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2011.08.27

★Over the Pacific vol. 3 次回からは航空会社を選ぼうか

 うーん。やっぱり、この航空会社には問題があると思う。今まで控えていたが、公表しよう。このブログの影響力など、ほとんどないに等しいし。アメリカのユナイテッド航空(United Airlines)である。

 Thank you for flying with United. とよく言っているが、Never fly with United. と言いたくなる。

 これまで、積極的に航空会社を選んだことはない。
 初めて家族でヨーロッパに行ったときのルフトハンザは、目的地に近づくにつれてトイレの中がだんだん乱れていくのが手に取るようにわかった。それで初めて、日本航空では途中でちゃんと掃除されているんだということに気づいたりした(今回のユナイテッドも掃除はしているようだった)
 でも、だからといって、航空会社にこだわったことはない。マイルがたまるほど利用することもないし、「特にこだわりません」というほうがかっこいいようにさえ思っていた。
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 帰りは仕方なく、両側の窓からすごく離れた通路側の席を取っていたのだが、私の隣もさらにその隣も空いていたので(窓側が取れなかったため次善の策としてそういうところを狙って成功した)、通路から2つ目の席に移動して座っていた。両側に人がおらず、快適である。スクリーンはないけれど、映画館の真ん中に座っているような気分だ。

 とんでもなくまずい食事が終わってからしばらくして、遠くの方の席から私の横の通路に(おそらくは)日本人の女の子が来た。そして、これも(おそらくは)日本人のアテンダントにエスティローダーの香水かなんかが欲しいと言っている。そして、二人は私の耳元と言っていいような位置で大声で会話を始めた。

 女の子は、具体的に欲しいものを伝えられない。それではと、アテンダントが体をかがめ、私の隣の空いている席(本来の私の席)のポケットを探って、免税品の冊子を取り出そうとする。なかなか見つからなくて、ライトをつける。それでも見つからずにしばらくガサガサやっているうちに(私の頭とアテンダントの頭との距離は約40 cm ぐらい)、女の子が自分の席から冊子を持ってきた。

 まあ、現時点では空席だが、ポケットには私の私物も入っているのである。忘れ物をしたりしないよう、二重になっているポケットの奥の方に、機内誌やら安全パンフやらを綺麗にそろえて入れていたのだ。

 冊子が到着すると、なんと2人とも私の方に身を乗り出して、隣の席のテーブルの上で注文書?を書き始めた。「私のはこれ」「友だちがもう一つ別のを欲しがってて・・・」「ではお会計は別々なんですね」みたいな会話をかなり長い間やりながら、ぐいぐいと記入していく。距離は相変わらず40 cm。

 実は、自分のテーブルの上にはコンピュータを広げていたので、隣には私の水も置いていたのだが、そんなものはお構いなしである。私への声かけすらない。
 仕方ないので、邪魔にならないように、あるいはこぼされたりしないように、水を手に持って避難させる(あるいは、水を手に持ったのは冊子を探し始めたときだったかもしれない)

 水を持ったまま、入力の手を休め、二人のやりとりがいつ終わるのか、これはもしかしたら苦情を言った方がいいのではないかと考え始める。
 そうこうするうち、かなり話が長くなってきて、さすがにアテンダントも気づいたのだろう、「こちらのほうで」と言って、後ろのギャレーに女の子を連れて行った。ギャレーまでの距離、1mほど。

 冊子類はポケットから飛び出して散らかされたまま、ライトもついたままだ。テーブルの上には紙からはみ出してついてしまったボールペンの黒い線が2cmぐらいくっきりと見える。

 そのうち戻ってくるかと思っていたら、いつまで経っても来ないので、結局自分で整理し直し、ライトも消した。
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 その1時間後ぐらいか。同じアテンダントがスナックを配るときに、ちょっと放り投げるような感じで隣のテーブルに置いていく。その後コーヒーを頼むと、案の定というか、少しこぼしてしまった。ところが、よそ見をしているので、こぼれたこと自体に気づいていない。仕方がないので、さっき取っておいたナプキンを使って自分で綺麗にした。

 見ていると、悪気がないのはわかる。後でアスピリンをもらいに行ったときは感じよかったし。しかしながら、あまりにもアマチュア過ぎて、この仕事で給料をもらえる水準に達していないのである(あんまり人のことは言えないんだけれど、この際ご容赦ください)

 JAL であれ ANA であれ、こんなご時世になっても、こんなレベルのアテンダントはたぶん一人もいないと思う。神経症的なマニュアルに基づいた礼儀作法や言葉遣いにちょっとげんなりしたり、型どおりの慇懃さに無礼が混じっている気がしたりすることもないではないけれど、彼女らはやはりプロなのだ。

 アテンダントはその辺のおばちゃんであってはならない。いや、その辺のおばちゃんにだって、もっと気の利いた人はいっぱいいる。

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