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2010.03.30

●パリの洗礼

Dsc01284_169 伊丹→成田→シャルル・ド・ゴールと飛んだ。眼下のシベリアはみごと。ウラル山脈にかかると雲海で何も見えない。
 いつもこんな感じだったと思う。

 空港からRERのB線でパリ市内へ。荒れた郊外の風景が続く。初めてパリに来るなら、このルートはダメだろうなあと思う。

 バリアフリーになっていない薄汚れた通路や階段を、重い荷物を引きずりながら苦労して進み、やっとの思いで地上に出ると、そこはセーヌ川のたもと、シテ島にたたずむノートルダム大聖堂が見える。

Dsc01361_32 これぞパリ・・・と早速写真を撮った瞬間、

 「財布がない!!」という大声が傍らから・・・

 晴れやかな気分が一瞬で暗転する。

 連れの女性が肩にかけていたバッグから財布をすられたらしい。いくら探してもない。しかも、キャッシュカードやらクレジットカードやら、事情があって現金十数万円までもが入っていたという。

 パリは初めてだという彼女への手痛い洗礼である。長い人生で初めての経験だそうだ。

 これが家族なら、互いの持ち物に目を光らせ、特に私が他のメンバーの面倒を見るのだが、今回の連れは、プライベートやら仕事やらで私より頻繁に海外に出ているお二人だったので、油断していた。

 飛行機の中で、30年ぶりにヨーロッパに行くというご婦人が「地下鉄などに乗っても大丈夫でしょうか」とおっしゃるので、「大丈夫だとは思いますが、スリなんかはいますので十分お気をつけ下さい」などと言っていたところだったのに・・・

 この件で、滞在中、4〜5箇所の警察に出向く羽目になった。ここはそもそも開いていない、ここは2時間待ち、ここでは扱っていない・・・
 まあ、いい社会見学にはなったが。
 ___

 とにかく地下鉄にばかり乗っている旅だった。ルーブルにもシャンゼリゼにも行っていない。ノートルダムだって一瞬見ただけだ。
 まあ、仕事だからそれでいいんだけれど。

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2010.03.19

●敏捷性テストで日本新記録?

 Wii Fit Plus の敏捷性テストで、とうとう31問が出た。もしかすると日本新記録ではないか(笑)

 これを超える記録をお持ちの方、証拠写真とともにぜひお知らせ下さい。

(今日はもっとうまくいけば32問はいけたかもしれない。33問が越えられない壁か・・・)

 あ、もちろん、バランス年齢は20歳。もうぜんぜん珍しくなくなりました ^^;

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●もうすぐフランスへ行くのだが・・・

 もうすぐ仕事でフランスへ行くのだが、旅行の準備はいまだに何にもしていない。

 それどころか、去年の11月に韓国に行った時の旅行鞄が片付けられもせずに転がっていて、こうしてリビングに座っていても視野に入る。

 片付けられないほど忙しいなどということは全然ない。こうして駄文を書く時間すらある。ただ片付ける気にならなかっただけだ。
 もはや、この怠惰が自分らしさだと開き直りたい。

 仕事の準備自体はまったくしないわけにはいかないので少しはした。
 日本でやるべき仕事も片付いていないので気分は晴れないが、まあ、飛行機に乗ってしまえばこっちのことは忘れられると思いたい。

 何しろ、Paris is always a good idea なのだ(1995年版『サブリナ』の台詞)。今回もそうであって欲しいと願う。

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2010.03.17

●クジラとかイルカとかマグロとか

・日本の調査捕鯨船に乗り込んだとか体当たりしたとかで、シーシェパードが物議を醸している。
・和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー、「ザ・コーブ」がアカデミー賞を獲得した。
・ワシントン条約締約国会議では、大西洋と地中海のクロマグロの国際取引禁止が議論される。

 以上のような問題を考える際、必ず出てくるのが、

・クジラ(イルカ・マグロ・・・)を食べるのは日本の伝統的食文化だから守るべきだ。
・ウシ(ブタ・ニワトリ・・・)は殺しているくせに。
・アメリカ(オーストラリア・ヨーロッパ・・・)だってたくさん残酷なことをしている。

