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2008.10.30

◆ジョウビタキの帰還先

 徒歩で通勤。

 先日、飛び去る姿を見たジョウビタキ(オス)を、双眼鏡でちゃんと見た。場所が同じなのでおそらくは同一個体だろう。
 やはり個体識別は無理か。

 いつもは通らない職場の道でもジョウビタキ(メス)

 夕刻、家のすぐ近く(20〜30メートル)のところが9軒分もの広い宅地になっていて驚いた。工事をしていたのはかろうじて知っているが、滅多に通らない道なので、宅地が完成しているのをぜんぜん知らなかったのだ。

 その向かいにもジョウビタキのメス。民家のアンテナの上で、ヒッヒッ、カッ、みたいに囀っていた。

 バイカル湖(雲南?)から来たジョウビタキは、景色が変わっても無事戻ってこられたのだろうか。

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2008.10.28

◆「この秋一番の冷え込み」

 今朝はさすがに、真夏の格好では寒く感じ、クローゼットからウールのベストを出して着た。

 それでも、日が高くなると暑くなり、結局、昼前からは脱いでいた。

 家に帰って夕刊を読むと、「この秋一番の冷え込み」「ぶるっ 秋本番」というおきまりの見出し。

 さすがの?私も、今日の冷え込みぐらいはまあわかる。

 それにしても、そこに添えられた写真がすごい。写っている女性が3人とも、マフラーを巻いている。

 まあ、ことさらその3人を狙って撮ったのはわかるが、今日みたいな日にマフラーなんか巻いて出かける人が(同じ場所に3人も)いるのは、相当な驚きだ。

 季節を先取りするファッション、なのだろうか。

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2008.10.27

◆ジョウビタキ初認

 まだ、まったく真夏の服装である。さすがに少し肌寒く感じるようになってきた。

 通勤の途中、人しか通れない小道で、今シーズン初めてのジョウビタキ(オス)を確認。

 毎年見かける場所だが、去年と同じ個体なのだろうか? 鳴き声と飛び去る姿でやっと種の同定ができた程度なので、もちろんそこまではわからない。
 じっくり観察できたとしても、果たして可能かどうか・・・

 サルに一匹ずつ名前をつけて個体識別したことが、日本のサル学の発展に結びついたのは有名な話だが、さすがに見るだけで鳥の個体識別ができる場合は限られていて、ふつうはいったんつかまえて足輪をつけたりしているようだ。
 それに、ヤツらはサルと違ってすぐ飛んで逃げるし、何千何万キロと移動するのだ。

 図鑑で調べてみると、夏を過ごす場所は、ロシアのシベリアから中国の雲南にまで広がっているようで、コイツがどこで過ごしていたか知る術はない。

 バイカル湖やら昆明やらと、大阪北部を毎年往復しているのかと思うと、翼を持っていることの偉大さに頭を垂れたくなる。
 たとえ15センチに満たない体であっても。

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2008.10.23

◆まさかの羽化

 アントクアリウムで飼っていた女王蟻の産んだ卵(蛹?)がとうとう羽化した。

 「飼っていた」と書いたが、夏以来、トイレの奥の棚の上に放置していたに過ぎない。

 卵も変色し、数も減ってきた気がして、「コイツが食べているんじゃないか」という疑いもぬぐえなかった。

 でも、女王蟻はいつ見ても卵(蛹?)を甲斐甲斐しく世話し、意味なく?あちらへこちらへと移動させたりしていた。

 もう卵が孵ることも期待できないので、そろそろ女王蟻を逃がして、別のアリをたくさん取ってきてそいつらに巣を作らせようかと思案し始めたところであった。
 アントクアリウムに入っている土がわりの物体は、同時にエサにもなっているので、上の方がだいぶ減ってきていたし。

 このタイミングで見事に羽化するとは・・・

 孵ったアリには立派な羽があり、どうもオスらしい。とすれば、あいかわらず巣は作ってくれないのかな?

