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2009.07.04

●1発1千万円の訓練

 財務省が行った2009年度分の「予算執行調査」で、「すでに調査を終えた57事業のすべてで無駄や非効率なお金の使い方が見つかった」(朝日新聞)という。

 それには驚かなかった。

 驚いたのは、その中に、陸上自衛隊に関して、

1発約1千万円のロケット弾を使い切ることができず、購入量の4割に当たる約1千発(100億円分)が不要になった。これを廃棄するために、さらに6億8千万円かかる(同紙)

というのがあったことである。

 いっぱつ いっせんまんえん・・・

 使い切るにしても、そんなものを2500発(250億円)も撃つ予定であったのか・・・

 訓練に使うなら、1発1千万円をばかすか爆発させる必要はないだろう。でも、実戦はなかったはずなので(あったら恐い)、訓練で1500発(150億円)撃ったことになる。

 残っていることよりもむしろ、それだけ撃ちまくったことの方が恐い気もする。環境破壊だってすごいだろう。

 とはいえ、「有事」の際に「弾薬がない」では、大日本帝国陸軍みたいになるので、「自衛」のためにはある程度用意しておかねばならないというなら、わからないでもない。
 それでも、1発1千万円のロケットを2500発も撃つような「有事」を想定しているのだろうか、と素朴な疑問を持ってしまう。

 今回撃ち残しの無駄が生じたのは、「最新の武器への更新期間が短すぎるため」だということだ。頼もしいことである。

 せめて、訓練にはもっとお金のかからない方法を考え出せないのだろうか。

 一方で、陸上自衛隊と言えば、予算不足のために、小銃の弾一発、それどころか空砲一発にも事欠き、口で「バンバン」とか言いながら訓練をしていて(小学生か)、隊員の士気が下がっているとも聞く(その訓練場面を実際にテレビで見た)。

 その隊員たちが同じ陸自の「1発1千万円(計250億とか100億とか)の無駄遣い」を聞いたらどう思うだろう。

 やってることがあまりにもちぐはぐで、やっぱりあの、兵を泣かせ犬死にさせた帝国陸軍の末裔なのかとがっかりしてしまう。

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