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2011.11.30

●ボーナスでガスコンロ?

 先日、ガスコンロ(左側)に火がつかなくなった。いや、つきはするのだが、つまみから手を離すと消えてしまう。
 ネットで調べると、センサー部の不良のようだったが、自分では直せなかった。

 もう十数年経つことだし、けっこう汚れてもいる。それに、最近のコンロは火口すべてにさまざまな安全装置がついているらしいので、この際、買い換えることにした。家人がたまに、つけっぱなしで部屋を出てしまうなどするので(まさかボケ始めとかではないことを祈る)、数か月前にも一度買い換えようかと考えていたところだった。

 故障自体は見積もりに来てもらったガス業者があっさり直してくれ、持ち前の倹約の虫が首をもたげたのだが、結局はやはり買い換えることに決めた。
 安全は大切だし、一気にきれいになるし、デザインだってしゃれている。ガラストップの平面で、掃除も楽になるはずだ。

 しかしまあ、折しもボーナスシーズンである。ボーナスで買うのがガスコンロなんて、いかにも夢がなくて情けない・・・

 (つづく)

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2011.11.29

●お知らせ

 下書きしてから放っておいたエントリ(子育ての術(すべ))をアップいたしました。ご笑覧いただければ幸いです。

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●哀しき予想的中

 大阪府知事・大阪市長選は、予想どおりの結果に終わった。

 今回、両者に「風」を吹かせたのは、おそらく

・衆院選で自民党に300議席以上を与えたり
・参院選で「山」を「動」かして社会党を大勝させたり
・日本新党にキャスティングボートを与えて首相を生み出したり
・小泉純一郎に熱狂したり
・青島幸男や横山ノックや石原慎太郎や東国原英夫や橋下徹を知事にしたり
・衆院選で民主党に300議席以上を与えたり

した層と同じなのだと思う(もちろん、あくまでも思うだけです)
 自民でも社会でも日本新でも民主でも色物でも、そのときどきの時流に合わせてなびくだけなのだ。
 ___

 いわゆる「大阪都構想」の是非はよくわかならい。

 だが、それ以外のほとんどの面でも危うい無茶を押し通そうとする手法には強い危機感を覚える。特に、自ら選んだ教育委員が全員辞職してしまいそうな「教育基本条例」など、その典型であろう。

 文化と教育の破壊者として後世に名を残したいのかとすら思う。

 ある程度偉くなると、すぐに組織や制度をいじりたがる人がいる。
 だが、そういうことをして成功するのは、数少ない visionary だけである。調子乗りや凡人がやると、現場を混乱させて疲弊させるだけに終わってしまう。哀しいかな、偉い人の多くは調子乗りや凡人であり、現在大阪を動かしているのは、頭が古くて固い、調子乗りの凡人である。

 大阪都構想にしても、「変えなければ」ばかりが重視され、結局はより悪く変わってしまうという可能性も高いのではないだろうか。
 変えるためのコストだって莫大だ。

 まあ、予言者ではないので、将来のことは言うまい。

 だが、この十数年来、自分の職場やその上部団体(や日本中のお役所的組織)でずっと言われ続けてきた「変えなければ」のほとんどがさまざまな弊害をもたらし、どんどん事態が悪くなっていることを思えば、また同じ轍を踏むのは見えているような気がする。
 しかも、変えるためのコストは実に莫大で、仕事の半分以上が変えるためと変えたための無駄な会議や事務作業に終始してしまっているといっても過言ではない。

 こんなことなら、もし無用な「改革」さえなければ、本来の仕事(あるいは休暇)を倍以上充実させ得たのではないだろうか。

 最近読んだ文章の中に、「仕事時間の半分以上がパソコンに向かってプレゼンの資料を作ることに費やされている。そんなことで働いているといえるのだろうか」という趣旨のものがあった。

 それに倣っていえば・・・

 役所的組織の仕事のおそらく半分以上は、「こんなことをやることにしたから予算をくれ(or 予算がほしいからこんなことをやることにした)」「いや、それには予算はやれない(or やるから企画し直せ)」
   または
「こんな予算をやるから企画を立てろ」「別にそんな予算はいらないんだけど、もらわないと上司がうるさいし・・・」で占められる。そんなことで働いているといえるだろうか。
 まして、その中味が多く改悪であってみれば。

