2012.05.06

■暑中寒

 5日の富田林は夏の陽気で快晴だった。気温は 28℃ぐらい。これ以上暑くなったら散策が不快になるぎりぎりの暑さである。

 その前日の4日は、大阪湾の浜辺にシギやチドリを見に行ったが、ときおり小雨の降る肌寒さで、ジャンパーを着てちょうどいいくらいだった。

 このブログでも何度か触れているように、この時期は暑さ寒さの落差が激しい。

 快晴だった5日にしても、夕刻には激しい雷雨があり、自宅近郊では雹まで降ったという。
 そういえば、朝も寒かった。目が覚めた時間が早かったこともあろうが、ひさしぶりに どてら を羽織って朝食をとった。
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 肌寒かった4日から、5日の朝にかけて、北アルプスでたくさんの方が遭難し、8人が亡くなったという。
 このあたりの天気と関係あるのかどうかわからないけれど、向こうの気温は氷点下で、吹雪にもなったらしい。

 私などが自力では辿りつけない高みを歩いていらっしゃる方々のことだ。おそらくは、この時期の気候のことや山岳地帯の天気のことなど、私よりはよほどよくご存じだったと思う。

 だが、私が毎回、真夏のヨーロッパで震え上がるように(そして同じことが大台ケ原でも信州でも起こるように)、知識としても経験としても知っているはずのことですら、その内容が「今ここ」とかけ離れている場合には、思い出すのに多大な想像力を必要とする。

 さらに、過去の知識や経験を今回の行動に繋げるまでには、また別のハードルが立ちはだかる。

 そのハードルとは何か。

 まだよくわからないのだが、ひとつは楽観するこころ(昨年流行ったことばでいえば、「正常性バイアス」だろうか)、もうひとつは無駄を省いて楽をしたい姿勢(内田樹氏に言わせれば「消費者マインド」)ではないかと思う。
 たぶん、ほかにもいくつか要因はあるにちがいない。

 薄着で遭難したと言われている一部の方々のことを言っているのではない。いや、彼らもそうかもしれないが、自戒のためにこれを記しているのである。

 幸い、真夏のヨーロッパの街で寒さに震え上がっても、命を落とす危険はほとんどないけれど。

(後記:街ならいいが、山はどうだろう。ヨーロッパアルプスをハイキング中に雨に降られたことがあるけれど、あれが吹雪とかだったらどうなったかわからない。そもそも、真夏のアルプスのあの標高(2千数百メートル)で、気温や天気が最悪でどうなるかなんて、ほとんど考えていなかったと思う。)

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2012.03.18

●季節は進む

 いろんなことに追われているうちにあっというまに1か月が経ってしまった。

 先月、凍結した歩道に注意を促し、山麓の残雪を観賞しながら歩いた鳥見行だったが、今日は暖かい雨の中。
 薄い上着しか羽織っていないにもかかわらず、歩くと汗ばむほどであった。

 明日はまた寒くなるというのだが、もう凍るということもあるまい。

 三寒四温、暑さ寒さも彼岸まで。まもなく春分である。

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2012.03.03

●いつの間にやら雛祭り

 なんかちょっと目まぐるしかった。いつの間にやら雛祭り。まあ、関係ないけど。

 さっき、風呂上がりの洗面所で視界の端を小さな虫が飛び回っているのが見えた。誓って飛蚊症によるものではない。

 急に暖かくなってきたから、どこかから湧いてきたのだろう。

 嫌なことは良いことの伴走者である。あんな小さな虫までも・・・

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2011.12.26

★初雪

 初雪が降っている。

 今から出かけようとしていたので、「積もる」ことをちらっと考えた。スタッドレスは履いていない。

 だがまあ、少なくとも日没までは何でもないだろうと思う。

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2011.11.02

●もう、ほんとうに楽園

 朝、少し時間があったので、1時間ほどホテルの近所を散歩してみた。

 5分も歩くとクリークに出会い、その川岸を下って湖に向かう。川縁と水面の高さの差は5cmぐらい。

 鳥が多いのはわかっていたが、さすがにここまでとは思わなかった。

 ほんとうにバードウォッチャーの楽園である。

 短い間に、たった一人の目で、20種ぐらいの鳥が確認できた。しかも、オオバンとバン(に見える鳥)以外は、すべて初めて見た鳥である。種類も多岐にわたり、ワシタカとシギ・チドリ、それにキツツキを除けば、ほとんどすべてのカテゴリーの鳥を見たのではないかというぐらい、充実していた。

