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2010.07.15

●正義のゆくえ  I.C.E.特別捜査官

 先日見た。
 しっかり書こうとか思っているといつまでも書けないのでとにかくエントリにしておく。こんなところに何かを書くよりも、映画そのものを知っていただくことの方が大切である。

 I.C.E.とは、US Immigration and Customs Enforcement の略称。
 「連邦移民税関捜査局」とでも訳せばいいのだろうか。日本政府による訳も「移民税関取締り局」とか「移民関税執行局」とか、省によってまちまちである。

 ただ、例によって、映画の内容はこの題名から想像されるようなものではない。主人公のハリソン・フォードも、連邦捜査官ではあるかもしれないが、なにも「特別」ではないと思う。あざとく、かつ下手な邦題をつけるのはやめてほしい。

 原題は、Crossing Over。「越境」と訳せば単なる直訳だが、そのほうが映画にふさわしい含蓄のある題名となろう。
 その意味では、ハリソン・フォードの起用は正解だとは言えないと思う。これはアクション映画ではなく、むしろ静かな社会派映画なのだ。

 例によって、それほど声高な訴えはない。むしろ、「国境を越えること」を抑え目に描くことで、その現実を浮き彫りにしている。

 アメリカの話ではあるが、もちろん、今や日本にとっても人ごとではない。

(Crossing Over, 2009 U.S.A.)

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