というようなピント外れで短絡的な議論である。

 マスコミまでもが、「アメリカだって、オスのヒヨコは役に立たないからといって粉砕機に放り込んで肥料にしたりしてるんですよね」(記憶で書いてます)などと、日本対アメリカの図式にしたうえで見当外れなコメントを垂れ流している。
 そんな愚かなことを全国に向かって放送しているのが「解説者」と称する専門家ぶった輩なのだから始末が悪い。そのレベルのゴタクなら、酒でも飲んだ時に仲間内だけでやってほしい。

 たとえばシーシェパードのやっていることは、マイルドではあるがまさにテロであり、許されないのはその通りだろう。「ザ・コーブ」に事実誤認があるのならば、具体的にそれを指摘すればいい。
 だが、反論する側がこんな愚かしいことを感情的にしか言えないのでは、話にならない。
 ___

 まず、クジラ(イルカ・マグロ・・・)は日本の伝統的食文化か? どの程度の広がりがあれば「日本の」といい、どの程度の時間的継続性があれば「伝統的」というのか。

 少なくとも、イルカはごくごく限定された地域だけにおける食文化だし、クジラだって、ひろく日本で食べられたのはせいぜい戦前戦後の半世紀ぐらいのことであろう。
 実際、ほとんどの人がイルカなど一度も口にしたことはないだろうし、クジラにしても、40歳以下のほとんどの人がそうであるはずだ。それ以上の年齢層が食べたことがあるのも、たまたまクジラ漁が盛んな時代に生きていたからに過ぎない。マグロですら、広く盛んに食べられるようになったのは、この半世紀のことであるという。

 いずれにせよ、わざわざ「日本の」などという必要はない。むしろ、伝統的食文化が近代国家的広がりを持っている方が例外的だ。だから、ごく一部の地域の文化であっても同じことだと考えてもいい。
 それをまあ、「ある地域の伝統的食文化」だと認めるとしよう。だったら守るべきなのか?

 世界には、たとえば人肉食が伝統的食文化である民族がいた。その文化は守るべきだったのか?
 あるいは、サル食だったら守るべきか?
 クジラだったら? イルカだったら?

 (話は違うが、そもそも、ほぼ全人類に共通する最大の伝統文化は「戦争をすること」だと思うが、その伝統文化は守るべきなのか?)

 要は、現在と将来を考える人類として、どういう伝統的食文化なら今後も維持していけるのか、維持していくべきなのかということを、生存や倫理や環境や資源や経済や・・・を勘案して考え、合意していくことこそが重要なのだ。

 もちろん、それはウシ(ブタ・ニワトリ・・・)に対しても同じことであって、そんなものを持ち出すことは対立軸にも反論にもならない。
 アメリカ(オーストラリア・ヨーロッパ・・・)にしても同じである。そう思うなら同じ土俵にのせてまともな議論をすればいいし、そもそも国と国が対立している問題でも何でもない。
 むしろ、互いの批判が国と国、民族と民族、文化と文化・・・の対立に起因する面があるのだとすれば、「そうではないし、そうあるべきではないのだ」ということをきちんと主張していかねばならない。
 ___

 「寿司屋でマグロが食えなくなるのは困る」などという主張は、「生物多様性を維持するために」という議論の前には、子どものわがままみたいなものである。
 反論するなら、「現状で(あるいは規制を強化すれば)資源は維持できる」ということしかない(現にワシントン条約締約国会議で日本はそう主張するだろう)。

 私だって、人並み程度にはマグロを食べたい。だが、そういう利己的な欲望は

人類の偉大な食糧庫、海を守ろう——。パリに本部があり、58カ国・地域計約500の高級レストランとホテルが加盟する協会「ルレ・エ・シャトー」は昨年11月、「メンバーは2010年1月から、地中海を含む大西洋のクロマグロを使わない」「持続可能な水産物を調達する」など魚料理の提供について六つの宣言を出した。(asahi.com)
というような料理人の前では、恥ずかしくて口に出せないというのがまともな感性である。
(もっとも、ほんとうに資源が豊富にあるのであれば、今の時点でそこまですることはないだろうとも思う。問題は、そんなことはだれにもわからない、ということかもしれない)

 一番愚かだと思うのは、こういうことを国対国の対立図式に持ち込もうとする態度である。さすがに、ほとんどのマスコミは冷静だと思うのだが、一部のマスコミは上に書いたように、アメリカの悪口を言って反論した気になっている。「ネット世論」に至っては、目も当てられない。
 ヒヨコを粉砕して肥料にしているのかどうかは知らないが、それはそもそも「アメリカ」がやっていることではないし、日本で同じことをやっていても何の不思議もない(日本でオスのヒヨコをみんな大きくなるまで育てているとも思えない)。

