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2013.01.28

■iPhone を電子レンジで充電する とか 急須を直火にかける とか

 電子レンジを使うと iPhone に急速充電できるというデマがネットで広がっていて、実際にそれをやってしまった人たちがいるという。

 どこまで本当なのかわからないが、やった人がいるんだとすれば、その情報を知った人のうち何人がそれを信じ、そのうち何人が実際にやってしまったのかはぜひ知りたくなった。

 折りから、日教組の教育研究集会で、冬に家で飲むお茶を急須でいれると答えた生徒が2割しかいなかったという報告があったことが報道されていた。福岡県立高校の家庭科教諭による調査である。
 授業では、急須を直接火にかけようとした生徒もいたという。

 お茶を「いれる」という言い方を知らず、「お茶って自分の家で作れるんですか」と聞いた若い母親の話も紹介されていた(朝日新聞「天声人語」2013.1.28)。
 小さいころからペットボトルのお茶ばかり飲んできたのだそうだ。

 どんな文脈なのかわからないが、「お茶って自分の家で作れるんですか」と聞かれたら、「そりゃ、作れないこともありませんけど・・・ まず、庭にチャノキを植えて葉っぱを摘んで、蒸してから揉んで乾かして・・・」みたいな話になってしまう。

 「あまりにも常識がない」といってあきれるのは簡単だが、この手のことは意識して教わることではない面が大きいので、生活様式が変わってくればそういうことも起こるだろう。

 そういえば、大昔、写真を撮り終わったパトローネから盛大にフィルムを引きだし、「写ってるかなあ・・・」と無邪気に蛍光灯にかざしたという従姉のことを思い出した。
 父親が現像済みのフィルムをそうやって見ているのを知っていたのだろう。

 「「写ってるかなあ」言うてそんなことしてもたら、そら、もう写ってへんわ」と親戚中の笑いものになった。
 ああいうのも、本人に罪はないのに可哀相だ。たぶん、深く傷ついたことと思う。

 今なら、パトローネどころかフィルムもわからない人が多いだろうが、それももはや当たり前だ。
 ____

 ・・・というようなことを言いながら、やっぱりどこかに、常識のない人々や家庭の教育がなっていない子どもたちをばかにしてあきれるのはおもしろいという面もある。
 天声人語も、しかつめらしい教育者顔をしながら、その実、己の教養をひけらかし(「松平不昧」!)他人の無知を嗤うことで溜飲を下げているような気がしてあまり美しくはない。

 長くなった。以上はすべて前置きである。

 うちに、金属とプラスチックのコンビネーションでできたカップがあるのだが、そのプラスチックの取っ手のところが溶けて固まっていて、どうしてこんなことになったのだろうと思っていたら、なんと、息子が電子レンジで加熱したからだということがわかった。

 小学生ではない。先日、初めての投票に出かけたような息子である。

 取っ手を固定しているネジが過熱しすぎて、プラスチックを溶かしたらしい。

 今まで「電子レンジに金属を入れるな」と教育しなかった家庭(というか私と家人)が悪いと思って怒ったりはしなかった。
 それよりも、実際に入れるとどんな風になったのかが興味深く、細かく聞いてみた。

 それによると・・・

 加熱後しばらくしてパチパチと音がするのでおかしいと思い、いったんは扉を開けたのだが、異状なさそうだったので再度加熱を続けた(アホな奴だ)。するとそのうち煙が出だしたので慌てて止め、庫内の空気を入れ換えたという。
 臭いもすごかったらしい。そりゃそうだろう。

 「怒ったりはしなかった」と書いたが、もし現場に遭遇していたらたぶん怒鳴り散らしていただろうと思う。過去のことだから冷静になれただけだ。

 そんなに箱入り息子に育てた覚えはないんだけれど、ほんとに何でも経験値の足りない奴だと改めて認識した。

 これからは心を入れ替えて、自然にいろんな「生きる力」が習得できるように心を砕いてやらなければ・・・

 でも、いったい何から始めればいいんだろう?