 ひょっとしたら、「大阪都」になればそれなりにいいこともあるのかもしれない。

 だが、そのためのコスト(手間暇とお金)をもっと建設的なことに回せば、間違いなくもっといいことができるだろうと思う。
 結果として得られるものが改革による負担を大きく上回っていなければ、改革する意味はない。

 文化と教育だけでなく、経済まで破壊して名を残すことにならなければいいんだけど・・・

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2011.11.26

●大阪、侮るなかれ

 半年ぶりぐらいに両親の顔を見、数年ぶり?に実家に1泊した。行くのに1時間しかかからなかった・・・

 夜はいつもの寿司屋。コチやらカレイやらタイやら、やはり白身がおいしい。それに、アオリイカ、シマアジ、エビ、タコ。あ、中トロやウニも。しかし、それらはこの際割愛。
 ___

 翌日の昼、はるばる丹波の田舎へ蕎麦を食べに行った。

 周囲には他の店1軒すらない山里、住宅だってごくまばら、in the middle of nowhere である。

 にもかかわらず、なんと、11時半すぎには受け付け終了。打った蕎麦の量に達したらしい。ぎりぎりでセーフだったが、その後も数組の客が・・・
 こんなところまで来て売り切れだったらどんな気分になるだろう?

 その後1時間待って、やっと席に通された。
 蕎麦もおいしかったが、鴨の前にはそれが霞んでしまうほど。

 これまで、「フランス・シャロン(シャラン)産の鴨」というのを何度か食べ、「これが本場の・・・」などとありがたがりながら、何かもう一つ釈然としなかったのだが・・・

 「鴨ロースたたき」というのをいただいて、鴨というのはこんなにおいしいものだったのかと驚いた。
 別に鴨に限定しなくても、あらゆる肉の中で一番おいしいといってもいいぐらいではないか。

 「たたき」という名前だが、ミディアムレアぐらいに火が入ったローストという感じ。もう少し熱い状態で供された方が・・・とは思ったものの、あまりの絶品でそんなことは忘れるぐらい。
 両親によると、いつもこのぐらいの温度で出てくるということなので、これで正解なのかもしれない。

 母親は「ここの鴨食べたら、よそで食べられへんねん」などと言っている。おいしいものは罪作りなのだ。

 あまりのおいしさに、「この鴨は何という鴨なんですか」と、一流の職人特有のいい顔をしていらっしゃる店のご主人にうかがうと、なんと、大阪産(詳細は秘す(笑))の鴨だと教えてくれた。

 大阪って・・・

 誇れるものがほんとに少ない大阪、しかも明日、またたぶん全国に恥をさらす大阪が、こんなにおいしい鴨の産地?だなんて・・・

 フランスのシャロン産だかシャラン産だかをありがたがっている西洋かぶれに、地元からの強烈なカウンターをくらった思いであった。

 灯台もと暗し、大阪、侮るなかれ。

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2011.11.24

●子育ての術(すべ)

 寒風吹きすさぶ日に自転車で外に出て、初めての中華料理屋でランチ。「創作料理」とか「創作旬菜」とか書いてあって、ちょっと高級路線なのかと思った。

 入ってみると、若い男の料理人と初老の女性。2人でやっている店にしては広い。

 料理は何ということもなく、店の名前や幟には負けている感じ。
 (後記:この2週間後にはもう店がなくなっていたらしい)

 途中、赤ん坊を抱いた若い女性が入ってきた。料理人は「いらっしゃいませ」というが、ウェイトレスの初老女性の対応は違った。
 「あんた、もう、何してんのん? こんな寒い日に連れ出して」
という感じである。どうやら親子らしい。顔も似ている。

 以降、紛らわしいので、祖母・母親・子どもとする。

 母親は何も注文しなかったが、祖母がご飯やら小鉢やらを適当に並べる。中華粥が売り物の店らしいので、そういうのもあったかもしれない。
 料理人は無関心に見える。

 そのうち、子どもが泣き出した。母親はひらすら「うるさい、うるさい」と言っている。

 「うるさい」「うるさいって」「うるさい、もう」「う・る・さ・い」「静かにしぃ」

 そんなにきつい言い方ではないにせよ・・・

 よちよち歩いてはいたが、意味のある言葉をひとことも発しない子どもである。おむつだってとれていない。1歳の前半かなという気がした。2歳になっていないのはたぶん確実だ。

