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2007.10.01

◆つぎあて

 その昔、死んだ祖母は孫の衣服によくつぎをあてていた。

 (「つぎをあてる」って、息子は知っているんだろうか?)

 もちろん、子どもとしてはそれほどありがたくもなかったし、なぜか生地と違う色の太い糸で縫っていたりするので、目立って恥ずかしかったものだ。

 靴下に穴が開いたときも必ずつぎをあててくれたように記憶している(さすがに白い靴下には白い布で白い糸だったか・・・)

 でももう、たぶん何十年もつぎとは無縁だった。

 だが、相変わらず靴下に穴は開く。親指が少し上を向いているのか、ほぼ必ず、そこだけ穴が開くのだ。だれでもそうなのかな。

 それに応じて足の裏の生地が薄くなっているとか、足首のゴム?が緩くなっているとか、ちょうど「捨て時」だといいのだが、そうではなくて、穴だけが開いてしまうと、始末に困ってしまっていた。

 捨てるには惜しいというか、もったいないのだ。

 といって、繕って履き続けるのもどうかと思う。しょせん、さんざん履き古した333円の靴下なのだ。

 というわけで、これまでは泣く泣く?捨ててきたのだが、今日突然?大穴の開いた靴下はお気に入りだし、まだまだ履けそうに見えたので、試しに繕ってみることにした。

 さすがにつぎは当てないのだが、前からちょっとやってみたかったのだ。労力が見合う気がしないのと、なんだかみみっちいような気もして今までしなかったのである。

 だが、まだまだ履ける靴下をゴミにするのはいかにももったいない。

 というわけで、糸だけを使って繕ってみた。

 あっという間にできあがり、黒い靴下ということもあって目立たない。どうせ人前で靴を脱ぐ機会なんてほとんどないし。
 これなら今後もやってみようという気になった。

 小学校の時など、とりわけいい孫ではなかった自分でも、今は祖母を思い出しながら針を動かせる。
 それに、環境保護への中途半端な良心も、少しは慰められるかもしれない・・・

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