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2013.01.27

■何年ぶりかのウソ

 珍しく?細かく予定が埋まってばたばたした週も終わり、ちょっとひと息。

 折りから雪も降ったので、少しは出かけてみようと、例によって一人で箕面・妙見方面に向かった。
 午後も3時を過ぎており、遠くへは行けない。

 案に相違してというべきか、ほとんどまったくと言っていいほど雪はなく、肩すかしを食らう。
 いつぞやタクシーがスタックしていた雪国ライクな道でさえドライ路面で、路肩の雪すらほとんどない。

 光明山(後で地図を見た)のあたりで路面から右に飛び上がったのは、ルリビタキか。ゴジュウカラではあるまい。

 さすがに妙見山に着くとごく一部にうっすらと、あるいは除雪されて固まりになった雪はあるが、それだって、夕べ降った雪には見えない。

 昨夜レーダーエコーで見たところによると、ごく小さな雪雲がたまたまうちの上空を通過しているだけにも見えていたのだが、あれは実際そうだったのだろうか。
 朝起きると近所の屋根はすべて真っ白だったのに、午後4時に氷点下2℃の妙見山頂に雪がないのだ。夕べの雪が日中に溶けてしまったとも思えない。

 1箇所だけ、道が凍っていたのか、ダッシュボードにESPの作動ランプがついたのだが、それ以外は後輪駆動の夏タイヤでも何の問題もないようなドライブだった。
 せっかく雪を楽しみにしていたのに・・・
 ___

 駐車場に車は3台ほど。ほとんど人気(ひとけ)がない。

 鳥を探して歩き出すのだが、しん としてときおり風の音が聞こえるばかりである。

 このまま引き返すのもなあと思ってそこいらを一周しようと歩き出すと、牡丹雪が降り出した。

 数羽の小鳥の群れが空を舞う。双眼鏡を目に当てたときには木の向こうへ消えていった。イカルかアトリか・・・

 雪の中を歩き続けるも、物音一つしない。死んだような林が左手に続くだけ。

 気紛れに梢を見上げたのはどうしてなんだろう? 明らかな小鳥のシルエットが4つ見える。

 双眼鏡で見ると、ウソであった。オスが3羽、メスが1羽。
 ウソを見るのなんて何年ぶりだろう?

 あまりに静かなので、桜の花芽を食べる音まで聞こえてくる。
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 ほどなく、雪は止んだ。
 今度は本殿の方へ向かい、反時計回りに一周する。雲の向こうにみごとな夕日
 ヤマガラ・エナガ・シジュウカラ・ホオジロ・またウソ。ウソは同じ連中かもしれない。

 駐車場に戻ると、まだ5時前だというのに、残っているのは私の車だけになっていた。

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2013.01.20

■火星の質量 または 共同幻想

 みなさんは、火星の質量(重さ)がいくらかご存じでしょうか。

 いや、私も、何トンとか言われると、まったく見当もつきません。

 でもたとえば、地球の質量と比較して、と言われると・・・
 ___

 センター試験の理科総合Bの問題を眺めていて、どうにも妙な問題にぶち当たった。

 太陽から各惑星までの距離を横軸に取り、縦軸に「何か」を取って、各惑星の座標をプロットしている図がある。
 いずれも地球を1とした対数目盛になっているが、対数なんかわからなくても、常識的にみればわかるような図になっている。

 問題は、「縦軸は何を表しているか」というもので、違う図が2つあるので、2問ある。

 センター試験のこととて、選択肢が並んでいて、太陽に近い方から「水金地火木土天海」(可哀相に、冥王星はもはや仲間はずれだ)さえ知っていれば、特に計算なんかしなくても答えはすぐわかる。

