2017.05.18

■「無届けサーバー運営容疑で逮捕」

 ああ、びっくりした。

 本日付の朝日新聞夕刊に、中国人留学生が「無届けサーバー運営容疑で逮捕」されたというニュースが載っていた。

 サーバを運営するのに届け出がいるのか???

 記事には「無届けでインターネットのサーバーを運営したとして」「電気通信事業法違反の疑いで逮捕し」たとある。
 そのサーバーが悪用されていた「可能性」にも言及しているが、容疑はあくまで「総務相に届け出ずに」「サーバーを運営した疑い」だ。

 そんなことで逮捕されるのか???

 今でこそやっていないが、20年前から数年前まで、私自身、職場のパソコンを使って業務としてサーバを運営していた。
 最初のころは、職場にサーバの存在を届ける必要すらなかった。まあ、当時と今とでは法律も規則も違うのかもしれないが、今もサーバを運営している同僚は多数いる。

 近年はさすがに、サーバの存在を職場に届け出るので、職場が「総務相に届け出」ているのだろうか。うーん・・・
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 ネットで調べてみると、私と同じように、驚いてこのことを問題にしている人が2010年ごろからけっこういるようだ。今さらな話題で申し訳ない。

 要するに、「他人の通信を介する事業」(メールサーバなどを含む)を行って「収益を得る」場合は届け出が必要らしく、私の場合は後者には該当しないので、届け出は不要だったようである。
 でも、今使っている職場のメールサーバはうちの部署からお金を取っているのだが、「総務相に届け出」る必要があるのかな?

 いずれにせよ、より悪質な事件を摘発するためのとっかかりというか、いわば別件逮捕のような形でしか問題にされないようなニュアンスも感じられる。

 私が立てていたようなサーバが問題にされることはさすがにないようで、ちょっとほっとした。
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 それにしても、逮捕された中国人留学生は、「約180のサーバーを運営」していたというのだが、「アクセス数は1万件を超えていたという」と、いかにもそれが多いみたいに書いてある。

 「約180のサーバー」というのは確かに相当な規模だが、1万件のアクセスなんていうのは、ほんとに微々たるものである。サーバ1台あたりにすれば55件ほど。馬鹿馬鹿しいほどの数で、そんなに少ないわけがない。
 「確認された数が」なのかもしれないが、何桁も間違っているんじゃなかろうかと思われるレベルだ。
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 たった2段の記事で詳しく書けないのもわかるし、できるだけ誰にでもわかるように書く難しさもわかるのだが、いろいろミスリーディングな記事だと思ってしまった。

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2017.02.03

◆不適切な話題

 なんか、殺伐とした話題が続いたので、ちょっと違うのを。

 こことしては珍しく、inappropriate というか indecent というか、ちょっと不適切な話題だが、お許しいただければ。
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 迷惑メールをまとめてゴミ箱へ移動しようとしていて、最初のメールの冒頭部分がふと目に入ってしまった。

 Hi, I have a great ass, firm breasts. You will have fun with me...

 "a great ass" の方はまあ、わからないでもない。そういうのが好きな人も多いかもしれない。
 具体的にどういうお尻を指すのかはぴんとこないものの、「立派なお尻」くらいに思っておけば外してはいないだろう。

 もっとひらたく、「大きなお尻」と考えても、文化人類学的には豊穣や多産の象徴であり、そういう体型を好む文化も多い。
 地域によっては、未だに「太っているほど美人だ」という文化もあり、そのために結婚前の女性を無理矢理太らせる習慣なんかが残っていて、健康のためにと、国連がそれをやめさせるキャンペーンを行ったりしている。

 というわけで、"a great ass" の方はともかく、"firm breasts" の方は気になった。直訳すると「固い胸」になる。

 固い胸?

 この言葉から私が連想するのは、鍛え上げた男性ボディビルダーのそれだ。

 しかしながら、迷惑メールの目的は明らかなので、「固い胸」とはすなわち女性の「固い乳房」のはずである。
 固い乳房を好む文化の話は、寡聞にして知らない。

 「もしかすると、firm に私の知らない意味があるのでは?」とも考えたが、いろんな辞書を引いても見当たらない。

 この時点で、職場の若い人たちとこの謎についていろいろ話してみたいなあと思った。
 「固い乳房」を好む文化の問題なのか、それとも firm breasts にまつわる言語の問題なのか。

 とりあえず家人にこの話をすると、いくら文化人類学的に、あるいは言語文化学的に取り上げるとしても、職場でこの話題を出すのは不適切ではないかと注意を受けた。「誤解されたらどうするの?」
 でも、夫婦の話題だけで終わらせるのはあまりにもったいないので、仕方なくこうしてここに記している。

 すみません。

(以下結論を書きます。自分であれこれこの謎に挑戦したい方は、後ほどお読みください。)

続きを読む "◆不適切な話題"

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2017.01.15

■どうしてもっと早く切り替えなかったんだろう?