 クジラの話題になると、必ず、「アメリカは鯨油が欲しくて日本に開国を迫ったくせに」などという輩まで湧いてくるが、あほらしくて何を言う気力も失せてしまう。

 「アメリカ」が昔、鯨油を必要としていたとか、「日本」が今、クジラを食べたがっているとかいうことは、仮に事実であるとしても、どうでもよいことである。
 人類として、今後クジラをどうしていくのか、だけが問題なのだ。

 人類が他の種の命運を決めること自体が不遜だという議論はあり得よう。だが、現実にそういう地位を占めている以上、避けては通れない道である。
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 クジラ(イルカ・マグロ・・・)で生計を立てている人には、もちろんその立場からの主張があるだろう。

 だが、それ以外の単なる消費者がなすべきことは、(繰り返すが)現在と将来を考える人類として、生存や倫理や環境や資源や経済や・・・を勘案して考え、ひろく合意できるような努力をすることである。

 そして、なすべからざる最低の行為は、国同士の対立図式を無理矢理でっちあげて感情的な応酬を繰り返すことだ。

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2010.03.16

●ポイントカード禁止法を

 いつもの安い理髪店に行って会計をする時、「これ、お渡ししてましたっけ?」と言われて「いいえ」と返事をすると、ポイントカードを渡された。
 何でも、12回ハンコを押してもらうと、カットが1回無料になるのだという。

 そんなことをするよりも、カットを100円値下げすればいい。その方が店の持ち出しは少なくなるし、こちらの手間も省ける。
 ___

 先日は、初めて行った中華料理屋でランチを食べて、やはりポイントカードをもらった。
 たまに行くコンビニでも、毎回、「カードはお持ちでしょうか」とか聞かれる。
 ラーメン屋でもケーキ屋でも、もちろん電器屋でも・・・

 カードがないのが取り柄だったケーズデンキまで、「あんしんパスポート」というカードを作らされた。これはポイントカードではなく、その場で3%値引きしてくれるカードであるが、無駄なコストと手間暇をかけている点では同じことだ。

 ほとんどの店でカードは作らず無視しているが、もし律儀に作ったら、あまり買い物をしない私でも、すぐに50枚ぐらいにはなりそうである。
 そんなもの、いつも持ち歩いていてささっと取り出せる人がいるとはとても思えない。
(今、財布の中を数えると、カードが20枚以上あった。キャッシュカードやクレジットカード、免許証や職場の鍵、図書館のカードやコピー機のカード、会員カードやICOCAその他、必要なものがほとんどである。これにポイントカードなんか加えたら、下手をすると100枚近くになるのではないだろうか)
 ___

 問題なのは、カードを作らないでいると、カードシステムのコストや他人へのサービスの分まで負担させられていることになる点だ。
 まあ、たいていはすっぱりと諦めているが、よく行く店だとたとえば5%ぐらい常に余分に払っていることになりかねない。先日の理髪店だと8%近くになる。

 それに、毎回毎回、「カードはお持ちでしょうか?」「いいえ」「お作り致しましょうか?」「けっこうです」という会話を繰り返すのも面倒だ。

 ケーズデンキに行くと、「大切な現金で、ポイントを買っていませんか?」という放送をしているが、まさにその通りなのである(放送はうるさいのでやめてほしいけど)。
 あの意味がわかる人が日本にどれぐらいいるのだろう? おそらくは多くの人が理解していないからこそ、これほどまでにポイントカードが隆盛を極めているのだと思われる。
 そのケーズも、ポイントカードではないものの、それに代わる現金値引きカード発行に踏み切ってしまった。
 「カードによるおトク」を求める人たちには勝てなかったということか。

 無闇なカード発行が現実の集客にプラスになっているとすると、もはや自然淘汰は期待できない。ここは一つ、「ポイントカード禁止法」を作って、世の中からあらゆるポイントカードに類するものを一掃すべきだと思う。
 次の参議院選挙では、それを公約にした政党に投票したい。何党でもいいから、考えてくれないだろうか。

