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2013.11.29

●国語力の低下??

 ベネッセコーポレーションが発表した赤ちゃんの名前ランキングによると、2011〜2013年の3年連続で「蓮」がトップ3の一角を占めているという。
 また、明治安田生命の調査でも、2011、2012年のいずれも「蓮」が1位だ(2013年の発表はまだらしい)。(いずれも、asahi.com)

 日本に多い名字を組み合わせると、たとえば、佐藤蓮・鈴木蓮・高橋蓮・田中蓮・・・

 さて、みなさんは、この蓮ちゃんたちは男の子だと思うだろうか、女の子だと思うだろうか。
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 実は、上に「トップ3」だの「1位」だのと書いたのは、いずれも「男の子の中で」である。

 だが、「蓮」という名前は、ふつう女の子につけるものではないかと思えて仕方がない。

 いや、もちろん、男女双方に使う名前もあるし、どんな名前をどちらにつけようが自由だ。
 男女平等やジェンダーフリーに関しても、当然、その推進には賛成する。

 しかしながら、現実に男女の名前に歴然とした差がある以上、一般的には男の子には男っぽい名前を、女の子には女っぽい名前をつけるのが多数派だろう。
 現に、ベネッセの発表から女の子の名前ベストテンを見てみると、結菜・陽菜・葵・結愛・結衣・凛・愛莉・心春・愛梨・芽依である。
 この中に「蓮」が混じっても、何の違和感もない。

 ところが、「蓮」は男の子のトップなのだ・・・

 女の子っぽい名前を好んで男の子につける若いカップルもいるだろう(そしてそれは別に悪いことではない)が、それが1位やら2位やらになるほど多数派とは思えない。

 そうすると、彼らは「蓮」が男っぽい名前だと思っているということになる・・・

 うーん、信じがたい。それは、いわゆる「国語力の低下」とは、また別のことなのだろうか。
 あるいは、私の感覚がおかしいのだろうか?

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●これくらいでは・・・

 これくらいでは、まったくニュースにもならない。
 いったい、毎日毎日どれだけの事件や事故が、そして、それに伴う悲劇が起こっているんだろう・・・

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2013.11.22

●「死ぬとこやってん」

 昨夜、母親から電話がかかってきて、出るなり、「私なあ、死ぬとこやってん」という。

 「電話かけられるくらいやったら大丈夫やん」と笑ったが、話を聞くとほんとに死にかけていたらしい。
 入院中の病院から電話しているという。

 高熱を出して人事不省になり、救急車で搬送。その間のことを何も覚えていないそうだ。一時はほんとに、「ハハキトク、スグカエレ」状態だったようである。
 その時点で電話してくれなければ(まあ、母親自身には不可能なわけだが)、死に目に会えなかったかもしれないではないか。

 実家近くに住んで看護師/助産師をしている義妹に電話して確認すると、敗血症で死にかけたという。先日も別の病気で入院していて退院したばかりだというのに。
 ネットで調べると、致死率25%。80近い年齢を考えれば、もっと高いだろう。電話の第一声を聞いたときには「大袈裟な」と思ったが、確かに「死ぬとこやっ」たかもしれない。血液中に細菌が入って増殖し、多臓器不全を起こして死に至るらしい。

 弟ですら死にかけるのだから、母親が死にかけても何の不思議もない。
 だが、「腰が」「膝が」とか言いながらよたよた歩くものの、それ以外はすこぶる元気そうなので、なかなか実感が持てない。

 「孝行をしたいときには親はなし」というが、実際は、「親がいなくなったから孝行したくなる」のではないかと思う。

 まだまだ孝行する気はないので、しぶとく生き残ってほしい。

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2013.11.19

●「みんな 秘密保護法案に賛成決定」

 「みんな 秘密保護法案に賛成決定」(nhk.or.jp)って・・・

 賛成している人はほとんどいなくて、みんな反対しているように見えるんですけど ^^;

 後記(2013.11.25):「秘密保護法案の福島公聴会、全員が反対」だそうです(asahi.com)。
「自民党の推薦者を含む7人の意見陳述者全員が法案に反対。《中略》他の法案や予算案審議の公聴会では与党推薦者が賛成するケースが大半で、全員が反対するのは異例だ。」(同)

 自民党推薦者まで反対って・・・ サクラを仕込んだはず、じゃなかったの??

