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2013.07.31

●ちょうど9か月ぶりの和牛ステーキ

 超絶6割値上げ(ではないのだが)のイタリアンに、それでもたまに行く。
 この4月から4か月で3〜4回、月に1回ぐらいか。

 今日は夏前の食べ納めにと、ちょっと張り切って行ったのだが、「ラストオーダー13:30分」と書いた看板横のドアにはすでに Closed の札。時刻は13:25分。

 以前も一度同じことがあったが、その時は食べられたので、おそるおそるドアを開いて聞いてみると、今年高校を出たばかりの男の子がシェフを呼ぶ。
 客は誰もいないようだ。

 ほどなく顔を出したシェフは「すみません、夏休みに入ってて今日はめっちゃ暇で、もう火を落としてしまったんですよ」という。「火を落としてしまった」の意味を今ひとつ測りかねたが(つければいいという問題ではないのだろうか?)、少し考えて、また一から大鍋に?お湯を沸かすのが大変なのかと一応理解する。

 「ほんま、すんません」というので、まあいいのだが、客は時間に間に合うようにがんばって行ってるのだから、やはりラストオーダーと表示した時間までは店を開けておくべきではないかとも思う。
 腹は立たないけれど。

 というわけで、ここに振られたときに以前行った、ものすごく狭い店に行く。

 最初、メニューに「和牛ステーキランチ」が見つからなくてどうしようかと思ったのだが、あのレベルの料理を出すんだから、他のだっていけるだろうと、いずれにしても入ることにする。

 入る前、地面に置いた切妻屋根のようなメニュー(あれって何て呼ぶんだろう)の裏側を見ると、遠慮がちに書いてあって安心した。
 この店の最高値ランチ。それでも1000円。

 今日は先客が一人いたが、ほどなくお金を払って出て行き、私一人になる。ご夫婦と思しき初老の男女と私一人だけが狭いスペースにいて、少し気づまりだ。テレビでクリス松村がインタビューを受けていて、それが流れているのがちょっとした救いになる。
 テレビのある飲食店は基本的には大嫌いなんだけれど。

 和牛ステーキランチ(本格プリン付)はやはりおいしかったが、1回目ほどの感激はない。

 あとで調べるとちょうど9か月ぶりだったし、食べたのはまだ2回目だというのに、人間、何にでも慣れてしまうんだなあと改めて思う。

 ネット情報では、ご夫婦だと思っていたお二人は姉と弟だというのだが、うーん、あの遠慮のなさは家族ならではだよなあと思うものの、やっぱり夫婦にしか見えなかった。

 でも、姉弟と(中年以上の)夫婦の関係って、何か違うところがあるんだろうか?

 家人は、「弟やったら、ごはん作ってあげへん」とか言うのだが。
(私だって、掃除したらへん・・・かも。)

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2013.07.30

●やっぱり天海祐希

 弟のことをご心配くださった方、恐縮です&ありがとうございます。

 弟もやっぱり天海祐希でした(って、違うか)。

 「経皮的冠動脈インターベンション治療(PCI)」を行ったようですが、それでとりあえず大丈夫になり、一両日中にはICUを出られそうです。

 3週間程度の入院加療を言い渡されていますが、まずはふつうに社会復帰できる見込みが立ちました。

 でもこれで、また今まで以上に心筋梗塞をなめてしまいそうだなあ・・・

 泳いでいるときに起こしたりしたら一発で死ぬだろうし、そうでなくても、車(バイク!)を運転中とかお風呂に入っているときとか・・・

 養生養生。

 皆さまも、危険因子の少ない生活をなさいますよう、心よりお祈り申し上げます。

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2013.07.28

●朝の電話 ──お体大切に

 朝、「お義母さんから電話があって・・・」と起こされる。

 うちの親が朝っぱらから電話をかけてくることなどないし、仮にかけてきてもそのことで起こされることもない。
 真っ先にちらっとよぎったのは、父親が死んだとかそういうことだ。

 ところが意外にも、弟が心筋梗塞で倒れて病院へかつぎ込まれたという話であった。

 枕元の iPhone で予習をしてから起きだし、実家へかけ直す。

 狭心症ではなく、紛れもない心筋梗塞(より重いということだ)で、今のところ肉親も面会謝絶だが意識は「戻った」という。それって、一時は意識不明だったということなのか。
 今ひとつ、要領を得ない。