 卵を産んでから、実に4か月と2週間。まさかそんなにかかるとは夢にも思っていなかった。
 調べてみると、ライオンやブタの妊娠日数よりも長い。

 幼虫にもサナギにもなった気配はないんだけど、突然の羽化。
 卵の殻の中で幼虫化して、あの「変色した卵」が実はサナギだったのだろうか。

 月並みに、「自然の神秘」などとつぶやいてみる。

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2008.10.22

◆リストランテ

 もう十年来になるだろうか、一度行きたいと思いつつ、なぜか縁がなくて行けなかったイタリアンレストランで夕食を食べた。

 リストランテを名乗っている日本の店で食べたのは初めてかもしれない。

 ナプキンが紙なのにちょっと驚いたが、それ以外は確かに(郊外としては)一流の匂いがした。
 もちろん、「あの、すみません、お水お願いします」は一度も言わなかったし、デザートメニューが欲しかったときも、ちょっと手を挙げるとすぐに来てくれた。ウェイトレスの顔色を見ながら絶妙のタイミングで声を張る必要はない。
 もっとも、すごく空いていたからかもしれないけれど。

 前菜が芸術作品のように盛りつけられていて美しかった。

 手打ち麺は独特の食感で、ソースもおいしかった。

 思い切って頼んだノドグロの丸ごとグリル(確か3000円超!)もインパクトのある大きさだった(間違って人数分、3つ持ってこられたらどうしようとちょっとドキドキしていた。かつてフランスで、1つだけ頼んだつもりのフォアグラ(しかも大量)が3つも出てきて往生した経験がある)。

 各皿、いくつかは聞き慣れない素材が使われている。リストランテを名乗るのも大変だなあと思った。

 平日のランチは1050円から。これからはときどき通ってみよう。

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2008.10.21

◆お詫び(iPod Touch の情報をお探しの方へ)

 ニフティがいつの間にか私のブログに勝手につけた「検索フレーズランキング」。

 さっき見てみると、10位までのうち、実に4つが iPod Touch であった。

 このブログ、iPod Touch に触れたサイトの中で、もっとも役に立たないものの1つであることは保証します。
 検索してここにたどり着いた皆さま、ごめんなさい。

 でも、これも何かのご縁です。どうぞご遠慮なく、ゆっくり長居していってくださいませ。

(それにしても、iPod Touch で検索して、数多あるサイトの中からここに飛ばされて来る方がほんとうにいらっしゃるのだろうか?)

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2008.10.20

◆幻の秘密兵器と幻の鳥

 いない野鳥を探しながら、川沿いの谷をのんびりと平和に歩いていると、低音でドスの利いたヘリのローター音が上空から聞こえてきた。

 相当大きな音である。しかも何だかハモっている。

 おそらくは、メインローターが2つある、自衛隊の輸送ヘリだと見当をつけた。

 飛行機にも詳しいリーダーに、「たぶん、チヌークだと思います」とか知ったかぶりをして言っていると、航空ショーでしか見たことのないようなヘリの編隊が上空を通過した。

 何のことはない、ローターの数は2つどころか、全部で7〜8つもあるのである。道理で音もでかくてハモっているはずだ。

 ふと思いついて慌ててカメラを上空に向け、後尾の3機だけ撮せた。
 ___

 家に帰ってパソコンで写真を見ると、偶然にも、ヘリと一緒に鳥が写っていた。
 しかも、露出を変えた3枚連写の3枚ともに写っていて、羽ばたきながらちょうどヘリと交差する形に移動しているのが手に取るようにわかる。
 もちろん、高度は違うんだろうけど。

 中でも2枚目の、大きく羽を広げた写真(実際の写真はもっと高解像度・高画質です)に目を引かれた。

 翼下面端に白い色を持つ黒い鳥・・・、しかもこの大きさと形はブッポウソウではないのか !?

 まだ1度も見たことのない鳥が、こんな形で写真に残ることがあるなんて・・・ 珍しくちょっと興奮して、家族で盛り上がった。

 だが、件のリーダーにメールしてブッポウソウには触れずに同定を仰ぐと、早速「小生の見立てはイカルです」とのお返事。
 言われてみて調べてみれば、確かにそんな感じ。

 さすがに、ブッポウソウとの衝撃の出会いがこんな形になるなどということはないのだ。

 でも、たとえイカルにせよ、こんなふうに写ることがあるというのは面白かった。
 ___

 さっき、写真のヘリを調べてみた。無知ゆえ、航空自衛隊のサイトを見てみたのだが、該当機はない。「すわ、秘密兵器か」とはさすがに思わなかった。そういえば、ヘリというのはどちらかといえば陸上自衛隊の装備である。