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2013.11.12

●とうとう「当たり」?

 世を賑わす食品偽装。

 雪印やハンナン、フォルクスとかミートホープ、船場吉兆に三笠フーズ・・・ これまでさんざん発覚してお詫びやら倒産やらを繰り返してきているのに、懲りもせずにいまだにこれだけの広がりがあるというのは、ほとんど信じがたく、情けない。

 嘘を嫌う文化の中に住んでいると思っていたのだが、どうやら違うらしい。
 かなりどうしようもない場合でも、「嘘にはならない範囲で」というのが最低限のモラルだと思っていたのだが・・・
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 それにしても、日本中(特に関西)でこれだけ偽装があるにもかかわらず、ただの一つも食べたことがないのにはちょっと複雑な気分だった。
 次々と明らかになる不正が、いずれも一流?のレストランやデパートやホテルなので、まったく縁がないのである。

 この際、「ああ、やっぱり・・・。どうも車エビ(フレッシュジュース・九条ねぎ・からすみ・和牛・・・)にしてはおかしいと思ってたんだよなあ」とか言ってみたいのだが、まったく食べたことがないんだから話にならない。

 それがとうとう、私も飲んだ?食品の偽装が明らかになった(注:間違いでした。《後記》をご参照ください)。
 ちょっと嬉しいのが妙である。

 だがそれは、優雅な一流食品ではない。一升で千円もしない日本酒だ。

 「富久娘酒造(神戸市灘区)が《中略》醸造アルコールを混入した酒を純米酒などと表示したり・・・」(朝日新聞)というあれである。

 うちの家族は全員まったく日本酒を飲まないので、買ったのは料理用としてだ。それでも、安価な「米だけの酒」は魅力的で、ときどき購入している。
 そもそも酒として飲まないんだから味などわかりようがないのだが、「原材料:米(日本産) 米こうじ(日本産米)」とだけ書かれた「米だけの酒」には、一定の信憑を置いていた。

 そこに「醸造アルコールを混入していた」というのである。

 「違いのわからない消費者にも問題がある」などという論調がごく?一部にはあるが、料理に入れた酒が米と米麹だけから作られているかどうかなんて、いかな利き酒の名手にもわからないはずで、こちらは安心して製造元を追及することができる。

 まあそれでも、実際のモノより空疎な言葉に踊らされている自分の愚かさの弁解にはならないんだけれど。
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 今キッチンにある別のメーカーの料理酒にもやはり「米だけの酒」と大書してあるのだが、こちらは正直に、その横に小さく「本品は純米酒の規格に該当していません」と書いてある。
 「純米酒」と書かないだけでたぶん法的には問題ないと思うのだが、わざわざ正直に断りを入れている点が気に入って買った(まさか醸造アルコールは使ってないだろうな)。

 愚かな消費者にだって、それくらいの見識はあるのだ。

 愚かならざる生産者、わけても「職人」においては、誇りと見識をもって製造にあたってもらいたい。

《後記》今日、ひょんなこと(もう出荷停止になっているはずなのに堂々と売られていた)から、うちが買っていた「米だけの酒」は富久娘酒造のものではないことがわかりました。これに伴い、エントリの一部を削除・訂正しました。お詫び致します。
 「まだ」偽装食品に当たっていないことになりますね・・・
 現実の富久娘の「米だけの酒」にも「本品は純米酒の規格に該当していません」の表示があるようです。そこは正直でも、「醸造アルコールを混入し」たりする。何を信用していいのかわかりません。

