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2014.10.16

◆驚異の35%減

 「電気ご使用量のお知らせ」が来た。

 「30%以上は減っているはず」と考えていたところ、結果は35.2%減(前年同月比)だった。

 特に節電に努めたわけではまったくないので、その理由は冷蔵庫を買い換えたことに尽きる。
 使用量は250kWh。久しく見たことのないような小さい数字だ。

 前の冷蔵庫はほとんど20年選手であった上、25年が近いような小さいのと2台体制であった。
 それが最近の省エネ冷蔵庫1つになったのだから、その差はやはり大きい。

 単純に計算すると、1年で電気代が4万円以上安くなることになる。3年ちょっとで冷蔵庫代が出てしまう勘定だ。

 もう5年早く買い換えていても同じことだったと思うので、結局、「もったいない」と買い換えを伸ばして損しただけということになる。
 買い換えたらとても静かになったし。

 それにしても、ランニングコストが下がることがこんなに愉快だとは思わなかった。
 こんなに幸せになれるなら、たとえば次の車は省燃費のクリーンディーゼルなんかが候補になってくる。実際、バイクの燃費が平均で33km/Lくらいなので、ガソリンを入れるたびにちょっと嬉しくなるのだ。

 でもなあ、燃費にこだわると碌な車がないんだよなあ。どうしようかなあ・・・

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2014.10.13

◆こんなことができるのだ(結局できなかったけれど)

 昨夕、「鹿児島で小型プロペラ機が墜落」(asahi.com)というニュースを読んだ。

 ごく短い記事だったのだが、ちょっと不思議な感じがしたのは、以下のような記述があったからだ。
 「外国人男性が操縦する小型プロペラ機」
 「米ハワイ出身の39歳と話したという」
 「パラシュートが機体から開いていたという目撃情報もある」

 「パラシュートが機体から開いていた」というのが本当なら、おそらくはCirrus(シーラス)社の小型機だろう。私の知る限り、世界で唯一、緊急時に飛行機ごとパラシュートで降りられる飛行機を製作しているメーカーである。

 ただ、記事の書き方だと、パイロットは日本在住の外国人ではなさそうだが、まさか Cirrus の小型機でハワイから九州まで飛んでくるわけもない。

  後でわかったのだが、おそらく操縦士の怪我が軽かったからだろう、asahi.com には続報がない。

 ところが、今日になって、「墜落:小型機、操縦士けが 強風影響か 鹿児島」(mainichi.jp)という記事が出た。
 それによると、
 「米国バージニア州在住の男性パイロット(39)」
 「小型飛行機はプロペラ機で1人乗り」
 「サイパンを出発し、韓国に向かう途中」
だったという。

 えええええっっっ !?

 第一、Cirrus に1人乗りの飛行機なんてあったっけ? それにまさか、サイパンから韓国??
 そんな距離を飛べるような飛行機であるはずがない。

 ネットで調べてみると、機体はやはり Cirrus の SR20。単発のプロペラ機である。高性能とはいえ、私が操縦していたセスナ172と大差ない。
 ところが、この男性は何と、アメリカのカリフォルニア州からハワイ・キリバス・ミクロネシア・サイパンを経由してソウルまで行く途中だったらしい。

 これまで飛んできた距離を思えば、ゴールはすぐそこだったのに・・・

 それにしても、カリフォルニア〜ハワイとか、ハワイ〜キリバスとか、サイパン〜ソウルとか、とても Cirrus が飛べるような距離ではない。燃料満タンでもその半分も持たないはずである。
 だから、機内にも燃料を満載できるように改造したせいで「1人乗り」なのだ。本来は4〜5人乗りだそうである(cirrusaircraft.com)。

 いやしかし、ものすごい冒険家だなあ・・・と思ったら、何のことはない、フェリーフライトだったらしい。
 飛行機を分解して船で運んだりすると時間もお金もかかるため、自力で飛んでいくのである。たぶん、韓国のお金持ちがアメリカの機体を買ったのだろうと思う。

 いずれにせよ、小型の単発プロペラ機で、太平洋を横断してアメリカから韓国まで来ることは可能なのだ(まあ、実際には不可能だったわけだけれど)。
 改造セスナに乗って飛べば、私にだってできるはずだ(理論的には)。
 私なら台風の影響で風が強いときに飛ばしたりしないから、きっと成功していたに違いない(笑)

 それにしても、改造やら、その後の耐空証明(飛んでいいという許可)、さらには国際的な航空法規のことなど考えると、とてもやってみようという気にならない。
 いや、それ以上に、飛行中の食事や排泄などはどうしてたんだろう?

 素直にバラして船便で送るより、そんなことを全部クリアする方がトータルのコストは安いのだろうか(結局高くついたけど)。

 仮に安いとしても、こんなことを引き受けるパイロットもパイロットだ。軽い怪我ですんだらしいのがほんとに幸いだった。
 さすが、世界に誇る Cirrus Airframe Parachute System™ (CAPS)である。

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2014.10.07

◆驚きの気圧計(iPhone 6 Plus)

 小型飛行機を飛ばしていたころ、気圧高度計にはずいぶんお世話になった。

 飛ぶ前に、管制塔から教えてもらった数値に基づいてまず計器を調整する。すると、高度計の指し示す数値と滑走路の標高とがだいたい一致する。

 上空へ上がれば気圧が下がるので、それに伴って高度計の数値は上がり、自分が今どれくらいの高さを飛んでいるのかがわかる仕組みになっている。たとえば「高度6000フィート(約1830m)を巡航する」などというときは、この高度計が基準となる。