 陸自のサイトはやたらに重くて、光ファイバーでも表示までかなり待たされる。こんなつまらないページを作って予算を使うのはやめてほしい。

 ヘリを下から撮した写真というのは掲載されておらず、見当をつけてイメージ検索をしてみる。それでも、なかなかわかりやすい写真に出会えない。どうかすると、鳥の同定より難しいぐらいだ。

 結局、異様に細身の、針のような攻撃ヘリは、コブラと呼ばれる AH-1S、最後尾の4枚ローターは、ブラックホーク(『ブラックホーク・ダウン』!(2001 U.S.A.))と呼ばれる UH-60JA らしいことがわかった。

 こんなヘリが頭の上を飛んだのは初めてかもしれない。しかもイカルと交差して。
 ___

 こういった航空機が、今後も宝の持ち腐れであり続けることを切に願う。小鳥たちとともに。

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2008.10.19

◆永遠の20代

 飽きっぽくて、何をやってものめり込めず、モノにならない。

 中でも、フィットネスや運動関係は最悪で、年会費を全額払い込んだクラブに数回しか行かなかったという前科が2回ある(つまり、間をおいて都合2年分の会費を払い、計10回も行っていない)。
 ジョギングに至っては、3日坊主どころか、1回だけでやめてしまった前科も2回ぐらいあると思う。

 ところが、Wii Fit はもう3週間以上続いている。
 なあに、たった3週間なのだが、運動系がこれだけ続いたのは初めてかもしれない。

 ヨガと筋トレを中心にやっているが、当初から特定種目で「筋肉大王級」になったのは別にして、毎日のように「ヨガトレーナー級」を出すようになり、「ヨガマスター級」も珍しくなくなってきた。

 何より、今日はバランス年齢が 28歳!になった。20代は初めてである。

 これからは永遠の20代を目指して精進していこうと思う ^^;

 私のような者に3週間も運動を続けさせるとは、任天堂も大したものである。
 トレーナーはいつもいつも同じことしか言わないし、大して工夫のないソフトだと思うんだけど、だからこそ麻薬的な魅力があるのかな?

 いや、毎日続けないといよいよダメなヤツになりそうな気がして、なんとか続けているだけなんだけど・・・

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2008.10.18

◆Touch するとベタベタ

 iPod Touch の記事なのに、カテゴリを「携帯・デジカメ」にしてしまっていた。でも、「音楽」よりはしっくりくるよな、と思っていると、「パソコン・インターネット」というのもあった。そっちが正しそうなので、変更。ついでに「音楽」もつけてあげよう。

 さて、わかっていたこととはいえ、iPod Touch に Touch して使っていると、裏も表も手の脂でベタベタになる。

 年を取って指が乾き、スーパーの袋を開けることができないときがあって、台の上に置いてある水を含んだスポンジの意味がようやくわかってきたというのに、実はこれほど手が湿っているとは・・・

 ベタベタはまあ仕方がないとしても、裏のステンレスにさっそく傷がついているのには参った。何の傷だよ、まったく。

 表は確か、ナイフでこすっても傷がつかないはずなのだが、やっぱり裏も表も保護フィルム貼るべきかなあ・・・

 皆さまはどうしてらっしゃいますか?

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◆iPod Touch あるいは ウェイトレスと店員について

 今となってはもう、何が直接のきっかけだったのか思い出せない。

 ともかく、買わないと思っていた iPod Touch を買ってしまった。

 ちょうど買ってもいいかなと思っていたところへ、修理に出していた携帯電話(私のとは別の機種なのに、またもや!「電源が入らない」)を取りに、家人が千里中央へ行くというので、ついでにヤマダ電機を覗いてみることにした。

 「当店は在庫あり」とか誇らしげに書いていて、在庫がないのがふつうなのかと思うと、ちょっと欲しくなった。
 まあ、アップルストアではすぐ注文できるんだけど、ここで買う方が少しは安くなりそうだ。

 いつ来ても店員の方が客より多いような店なのに、珍しく本気で何かを買おうとしているときに限って店員が寄ってこない。
 土曜日だから仕方ないかと思うものの、客だってそんなに多くはないのだ。