 そんな赤ちゃんとも言えるような子どもが泣き出したとき、母親は「うるさい、うるさい」と注意?するものなのだろうか。

 どう考えても、「よしよし、よしよし」と抱っこして、かける言葉も「どうしたの?」とかであるべきではないか。たとえ返事はできなくても。

 隣の席に座っていた私に気を遣って、「うるさい」と叱っていた?可能性は否定できない。だが、私がいなかったら「よしよし」になっていただろうか。

 祖母が何も口を挟まないところをみると、そうではないという気がする。もしかしたら、この母親も、言葉もしゃべれぬうちから「うるさい、うるさい」と言われて育ったのかもしれない。
 祖母はしかし、「こんな寒い日にこんな幼い子を外に連れ出すべきではない」というような人ではある。
 ___

 核家族化に引き続く少子化で「子育てする親戚や他人」を身近に見たことがない人が増えている。
 学校ではもちろん子育ては教えてくれないし、実際に子どもができてからも周囲に見本は少ない。若い母親や父親を責めたりその振る舞いにあきれたりするだけでなく、さまざまな方策を通じて子育ての術(すべ)を習得・学習できるように工夫せねばなるまい。
 「母親学級」などばかりでなく、たとえば、テレビドラマにも子育てシーンを多く描くとか。

 もっとも、ケータイとゲームに夢中で、テレビもあまり見ないのかもしれないけれど。

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2011.11.23

●メールが来ていない

 勤労感謝の日。

 今日一日、仕事がらみのメールが一通も来ていない(※メーリングリストを除く)。

 こんなことは、正月以来記憶にない。あの時は、メーリングリストも来なかった。

 みんなふだんの勤労に感謝してゆっくり休養しているというならめでたいことである。

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2011.11.21

●インフルエンザの予防接種(2011備忘録)

 備忘録ですみません。

 直前に電話して、去年と同じ医院で3人揃って接種。3000×3で9000円。

 もう少し家に近い医院は、昨年に引き続き連絡が取れなかった。電話は呼び出し音が鳴るばかりである。
 帰り、その前を通って様子を見ると、シャッターが下りていた。看板類は以前のまま。それによると休診日ではないはずなのだが。
 車庫に電気がついていたところを見ると、だれかが住んでいるのは間違いないらしい。

 市の広報誌によると、今年も予防接種委託医になっているのだが、やはり廃業しているのだろうか。謎である。

 (後記)
 注射をするとき、脇腹に手のひらを当てて「右へならえ」(左手なので「左へならえ」)の格好をさせようとするのだが、それができないので看護婦が微妙に切れ気味であった。「五十肩なんです」というと、一応ちょっと恐縮していた。要は肘を曲げて皮膚表面をのばす必要があるらしい。
 右手に切り替えようとすると、やはり左手にさせたがる。理由は不明。手のひらをお腹や胸に持ってくれば左手でも可能であった。

 できて当然の姿勢がとれないことに改めて気づかされた。

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2011.11.19

●取締役を解任?

 報道各社によると、渡辺恒雄球団会長を公然と批判した清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャーを巨人が解任したという。
 取締役解任後は巨人軍の敷居もまたがせないそうだ。

 新聞にもネットにもさらっとそう書いてあるので疑問に思った。
 いくら取締役会が議決したところで、専務の職を解くことはできても、取締役を辞めさせることはできないはずだ。取締役の解任には株主総会での議決が必要である。

 その点に触れている報道が見当たらなかったので、なんだかすごく居心地が悪かった。

 調べてみると、どうやら、清武英利氏が所属する「株式会社読売巨人軍」は、読売新聞グループ本社の完全子会社らしい。
 すなわち、読売新聞グループ本社が100%の株を持っているため、読売巨人軍はグループ本社取締役会の決定でどうにでもできる存在だということのようだ(これって国民周知の常識なんですか?)