 脳が酸素不足に陥ったとしたら、それはどのぐらいの間のことなのか、後遺症はないのかとか聞いても、現時点ではまだよくわからないらしい。
 カテーテルを入れて血流を通したことだけはわかった。夕方には肉親だけ会えるようになるという。

 それにしても、40代で心筋梗塞・・・

 そもそも、身近なだれかが心筋梗塞になったというのは初めてのことだ。親戚中探してもいない。
 一人目がまさか弟になるとは。

 心筋梗塞といえば、天海祐希を思い出す。年齢もほとんど同じだ。
 もうお元気になり、公の席にも姿を現しているようである。

 そのせいもあって、心筋梗塞と聞いてももう一つ切迫感がないのだが、それでよかったと思えるよう、完全に回復し、その後は健康的な生活をしてほしい。

 皆さまもお体大切に。

 後記:
 親戚中探しても心筋梗塞の経験者はいないが、恩師のお一人がこの冬に韓国で倒れられた。
 お目にかかったのは、帰国後、お元気になってからだが、やせていらっしゃったのを覚えている。
 今ごろはすっかり回復なさっただろうか。

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2013.07.26

●神も仏も・・・

 兵庫県の尼崎駅手前の列車脱線事故(2005.4.25)の追悼に際して、「列車に乗るとき、たいていは前の方の車両を避けている、変人めいた私でさえ、列車に乗っていて死を意識することは稀だ」と書いた。

 その後もなるべく、3両目4両目以降の車両に乗るようにしている。

 だが、スペイン北東部のサンティアゴ・デ・コンポステーラ手前で起こった列車脱線事故の映像を見ると、遠心力で外側に脱線した3両目・4両目こそがもっとも被害が大きいように見える。それより後ろの車両の壊れ方も激しい。
 一方で、先頭車両の運転士は事情聴取に応じられる程度のケガしかしていない。

 結局、高速で移動中は、どこに乗ろうと危険なことに変わりないのだろうか。
 いや、何も移動中でなくても、自宅の風呂や階段で死ぬ人は、交通事故死者より圧倒的に多い。

 2005年にも書いたが、まさに諸行無常を感じさせる。

 同時に、この事故の犠牲者の多くが、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者/参拝者だったであろうことを考えると、やはりいつもの通り、神も仏もないのだという思いを新たにして、いっそう気が滅入る。

 私はもちろん、神や仏を信じていない。

 信じていないが、もし神や仏がいてくれたら、そしてそれを信じることができたら、われわれはどれほど幸せかといつも思う。

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2013.07.21

●ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して

 私の知る限り、バード・ウォッチング(バーディング/探鳥/鳥見)がテーマになっている唯一の映画。

 久しぶりに映画館に見に行こうと思っていたのだが、マイナー映画の悲しさ、東京と大阪の単館上映みたいな感じで、それもすぐに終わってしまい、結局行けなかった。

 もう見られないかなあ・・・と思っていると、意外なことに DVD どころかブルーレイまで発売されることになり、借りて見ることができた。
 けっこうメジャーな映画でもブルーレイは出ないのが多いのに。

 ところが、見てみると、(「超」ではないが)一流の俳優が競演しているそれなりにメジャーっぽい映画だったし、何より、バーディングをやっていない人にはどうでもいい映画とかではなく、一般的なコメディとしても非常によくできている。

 私も今となってはバーダー(バードウォッチャー)の端くれなので、完全に鳥への興味関心がない人の目で見ることはできないが、おそらくはだれが見てもそれなりに楽しめる上質なコメディになっているのではないかと思う。

 是非ご覧になって、皆さんもこれを機会にバーディングをお始めになってはいかがでしょうか (^^)

(The Big Year, 2011 U.S.A.)
 ___

 余談

1. 「玉砕の島」としてしか知らないアッツ島がバーダーの聖地だったなんて初めて知ったが、あれは事実なのだろうか。

2.作中、「"bird watching" にうつつを抜かしている」と取引先に皮肉られた社長が、苦虫をかみつぶしたように、「"bird watching" ではなく "birding" だ」と怒る場面があった。
 以前からこの2つの使い分けが気になっているのだが、今後は私もバーディングを使うことにしようと思う(笑)