 湖に出て、もうこれで十分と湖水を眺めていると、大型のクイナのような鳥までいてちょっと驚いた。

 行きも帰りも見られた、頭と頬と襟首が水色の、シジュウカラとミソサザイを足して2で割ったような鳥が特に印象に残った(Superb Fairy-Wren という小鳥のオスらしい)。

 目が真っ赤な小型のカラスのような鳥もいたのだが、ホテルに帰ると、目が黄色い以外は同じに見える鳥が中庭にいた。おそらくは違う種類なのだろう。

 さらっと散歩しただけでこれだ。もう少し本格的に数人で探鳥すると、一体どんなことになるのだろう?

 それに、関西の鳥と比べて警戒心が薄いのか、いつもよりずっと近づくことができる。体感的には、通常の1/3ぐらいまで距離を詰めないと逃げ出さなかった。お蔭で、胸ポケットに入る厚さ1cmぐらいのデジカメでも、一応写真が撮れた。

 しかし、一眼レフを持ってこなかったのは激しく後悔した。この距離でなら、いつもは点のようにしか写らない鳥も、かなりの大きさで捉えられただろうに。
 今まで仕事の海外旅行に持ち出したことはないが、入れようと思えばカバンには簡単に入ったのだ。

 だれかがふわっと舞い降りて、「ほれ、お前がいつも使っている一眼レフだ。10万円で売ってやる」と言ってくれたら、ためらわずに購入したと思う。たとえ、家に帰れば同じものがもう一台あるとしても。

 次回来るときは、迷うことなく持ってこよう。果たして次回はあるのだろうか。

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●動物の楽園

 ホテルにいても、さまざまな鳥の鳴き声が聞こえてくる。姿もちらちらと見える。だが、鳥相がまったく違うので、ほとんどどの鳥も見たことがない(動物園では見たことがあるかもしれない)
 ちょっと無理をしてでも鳥の予習をしてくるんだった・・・

 鳥を見ようとテラスに出ると、芝生の上をウサギが歩いていたりする。夜、ホテルに帰ってくると、ポッサムと呼ばれる有袋類の動物が中庭の木をするすると登っていったりもする。

 アメリカやカナダなどでも見た、マグパイと呼ばれるカササギの仲間が二種(もちろん、北アメリカとは種類が違う)。見たことのないカモ。ムクドリとシメとの中間みたいな鳥。冠のついたハトのような鳥。

 そして何より、真っ赤な胴体の、かなり大きな鳥が車の前を2羽横切って飛んだのには感動した。
 ホテルに帰って近所を歩くと、似た感じの素晴らしくカラフルなインコがそこここにいる。Crimson Rosella(アカクサインコ)かもしれないのだが、どうも色合いが違う。飛んだときの胴体の色から考えると、車の前を横切ったのとは別のインコのようだ(後記:Eastern Rosella だった)。

 残念ながらまだお目にかかっていないが、カフェテラスなんかで食事をしていると、アイビス(Ibis)と呼ばれるツルのような鳥が食べ物を奪いに来たりもするのだという。
 ホテルの窓からサギみたいな白い鳥が飛ぶのを何度か見たのだが、あれがそうなのだろうか(後記:後にこれが(たぶん)ぜんぶ Sulphur-crested Cockatoo(キバタン)だということがわかった。なんということ)。

 首都の中心から数キロ西へ出ると、カンガルーの群れがいる。道ばたには車にひかれたカンガルーも横たわっていた。可哀相なカンガルー・・・

 さすがにコアラは見ていないが、都市でこれなのだから、郊外にネイチャーウォッチングに出かけたらどんなことになるんだろうと思う。それができないのがもどかしい。
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 植生は関西なんかに比べるとかなり貧相である。なのに、どうしてこんな動物の楽園になるのかがわからない。エサは多くないはずだが、天敵がいないからだろうか。だが、仕事仲間によると、猛禽類もヘビもいるという。

 ともあれ、動物の楽園はナチュラリストやバードウォッチャーの楽園でもある。いつの日か、ネイチャーウォッチングを目的に再訪したい。

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2011.09.24

■まさかの5000超え

 今日は多いとは思っていた。

 それでも、2000台とかではないかと侮っていた。あんまり多いと残念さも増すので、ブログには控えめに「1500とかになるのではないか」と書いた。

 それが、まさかの5136!