 であれば、子会社の専務が親会社の代表取締役会長・主筆(しかも名だたる独裁者)に楯突いたところでどうにもならないのは目に見えているではないか。
 ___

 告発をぶち上げれば世論も味方して内部の仲間も結集し、何とかなると思ったのかもしれない。

 実際、私自身もわけもわからず(半ばおもしろがって(すみません))喝采とエールを送っていた。

 だが、報道も世論も思いのほか冷たく、内部の面々に至っては、消極的支援すらまったく見えず、むしろ後ろから鉄砲を撃つような発言ばかりが目についた。

 まあ、わからないでもない。みんな自分の身が可愛いのだ。勝算もなく独裁者に刃向かえる人物がそうそういるわけもない。
 結局のところ、清武氏は憐れなドンキホーテだったということだろうか。
 ___

 ・・・と思っていると、実は清武氏自身もけっこう理不尽な独裁者なのだという報道を複数目にした。

 実際のところはわからないが、だとすれば、下剋上による世代交代をもくろんだ独裁者同士の争いなのかもしれない。
 解任された清武氏も、弁護団を結成して徹底抗戦するらしい。しかも、「隠し球」を持っているというのだ(zakzak.co.jp)。

 無責任な外野は、もうしばらく楽しめそうである。

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2011.11.16

●営業中に客を断る店

 初めてのイタリアン。

 午後1時40分ごろ入店するやいなや、「いらっしゃいませ」も何もなく、「2時半で閉店ですけどいいですか」との挨拶。その言い方がぶっきらぼうというかなんというか、ちょっと驚いた。
 一人の食事だし、十分時間はあるので了解する。

 客は他に、男一人、女一人。いずれも食事は終盤にさしかかっていた。

 店は30代前半ぐらいの男が2人でやっている。1人が料理、もう1人がその他。どちらが偉いのかはわからない。

 1時54分、女性の何人連れかがやってきた。

 ドアのところまで出迎えた?「その他」の男が「もう店は終わりかけてるんですよ」と、いかにも入ってほしくなさそうに応対する。
 「2時半までなんです」
 「無理でしょうか」
 「そうですねぇ」

 婉曲にではあるが、迷いなく断っているという感じである。「料理」の方も表情も変えず何も言わないところを見ると、同意見なのだと思われた。客は結局、帰っていった。
 よくあることなのだろう。

 でも、確か、ラストオーダーは2時と書いてあったはずだ。
 違ったのだろうかと思っていると、ちょうど2時に「その他」の男が Closed の看板をかけた。

 女性が複数で来ると、35分以内に注文して食事を終えるのは無理だと判断したらしい。それはまあわからないでもないが、開店中に客を断るのも不思議だし、断り方だってもう少し愛想があってもいいのではないかと思った。

 客に食事を提供することよりも、あるいは商売としてお金を受け取ることよりも、とにかく2時半に営業を終了することを何よりも優先しているという印象を受ける。

 ネットでは、850円でデザートまでつくというので評判の店であるらしい。前菜付きの1350円のランチはまあまあだったが、「デザートの盛り合わせ」というにはかなり貧相だった。
 店の中もちょっと雑然としている。

 ふつうなら、ついででもない限りもう行かないかなあと思うが、ちょっと面白いので、今度1時55分に行ってみようと思う。

 男一人なら入店を許してくれるだろうか。

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2011.11.11

●そんなに「保護」されては・・・

 同僚のパソコンがインターネットに繋がらなくなったという相談を受けた。

 職場内には繋がるが、外部のページが見られないという。
 本人は設定を変えたりした覚えはないと言うし、確かにそういうことができる人でもない。

 調べてみたが、ハード的に繋がっているのは自明だし、設定その他にも問題ない。
 DNSの問題等が疑われるが、私も同じサーバを使っているし、念のために別のサーバに変えてみても同じ。

 こんな不可解な症状は初めてだ。妙なファイアーウォールとかでも設定されているのだろうか。でも、自分でそんなことをするような人ではない・・・

 そんな話をしていると、「そういえば、最近、ノートンのウイルス対策ソフトを入れた」という。そんなことなら早く言ってよ。

 本人はウイルス対策ソフトだと言っているが、シマンテックの「ノートン インターネット セキュリティ」である。ウイルス対策だけではなく、スパイウェアやフィッシング、不正侵入や情報流出なども防ぐという触れ込みのソフトだ。

