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2010.05.29

■輸入された「国産牛」

 夫婦だけおいしい昼食を食べた後ろめたさから、息子に大きなステーキ肉を買って帰ることにした(私の夕食はざるそばである)。

 幸いなことに息子は脂がない肉しか食べないので、いつもモモ肉を買っている。サシなんか入ってない方がいいから、和牛である必要もない。というわけで、「国産牛」と表示されたステーキを買って帰った。
 「個体識別番号」がついていたから、それなりに身元の確かな牛だと思ったのだ。値段とか見た目とかを勘案した予想では、和牛とホルスタインを掛け合わせたものだろうと考えていた。

 ところが、個体識別番号をもとに調べてみると、この牛は何と、オーストラリアから輸入されたものであった。

 それをでかでかと、「国産牛」と書いて売るのか、とちょっと驚いたが、日本でこの牛を育てた牧場のウェブサイトによれば「法律では、飼養地が2国以上にまたがる場合は、最長飼養地を原産国と表示することが決められてい」るということらしい。

 今日食べた牛は、「アンガス系統種(母牛血統)と肉専用種(父牛血統)を掛け合わせた肉専用交配種」であり(「肉専用種」って品種名なのか!?)、
2007年9月12日にオーストラリアで生まれ、11か月ほど育てられてから
2008年8月21日に日本に輸入され、福岡県宗像市で1年9か月ほど肥育された後、
2010年5月13日に宮崎県で屠殺されている。

 日本で過ごした月日がオーストラリアの倍ぐらいなので、まだ「良心的」なほうなのだろう。

 それにしても、オーストラリアでたった11か月でも育てられた牛を生きたままわざわざ運んでくる方が、日本でふつうに生まれた牛を買うより安くあがるのだろうか。

 オーストラリアだから今のところいいようなものの、たとえばどこかの国で狂牛病とかが発生した場合、その国から生きたまま輸入された牛を、「国産だから」と安心してわざわざ選んで食べたりすることも起こるだろう。
 まあ、その辺は輸出入国の検疫態勢を信用するしかない。

 肉を買うたびに、iPhone だとか iPad だとかで、いちいち個体識別番号を調べてから買うというような病的な真似は、できればしたくないので(それ以前に、iPhone も iPad も持っていないんだけれど)。

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