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●コンタクト

 久しぶりに映画の話題。

 いえ、ペースが落ちたとはいえ、今でも年50本ぐらいは見ていると思います。

 ともかく、今さらながらのコンタクト(1997)。ジョディ・フォスター主演。

 今まで見ていないのが信じられない。見たような気になっていたのか。

 ロバート・ゼメキス監督、カール・セーガン原作。それを知ったのすらエンドクレジットで。

 名作だと思う。ほんの一場面だが、日本の描き方が馬鹿げていることが唯一の大きな傷かも。

 ただ、ここら辺ですぱっと終わるのかと思ってもなかなか終わらず、そこからまだ30分あってびっくりした。
 最後のちょっと説教くさい感じには賛否あるかもしれない。

 だが、やはり必見だと思う。

(Contact, 1997 U.S.A.)

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2013.07.19

●心配無用

 ワーキングデーが4日しかない週なのに、出席すべき会議が6つ。しかも、あっちへ移動、こっちへ戻る・・・とか。

 それが毎週のように、というと大袈裟だけど、最近はほんと、隔週ぐらいでそういう感じである。

 いったい、自分の仕事は何なのかと、相変わらずの疑問と愚痴がこぼれる日々。

 ・・・というところへ、新しく着任した方が挨拶に来られた。

 「お目にかかれる機会がなかったのでご挨拶が遅くなりまして・・・」
 「いえいえご丁寧にどうも」
 つまらぬ会議で飛び回ってましたから、とはもちろん言わない。

 だがその瞬間、精神がふっと向こうの立場と入れ替わり、その後ただちにその答を知っている「別の」自分に戻るという妙な経験をした。

 新任の方はもちろん、いささか緊張し、ここがどんな職場かと不安を持っている。目の前のこの人(私だ)も、もしかしたら気むずかしくて扱いにくい人物かもしれない。

 いや、あなた、不安になる必要はありませんよ。心配は無用です。
 ここには気むずかしい奴やら嫌な奴やらはいない。だれがどんな失敗をしても、頭ごなしに叱りつけたり罵ったりする人もいない(はずだ)。派閥抗争もなければ出世争いもない(あ、後者は人によるか)。だれかとだれかが犬猿の仲ということも(おそらく)ない。
 そして、だれもがだれに対しても丁寧に接している(んじゃないだろうか)。

 それだけでも、なんと恵まれた職場であることだろう。だからほら、その緊張を解いても大丈夫ですよ。

 新任から挨拶を受け「いえいえご丁寧に」と言っているほんの一瞬のうちに、これら想念が去来した。
 もちろん、相手には何も言わない。

 挨拶と幾ばくかの用が終わって机に戻ると、相変わらずのメール処理の山。さっきはどこまで書きかけてたっけ・・・

 でもまあ、結局のところ、自分で自分にストレスをかけ過ぎてるんだよなあ。客観的な状況は、けっしてそれほど悪くはないと思う。確かに無駄な仕事は多いけれど。

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2013.07.17

●「今日はこれからどないしよ?」

 お昼は、まだ3度目の洋食店

 2度目の前回、絶品だったパスタがなくなっていて、しかたなくシーフードピラフにしたのだが、これがまた絶品。
 選択肢が少なくて3度目も同じものになり、気のせいか当然か、前回の感動はない。

 しかし、一から丁寧に作って650円(サラダ付)。今どきのランチの値段ではない。

 それはともかく、ふだん行かないタイプの店なので(下町?の洋食屋)、よく行く店とは明らかに客層が異なる。

 近所のおばちゃんふうの2人が帰った後は、先客のおじ(い)さんと、後から来た初老の男性。ふたりともタバコを吸う(うわお!)
 明らかに常連の顔見知りで、L字カウンターの端と端に座っているにもかかわらず、マスターとマダムを交えて親しげに会話する。