 日本中で無駄なコストを産んでいるし、なんといっても煩わしくて仕方がない。

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2010.03.15

●紛らわしい日清

 日清って、インスタントラーメンを発明した安藤百福さんとかカップヌードルとかで有名だけど、もう一つ、ぱっとした袋麺がないなあ・・・と思って調べてみると、やっぱりない。

 チキンラーメンと出前一丁である。どちらもほとんど食べない。
 ・・・というのは個人的な嗜好の問題なのだが、近辺のスーパーの棚専有面積でもぱっとしないのだ。

 エースコックのワンタンメン、明星チャルメラ、サッポロ一番(サンヨー食品)の方が気を吐いていると思う。やや別の路線だが、中華三昧も明星である。
 サンヨー食品なんか、サッポロ一番だけで持っているような小さな会社だけれど、その勢いはすごい。
 ___

 さて、別の話題。調べていくうちにおもしろいこと?がわかった。

 考えたことがなかった、というのが正確な表現かもしれない。
 「♪暮れの元気なご挨拶、日清、サラダ油セット」の日清オイリオグループも、小麦粉といえば即浮かぶ日清製粉グループも、カップヌードルの日清食品とは何の関係もないようだ。

 ディ・チェコのパスタ(日清製粉輸入)を茹でて、ボスコのオリーブオイル(日清オイリオ輸入)を使いながら、なんとなく、粉もんと食用油の日清・・・みたいなイメージを抱いていても、両者は何の関係もないというのである。
 ましてや、インスタントラーメンの日清食品は何の関係もない。

 驚いたのは、カップヌードルの日清食品のウェブサイトのURLが
http://www.nissinfoods.co.jp/

マ・マー スパゲティの日清フーズのそれが
http://www.nisshin-foods.co.jp/

であるということだ。ふざけているのだろうか?

 各日清に毎日のようにお世話になっている日本人でこれである。Nisshin Foods なんかと取引のある外国人には、どんなふうに見えているのだろう・・・

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2010.03.14

●梅にウグイス・・・

などと思っていると、メジロのことが多いようで・・・
Img_6380_32

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2010.03.13

●ブレーキは効かないのか?

 トヨタ車の暴走問題に関して、「ニュートラルには入らないのか?」というエントリを作った。

 私が実験した範囲では、「ハーフスロットル(実際には1/3ぐらいか?)ならニュートラルには入る」ということがわかった。

 もちろん、これは、正常に動いている車の、しかも特定のメーカの1台による実験だけである。

 スロットル全開時などは、エンジン保護の意味などからニュートラルに入らない可能性も高い。その境界となる回転数も、メーカによって、あるいは車種によって異なるだろう。
 ___

 もう一つ、「ブレーキは効かないのか?」という問題がある。それこそ、つい2〜3日前までは、ブレーキは正常なんだから効くはずだという思い込みがあった。

 だが、ネットで調べてみると、スロットルが開いている(アクセルを踏んでいる)時はブレーキの倍力装置が働かず、効きが非常に悪くなるという話が出てきた。特に、踏んでも効きが悪いと思って踏み直したりすると、さらに状況が悪くなり、ますます効かなくなるということであった。書いてある説明にも納得がいく。

 しかし、そのまま信じるわけにもいかないので、これも実験してみた。もちろん、安全な場所で低速で行った。

 結果・・・

 スロットルが開いていると、実際、ブレーキは効きにくいことがわかった。踏み直したらますます効かなくなるというのもその通りだった。
(注:アクセルよりブレーキを優先させる機能のない車(=ほとんどのトヨタ車)の話です)

  「こんな力で踏んだらとんでもないことになる」というような力で踏んでも、まったくといっていいほど効かない。
 油圧システム自体は正常に働いているはずだから、両足で必死に踏んだりしたら効くのだろうが、スロットル全開で駆動がかかっているような場合は、現実的には「効かない」といっても間違いないのだろう。

 大昔、後に義理の弟になる男の所有していた、当時既に年代物のいすゞベレットを運転させてもらったことがある。走り出しはいいのだが、減速する段になってふつうにブレーキを踏んでもまったく減速しない感じがしたのでパニックになりかけた。ごく低速でのことだ。
 隣に載っていた持ち主が、「もっと必死で踏むねん!」と叫んでいたが、そんなことは乗る前に教えてほしかった。たぶん、ブレーキの倍力装置がついていなかったのだろうと思う。パワステだって昔はついていなかった。