 早速立ち上げ、試しに「脆弱性保護」を無効にすると、あっさりネットに繋がった。

 脆弱性を保護してくれるというのはありがたいが、インターネットに繋がらなくしては意味がないだろう。
 特にパソコンに詳しくない人が素直にインストールしてそのまま使うデフォルトの設定でネットに繋がらなくなったりするようでは、使いものにならない。

 この時代、セキュリティソフトは必須だし、よくわからずに使っている人も多いだろう。もしかしたら、世界中に迷惑を撒き散らしているのではないかと思う。

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2011.11.09

●やはり電波は届いていた(追記あり)

 シドニー最終日の朝、また電波時計が2時間遅れていて、受信マークがばっちり表示されていた。

 Kan さんに教えていただいたとおり、間違いなく、はるか8000km離れた日本からの電波を受け取って時刻を「修正」したのだ。

 幸い、ちょうどいい時間に目が覚めて、問題はなかった。が、もし時差修正をする機能がないのならば(ないだろうなあ・・・ 一応CASIOだけれど1000円だ)、今度から海外に持っていけないことになってしまう。アメリカでは一度も受信しなかったんだけれど。

 キャンベラとシドニーで過ごした8泊のうち、キャンベラで1回、シドニーで1回受信した。やはり条件がよくなければ届かないのだろう。
 ___

(追記)

 キャンベラの街を見下ろす電波塔の駐車場には、「電波の影響で車のエンジンがかからなかったり盗難防止装置が誤作動したりした場合はお知らせください」という趣旨の看板が立っていた。

 あらゆる種類のいろんな電波に囲まれている私たちの体自身は「誤作動」を起こしたりしないのだろうか。
 8000kmも離れた電波まで意図せず届いていることを知ると、改めてちょっと気になってくる。

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2011.11.06

●また鍵を盗まれた

 関西空港に着いた。いつも乗るバスまで40分も時間があるので(そういっているうちに30分になったが)、こうしてパソコンを開いている。

 いや、こんなところにこんなことを書くつもりはなかったのだが、カバンの鍵がまた盗まれたので、すぐ書きたくなったのだ。

 この夏、アメリカで荷物の到着が遅れたときも、(たぶん)カバンの鍵だけがなくなっていた。後でホテルに届けられた時に気づいたので、何も言わなかった。

 今回は気にしていなかったのだが、今ここでパソコンのアダプタを出そうとして気がついた。

 TSAロックといって、アメリカの空港職員なんかだと開けることができる鍵である(オーストラリアや香港でもそうなのだろうか)。
 前回は、開けた後何らかの事情で施錠し忘れたのかと思ったが、2回続くとそうは思えなくなる。

 おそらくは2回とも、盗まれたのだ。

 でも、あんなものを盗んでどうするんだろう。いずれにせよ、鍵が開けられたのは確かだ。中の何かが盗まれていないか、心配になる。

 今回は、小さい方のカバンにつけていたお気に入りのヤマセミのバッジもなくなった。盗まれたのか落としたのかはわからないが、後者だと思いたい。

 その他にも、カバンが破損するなど、マイナーな悪いことが重なったが、それで済んでよかったと思うことにしよう。

 「もっと悪いことになったかもしれなかったのだ」

 そう思うのは、なかなか難しいけれど。

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●遠い旅程

 やっと香港まで来た。次の飛行機に乗ってしまえば、あとひと息という感じがする。

 が、出発は午前10時20分なので、4時半に飛行機をおろされて、6時間近く待つことになってしまう。それに、免税店だって(たぶん)ぜんぶ閉まっている。

 のんびりトイレに行ってからトランジットのゲートを通ると、客はもう誰もいなくて、10人近い係員に囲まれながら居心地悪く保安検査を受けた。

Dsc01014_169 予想どおり、免税店は扉を閉ざし、人っ子ひとりいない。広い空港に人が少なすぎるのだ。
 そのうち、閉まっているカフェの椅子なんかに座っている人がぽつぽつと増えてきたけれど。