 会話の端緒は、マダムの「今日はこれからどないしますのん?」だった。

 それを聞いて、おじ(い)さんの隣一つ空けて座っていた私はちょっとぎょっとした。

 明らかに、「今日も暇で、何もすることないんでしょ」というニュアンスを含んでいたからだ。
 もっとも、からかいやら悪意やらは感じられない。新参者の入り込めない近しい距離感があるだけである。

 「そやなあ、今日はこれからどないしよ?」
 「図書館行って本読んだりしてる人もおるみたいやなあ。わしにはわかれへんわ」
 「やっぱり、パチンコか麻雀やな。今日も麻雀にしよ」

 会話も麻雀の話題中心だった。
 奥の初老の男性は九蓮宝燈を上がった話をしていた。上がったときは、ただの一気通貫だと思っていたというのである(どうも、もと?医者らしい)。

 「今日も麻雀にしよ」というおじ(い)さんに、「ひとりで雀荘に行ってすぐ遊べるんですか」と聞きたい衝動に駆られたが、もちろん黙っていた。

 うーん、それにしても。

 安いとはいえ、洋食屋の常連なのだから、お金に困っているわけではない。その上、パチンコや麻雀をするだけの甲斐性もある。見たところ、健康そのものだ。

 そういう人物が、毎日毎日暇で、何もすることがなく、今日は何をしようと頭をひねった?挙げ句、いつものように、パチンコか麻雀・・・

 いや、批判するつもりはないし、自分も(パチンコか麻雀ではないにしても)そういう身分になりたくて仕方ないのだが、でも、やっぱりなんかちょっと違和感を拭えない。

 世間は低賃金労働者やら失業者やらフリーターやらニートやらであふれかえってる?というのに(あ、ニートはいいのか)。

 何より、一番気になったのは、目の前で丁寧な仕事をしておいしいピラフを出してくれたマスターのことだ。
 あれだけの材料と手間をかけて作り、フライパン2つと皿2枚とスプーンとコップを洗って 650円。

 うーん。

 マスターやマダムはどうか知らないが、私が料理を作っていたら、きっと心穏やかではいられない。

 いくら、それまで長く働いてきた結果、やっと年金が受け取れるようになってああいうことになっているとしても。

 自分も年金をもらえるようになったら(なるのか?)気をつけなければいけないなあと思った。

 有意義に遊び暮らしてます!というのは、もしかしたらもっと始末が悪いかもしれないけれど。

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2013.07.10

●まさかの操縦ミス?

 サンフランシスコで着陸に失敗して炎上したアシアナ航空機(B777)の事故。

 情報が出れば出るほど、パイロット(たち)の単なる操縦ミスらしいという線が濃厚になってきている。
 (もちろん、正式な原因究明はNTSBの調査待ちだ。)

 しかし、土曜日夜のニュース番組では、飛行時間2万近い航空評論家が「操縦ミスというのは考えられない」(「考えにくい」ではなかったと記憶している)とまでおっしゃっていた。

 確かに、ミスだとすれば、ありえないレベルのそれである。

 滑走路端時点で、本来の速度より31ノット(60km/h弱)も遅かったという(yonhapnews.co.kr)。
 ベテラン2人ともがそうなるまで何の措置もとらなかったらしいというのがちょっと信じられない。

 パイロットが着陸前にもっとも神経質に確認し続けているのが速度と高度だからである。

 と思っていると、今日になって、「機長が機体の高度が落ちていると認識しながら、「オートスロットル(自動速度維持装置)が機能し、速度は維持できると考えていた」」(asahi.com)と証言しているというニュースが出ていた。

 いやしかし、高度を失っているのを認識しているのなら、速度計を見れば速度が落ちていることもわかっただろうし、高度だけだって、下がりすぎていてはダメなのも当然だ。

 「衝突後の機体はオートスロットルが稼働できる状態」(同)だというが、仮にオートスロットルが故障していたとしても、手動で出力が上がるなら、今回みたいなことにはならない。

 だとすると、2人とも!がオートスロットルを過信して、そもそもほとんど速度を気にしていなかったという可能性が浮上する。
 と思ってネットを検索すると「着陸失敗の34秒前の高度は152メートルで、この時点で着陸に十分な速度をすでに下回っていた」(fnn-news.com)というのを見つけた。
 まさかとは思うが、実際、速度を見ていなかったのかもしれない。