 着陸するときも同様に、再度計器を調整して滑走路からの高さの目安とする。だが、たとえば500フィート(約150m)を切ると、もう高度計なんか見ていない。
 滑走路がどういう見え方をしているかが重要だし、接地するときにはなるべく遠くの方を見なければならないからだが、高度計の数値を信用しすぎることができないからでもある。
 数値を信用して「あと10フィート(約3m)」とかやっていても、1mでも誤差があれば、いつまでも着陸できないか、地面に激突するかのどちらかになってしまう。そもそも、アナログ表示の時計のような計器で、最小目盛りは20フィートとか50フィート刻みなのだ(有効数字的にはその1/10まで読めるということになるのだろうけれど)。
 電波高度計なら信用できるのだろうが、安物の小型機にはそんなものはついていない。

 私にとって、小型飛行機の気圧高度計というのは、せいぜい25フィート(約8m)単位で高度を知るためのものであった。ベテランでも、10フィートくらいはまあ誤差のうちではないだろうか。
 ___

 前置きが長くなってしまった・・・

 iPhone 6 Plus には、気圧計がついている。当初は「対応するアプリがない」とかいうことで、「何じゃそれは」とか思っていたのだが、無料の気圧計(ずばりBarometerという名前)が出たというので早速使ってみた。

 これがすごい。

 いや、アプリとしてすごいのかどうかはわからないのだが、「今いる地点を基準にしてどのくらい上下したか」が実に正確にわかるのだ。
 職場の3階から2階に降りると、だいたい -3.5mと表示される。1階まで降りると、-7.0m。ほぼ正しい。

 つまり、1階と2階とで気圧が違い、私たちは2階にいるときの方がより低い気圧の中にいる、すなわち、より薄い空気を吸っていることになる。
 その、人間にはまったく感じられない差を、気圧計はきちんと測定し、それを標高差として表示しているのだ。

 iPhone 6 の宣伝で、「気圧計などを使って階段の上り下りまで判断し、どのくらい運動したかを把握云々」というものがあった。
 それを見ながら、「階段の上り下り?? そんなあほな」みたいに思っていたのだが、実際、階段を3段も降りると、-0.5mと表示され、また戻ってくると0.0mになる(今、実際に家の中で試した)。

 まさか、こんな精度だとは思っていなかったので、いや、それ以前に、同じ建物の1階と2階とで(ましてや階段3段くらいで)、そんなに気圧が変わるとは思っていなかったので、これにはほとんど驚愕した。

 もちろん、基準となる気圧を管制塔が教えてくれるわけではないので、このアプリだけでは直接標高を知ることはできない。だが、自分が基準点からどれだけ高さを変えたかは、おそらく20〜30cmくらいの精度で知ることができる(表示は10cm刻み)。
 すごい。

 もっとも、当たり前のことだが、大気圧は常に変化しているので、少し時間が経ってしまうと、自身の上下移動による気圧差よりも全体の気圧変化の方が大きくなってしまう可能性がある。
 今日は快晴で大気が安定していたので、たとえば山に登ったりすると、かなり正確な高度差が得られただろうが、天気が変わったりする日ならそうもいかないだろう。
 ただ、そのことで逆に、たとえば山の標高は1000mのはずなのに、高度が1100mを示していれば、つまりは気圧が下がった(天気が悪くなる)ことを知るなどということも可能だ。

 いずれにせよ、これからさまざまなアプリが出てくるに違いない。管制塔が出しているような調整値を取得して、常に正しい標高を表示するようなアプリを開発するのもそれほど難しくないはずだ。
(後記(20141223):バージョンアップで、上記が可能になりました。自動的に調整値を取得して正しい標高を表示します。誤差は数メートル程度でしょうか。ただ、当初の、「現在いるところから相対的に +何m・ー何m」を一発で知る機能はなくなりました。両方切り替えられるといいと思うのですが。)

 使い方にもさまざまなアイディアが出てくるだろう。ちょっと楽しみである。

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2014.10.02

◆iPhone 6 Plus で片手入力

 iPhone 6 Plus を手に入れてからまだ1週間しか経っていないが、大きさには完全に慣れ、iPhone 5 を見ると「ちっさっ!」と驚くくらいになってしまった。これくらいまでの大きさなら明らかに大きい方が快適である。
 5では絵に描いた餅であったauの LTE エリアをフルに利用できるのもよい。奈良県の黒滝村でも天川村でも LTE ばっちりなのには感心した。

 現在のところ、唯一の大きな不満は、安っぽいビビリ音のようなバイブの振動のみ。パターンを変えてもどうにもなるものではなく、どうしてこんな、壊れかけのスピーカのような音を出すのか理解できない。私のだけかとも思ったが、どうもそうではないようだ。

 それとは別に、「片手親指入力ができない」という、ヘビーユーザにとっては大きな問題が存在する。私自身はそれほど大量の文字を入力することもないし、両手で使ってもいいので、特に不満には思っていないが、切実な問題である人も多いだろう。

 この「片手親指入力ができない」問題は、実は簡単に解決できる。
 あ、いや、個人的に解決できるわけではないのだが、iOSのアップデートか何かでやれば、難しいことではないと思う。だれか影響力のある人が Apple に要望すればあっさり改善されるのではないだろうか。

 その方法は、入力パッドを右下隅か左下隅に小さめに表示できるような設定を用意することである。前者は右利き用、後者は左利き用だ。
 誰でもすぐに思いつくようなことなので、どうして Apple がそうしなかったのか疑問に思う。
 最初は何か技術的な問題があるのかなとも思ったが、よく考えれば(というか、考えるまでもなくふと思い出したのだが)、すでに iPad では小さい入力パッドが表示でき、位置も上下に変えられるようになっている。あれでいいのだ。

 どなたか、Apple に影響力のある方、ぜひ要望を出してください。iOS 8.0.3とかで、すぐに実現するかもしれません。

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