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2008.08.11

★記憶の修正

 志賀高原へ。

 前山スキー場のゲレンデをリフトで登り、山頂から四十八池を往復する。

 途中、さえずりだけを何度も何度も聞かせてくれた鳥の正体がわからず、もどかしい思いをする。
 復路、やっとの事で視認。下山してから図鑑でメボソムシクイと確認する。

 この程度の鳥の同定がなかなかできない鳥見初級者だ。

 他に、盛んに鳴くウグイス、おとなしいルリビタキ、帰りのリフトでホオジロ。

 四十八池の高層湿原で、息子が木道から転落。幸い片側が濡れた程度で済んだが、荷物もろともずぶ濡れになるとか、どこかを骨折するとかいうことになっていた可能性もある。
 笑い話で済んでよかった。

 渋峠、国道最高地点(2172m)を通り、白根山へ。いわゆる「湯釜」、火口湖へ上る。硫黄の臭いがかなりきつい。

 20年ほど前に1度来たことがあるのだが、見た瞬間、「うわお、こんなに大きかったっけ?」と思った。

 1度はちゃんと自分の目で見ているくせに、その後に見た写真のイメージなどで記憶が修正され、頭の中で縮小しているのだ。

 こんなことからも、記憶というものが、後からの刺激でどんどん変容してしまうということがわかる。

 確かな記憶を残すために・・・と写真やビデオを撮っても、画面で確認した瞬間からわかるように、もはやそれらは記憶とは異なってしまっている。

 最初はまだそれとわかるからいいのだが、いつの間にやらその写真やビデオがホンモノの記憶をどこかへ追いやってしまいかねない。

 もともと儚げな記憶が、頭の中でどんどんその姿を変えていく・・・

 それを取り出すのが「思い出」であり、その変形した追憶の集積こそが歩んできた日々になるのかもしれない。

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