 仕方なく、若い店員が相談相手にしていた、ちょっと偉い感じの店員の手が空いたので、その人に「すみません」と声をかけてみた。
 が、気づかずに通り過ぎる。何だか購買意欲をそがれて棚に戻ろうとしていると、それに気づいたのだろう、さっきの若い方の店員が、「失礼しました」と声をかけてきた。

 なかなか見上げた男である。

 結局、その店員の感じが悪くはなかったので、騙されて?言い値ですぐに購入した。家に帰ってからいろいろ遊んでいるうち、「しまった、保護フィルムぐらいおまけでつけてもらうんだった」と後悔した ^^;
 ___

 ウェイトレス(ウェイター)にしろ店員にしろ、できの悪い人が多すぎる。

 レストランや喫茶店で「すみません、お水お願いします」などと客に言わせるようでは、もはやウェイトレス失格だと思うのだが、そうするとおそらく95%以上は失格になってしまう。

 客の様子をときどき見るとか、テーブルの上をちらちらチェックするとかは基本だと思うのだが、それができている人すらほとんどいない。
 こちらが必死でウェイトレスの動向を探り、チャンスを見てすかさず「すみません」といって手を挙げたりしてすら、気づいてくれる可能性は五分五分といったところだ。

 先日は、カラになったグラスを横目で見て通り過ぎていったので、「お、珍しく気の利く人だな」と思っていたら、何のことはない、そのまま放っておかれた。あの「ちら見」は何だったのだろう?

 もはや、水がなくなる前に継ぎ足してくれるだけで、その店は超一流店だという気がする。

 ウェイトレスや店員の営業力(販売力)って侮れないと思うのだが、そこが弱い店が多すぎる。
 ___

 おっと、iPod Touch の話がどこかへ行ってしまった。

 最初、YouTube だけが表示されなくて、そのエラーメッセージも意味不明(「YouTube を有効にするには、まずインターネットに接続した状態で iTunes に接続する必要があります」)で困ったが、試行錯誤の末に解決し、それ以外は順調である。

 畏友が iPhone も iPod Touch も両方所有していて、既に触らせてもらっていたので大きな驚きはないが、そうでなければ、いくら何でもここまで素晴らしいとは・・・と、2日間ぐらいは口をあんぐり開けていられそうだ。

 ほんと、数年の間にえらいことになってるよなあ・・・ あと数年経ったらどうなるんだろう?

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2008.10.17

◆アメリカを売った男

 最近見た映画の中で最高でした。

 でも、「そんな調べ方したらすぐにばれるやろ」という場面が続出。実話だというが、こんな調査に気づかないスパイがいるだろうか?
 あ、もちろんこれは、「気づいてたけどやっちゃいました」というのとは別の話。

 そんな瑕も気にならない名作。

(Breach, 2007 U.S.A.)

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2008.10.13

◆祖母の一世紀

 99歳の祖母がいよいよ死にそうだと母親から電話があったのが先週の日曜日。夕方から仕事の集まりがあって、折り返し電話したのは夜の10時ごろだったと思う。

 朝に電話くれたら行けたのに、というと、いや、朝はまだ何とかだいじょうぶやってん、とのこと。

 一週間後、昨日の日曜日に家族で出かけた。死にそうな99歳でも一週間は生きられるのだ。

 この前に会ったのは半年ぐらい前かと思うのだが、その半年ですっかり変わってしまった。
 ぼけてはいても、孫やひ孫を何とか認識できて、しゃべったりもできていたのが、もはや目も開けない。
 それでも、介護の人から水差しでポカリスエットか何かを飲ませてもらうと、口と喉は動いてその液体は胃へと運ばれていっているようだった。

 鼻にセットされる酸素チューブや、腕の点滴なんかを引き抜いてしまう程度には体も動くそうで、訪れたときには酸素チューブなしで自発呼吸し、点滴は足の静脈に固定されていた。

 見た目は、良くいえば即身仏である。
 あまりの姿に驚いたのだろうか、息子が手を合わせようとするので、「まだ死んでへんねんから、拝まんでええねん」というと、病室に笑いが広がる。

