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2017.06.22

◆The Gifted

 周知のことだが、将棋の藤井聡太四段(14)が、「永久に破られない」と言われていた30年前の公式戦連勝記録に並んだ(並んだだけだから、まだ破られていないのかもしれないけれど)。
 (後記:2017年6月26日(月)、29連勝して破られました。)

 棋士デビューから公式戦で一度も負けず28連勝した中学生。そんな存在が考えられるだろうか。

 対戦相手との実力が互角(勝率5割)だと仮定すると、こんな「偶然」が起こるのは、約2億6844万分の1である。

 藤井四段の方が圧倒的に強く、勝率9割だとしても、こんなことが起こる確率は5%ほどしかない。統計処理だと棄却されてしまうほどのレベルだ。
 勝率95%に設定してやっと24%と、まあ起こってもそれほど不思議ではない数字になる。

 全員年上の並み居るプロ棋士(アマ2人を含む)相手に、それくらいの勝率をあげられるだけの実力があるということなのだろう。

 ちなみに、勝率を99%(100回に1回しか負けない)に設定しても、28連勝できる確率は75%に過ぎない。もしかすると、それくらい強い可能性もある。
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 英語に gifted という言葉がある。「神様から贈り物(ギフト ≒ 才能)を授かっている(人)」というような意味だが、アメリカなんかには gifted のための学級やら学校やらがあり、それなりの数の子どもたちが通っているそうだ。

 藤井四段は、紛れもなく才能を授かっている。それも、通常の gifted というよりは、The Gifted とでも言うべき、唯一無二の存在ではないだろうか。
 音楽のことなんてまるでわからないけれど、頭に浮かんだのはモーツァルトだった。分野はまったく異なるが、おそらくそのレベルの天才だろう。

 言っても詮のないことだが(ほんとに何の意味もない)、「自分にこの1/10でも1/100でも才能があればなあ」と夢想してしまう。
 どんな分野でもいいから・・・と思うのだが、「そんなことを考えているからダメなんだろうな」とも思う。

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