 「ほとんどの人は、ふだんブレーキをごくやさしく踏む癖がついているので、本当に急ブレーキを踏むべき時に踏めない人が多い」などという話を聞いて「まさか」という人も多いが、あの時の自身の体験から、さもありなんと思える。
 ___

 車が好きなので、平均的な人よりはその仕組みについて知っていると思っていた。
 実際、自分の車の駆動輪がどちらかすら知らない人(今聞いたら家人がそうだったので愕然とした。前にも教えたのに)すらいるぐらいだから、知らないほうではないと思う。

 それでも、「回生ブレーキ」に対する間違った思い込みがあったし、ニュートラルにはおそらく入るだろうと考えていたし(実際、入るかも)、ブレーキは壊れていなければ正常に効くだろうと思っていた(エンジンが停止すると効きが極端に悪くなるのは知っていたが)。

 せめて今よりもう少し、自分が操っている「殺人マシン」についてその特性を理解しておかなければならないと改めて自戒した。

(それにしても、スロットルが開いているとブレーキの効きが非常に悪くなることを、どうしてテレビや新聞で言わないのだろう。トヨタだって言っていないのではないか? 少なくとも私は聞いたことがない。ニュートラルの件といい、必要な情報を伝えない報道って何なのだろう?)

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2010.03.12

●エネミー・フォース 米軍特殊部隊OSS ナチス潜入作戦

 いつもは推薦できる映画しかエントリにしないのですが、皆さんが間違ってご覧になったりしないように、あえて取り上げておきます。

 いつぞやの、タイド・オブ・ウォー以来の、「え!?、これが真面目に作った映画??」という感じの作品です。

 B級というよりはC級、ご覧にならないのが吉かと思います。が、「ありえへんやろ」などと突っ込みながら脱力したい方にはお勧めです。

(Spoils of War, 2009 U.S.A.)

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●悲しき鳥と鳥見人

 雄は積極的に複数の雌と交尾しようとするのだが、営巣場所や食物、近くに交尾可能な異性がいるかどうかというさまざまな条件で複婚が成り立たず、仕方なく一夫一妻で落ち着いている状態なのだと考えられている。

 これを読んで、思わず吹き出してしまった。なるほど、身につまされますね・・・
 ___

 この文、ディアゴスティーニが新たに始めた『週刊 野鳥の世界』の創刊号に載っていた。
 あんな仕組みで本当にうまく回っているのかどうか疑問なのだが、わけのわからない週刊シリーズを次々と出しているあの会社だ。

 日本野鳥の会の会員は減る一方なのに、今ごろこんな雑誌を出して採算が取れるという目論見があるのだろうか。
 一応は会員でバードウォッチャーの私ですら、創刊号は290円だから買ったものの、毎週買うつもりは毛頭ない。だいたい、置き場所に困る。本というのはほんとに始末が悪いのだ。

 とはいうものの、こんな雑誌でも通して、仲間が増えるとしたら歓迎する。鳥や自然が好きで大事にする人が増えてくれればと、ちょっと真面目に考えている。

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2010.03.11

●ニュートラルには入らないのか?

 トヨタ車の「暴走」が続いている。

 3月8日午後、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴの高速道路で、61歳の男性が「アクセルペダルを踏み込んだ際にペダルが戻らなくな」り、「ブレーキは利かず、エンジンを切ることもできずに時速90マイル(約145キロ)超で走り続けた」という(asahi.com)。

 その後、「通報で駆けつけたパトカーがプリウスに並走し、警察官がパーキングブレーキをかけることなどを指示。時速50マイル(約80キロ)ほどまで減速したところでエンジンを切ることができ」た(同)というのだが、ドライバーは生きた心地がしなかっただろう。

 パトカーが併走するまでにどれぐらいの時間がかかったのかは報じられていないが、それまで減速できずに時速90マイル超で走っていたというのがすごい。日本の高速道路でそれが可能だろうか?(あ、交通量が極端に少ない高速道路も多いなあ・・・)
 ___