 一世紀も生きたのだ。当の本人が何を思っているかは知る由もないが、死ぬこと自体を悲惨だと思っている者はいない。

 だが、瘦せこけた姿はちょっと悲惨だった。悪くいえば、ややミイラ的というか、ナチスの強制収容所から救出されたばかりのユダヤ人を思い起こさせた。

 腹部に穴を開けて胃に直接流動食を流し込む手術を医師から勧められたような話を母親から電話で聞いたときは、そんなことまでして無理に延命することを思いつくだけでもちょっと信じられないと思ったものだが、こういう姿を目の当たりにすると、そういうことをしたくなる気もわからないではなくなる。

 幸いにも、というべきか、これまで瀕死とか死とかとほとんど縁がなかったので、これほど死にそうな人を目の当たりにするのは初めてかもしれず、その辺の機微がよくわからない。
 ___

 祖母の一生、少なくとも前半生は波瀾万丈だったろうと思う。世界や日本自体が激動していたのだから当然だ。
 私の半生は、それと比べればまったく何ごとも起こらなかったといってもよいし、今後も平穏であることを祈りたい。

 自分の寿命を90と決めていたのだが(それでも欲張りか)、祖母がついに到達しえないであろう100歳に上方修正することにした。

 できればそれまで元気でいたい。そのころ世界はどうなっているのだろうか。

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2008.10.10

◆スリーウイメン/この壁が話せたら

 1952年、1974年、1996年・・・ 22年の間隔を置いて同じ家に住んでいる、互いに無関係の3人の女性が、望まぬ妊娠に思い悩むオムニバス物語。
 デミ・ムーアが製作総指揮、1話目の主演もしている。

 日本語的な邦題を考えるなら、『家が見て来た』『家は目撃者』などが適切だろうか。やっぱりわかりにくいな・・・

 妊娠中絶をめぐる法律や社会環境も時代時代でそれぞれ異なり、それらに翻弄されながら苦悩する。

 社会や法がどう変化しようとも、その苦悩がなくなることはない。
 ___

 続編の『ウーマン・ラブ・ウーマン』(2000年)を先に見ていた。こちらも同じく、時代を越えたレズビアンの苦悩である。

 どちらも重い映画で、ともに名作だと思う。

(If These Walls Could Talk, 1996 U.S.A.)
(If These Walls Could Talk 2, 2000 U.S.A.)

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2008.10.07

◆どうして友人にならなかったんだろう?

 ひょんなことから、学生時代の同級生が同じ職場に勤めていることを知った。

 違う部署なので今まで気づかなかったのだが、今日近くへ行く用があり、ちょっと時間も空いたので、顔を出してみることにした。
 会えなくてもともとである。

 卒業後に1度だけ偶然会って立ち話をしているが、それでも20年近いブランクがある。アポイントメントも取らず、直接訪ねていった私に、最初はもちろん怪訝そうな表情だったが、同級生の・・・というと、すぐ笑顔に変わった。
 去年から勤めているという。1年半、知らなかったわけだ。

 前髪の白髪が目立つが、いたずらっぽい表情は昔のままだ。同級生以上友人未満という微妙な関係だったのだが、ちょっと忘れられない男である。

 北海道にも東北にも九州にも沖縄にも(記憶としては四国にすら)行ったことがなく、飛行機にも一度も乗ったことがなく、新幹線に乗ったのは修学旅行と受験の時だけだった19歳の私が、この男の影響で、ヨーロッパへひとり旅をすることになったのである。
 それも、たった1時間ほど、そいつの下宿で話をしただけで決めた。

 実際に行ったのはハタチの時だ。初めてのひとり旅、初めての外国、初めての飛行機・・・、もはや海外旅行がそれほど珍しいことでもなくなっていた時代とはいえ、当時の私にとっては人生の一大イベントだった。

 まあ、それはそれ。

 仕事の邪魔をしても迷惑だろうし、10分あまりで辞去したと思う。MacBook Air を使っていた。

 「また飲みに行こう」「いや、酒飲まれへんから」「あっ、そうやったっけ」「あ、いや、もちろん、飲みに行くのは行きたいけど」

 懐かしがっているのは私だけだったらどうしようと思っていたのだが、向こうからメールアドレスを聞いてきて、名刺を交換した。
 たまたま持っていたのが使い残しの古いやつで、恥ずかしかった。
 ___