 待ち時間が長いので、いったんイミグレを通過して香港に足を踏み入れようかとも思ったが、入国書類を書いていないし、めんどくさそうなので結局やめてしまった。
 というか、トランジットの客が入国してもいいのだろうか。手続きの流れを考えれば、可能だとは思うのだが。

 台湾を別にすれば中国に行ったことはないので、香港であれ中国であれ、渡航国が一つ増えることになったのだが、まあそのうちに来ることもあるだろう。なぜ今まで機会がなかったのか不思議なくらいだ。

 あ、ここで発表?したことはないと思うが、死ぬまでに100の国に行くのを目標にしている。

 今回の旅行で久しぶりに一つ、オーストラリアが増えたのだが、まだまだ道のりは遠いので、やっぱり中国(香港)にも入国しておいた方がよかっただろうか。

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●Occupy Sydney ?

 オーストラリア最終日、夕方6時過ぎ、シドニーのハイドパークを歩いてタウンセントラルに向かっていると、やたらに警官が集まっているのに出くわした。
 ベンチに座って出入国の書類なんかを書いていたところ、そのうちぞろぞろ移動を始めたので、何があるのかと近くにいた女性警官に聞いてみた。「プロテスト」があるから警備しているのだという答えだった。今思ったが、「抗議活動」とでも訳すのだろうか。

 この恵まれた国でも、そういうこともあるのだ。

 後をついていくと、ちょうど事態が緊迫してきたところで(だから警官がみんな現場へ移動したのだろう)、人垣の中のだれかを外に引きずり出そうとする警官と、それに抗議の声を上げて取り囲む人たち、その様子をビデオや写真に撮ろうとする観光客たちで、ちょっとした騒ぎになっていた。
 報道機関に所属しているらしき人も数人いた。

 覗いてみると、どうも、テントを張っている女性を強制排除したかったらしい。

Dsc00935_169 テントが壊され、支柱が私の前に転がってきたりはしたが、実力行使はしたものの、逮捕とかそういうことにはならなかったようだ。

 諦めて静かになるプロテストの人たちと、15m ぐらい距離を置いてずらっと並ぶ警官が、(にらみあいではなく)まあただそこにいるだけという感じになってきた。

 騒ぎが落ち着いたので、見ていた人に「ここでやっているのは、ニューヨークのウォール街なんかでやっているあの活動の一環なのか」と聞くと、「そうだ、Occupy Sydney ! さ」と景気よさそうに教えてくれた。
 野次馬ではなくて当事者だったのかもしれない。

 その後、警官に、「どうしてあの女性を引きずり出そうとしていたのか」と聞くと、See you later. といわれてしまった。どうやら「向こうへ行け」という意味らしい。質問していいかと聞くといいと言ったくせに。
 単なる疑問だったのだが、抗議されたとでも思ったのだろうか。

 状況が飲み込めなくてもやもやするので、ちょうどタバコの吸い殻を捨てにゴミ箱に近づいて来た、気のよさそうな若い男に聞いてみることにした。胸に We're the 99% と書かれたTシャツを着ているところを見ると当事者なのだろう。
 ほとんどフィルターしか残っていないタバコを、わざわざ警官の垣根を越えて捨てに来るあたり、話のできる男ではないかと思ったのだ。それとも、吸い殻をその辺に捨てたりすると、それを口実にされて捕まったりするのだろうか。

 教えてくれたところによると、例の運動の一環としてシドニーをデモしてこのハイドパークに到着、ウォール街のようにここで夜を明かそうと思っていたのだが、女性がテントを張ったところ、それが公園の規則(キャンプ禁止)に違反するということで強制排除されたということだった。
 夜通しここにいる予定が、どうも警官がそれを許しそうにないので、これからどうするか考えているのだそうだ。

 友達が京都で(英語を?)教えているとかいうので、そこそこ恵まれた大学(院)生ではないかという気がした。まあ、それでも99%には違いないだろうけれど。
 写真を撮ってもいいかというと、満面の笑顔でピースサインをしてくれた。
 ___

 Occupy Sydney ! (シドニーを占拠せよ or シドニーを埋め尽くせ)というと威勢はいいが、騒ぎが収まって野次馬が遠巻きになると、集まっているのはせいぜい30人足らずではないかと見えた(数えてみればよかった)。
 野次馬だって警官だって同じような数だ。ぜんぶで100人ぐらいか。