 不思議なのは、どうしてギアをニュートラルに入れないのかということだ。

 いくらエンジンが極限まで回ろうが、ブレーキが故障しようが、ギアをニュートラルに入れて動力の伝達を切ってしまえば、後は惰性で走るだけである。今回の場合、ブレーキは故障していたわけではないだろうから、簡単に止まれたはずだ(注:これは必ずしもそうではないようです。↓の「さらに後記」を参照)。
 ドライバーがパニックになってそれを思いつかなかったのか、それとも電子制御の「仕様」なり「不具合」なりで、ギアがニュートラルに入らないのか。

 自分の車で実験してみると、どんな状況でもギアはニュートラルに入れられるようだ(アクセル全開状態なんかにすると危ないので、それは試していない)。

 ニュートラルに入らないのも含めて「仕様」か「不具合」だというのなら仕方がないが、今、トヨタなり日米当局なりマスコミなりが広報に努めなければならないのは、

「万一アクセルが戻らなかったりエンジンの回転が落ちなくなったりした時は、まず、すみやかにギアをニュートラルに入れてブレーキを踏んで下さい。それでもだめな場合は、キーをひねるかスイッチを長押しするかしてエンジンを切って下さい。その際、ハンドルロックを避けるため、キーは決して抜かないで下さい」

ということのはずである。
 今回の事故で駆けつけたパトカーの警官にしても、真っ先に出すべき指示は「ギアをニュートラルに」だと思うのだが・・・

 そうしていないところを見ると、やはり、エンジン回転数が一定以上の時はギアをニュートラルにできない「仕様」になっていたりするのだろうか。
 ただ、2月24日の公聴会では、エンジンは暴走していてもギアをニュートラルに入れてブレーキを踏めば止まることはできたという証言も出ている。

 いずれにせよ、レクサスやプリウスの暴走を報じる記事に、ギアをニュートラルにしたのかどうか、あるいはできなかったのかどうかについてまったく触れていないものが多いのは不思議で仕方がない。

 ・・・などと思っていると、またプリウスが暴走して事故を起こしたという記事を目にした。アメリカで連日ということになるらしい。
 「私道から道路に出ようとしていた時に急加速し、交通量が比較的多い道路を横断、石壁に衝突して停止したもよう」(asahi.com)だという。

 これだとギアをニュートラルに入れる余裕はなかったかもしれない。ただ、この例は、アクセルとブレーキの踏み間違いなどの可能性も高いのではないかと思う。
 ___

 後記:調べてみると、2月23日の公聴会で証言した女性によれば、ギアをニュートラルに入れてブレーキを踏んでもサイドブレーキをかけても減速しなかったそうですね・・・
 何かの間違いではないかとも思うのですが、ギアの選択も電子的に制御されているとすると、レバー自体は動いてもギアはニュートラルにならないという可能性もあるのかもしれません。

 さらに後記:さらに調べてみると

 これまではNレンジにいれてブレーキ踏めばとまるじゃない、と思っていたのですが調べてみて
・ブレーキブースターが作動しないため、ブレーキはほとんど効かない
・Nレンジには(おそらく)入らなかった=駆動力がカットできないため加速しつづける
ことが分かってきました。
と記したブログを見つけた。
 一連の件で、何の知識も検証もなく、さらには間違った情報を元に無責任な言説を垂れ流すブログや掲示板があふれる中(私もそうならないように自戒しなければ・・・)、このような信憑性の高いブログがあることにはほっとする(広告が多いのは気になるけど)。

 だが、どの世界でも?「悪貨は良貨を駆逐する」ことに暗澹たる気分になってしまう・・・

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2010.03.09

●ワードで作成した縦書き書類の文字が重なる問題

 Mac版だけの問題なのかもしれないが、Microsoft Word の2004でも2008でも、日本語の文章を縦書きにすると文字が重なって表示・印刷され、ぐじゃぐじゃになってしまうことがある。
(解決方法をすぐ知りたい方は途中を読み飛ばして下さい)

 家人の環境ではほぼ必ず起こっていたのだが(起こらない時もあったけれど、原因を追究しなかったので理由はわからなかった)、自分の環境ではまったく起こったことがないので、これまであまり気にしないできた。それでなくても家人の仕事を手伝うことが多いので、必要があれば私がやればすむことだったからだ。
(したがって、「マック版ワードの縦書きは使えない」という一部で流布している言説は必ずしも正しくありません。私の環境では、動作が遅いことを除けば何の問題もなく使えています。)