 また、事前にわかっていたこととはいえ、今回はILS(計器着陸装置)が停波中で使えなかったことがそもそもの発端となっている。

 私はもちろん、高級な飛行機を一度も操縦したことないので、自動でいろいろやってくれるというのはよくわからない。
 だがやっぱり、機械だとか自動だとかに頼りすぎるのはよくないなあと改めて思った。

 バイクは何から何まで手動だから安全・・・というわけではないけれど ^^;

 (繰り返しますが、現時点で事故原因は不明です。2番(訂正:1番)エンジンが海上で脱落したりしていたかもしれませんし、何らかの故障でエンジン出力が上がらなかったのかもしれません。ただ、それにしても、2人が速度の低下に気づくのが大幅に遅かったのは事実のようで、いやはやまさか・・・の感は拭えません。)

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2013.07.08

●梅雨明けの空気

 昨日、七夕の午後、大阪北部から京都にかけてバイクで走った。

 一面の青空、地平線に白い雲。まごうかたなき関西の真夏の到来である。

 森林の中の細い道をのんびり走ると、涼しい空気が実に気持ちいい。
 その後、車の多い郊外の街中を走って帰宅するときには、極悪の空気。

 いずれにせよ、これは梅雨が明けたに違いないと思った。でなければ、本来の意味での「五月晴れ」で、また梅雨空が戻るのか。
 ___

 夜、土曜日に録画されていたニュース番組を見ていると、関東甲信で梅雨が明けたとの報道。
 ところが、ネットで検索しても、その次の日である昨日日曜日時点で、まだ近畿の梅雨明けは発表されていなかった。

 そんなばかな。

 そもそも、九州・四国・中国・近畿・東海より、関東甲信が先に梅雨明け?
 それに、昨日のあの天気は、梅雨の晴れ間の五月晴れでないならば、どう見ても梅雨明けだった。

 そう思っていると、今日8日になって近畿の梅雨明けが発表された。九州・四国・中国・近畿・東海と、一気に。
 ほんとに今日? それでいて関東甲信は6日?

 もしかして、それぞれの気象台が独自の判断でその地方の梅雨明けを発表するのだろうか。
 そして、関東甲信の担当者(たち)が他より大胆であったのだろうか。
 あるいは、日曜日は休みの担当者が多く、梅雨明け発表の意思決定ができなかったのだろうか。

 いずれにせよ、梅雨明けの表現は「○月○日ごろ」とか、弱気な表現だ。

 だが、7月6日と7月7日の両日とも、近畿をバイクで走った者にはわかる。

 梅雨明けはずばり7月7日。

 空も雲も気温も、6日と7日の間に断絶があり、7日と8日の間にはない。

 そして何より、「空気」がまったく違うのだ。
 バイク乗りならおそらくだれにでもわかる、あの「空気」が。

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2013.07.07

●「行くところがない」

 先週書いた「これから、あちこちが近くなる気がした」と矛盾するようだが、バイクを買ってもなかなか行くところがない。

 18歳で普通車の免許を取って車と原付に乗り始め、20歳で中型二輪の免許を取ってオンロードとオフロードのバイクを立て続けに買って以来、車を持っていなかった時期はあるものの(貧乏だったのだ)、とにかく何かしら動力のついた乗り物にはずっと乗っていた。

 そして、兵庫県南部と大阪府北部にしか住んだことがないので、そこから日帰りで行けるようなめぼしいところは既に行き尽くしてしまった。

 どこか私が行ったことのない、めぼしいところがあったら教えてほしい。
 かなり切実な願いである ^^;

 昨日は高野山に行った。むしろ、高野龍神スカイラインが目当てだ。
 龍神村まで行くと遠いので、護摩壇山までにしようと考えていた(龍神温泉に一泊して・・・というのもいいのだが、ひとりはやはり侘びしい)。

 ただ、レーダーエコーで見ると、和歌山から奈良の山間部にかけてかなりの雨が降っており、ほとんど移動もしていないようだったので、雨が降り出したら引き返そうと思っていた。