 つたない写真を臆面もなく皆さまに公開している(いえ、謙遜ではありません)

 「戸惑う被写体 ── Out of Focus, Out of Sight
 「Look ! Up in the Sky

ですが、これまでは基本的にココログの機能を使ってきました。

 これが実に扱いにくく、写真ファイルの長辺は 640 pixel 以下、容量は 1MB 以下という今どき信じられないような情けない仕様で、しかも、アップロードに写真を一枚ずつ指定するなど、面倒くさくてかつ時間がかかるというものでした。

 にもかかわらず、生来の辛抱強さ(嘘)がわざわいして、それに耐えながら使い続けてきました。

 それが、新年を迎えたこともあって(というか、今まで何度も迎えてるんですけど)、外部の写真ストレージサービスにリンクすることにしようと思い立ちました。

 ちょっと調べてみると、老舗の flickr(かつて使っていました)を始め、さまざまなサービスが展開されています。ただ、サービスを急に打ち切られても困るので、なるべく持続性のありそうなサイトを探しました。
 ざっと見て回り、名前を聞いたことのある「フォト蔵」にしようかなといったんは決めたのですが、実際に見てみると、広告がうるさくてとても耐えられそうにありませんでした。

 SNS時代でもあるし、この際 Instagram かとも思ったのですが、写真がぜんぶ自動的に正方形にトリミングされるらしく、それだけで論外です。

 結局のところ、灯台もと暗しというか、Google Photos にしました。
 昨年から iPhone 7 Plus で撮った写真を自動で同期していて、その便利さに驚いていたのですが、単にバックアップ目的で同期していただけで、これまでは特に何にも使っていませんでした。

 試しにちょっとやってみると、これがまあ、夢のような使い心地。
 写真は1600万画素までのものなら無制限にアップロードが可能です。大きなファイルは圧縮されて画質が落ちるようですが、見た目にそれほどの違いはありませんし、2048×2048 までなら圧縮もないようです(後記:ネットには圧縮がないという言説が転がっていましたが、実際は相当圧縮されていました)。
 私は、実際に見るパソコンの画面の広さを考えて、長辺 1280 pixel でアップすることにしました。

 アップロードも、複数まとめてブラウザの画面に Drag & Drop するだけで、スピードも速い。これまでの無駄な苦労は一体何だったんだろうという感じです。

 このブログ用の写真をアップロードして、2つに分けて共有アルバムを作るのも簡単でした。

(著作権関係のことがちょっと引っかかるのですが、まあ別にカメラマンになるわけじゃないし、ココログだって他のサービスだって、その辺はけっこういい加減だと思うので、この際目をつぶります。)

 これからもぜひ、

 「戸惑う被写体 ── Out of Focus, Out of Sight
 「Look ! Up in the Sky

をご贔屓にお願い申し上げます。

 この本文の中からもリンクを張っていますが、
←のカラムのリンクをクリックすると、Google photo の共有写真ページにジャンプします。

(後記:愚妻(一度使ってみたかった)は今日まで! このブログの写真集の存在を知らなかったそうです。聡明なる皆さまにおかれましては、ぜひお見知りおきのほどを。)

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2017.01.14

■macOS 環境移行覚え書き(随時更新)

 すみません、自分のための覚え書きです。

 ・・・と言いつつ、

1.同じようなことに悩んでいらっしゃる方のための検索キーワード
MacBook Pro, macOS Sierra, Touch ID, 機能しない, 動かない, 反応しない, 使えない, 指紋, 認証