 だが先日、何かのついでにふと思い立って、家人の環境特有のこの問題を解消したいと考えた。最初は画面表示の問題とかプリンタドライバの問題とかを考えたが、どうもフォントが問題であるらしいことがわかってきた。であれば、まずやることはフォントキャッシュのクリアである。だが、それをやってみても、ツールを使ってあらゆるキャッシュを消しても解決しない。
 たぶん、小一時間は格闘したと思う。ネットで調べても、結局すっきりとした回答は得られなかった。

 が、ごちゃごちゃやっているうちに、みごとめでたく解決したのでご報告したい。

 ●原因は、同じフォントが2重(以上?)にインストールされていることなので、それを解消してやればよい●。少なくとも、家人の環境ではそれで解決した。

 MacOS X になってから、システムのブラックボックス化が進んだが、特に問題なのは、同じ名前のフォルダが複数あることだ。「ライブラリ」なんてのが、いったいどこにいくつあるか、自分のパソコンに関して即座に言える人がどのぐらいいるだろう?

 システムの入った起動ディスクを開くと、そこに「ライブラリ」がある。その中に「Fonts」というフォルダがあり、中にフォントファイルが入っている。
 その「ライブラリ」と同じ階層に「ユーザ」というフォルダがあり、それを開くとアカウントの一覧が出る。たとえば自分のアカウントのフォルダを開くと、そこにまた「ライブラリ」というフォルダがあって、その中にも「Fonts」というフォルダがある。

 家人の場合、その2つの、階層の異なるまったく同じ名前の「Fonts」というフォルダの両方に同じフォントが入っていたことが原因であった。なぜそうなってしまったのかはわからない。
 ともかく、(問題のフォントがMS明朝とかだったので)、上の方の階層から消すわけにはいかないと判断し、●個人のアカウントの中にあるフォントファイルをゴミ箱に捨てると、それで解決した●。

 鈍い私でもわかるのは、上の方の階層にあるフォントはどのアカウントでログインしても使用可能で、個人のアカウントのフォルダにあるフォントは、そのアカウントでログインしないと使えないらしいということである。
 ワードの場合、縦書きの時に限って!、双方にフォントが存在すると両方を使ってしまい(アホである)、文字がダブって(しかもずれて)表示・印刷されるという「仕様」になっているらしい。

 Word 2008 for Mac のレビューなどを読むと、上に書いたぐじゃぐじゃ以外にも、句読点の位置や長音記号の方向が横書き状態のままで表示されてしまうという症状なども出ているようだ。これも原因は同じで症状の出方が違うだけらしく、フォントを削除すると治ってしまった。
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 もっとさっとスマートに、現象・解決法・原因だけを短く書いた方がお役に立つのかもしれませんが、こうやって随想的にぶつくさ言いたいがために書いているブログなので、ご寛恕をお願い致します。

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2010.03.07

●春は来る

 掃除をしようと鳥かごを持ち上げて驚いた。何十枚という羽がちらばっているのだ。

 2〜3週間ぐらい前からだろうか、掃除するたびに1本2本、2本3本と羽が抜けていたが、今日はいきなりの大量である。

 春が来るのだ。

Dsc01099_vga 職場の多肉植物も、同じころから花芽を延ばし、50〜60cmにもなっていた。蜜が垂れるので切って生け花にしたが、あれも春を感じさせる。

 でも、どうして春が来たとわかるんだろう? 気温? 日照時間?

 そういえば、玄関先の水仙も咲き始めた。最初は土から何も顔を出していなかったので、あれは気温(というか地温)が影響するに違いない。
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 われわれ人間は、羽が生え替わったり花が咲いたりすることはない。
 いろいろ考えてみても、自分の体の変化で季節を感知することはできそうにない(あ、花粉症は別だ)。

 植物や動物を見るたびに、どうして春がわかるんだろうと不思議な気持ちになる。

(そういえば、今年はまだ梅をろくに見ていない。見られぬうちに終わってしまいそうな気がする)。

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2010.03.06

●内親王の不登校

 愛子内親王が「複数の乱暴な同級生男児」のせいで不登校になっているという。
 昨日の「報道ステーション」では、何とそれがトップニュースだった。

 小学校2年生の女の子が学校に行くのをちょっと嫌がったというぐらいで、どうしてこれほど大騒ぎをしなければならないのか。しかも、(発表によれば)直接いじめられたわけでも乱暴されたわけでもないというのだ。
 発表なんかしないで、関係者だけで穏便に解決すればすむ話だと思う。日本中?がこんな大騒ぎになっても、当の内親王を始め、だれの利益にもならないのではないだろうか。