 ほとんどの選択肢が、あほらしくなるぐらい見当外れだからだ。

 右側の図の縦軸は、密度を表している。

 問題は左側の方だ。
 選択肢から選ぶと質量しか考えられないのだが、火星だけがどうにも矛盾する。

 小さな図なので正確なところは分からないのだが、要するに火星の質量は地球の 1/10 ぐらいらしいのである。

 みなさんの火星のイメージはどうですか? 質量は地球の 1/10 でしょうか。

 先ほどの右側の図で密度を見てみると、火星は地球の 9/10 ぐらいに見える。
 だとすると、あとは大きさだ。
 私のイメージでは、火星の大きさは地球とあまり変わらないので、もしそうだとすると、質量も 9/10 ということになる。少し小さいとしても、せいぜい 7/10 ぐらいで、とても 1/10 というイメージはない。

 だが、他の選択肢と図をいくら眺めても、答えは絶対に!「質量」しかなく、だとすると火星は地球の 1/10 ということになってしまうのだ。

 3回以上確認して、私はものすごい仮説を思いついた。

 これは出題ミスなのだ! あろうことか、センター試験で!

 いや、もちろん私が勘違いしているのだろうことはわかる。そちらの方がよほど可能性が高い。

 いったい、何を見落としたり間違ったりしてるんだろう・・・

 それとも、火星の質量はほんとうに地球の 1/10 なのだろうか・・・
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 あまりに疑問が大きく、ちょうどタイミングのいい瞬間があったので、聡明な方々数人がいるところで伺ってみた。
 一同だれも、「それぐらいのもんですよ」とはおっしゃらない。皆さん私と同じく、「地球とあまり変わらない」というイメージをお持ちのようだ。

 一人だけ、理科の先生がいらっしゃったのだが、その方は明確に、「1/10ということはないでしょう。あまり変わらないと思いますよ」とおっしゃる。

 「だとすると出題ミスになるのですが、まさかねぇ。何か私がとんでもない勘違いをしているんでしょうか」というところに落ち着かざるを得ない。
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 長くなった。

 家に帰ってさっそく息子にこの話をすると(なんで帰る前に iPhone で検索してみなかったんだろう?)、昔の『○年の科学』(学研)を引っ張り出してきて見せてくれた。

 (余談になるが、息子の『○年の科学』検索能力は天才的である。索引がすべて頭の中に入っているんじゃないかと思うくらいだ。あれでどうして東大とかに(ぜんぜんまったく)行けないのだろう。)

 それによると、火星の質量は地球を400とすると50だと書いてある。1/8 だ。半径だってほとんど半分じゃないか。

 半径が半分なら、そりゃ体積は3乗だから 1/8 になる。密度が少し低いとすれば質量は 1/10 だっておかしくない。
 Google で調べてみると、1/9.3 あたりがまあ正しい数字らしい。つまりは、対数目盛の図から読み取った 1/10 は間違っていないのである。
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 もちろん出題ミスなんかではなく、私の勘違いですらなかった。

 間違っていたのは、私(たち)の火星のイメージなのだ。

 でもどうして、愚かな私だけでなく、聡明な方々までもが揃いも揃って、「火星の大きさは地球とあまり変わらない」と信じ込んでいるんだろう。理科の先生まで・・・
 ___

 私たちはこの世界を(宇宙を!)勝手にイメージしてその幻想の世界に住んでいる。
 そのことを改めて思い知った。

 ただ、その幻想世界は、ひとりひとりばらばらのはずなのだ。
 どうして、火星の大きさについての共同幻想が、私たちの間に広がっているんだろう?