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2013.11.03

●立杭焼というか丹波焼の急須

 近年、家人の趣味でときどき美術館とかに出かけることがある。つきあいというか運転手というか、まあそんなところだ。
 入館料がもったいないとは思うものの、本当に運転手だけというのもなんなので、いちおう入って「鑑賞」はするのだが、豚に真珠というか猫に小判というか割れ鍋に綴じ蓋というか(違うか)、ほとんどの場合、よくわからない。
 「芸術作品」の前で場違いな笑いを抑えられなくなったりして気も遣う(だっておかしいんだもの)。

 今回は「兵庫陶芸美術館」。朝日新聞でやたらに宣伝しているのに家人が騙されたのだが、やはりというか、主催者に朝日も入った特別展であった。

 ものすごい赤字運営だとは思うものの(入る前に、「入館料を1万円に値上げして、これまでと同じくらいの入館者がいるとしても、運営するのは厳しいんじゃないかな?」とか言っていたのだが、運営費を調べてみると、実際そんな感じであった。実際の入館料は、iPhoneの割引き画面提示で800円)、いい感じの美術館であった。
 丹波の山懐に抱かれた、自然と調和するデザイン・・・というような、安っぽい不動産広告の文句が似合いそうなおしゃれな建築空間(いえ、悪口ではありません)。
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 それはそれとして、ここにこういう物ができたのは(なんと2005年と新しい)、日本六古窯のひとつ、丹波の立杭焼の地元だからである。

 「立杭焼のぐい呑み」というのをよく聞く気がするのだが、それがこんなところにあるのは知らなかった。今の所在地で言うと、兵庫県篠山市今田町の上立杭と下立杭あたり。
  信楽になら何度も行ったことがあるし、備前焼とか九谷焼とか伊万里焼とかそんなのまでどこにあるか知っている(しかもすべて行ったことがある)のに、こんなに近くの立杭焼を知らなかったとは・・・

 まあ、瀬戸物(というか陶器)にはほとんど興味はないんだけれど、それにしても。

 ただ、だいぶ前から急須を買いたいと思っていたので、美術館のあと、めぼしい窯元をいくつか回ることにした。

 幸いというべきだろう、5箇所訪れた窯のうち、1つでいいのを見つけた。もうほぼこれにしようと決めてから、念のため、2人ともが気に入ったカップを作っている窯元にも行ったのだが、急須の方は、デザインはぱっと目を引くものの、(予想される)機能にちょっと不安があった。

 湯飲みやカップなんかと違い(というと語弊があるが)、急須は機能が非常に重要である。

 そのことをよくご承知だからだろう、お茶の出も切れも申し分ない旨の説明を書いた紙が貼ってあった。他の窯元では見なかったし、実際、他の店のはその点に注意を払った設計?に見えなかった。

 伝統的?な形をした急須の方は、持ち手の形状やバランスなんかもよくできている。それでいて、機能一辺倒を排し、デザイン的に見るべきものもある。

 実は、以前北海道で買った急須が機能的に落第で、そのせいでちょっと敏感なのだ。
 かなり前にデパートの銘品展で老舗の急須屋さん?に機能のポイントを教えてもらったことがあるのだが、この窯元のはそのポイントをしっかり押さえている。

 逆に、それらを無視している急須が溢れているのがむしろ不思議な気はするけれど。

 結局、モダンな形と色をしたのを選んだ。やはりというか、茶はスムーズに流れ出て、注ぎ口から垂れたりもしない。
 箱にも能書きにも「丹波焼」とのみあり、立杭焼の文字がないのが不思議だ。買ったのは下立杭にある窯元(まるせ窯=屋号は○の中に「せ」が入っている)だし、丹波焼なんて聞いたこともなかった。

 ともあれ、機能的にかなり問題のある急須でも10年くらい使い続けているのだから、これなら長く愛用できると思う(割らなければ)。
 我々の感覚からすると安い買い物ではないが、とにかく職人の手作りである。手間暇を考えればべらぼうに安いとも言える。

 職人にはあらためて崇敬の念を抱かざるをえない。

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