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2010.11.16

●日常を歩いてみるということ

 遠い方の職場と縁ができてから30年近くになるが、その周囲に何があるかはいまだにほとんど知らない。
 駅から歩いたことも多く、近くを車で通ることも多いのだが、決まった道を歩いたり車で通過したりするだけでは、その地域のことは何もわからないのである。

 車が故障して足を奪われたため、職場内で落ち着かない昼食をかき込むよりはと、散歩がてらお昼を食べに出ることにした。火曜日、2週連続である。

 先週もいろいろな発見が多かったが、今日、商店街のすぐ近くに大きな広場があるのには驚いた。こんなところにこんな空間が広がっているなど、想像したこともなかった。
 線路近くの小径や入り組んだ路地など、初めて、ないし、つい最近発見したところも多い。

 ここに勤めはじめてからでも十数年になるのに、今まで一体何をしていたのだろうと思う。
 周囲に何があるかどころか、職場の敷地内に何があるかすらほとんど知らないのだ。
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 あてもなく旅行したり彷徨ったりするのは好きな方だと思う。だが、それでもやはり、ほとんどは「名所」的な場所に限られてしまい、何の変哲もないところをぶらぶらすることは多くない。

 まして、それが「どこか遠く」ではなく、ごく日常的な場所であればなおさらだ。

 今の家に越してから近所を散歩してみるまでにも、十年近くの歳月と、かなり大きなきっかけが必要だった。必然性がなくなってからは、その散歩もしなくなった。

 ほんと、人間、用のないところへは行かないものである。

 でも、ときおりこうしてふらふらするのは悪くない。メディアを通して見知っている(つもりの)名所よりも、むしろ新鮮な発見があったりもする。
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 散歩の途中、年に1回しか行けない鮨屋の前へ行き、今日はシャッターが開いていたのでおそるおそる中に入り、明日の夕食を予約してきた。先週はシャッターが閉まっていて、そこが目当ての店かどうかすら判然としなかったのである。前回行ってから一年あまりの間にそこへ移転してきているのだ。

 今、明日は車(家人のです)を職場に置いて、歩いて行ってみようかと思った。

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