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2013.01.15

■後輪駆動に雪

 雪が降ると、むしろはしゃいでドライブに出かけるタイプだが、もちろん街中へは出ない。

 無自覚な自爆ドライバーたちが、いつどこから突っ込んでくるかわからないからだ。

 その点、雪の多い地方へ出かけるほうがまだ安心である。
 それでも先日、滋賀県北部の湖北の方へ行ったときですら、スピードが速かったり車間距離を十分に取らなかったりする輩がいてひやひやさせられた。

 いろんな被害に遭った方々には申し訳ないけれど、「都会に大雪」みたいなニュースは大好きだ(そういうやつが多いからテレビ局も張り切るのだろう)。
 昨日は5つぐらい録画して、今日にかけて興味のあるところだけ片っ端から見た。ソファに座ってるのもしんどいというのに、何をやってるんだか。

 おきまりの、「スリップで前に進めない車」というのがたくさん出てくるのだが、トラックを除けば、そのほとんどがベンツと BMW であるのが面白かった。あと、クラウンもあった。

 さすが東京、金持ちが多いなあと思ったのだが、それよりむしろ、後輪駆動車がもうそのぐらいしか残っていないからかもしれない。見た範囲では、前輪駆動車が前に進めなくてタイヤ空転・・・という映像は一つもなかったと思う。
 まあ、恣意的に高級車ばかり撮してるのかもしれないけれど。

 一方で、通行止めになった中央高速入口の前を華麗にUターンしていく黒のレガシィはかっこよかった。
 もちろん4WD(スバル流にいえばAWD)で、4輪スタッドレスなんだろう。それにしてもちょっとスピードを出し過ぎだろうとは思ったが。

 不思議なのは、ベンツやらBMWやらの後輪が、派手に空転していることである。
 DSCとかESPとか呼ばれるESC装置(って、興味ない人には何のことかわかりませんよね、日本語では「横滑り防止装置」と訳されています。下手くそな訳ですけど)はついていないのかな?

 先日湖北に行った際、安全な広いところで思いっきりアクセルを踏んでみたのだが、みごとに ESP が介入して、実にゆっくりしずしずと、まっすぐ!前に進むのには感心した。何も考えずにアクセルをラフに扱ってもぜんぜん大丈夫そうだった(もちろん、そんなことはしませんが)。

 ABS(Antilock Brake System)の方は、もちろんちゃんと効くのだが、同じような状況下でガツンとブレーキを踏むと、タイヤと路面の間の摩擦が物理的に足りないので、ずるずると前に滑っていってしまう。それでももちろん、まっすぐ止まるのには感心した。

 一度、広大な駐車場で車を振り回してみたのだが、思ったほど振り回せないのに驚いた。
 え? 何で? と思ったが、もちろん ESP が介入して、滑らないようにしているのである。今度は切ってやってみよう。

 あんな高級車たちが、凍結もしていない道で無駄にキュルキュルキュルキュル後輪を空転させているのを見ると、そういうところにこそお金を使えよなと思ってしまう。
 私の車には問答無用で装備されていた ESP が、もしかしてオプションなのだろうか? それとも、後輪駆動だと ESP がついていてもあんなものなのだろうか。

 あ、もちろん、ノーマルタイヤを履いてチェーンも巻いていないのが一番悪いんでしょうけど。

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2013.01.14

■「告白」 または おれって天才?

 一日中寝てても暇なので、レコーダに溜まっているテレビ番組なんかを少しだけ消化している。

 とはいっても、座っているのもしんどくて、ソファに横になって見ているのだが・・・

 知らない間に録れていた1月4日の番組で、平井堅の歌う「告白」という曲に巡り会った。

 初めて聞いて、「これはいい曲だ」と即座に確信するのはそう多くない(歌詞はあと一歩、という感じがするけれど)。
 いま思い出せる範囲では、中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」以来ではないかと思う。だとすると、ほとんど10年ぶりぐらいということになるようだ。

 はじめてあの曲を聞いた場所も状況も鮮明に覚えている。とはいっても、まったくドラマチックな場所でも状況でも、いい音でもなかった。
 今はなきレンタルビデオ屋の前の道で、車のAMラジオからである。
 それでも、瞬時に「うわっ」と思うぐらいの衝撃を受けた。