 抗議している当事者たちは、広大なハイドパークの隅にぽつんと集まったバードウォッチャーぐらいに見える。

 この人数では、シドニーどころか公園の噴水広場すら埋められない。これが、現在のヨーロッパやアメリカよりは格段に恵まれている国の姿であるとすれば、幸せなことなのではないかと思った(当事者たち個々の深刻さは別にして、ということです。もちろん)

 運動するのがいかにも遅すぎるし、ぜんぜん盛り上がっていないし。

 さて、日本はどうなのだろうか。やっているけど(ほとんど?)報道されないのかな。

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2011.11.03

●見た鳥など(さらに追記あり)

 ホテルから20分ほど歩くだけでオーストラリア国立植物園というのがあるのでちょっと覗いてみた。
 数時間歩くだけで、さまざまな動植物を目にすることができた。キャンベラ近郊で見られる鳥の図鑑を買い、見た鳥をチェックしていくと30種ぐらいになった(ホテル周辺やクリーク・湖で目にした鳥を含む)。

 後記:その後、シドニーに移動して、新たに8種ほどの鳥を確認した。番外に、Flying Fox も入れた。
 さらに後記:和名を追加した。

 以下は覚え書きである。シドニー空港の TAX & DUTY FREE で11月5日、画像リンクをはった(買い物はしないので ^^;)

Australian Wood Duck(タテガミガン)
Purple Swamphen(セイケイ)
Dusky Moorhen(ネッタイバン)
Eurasian Coot(オオバン)
Masked Lapwing(ズグロトサカゲリ)
Feral Pigeon(ドバト)
Common Bronzewing(ニジハバト)
Crested Pigeon(レンジャクバト)
Sulphur-crested Cockatoo(キバタン)
Galah(モモイロインコ)
Crimson Rosella(アカクサインコ)
Eastern Rosella(ナナクサインコ)
Welcome Swallow(オーストラリアツバメ)
Blackbird(クロウタドリ)
Eastern Yellow Robin(ヒガシキバラヒタキ)
Satin Flycatcher(ビロードヒラハシ)
Australian Reed-Warbler(オーストラリアヨシキリ)
Superb Fairy-wren(ルリオーストラリアムシクイ)
Striated Pardalote(キボシホウセキドリ)
Noisy Friarbird(ズグロハゲミツスイ)
Red Wattlebird(アカミミダレミツスイ)
New Holland Honeyeater(メジロキバネミツスイ)
Eastern Spinebill(キリハシミツスイ)
Red-browed Firetail(フヨウチョウ)
White-winged Chough(オオツチスドリ)
Australian Magpie-lark(ツチスドリ)
Australian Magpie(カササギフエガラス)
Pied Currawong(フエガラス)
Australian Raven(ミナミコガラス)
Common Myna(インドハッカ)
Sacred Ibis(オーストラリアクロトキ)
Silver Gull(ギンカモメ)
Rainbow Lorikeet(ゴシキセイガイインコ)
Little Pied Cormorant(シロハラコビトウ)
White-faced Heron(カオジロサギ)
Pacific Black Duck(マミジロカルガモ)
不明種(嘴と首がオレンジで頭と体は緑のオウム。お腹の後ろの方にやや黄色。キャンベラ限定の図鑑には載っていなかった。シドニーで3羽)


番外
Common Brushtail Possum(フクロギツネ)
Gippsland Water Dragon(ヒガシウォータードラゴン)
もう一種、別のトカゲ
Eastern Gray Kangaroo(オオカンガルー)
Flying Fox(メガネオオコウモリ)

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2011.11.02

●もう、ほんとうに楽園

 朝、少し時間があったので、1時間ほどホテルの近所を散歩してみた。

 5分も歩くとクリークに出会い、その川岸を下って湖に向かう。川縁と水面の高さの差は5cmぐらい。

 鳥が多いのはわかっていたが、さすがにここまでとは思わなかった。

 ほんとうにバードウォッチャーの楽園である。

 短い間に、たった一人の目で、20種ぐらいの鳥が確認できた。しかも、オオバンとバン(に見える鳥)以外は、すべて初めて見た鳥である。種類も多岐にわたり、ワシタカとシギ・チドリ、それにキツツキを除けば、ほとんどすべてのカテゴリーの鳥を見たのではないかというぐらい、充実していた。