 案の定、雨が降り出し、護摩壇山まで10kmほどを残して引き返した。
 引き返してわりとすぐの駐車場で休憩していたが、やはりというか、雨は追いかけてこない。

 ベンチの上で横になっていると、爆音を轟かせながらハーレーがやってきた。私より年配に見える夫婦で、大雨の中をタンデム走行してきたらしい。カッパを脱いでいる。

 「ほら、もう降ってないし、晴れてきたって」
 「どこが晴れてきてんのよ?」
みたいな会話から、雨が降るからやめておこうという奥さんを嫌々付きあわせているのがよくわかった。
 まあ、付きあってくれるだけマシだということか。

 少し話したところによると、護摩壇山付近は文字通り土砂降りだし、霧で前が見えないほどのところも多かったという。

 私を次々と抜かして南へかっ飛んでいった連中が引き返してくる気配はなかったけど、どうしたんだろう。
 中にはTシャツ一枚みたいな軽装の奴もいた。
 ___

 何度か(といっても2〜3度)行ったことがあるので、高野龍神スカイラインにもそれほどの感慨はない。
 だが、前回行ったのはたぶん10年ぐらい前だ。
 今地図を見ると、14年前に行った時のメモがあるが、もしかするとその時以来かもしれない。

 「行くところがない」というのは、常に「行ったことがない」ところに行きたいからで、10年以上も訪れていなくても、行きたいと思うような目的地にはならないのである。
 今回だって、仕方なく選んだ・・・感が強い。

 世に「リピーター」という人がいるが、羨ましいなと思う。

 何ごとでも、表面をさらっと撫でただけでまた次の新しいものごとを求めるような深みのない男には、深い楽しみもまた、ない。

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2013.07.02

●「再生医療製品のアジア市場での開拓につなげたい」

 ちょうど夜8時に職場を後にする。珍しく遅い部類だ(すみません、家でも働いているので許してください ^^;)。

 ラジオをつけると、大阪大学の研究グループが角膜の再生医療に関する臨床研究をタイで行うというニュースがNHKで流れていた。

 それはいいのだが、その最初のほうと最後の台詞にのけぞった。ほとんど同じフレーズで、

 「研究グループは、日本の先端技術を使った再生医療製品のアジア市場での開拓につなげたいとしています」

 えええぇぇっ???と思いませんか。

 これではまるで、「金儲けが目的」といわんばかりではないか。確かに、「製薬会社と共同で」とも言っていた。

 が、それにしても・・・

 建前でも何でもいいから、せめて「視力を失ってしまう患者が一人でも減るように」とか、「国際的な医療協力により、一人でも多くの患者が救えるように」とか言わないのだろうか。
 ラジオではそういうニュアンスの言葉はまったくなかった。

 「再生医療製品のアジア市場での開拓につなげたい」

 ほんとうにそんなことを「研究グループ」が言ったのだろうか。仮に言ったとしても、そこに一番の重点があるんだろうか(本音はそこにあるのかもしれないけれど)。

 大阪大学といえば、サウジアラビア人の重い心臓病患者を年間数十人程度受け入れる話でも有名だ。

 それもこれも、「金儲け」なのだろうか。

 たとえそういう部分は否定できないにしても、やはり根源には「医は仁術」があってほしいと思うのだが・・・
 ネオリベラリズムが席巻するこのグローバル経済社会においては、それはもはや夢想家のタワゴトにすぎないのだろうか。


 後記:

 NHKのウェブサイトで確認すると、私が聞いたのとまったく同じ(と思われる)ニュース原稿が載っていた。
 ただし、その最後は「西田教授は「日本の医療技術が使われることで、世界中の多くの患者の治療につながることを期待している」と話しています」で締めくくられている。そりゃそうだろう。
 だが、ラジオではこんな台詞はまったくなかった(と記憶している)。

 教授の発言にほっとすると同時に、ここを省略して「再生医療製品のアジア市場での開拓につなげたい」で締めくくるニュースを流すのはひどいと思う。
 ラジオのニュースだけ聞くと、「どんだけ金儲け主義の「研究グループ」やねん」と思う人がたくさんいてもまったく不思議ではない。

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