 今ごろ、「乱暴な男児」の両親や祖父母、もしかしたら一族郎党までもが針の筵かもしれない(当の男児たちはどうなんだろう? ともかくも教師や親が恐懼しているのを目の当たりにして、非常に「びびって」はいるだろうと思う。トラウマとかにならなければいいのだが)。

 報道ステーションには訳知り顔の専門家?なんかが出てきて、「父母の世代に皇室への崇敬の念が足りないから、その姿勢が子どもに現れるのだ」(記憶による要約)みたいな、両親を攻撃の対象とする言説まで垂れ流している。

 今回の騒ぎを見ていると、宮内庁に何らかの妙な意図があるのではないかと勘ぐりたくなる。あるいは、「いつものように淡々と事実を発表しただけなのに、勝手にマスコミが騒いでいる」と言うだろうか。
 だが、トップニュースみたいな馬鹿なことまでは想像しなかったかもしれないが(朝日新聞は第2社会面に2段の地味な記事があるだけだ)、こんなことを発表すればだれも幸せになれないことぐらい、少し考えればわかりそうなものである。

 一つだけいいことがあったとすれば、「リアルなお姫様でも不登校になることがあるんだ」という、ちょっとした安心感を世の不登校児たちに与えたことぐらいだろうか。

 うん、何かちょっとでもいい面を見つけなければやってられない。
 まったくもう、どうしてこんな馬鹿な発表をして大騒ぎを引き起こすんだろう?

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2010.03.04

●「自民、徴兵制検討を示唆」

 「自民、徴兵制検討を示唆 5月めど、改憲案修正へ」だそうである(共同)。

 いよいよというか、とうとうというか、やっとというか。

 コメントはしないが、今ごろ、こんなタイミングでとはねぇ。まあ、幹事長が火消しに躍起になっているらしいし、最初のアドバルーンというところか・・・

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2010.03.02

●ものすごい心拍数

 病の徒然に、飼っている桜文鳥と戯れていた。

 今まで気にしたことがなかったのだが、自分の熱やら心拍やらが気になり、ふと思いついて文鳥を耳元に持っていくと、尋常ではない速さで脈を打っている。

 数えることなんてとてもできないぐらいだ。でも、よく聞いてみると、高速8ビートが繰り返されているようにも聞こえる。
 そこで、8ビートの数を数えてみることにした。

 時計を見ながら数えると、5秒間ですでに5回である。つまり、1秒間に8回、脈を打っているということになる。

 1分間では480回・・・

 もちろん、いい加減な数字だが、まあざっと500回。400〜600回の間ぐらいと見てもいいだろう。

 そんなすごい回数だったなんて、今日まで知らなかった。

 昔生物の授業で習ったように、鳥類の心臓はわれわれ哺乳類と同じく、2心房2心室のはずである。なぜ8ビートになるのかはわからないが(もしかすると大発見だったりして(笑))、同じ仕組みで人間の7〜8倍もの心拍数をこなしているということだ。

 すごい。
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 以前、『ゾウの時間ネズミの時間』(中公新書)という本を読んだことがある。それによると、どの生物の心拍数もその一生涯では一定で、約20億回ぐらいだそうだ(記憶で書いてます)。
 だとすれば、この文鳥の寿命は、われわれの7〜8分の1となる。まあ10年といったところか。

(もしかすると、哺乳類だけで鳥類は入ってなかったかもしれない。それに、今計算してみると、人間は25億回ぐらいにはなるんだけど、まあいいや)

 ぜんぜん死にそうにないうちの文鳥も、生まれてからもうすぐ7年になるかと思う。高齢者なのだ。

 こんな小鳥にでも、先立たれたらそれなりのショックがあるだろうか。
 息子の大学受験のころ、ちょうど寿命に近づくのだが、直前になって死なれ、落ち込んで試験に失敗して浪人・・・みたいなことが今から心配だ(笑)
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 それにしても、本のことは知っていたのに、今日まで鳥の心拍数を数えることを思いつかなかったも不思議である。
 鳥見だって一応趣味なのに、一体何をしてるんだろう?

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