その2年間で新たに1千数百万円はかかることが予想されます。)

 うーむ。法政大学の意図は那辺にあるのだろう?

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2007.08.03

★4年間で自家用免許の取得を目指す?

 法政大学が、2008年度に新設する理工学部にパイロット養成コースを設けると発表したそうだ(asahi.com)。

 なんでも、「4年間で自家用免許の取得を目指す」という。

 はぁ?

 お金さえあれば、どこの大学に通っていようが、1年の夏休み2か月で自家用免許は取れるだろう。

 それでだめでも、2年の夏休み2か月を加えれば、まず間違いない。それで取れないようなら、どのみち、パイロットになんかなれない。

実際に飛行機を操縦する実習は、福島県の福島空港で行う。パイロット養成コースは東海大学などにもあるが、操縦実習は米国で行っており、国内空港での実習は航空大学校を除いて初めてという

 とあるが、どこで訓練しようが自家用免許は同じだ。日本「だけ」で訓練すれば、無駄に時間とお金がかかるだけである(航空大学校や自衛隊、海上保安庁などは別)。

 第一、日本航空だってルフトハンザだって、最初の自家用免許はアメリカやオーストラリアで取らせている(アメリカで訓練していたとき、ルフトハンザのパイロット候補生と砂漠の空港で一緒になり、今は同じステージなのにこの後が全然違ってくるんだよな、と落ち込んだものだ)。

 4年もかけて自家用免許なんか取ったって、もちろん職業パイロットにはなれない。

 と思っていると・・・

将来的には大学院にもコースを設け、旅客機パイロットの前提条件となる事業用免許を取得できるようにする計画だ

 という。

 何が悲しくて、大学院にまで行って事業用免許を取らねばならないのだ。

 航空大学校なら、事業用・多発・計器すべて揃えて2年しかかからない。就職もまあ、約束されている。

 いったい、どんな人がカリキュラムを設計したのだろう? 本気で職業パイロットを養成する気があるのかな? それに、どんな人がここへ進みたがるんだろう?

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2007.08.02

★コンパクトカー?

 真の?コンパクトカー、フィアットの新しい500(チンクエチェント)が気になって WebCG を覗いたら・・・

「トヨタ自動車は2007年8月1日、コンパクトカーの「ブレイド」に3.5リッターV6エンジンを搭載した「ブレイドマスター」を発表した」(webcg.net)

 全幅1,760mmで3ナンバーだし、3.5リッターV6エンジン280ps, 35.1kgm でコンパクトカーって・・・

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2007.08.01

★勘違いした裸の王様

 久しぶりに?不愉快な話題を不愉快な筆致で書きますので、お読み捨て(あるいは読まず捨て)くだされば幸いです。

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 もはや旧聞に属するが、参議院選挙に惨敗したときの安倍首相の台詞、

 「私の国づくりはまだスタートしたばかりだ」

 にはあきれた。おいおい、自分を独裁者とか王様とかと勘違いしてないか。

 そもそも、安倍氏のいうような「国づくり」に国民が賛成したから彼が総理に選ばれたわけではない。
 そして今回、自ら

 「私と小沢さん、どちらが総理にふさわしいか」

と何度も何度も繰り返し問いかけた挙げ句、有権者は安倍さんが相応しくないと判定したのだ。それも、人気のない小沢さんと比べて、だ。

 どれほど見放されているか、ぜひ噛みしめて欲しい。

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 国を自分の趣味のオモチャか何かのように考えていじくり回すような感性は、あなたのような環境であなたのような性格の人間が育つと醸成されてしまうのか。

 国が大切なものであるというならば、お願いだから王様気分で自分勝手にぐちゃぐちゃとこね回さないで欲しい。

 多くの識者が指摘しているとおり、あなたの知識のなさと知性のなさは『美しい国へ』を読めばすぐわかる。

 これは思想の違いとか立場の違いとかではない。

 『美しい国へ』は、純粋に、あなたがものを知らず、そして、自分がものを知らないことを知らず、また、知っていることさえも論理的に組み立てる能力がないことを語っている。

 そんなあなたの思い込みと感情の赴くまま、好き勝手に「国づくり」なんかやられたら、住んでいる者が迷惑する。

 そんな独裁者のママゴトはやめて、ぜひ政界を引退して欲しい。

 幸い、今回のことであなたはやっと気づいたはずだ(あ、言動からすると気づいてないのか。だとすると救いようがない)。

 有権者は、「王様は裸だ」と叫んでいるのである。

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 蛇足

(今回、有権者は、年金問題と金銭疑惑とだけに怒ったのだろうか。そうではないと思いたい。おそらくは、安倍氏のいう「国づくり」の内容ややり方を否定したい人も多かったはずである。少なくとも、私はそうだ。
 現に、安倍氏が「基本路線は多くの国民に理解されている」と述べたことに対して、「納得しない」が62%、「納得する」は26%である(朝日新聞世論調査)。)

(しかし、有権者は、小泉氏には絶大な信頼を寄せていたかのように見えた。日本がポピュリズムに蝕まれていなければいいのだが・・・)

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