 湖に出て、もうこれで十分と湖水を眺めていると、大型のクイナのような鳥までいてちょっと驚いた。

 行きも帰りも見られた、頭と頬と襟首が水色の、シジュウカラとミソサザイを足して2で割ったような鳥が特に印象に残った(Superb Fairy-Wren という小鳥のオスらしい)。

 目が真っ赤な小型のカラスのような鳥もいたのだが、ホテルに帰ると、目が黄色い以外は同じに見える鳥が中庭にいた。おそらくは違う種類なのだろう。

 さらっと散歩しただけでこれだ。もう少し本格的に数人で探鳥すると、一体どんなことになるのだろう?

 それに、関西の鳥と比べて警戒心が薄いのか、いつもよりずっと近づくことができる。体感的には、通常の1/3ぐらいまで距離を詰めないと逃げ出さなかった。お蔭で、胸ポケットに入る厚さ1cmぐらいのデジカメでも、一応写真が撮れた。

 しかし、一眼レフを持ってこなかったのは激しく後悔した。この距離でなら、いつもは点のようにしか写らない鳥も、かなりの大きさで捉えられただろうに。
 今まで仕事の海外旅行に持ち出したことはないが、入れようと思えばカバンには簡単に入ったのだ。

 だれかがふわっと舞い降りて、「ほれ、お前がいつも使っている一眼レフだ。10万円で売ってやる」と言ってくれたら、ためらわずに購入したと思う。たとえ、家に帰れば同じものがもう一台あるとしても。

 次回来るときは、迷うことなく持ってこよう。果たして次回はあるのだろうか。

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●動物の楽園

 ホテルにいても、さまざまな鳥の鳴き声が聞こえてくる。姿もちらちらと見える。だが、鳥相がまったく違うので、ほとんどどの鳥も見たことがない(動物園では見たことがあるかもしれない)
 ちょっと無理をしてでも鳥の予習をしてくるんだった・・・

 鳥を見ようとテラスに出ると、芝生の上をウサギが歩いていたりする。夜、ホテルに帰ってくると、ポッサムと呼ばれる有袋類の動物が中庭の木をするすると登っていったりもする。

 アメリカやカナダなどでも見た、マグパイと呼ばれるカササギの仲間が二種(もちろん、北アメリカとは種類が違う)。見たことのないカモ。ムクドリとシメとの中間みたいな鳥。冠のついたハトのような鳥。

 そして何より、真っ赤な胴体の、かなり大きな鳥が車の前を2羽横切って飛んだのには感動した。
 ホテルに帰って近所を歩くと、似た感じの素晴らしくカラフルなインコがそこここにいる。Crimson Rosella(アカクサインコ)かもしれないのだが、どうも色合いが違う。飛んだときの胴体の色から考えると、車の前を横切ったのとは別のインコのようだ(後記:Eastern Rosella だった)。

 残念ながらまだお目にかかっていないが、カフェテラスなんかで食事をしていると、アイビス(Ibis)と呼ばれるツルのような鳥が食べ物を奪いに来たりもするのだという。
 ホテルの窓からサギみたいな白い鳥が飛ぶのを何度か見たのだが、あれがそうなのだろうか(後記:後にこれが(たぶん)ぜんぶ Sulphur-crested Cockatoo(キバタン)だということがわかった。なんということ)。

 首都の中心から数キロ西へ出ると、カンガルーの群れがいる。道ばたには車にひかれたカンガルーも横たわっていた。可哀相なカンガルー・・・

 さすがにコアラは見ていないが、都市でこれなのだから、郊外にネイチャーウォッチングに出かけたらどんなことになるんだろうと思う。それができないのがもどかしい。
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 植生は関西なんかに比べるとかなり貧相である。なのに、どうしてこんな動物の楽園になるのかがわからない。エサは多くないはずだが、天敵がいないからだろうか。だが、仕事仲間によると、猛禽類もヘビもいるという。

 ともあれ、動物の楽園はナチュラリストやバードウォッチャーの楽園でもある。いつの日か、ネイチャーウォッチングを目的に再訪したい。

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