 日々、初めての曲を車中のラジオで聞いても、99%は他の放送に切り替えるかスイッチを切ってしまうぐらい、音楽的ではない人間なのに。
 ___

 だが、ここでかつて、私の音楽的才能を自慢したことがあるはずだ。「もし」適切な訓練を受けていれば、それなりに音楽が楽しめる人生を送れたのではないかという、無意味な仮定に基づく程度の低い「才能」である。
 ホンモノの才能がある人は、放っておいてもどんどん音楽に向かっていくのは十分承知している。私はいまだに楽譜すら読むことができず、楽器を弾くこともできない。それどころか、音楽を聞くこと自体がほとんどない。
 要するにまあ、冗談だと思ってほしい。

 それでも・・・

 平井堅の「告白」を2回だけ聞いて、そっくりそのままメロディを口笛でコピーできてしまうのだ。

 もちろん、曲がよくて、それでいて単純なメロディだからだとは思うのだが、それぐらいできるのがふつうなのだろうか。

 この曲に限らず、いい曲だと思ったら、まったく初めて聞く曲でも、ほとんど同時について歌うこともだいたいはできる。メロディというか、音の流れがある程度予想できるからだ。

 こういうのはおそらく、ある程度音楽をやった人なら、ごく当たり前のことなのだろうと思う。

 だが、楽器一つまったく弾くことができず、ふだん音楽なんてほとんど聞かず、もちろん音譜も読めない男ができるとしたら・・・ もしかしたら、天才なのではないだろうか(笑)


 【追記】「音楽」カテゴリのエントリ自体、ほとんど3年ぶりだ。いかに音楽に縁のない生活かがわかる。

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2013.01.13

■恒例行事?

 昨日午後、珍しく胃がもたれる感じがした。

 息子は、「胃がもたれる」ってどんな感じなん? と聞くのだが(幸せなやつだ)、私だってこの感覚を「胃がもたれる」と言うのかどうか定かではない。ほとんど経験がないし、仮にあっても、この感覚と胃もたれとはまた別かもしれず、知る方法はない。

 感覚は個人の外に出られないのだ。

 いつのころか、「胃部膨満感」という医学用語?を覚えた。これはおそらくあてはまる。それに、鈍い痛み。

 はっきりと覚えているのは、イタリアと韓国で(もちろん別々に)この症状になり、1週間近く苦しんだことである。原因は明らかに食べ過ぎであった。料理がおいしかったのだ。
 その時の韓国は、ほぼ全日程を重い胃を抱えたまま過ごすはめになった。

 今回は食べ過ぎというのは考えられない。何なのだろうと思っていた。

 夜になって、どうにもしんどいので熱を測ると38℃くらいあった。私の平熱は35℃台なので、37℃ですでに微熱とは言えない。38℃あればけっこうな高熱の部類だ。

 かといって、それほどどうしようもないという感じではなかったので、一晩様子を見ようかとも思ったが、やっぱり外に出ると寒いだろうしということで、今日の予定は見送ることにした。先達にお断りのメールを送る。申し訳ありません。

 楽しみにしていたのに。
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 以前ここに似たようなことを書いたかと思うが、18歳のときに塾講師のアルバイトを始めて以来、体調不良で仕事を休んだことはたぶん1度もないと思う。
 一度入院したことがあるのだが、幸い?前の仕事を辞めた直後だった。

 健康とはほど遠い体(心も!)なのだが、現実に休んだことがないとすれば、やはりそれなりには健康なんだろうと思わざるを得ない。
 まあ、今日だって、仕事であれば行かざるを得なかっただろうし、健康だから仕事を休んだことがない、というわけではないのだが。

 それにしても、同じ状況で、楽しみは断念し、仕事なら行くというのは、私みたいな者ですら、仕事というのはそういうものだと自覚しているということなんだろうか・・・
 ___

 滅多に風邪を引かないとか熱を出さないとかいうふうに自分のことを捉えているのだが、このブログを繙いてみると、冬場には毎年のように発熱しているみたいだ。
 え? まさか、と思うのだが、記録は正直である。