 家に帰ってから調べると、彼が何とも楽しそうに立派な仕事をしていることを知った。まあ、そういうこともあるかも、というレベルを超えている。

 競争意識やら嫉妬心やらは、ほんとうにぜんぜんない。ただ、その生き方に眩しさや羨望はある。

 もちろん、同じような生き方をする術はないのだけれど、私なりの、「うん、こんな感じ」と自分で納得できる生き方すらどんなものかもわからないような現状に、彼我の違いを改めて確認する羽目になった。

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2008.10.06

◆最高の人生の見つけ方

 確かにいい映画だったが、期待したほどではなかった。
 まあ、期待が大きすぎたんだけど。

 モーガン・フリーマンの名演は円熟の域に達し、ジャック・ニコルソンの怪演は円熟を通り越している。

 せっかくなのだから、実際に2人を世界ロケに連れ出して欲しかった。ロケ費を節約したというより、ギャラが跳ね上がるのを避けたのだろうか。
 いくら技術が向上しても、現場に身を置いていない映像はやはりそれと分かり、やや興をそいでしまう。

 いや、映画世界に没入できず、そんなことが気になる程度に醒めてしまっているのは、おそらくこの映画が期待したところにまで届いていないからなのだろうと思う。
 まあ、期待が大きす・・・

 ジャック・ニコルソンは実際に頭を剃っていたように見えたのだが、モーガン・フリーマンは明らかにかぶりものでスキンヘッドに見せているようだった。
 あれももっと上手にできなかったのだろうか。

 ともあれ、細かいことは別にして、やや教科書的ではありますが、名作であります。

(The Bucket List, 2007 U.S.A.)

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2008.10.03

◆はじめての紅葉

 彼岸の二日ほど前、

「「暑さ寒さも・・・」というのにまだまだ暑いですねぇ。」

「でもまだお彼岸じゃありませんから。」

とかいう会話をしていたら、彼岸を過ぎるとほんとに秋らしくなって驚いた。
 ___

 今日は初めて、紅葉している葉に気がついた。まさに「おどろかれぬる」という感じだった。

 職場でのことである。

 緑のある場所で働いていることを感謝すべきなのか、自然の中で気づけなかったことを残念に思うべきなのか・・・

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2008.10.01

◆筋肉大王級?

 (「ゲーム」みたいなカテゴリがなく(消したのかも)、今後頻出する気もしないので、パソコンにしておきます。)

 息子が欲しいというので、Wii を購入した。

 高校生だというのに、目的のソフトは小学生でも恥ずかしくなるような幼稚なゲームである。

 そのためだけに高価なゲーム機はもったいないということで、Wii Sports と Wii Fit も一緒に買った。任天堂の思うツボである。

 とりあえず、登場人物のポリゴン?CG?をもっとリアルにして欲しいのだが、こういうのがいいという人もいるのだろうか。
 プレイステーション系を知っている者にとっては、ちょっと耐えられない。

 それを別にすればそこそこ楽しく、特に Fit は一応3日連続やった(今日やらなかったら三日坊主だ。あと45分・・・)。

 トレーナー(リアルでない白黒の人)というのが出てきていろいろ励ましてくれたり指示してくれたりするのだが、機械の悲しさ、的外れなのがすごい。

 だいたいは「初級」とか「アマチュア級」とかそういうのになって、それは当たっているのだが、ヨガをやっていて

「体が柔らかいですねぇ」

と感心されたのには参った。体はもちろん?人並み以上に硬い。

 なのに、「ヨガトレーナー級」(上から2つ目)とか「ヨガマスター級」(だったと思う、一番上)になったりする。初日からそれだ。

 そんなのでは続ける意味がないではないか。

 一番ひどかったのは、スクワットをして100点が出て、「筋肉大王級」に認定されたことだ。

 筋力のなさにも自信がある。

 画面の真面目なトレーナーに向かって、「だれが筋肉大王やねん」と突っ込むのは、わたしが関西育ちだからばかりではないと思う。
 ___

 本物のトレーナーなら、きちんと私を見て適切なアドバイスをしてくれるのだろうか。

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