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2013.09.04

■星を見るための双眼鏡選び

 天体観測のために持ち運び重視の双眼鏡を買いたいというご相談をコメント欄に受けたので、コメントでお返事した。

 だが、コメント欄に埋もれていては他の方に参考にしていただける可能性はほぼ皆無なので、エントリにする。

 エントリにしたからといって、ほとんど他の方の目には触れないかもしれないが(笑)

 ===

 こんばんは。

 天体観測は専門外(笑)なのですが・・・

 まず、双眼鏡で天体を見ても、月以外は大きく見えません。太陽を双眼鏡で見ることはできませんし、それ以外の恒星はどんなに拡大しても点光源で、大きくなりません。
 また、メシエ天体を見るには双眼鏡では力不足です。

 月以外には、金星・火星・木星・土星の惑星のみがかろうじて大きく見え、見る意味もあります(特に火星以外の3つ)。金星は満ち欠けしますし、木星は縞模様と衛星、土星は輪が魅力的です。
 が、それも双眼鏡では相当厳しく、木星の縞模様は無理、衛星はなんとか、土星の輪はかろうじて・・・くらいかと思います。

 では、双眼鏡で星空を見る主な意味はどこにあるかというと、やはり集光力です。つまり、見えない星が見えるということです。都会や郊外でオリオン座の剣やスバルなんかを双眼鏡を使って見ると、肉眼とはぜんぜん違う世界が広がります。

 やっと本題です。すみません。

 集光力が重要ですので、星見のための双眼鏡は口径の大きなもの、典型的には50ミリクラスがよく使われます。
 上記の通り、大きくする意味はほとんどないので、倍率はむしろ低い方が望ましく、その方が視野も広く明るくなり、手振れの心配もいくらか少なくなります。低倍率で広視野だと星座を見つけやすくなり、場合によっては全体像が視野内におさまります。

 大きさや重さとのトレードオフになりますので、50mmが大きすぎるようなら、40mmクラスも候補になさってはいかがでしょうか。コンパクトな方がということであれば、モナークの36mmなどは小さくていいと思います。
 まあしかし、「常にカバンに忍ばせる予定なので携帯性重視」とおっしゃる以上、25mm〜20mmクラスになりますね。その場合、タンクローはいい選択肢でしょう。

 ご質問の答はもうおわかりかと思いますが、もちろん、10倍ではなく8倍の方をお選びになるべきです。
 ただ、タンクローになさるなら、定番の名器、タンクローWP(8×25 UCF WP)のほうがいいのではないでしょうか。口径もいくらか大きくなりますし。

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