 その都度、「これは珍しい体験だ」と思って書いているのが、実は毎年なのだ。

 もしかして、昔からしょっちゅう熱を出したりしていたのだろうか。それとも、寄る年波で免疫力とかが弱ってきているのだろうか。

 もう気づいてしまったので、今後は風邪を引いたり熱が出たりしても、珍しいとは思わなくなるだろう。
 それとも、バカだからすぐ忘れて、また来年も同じことを書いているだろうか。

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2013.01.09

■「友だち」の定義

 若い女性から「「友だち」の定義って何ですか?」と聞かれた。もしかすると「友人」だったかもしれない。

 そういうのは、30年以上考え続けてすでに単純明快で絶対的な結論が出ている。
 私の定義は「用がないのに会う人」だ。

 「だとすると、私には友だちがいないことになってしまいます」と彼女は言う。
 「じゃあそうなんでしょう」とかクールに(すみません)言っていると、別の男性が「「用」の定義が違うんじゃないですか」と割って入ってきた。
 なかなか知的な会話である(笑)

 なるほど、シンプルな定義を作っても、その中にもまだ定義の必要な語が残っているのは面白かった(あとは大丈夫だよな? 「ない」「会う」「人」・・・猿は友だちになれない)。
 ___

 それをえんえん考え続ける場でもないので、その辺でおさめようとしていると、また別の女性から、「ネットの友だちはどうですか?」という質問が出た。

 とっさに、「ネットの友だちというのは、基本的に用のない連中ばかりだから、みんな友だちです」といい加減な返事をしてしまった。

 もちろん、ネットに魑魅魍魎が蠢いているのは承知しているし、私自身、実験的にではあるが魑魅魍魎を演じたことは何度かある。その点に対する注意喚起は必要だが、それを別にすると、反射的な答えのわりにはまあまあかなあという気がしていた。

 だが、彼女の聞きたかったのは別のことだったのかもしれないと後で気づいた。
 真意はおそらく、「ネットには顔をあわせない友だちがいるのだが、それは友だちと言えるのか」という疑問だったのだと思う。
 私が、「用がないのに会う人」と答えたからだ。
 ___

 さて、偉そうに「30年以上考え続けてすでに単純明快で絶対的な結論が出ている」と書いたのだが、あっさりと覆されてしまった。

 何十年も顔をあわせていない友だち(30年ぐらい会っていない年賀状フレンドは当然いる)、あるいはまた、一度も顔をあわせたことのない友だちというのがもし私にいるならば、私は自分の友だちの定義を書き換えるべきなのかもしれない。

 たとえば・・・

  ピーちゃんの身元引受人さん伊与田さんkanさんAshgardenさん・・・ 友だちでしょうか???

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2013.01.06

■おおいぬ座のシリウス

 「おおいぬ座のシリウス」というのは、「こと座のベガ」みたいなのとならんで、子どものころから慣れ親しんだ言葉なのだが、太陽を除けば全天でもっとも明るい恒星であるシリウスはともかく、「おおいぬ座」というのがどういうものなのかはほとんど考えたことがなかったし、おそらく簡単には見られないんじゃないかと思っていた。
 ___

 夜10時前後に家を出ると、かつては東の空の低いところにあったシリウスが、南の空の比較的高いところに移動している。
 時刻はほとんど変わっていないので、恒星の位置が変わるのは季節が進んでいることを意味する。
 それにしても、気がつくとほぼ真南だ。いつの間にこんなに時が流れたんだろう?

 シリウスの高度が上がり、今まで見えなかった星が見え始めた。右に一つ、左下に二つ。
 明るい空に悪い視力のことゆえ、何とか見える程度なのだが、見えるからには2等星だろう。1等星の数は多くない。
 シリウスを含めて4つをつなぐと、いびつな台形を縦に起こしたみたいに見える。

 あの3つはなんていう星なんだろう・・・

 と思って例によって Star Walk で調べると、なんと、その4つの星こそがおおいぬ座を構成する主要な星々なのであった。
 シリウスを除く3つはやはり2等星で、もう一つ、さらに左下に2等星があるらしい。