 今日一日で、今シーズンの累計の倍近くが飛んだことになる。

 もしかして、新記録とかではないのだろうか。

 いくら何でも、それぐらい飛ぶんだったら、がんばってもう1泊ぐらいしましたとも。

 考えてみれば、飛ぶべきときにずっと飛べない天気が続いていたのだから、今日一気に飛ぶのは当たり前なのである。
 昨日も周囲とそんな会話をしていたし、いくら素人の私だって、予想はついたのだ。

 それにしても5000超え・・・

 連休の中日の快晴の日に、なんという大サービス。今日白樺峠にいた良識人たちは欣喜雀躍したに違いない。

 「連休なんかに動くものか。雨が降ろうが台風が来ようが旅行は平日」などというひねくれ者には、タカの神様は微笑んでくれないのであった。

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■ふつうに寒い

 最寄りのインターチェンジを降りて、いつもの(といっても年に2〜3回しか使わない)洗車場で車を洗車機にかけた。

 後で気づいたのだが、降りたときに違和感を感じず、たった3分足らずの洗車を待つ間に、寒くなってしまった。

 これじゃあ、乗鞍と同じじゃないか。避暑に行ったはずなのに・・・

 違和感を感じなかったのは、車を降りたときの気温が、乗鞍の蕎麦屋や安房峠や道の駅パスカル清見(白樺峠を後にしてから、その3箇所でしか車を降りなかった)とほとんど同じだったためだ。

 本来?なら、車を降りたとたんにもわっとする熱気を感じて、「ああ、帰ってきたなあ」と実感するはずだったのに。

 ネットで調べると、今夜の自宅周辺の気温は10℃台後半のようである。

 たった3〜4日の間に、信州の高原の寒さがふつうになっていて、今夜の気温もそのふつうなのだ。

 こういうのを、「ふつうに寒い」というのだろうか。

 (後記:今、自分のツイッターを見て驚いた。1週間前には「真夜中過ぎても室温30.5℃」と書いている。今見ると23.5℃だった。)

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2011.09.23

■飛びたちかねつ鳥にしあらねば

 車に乗り込むと、外気温計は4℃を示していた。

 白樺峠に向かう途中、とうとう1℃に。

 アメリカのイエローストーンやカナダのロッキー山脈に行ったとき、真夏なのにこんなに寒いなんてと驚いていたのだが、身近にこんなところがあるとは考えていなかった。
 もっとも、彼の地は8月だったので、1か月違うのだが。

 こんなに寒ければ、そりゃタカだって暖かいところに向けて飛び立ちたくなるだろう。「世の中を憂しとやさしと思」っているかどうは知らないけれど。

 鳥ならぬ身はどこへも飛び立てない。無事帰ってきたことをよしとするしかない。

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■夜明けとともに探鳥開始

 午前4時5分、起床。

 星を見ようと窓を開けると冷気が流れ込んでくる。10℃を切っている感じだ。室温が14℃。

 残念ながら、まもなく有り明けの月になる細い月が出ていて、星は数を減じていた。

 露天風呂からは月が見えず、眼鏡を外しても木星やすばるやその他の星が見える。もっとも、満月以上の大きさにぼやけているけれど。

 なぜか賞味期限が3か月以上も先の「信州りんごマフィン」と、リプトンの「贅沢ロイヤルミルクティー ディンブラ Extra」(ただの缶紅茶)で朝食。

 長い?鳥見歴だが、夜明けとともに探鳥を始めるのは、もしかしたら初めてではないだろうか。

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