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2008.02.15

◆Reuse, Reduce, Recycle

 先日、いつものように掃除機をかけていたら、カチャカチャカチャッと音がして、何やらゴミではないものを吸い込んだような気がした。

 すぐ横に貝殻が落ちていたので、それを拾って窓辺の皿の上に戻した。何だか貝の数が減っているようだ。息子がひっくり返して、きちんと全部拾わずにすませた結果らしい。

 たぶん、イタリアとか島根とか北海道とかで拾ってきた貝だが、出窓の皿の上で忘れ去られ、埃をかぶっているような存在だ。掃除機で吸い込んでもどうということはない。

 と思っていると、もう一度、カチャカチャカチャ。他にも落ちていたらしい。

 貝はまあ、どうでもいいのだが、複数吸い込んだことと、ゴミではないものが入ったことが気になり始めた。何度か経験があるのでわかるのだが、間違って吸い込んだものを取り出すのはわりと簡単だ。

 いつものように掃除機から紙パックを取り出し、入口付近を探ってみると、案の定、貝殻がひとつ見つかった。
 こうなると、残るひとつもちゃんと取り出したいのが人情である。ちょっと探ってみたが、よくわからない。そうこうしているうちに、ゴミの塊が袋の入口からずるずると出る感じになってきた。

 パックの中のゴミは、かなり綺麗にまとまって固まっている。ふと思い立って、袋をゴミ箱の近くに持っていき、中のゴミをずるずると引き出してみた。
 すると、簡単に、かつ、あっという間に中のゴミが取り出せるのである。周りにホコリが立って閉口するとかいうこともない。

 これまで何の疑問もなく掃除機の紙パックを使い捨ててきたが、こんなに簡単にゴミが取り出せるなら、取り出して再利用すればいいではないか。
 もともと、そういう手間を省くために紙パックが発明されたことを思えばヘンな話だが、ほんとに大した手間ではないし、その辺がとっちらかったりもしないのだ。

 この紙パック、1枚150円ぐらいするし、再利用した方がゴミも減るではないか。環境標語にもあるとおり、まさに Reuse して Reduce できるのである(Recycle はできないけど)。

 というわけで、今度から紙パックがいっぱいになったら、中のゴミを取り出して使ってみようかなと思っている。
 ただ、実際にそうするかどうかはやはり微妙だ。何といっても、ポイして新品、のほうが格段に楽には違いないから。

 それに、使い捨ての紙パックからずりずりとゴミを取り出している図というのは、あまり麗しい姿ではない。「エコ」とか叫びながらでなければ、ただのしみったれたセコい男である。

 でもやっぱり、スマートに使い捨ててダンディズムを気取るような時代ではない(というか、これまでごく無自覚に使い捨ててきただけなんだけど)。
 できることから少しずつ、が大切なのだろう。

 あっ、もう一つの貝殻は結局出てきたんだったっけ?

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