 人生も後半に入るまでおおいぬ座すら知らなかったなんて・・・

 もう少し空が暗く、視力がよければ言うことはないのだが、贅沢は言うまい。

 毎晩のように星空を見上げる機会ができ、ほんの小さな発見が積み重なっていくことに感謝したい。

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2013.01.05

■琵琶湖&余呉湖一周

 せっかくスタッドレスに入れ替えたし、年末年始の寒波で北の方では雪も降っているらしい。

 長い休みにどこへも行かないのももったいないので、でかけることにした。

 2日夜、アメダスで積雪深をみると、ほとんどの測定地点でみごとにゼロ。何だよ、猛吹雪で大豪雪とか言ってたんじゃないの?と落胆する(雪国の皆さま、申し訳ありません)。

 かろうじて数センチの記載があるのは琵琶湖北の柳ヶ瀬、まともな積雪があるのは兵庫県の兎和野高原、鳥取の大山ぐらいである。

 3日の朝は少しだけ増えたが、それでもほとんどの場所でゼロなのは相変わらず。

 ともあれ、例によって雪道ドライブをしたくて、目的地がないか探し始める。
 正月だからついでに(すみません)初詣というのもいいかもしれない。そう思って調べてみても、近畿の北部には有名な神社というのがなさそうだ。島根まで行けば出雲大社があるが、いかにも遠い。

 そんなおり、滋賀県北部の長浜市高月町に国宝の十一面観音があるというので、そこに行くことにした。秋に紅葉を見に行こうかと言っていたときに家人が探し出していた。

 ほとんど琵琶湖のてっぺんまで行くので、そのまま一周することにする。好きな(といっても滅多に行けないなあ・・・)ドライブコースだ。
 ___

Dsc06982_169l 彦根まで晴れていた空が、長浜にかかると雪雲に覆われ、そのうち吹雪になる。目的の渡岸寺(どうがんじ)に着いたときには、外に出るのもためらわれるほどの雪だ。

 一度滑って、転倒は免れたものの、手に持っていたカメラを取り落とす。派手な音を立てて地面に激突したので、もうダメかと思ったが、幸いちゃんと機能する。大したものだ。薄く積もった雪が守ってくれたのかもしれない(が、あとで見ると正面の金属枠がかなりのダメージを受けていた)。

 小やみになった合間を狙って写真を撮ったりする。

 国宝の十一面観音は、珍しく後ろ姿も拝めるように展示?されており、なかなか興味深かった。

 正面と後ろから見ると、背中や肩あるいは二の腕はやや肉付きがいいものの、全体としては柳腰の細身なのだが、側面から見るとかなりのボリュームがある。つまり、横幅が細く、奥行きが太い。こういう体型の日本人は多くないと思ったのだが、もしかしてインド人とかがモデルなのだろうか。そういう研究もされてるのかな?

 湖北野鳥センターとか鶏足寺跡とかにも行こうかと思っていたのだが、吹雪がひどくて車から降りる気がせず、その後、余呉湖を時計回りに一周、琵琶湖は結局、反時計回りに一周して帰宅する。

 この雪国がなくなるとは信じられない、もしかすると京都に出てもこんな感じが続くのではないかと思わされるほどの雪だったが、まだ湖北とも言える高島市安曇川町でも、南部になると雪はまったくなくなってしまっていた。
 以前、上空から一面の雪景色を見た場所なので、今回の寒波もそれほど大したことはないというところだろうか。

 さらに南へ進むと、雪雲が嘘のように消え去り、青空が広がっている。北部は大雪、中南部は晴れという、典型的な冬型の天候であるようだ。

 3日ということで渋滞を警戒したが、それほどのこともなく帰ることができた。

 朝10時に家を出て、余呉湖と琵琶湖を一周して帰宅は午後6時。8時に出ればもっとゆっくりしても十分楽しめそうだ。

 今後も、せめて年に1〜2度は行ってみたい。

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2013.01.01

2013newyear

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