2.下記に出てくるソフトはけっこうお勧めです ^^

●Touch ID が機能しなくなった後、指紋の再登録やSMCのリセットやNVRAMのリセット含め、何を行っても症状は改善しなかったが、macOSを再インストールしてから、いったん Touch ID 設定のチェックを外してもう一度チェックすると直った。macOSの再インストールは思ったより非常に簡単で、Wi-Fiに接続した状態で Command + R を押しながら再起動するだけ。既存のデータには影響しない。
・SafariのBookmarkやID, Passwordは、iCloudを使って旧環境と同期させると楽。
・ATOK2015の環境は ~/Library/Preferences の中のATOK28フォルダを丸ごとコピーするだけ。
・Adobe Photoshop Elements(購入済)は、ソフト名と「ダウンロード」で検索して該当バージョンをインストールし、シリアルナンバーを入れて使う。
・LogoVista電子辞典の辞書ファイルは、アプリケーションフォルダの中にすべて入っている。
 (訂正:Documents(書類)フォルダの中にも LogoVista フォルダがあるのでコピーする)
・EPWingや電子ブックの辞書ファイルも、EBMacのアプリケーションフォルダの中に入れておくとわかりやすいかも。
・自宅のWi-Fiでも、1GB/minくらいの速度でコピー可能。
・Shrookは設定をコピーしようとしないで(してもできない)、FileメニューからExport OPMLしたものをImportする。
・BathyScapheはいい機会なので整理のためにも手動で選び直した。
・ClipMenuは開発が止まっているので、後継とも言えるClipyに変えた。

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2016.10.01

◆はじめての docomo ?

 最初の携帯はたぶんツーカーだったと思う。いや、待てよ、J-Phone とかいうのもあったような気がする。

 息子が小学校に入学し、一人で動く可能性が出てきたときに、夫婦間や学校との連絡が取れるようにと初めて携帯電話を持った(それまでは保育所通いで、常に大人とべったりだった)。
 まあ、結局ほとんど使わなかったけれど、それはむしろラッキーだったということだろう。
 (あ、ずっと後で、息子が高校生の時、初めて学校から携帯に電話がかかってきた。階段で転倒して歯を折った時だった。)

 その後、ソフトバンク、auと乗り換えてきて、docomo とはまったく縁がなかった。

 が、今回、SIM フリーの iPhone 7 Plus を買って、auから MVNO(仮想移動体通信事業者=いわゆる「格安SIM」)に切り替えた。

 docomo の回線を使う方式を選択したのだが、 iPhone の画面の左上に docomo と表示されるとは思っていなかった。これではまるで docomo の携帯みたいじゃないか。

 無事開通し、電話もテザリングも大丈夫そうである。

 毎月3GBの制限があるが、これまでの実績では2GB程度だし、使い残した分は翌月に繰り越せるので、不足するようなことはまずあるまい。
 万一不足しても、いろんな仕組みで大丈夫なようになっている。

 緊急電話さえ諦めれば、毎月1000円ほどで運用できたのだが、人生でほとんどかけたことのない 110番や119番をかけられるようにすると、1600円(税別)になった(携帯電話を持っているのに緊急電話がかけられないというのは、ちょっと受け入れられない)。

 それでもまさに、「格安」である。

 これで、スピードはともかく、docomo の通信網をフルに使えるのだから、ほぼ欠点はないと言っていい。

 息子の iPhone 6 Plus も、2年縛りの違約金を支払っても、MVNOに乗り換えた方がはるかに安いので、今月中に乗り換えることにした。

 みなさまもぜひ ^^;

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2016.09.27

■LINE が見られなくなりました

 とうとう、LINE が見られなくなってしまいました。

 いえ、家人との間にひと悶着あったからではなくて、ごちゃごちゃやっている間に LINE の制限がかかり、iPhone 6 Plus からログインできなくなったためです。

 というわけで、LINE では私と連絡が取れませんので、ご用の節は←の「メール送信」からメールをお送りください。

 (スマホでご覧の方は、この「メール送信」をクリックしてください)。

 よろしくお願い致します m(._.)m

 後記:何度かやり取りして、引き継ぐのは不可能だとやっと公式に言われたので、新しいアカウントを使うことにしました。

「ご報告くださいました現象について引き続き弊社でも調査を続けておりますが、原因の特定に難航しており、対応に時間を要する見込みです。」
「弊社システム上に一部問題が発生しており、お客さまのアカウントが正常に削除されていないことを確認いたしました。」
「お客さまにおかれましては、今回発生した問題によりアカウントの引継ぎが行えず、新しいアカウントを作成されたものとお見受けいたします。」

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2016.09.22

■ iPhone 7 Plus は来たけれど LINE が最悪

 iPhone 7 Plus が来た。

 iTunes のお蔭で環境移行は非常に楽だったのだが、噂に聞いていたとおり、LINE だけは難物だった。

 いや、「だった」と言うと、もう解決したみたいに聞こえる。そうではなくて、まだまったく移行できていないし、もしかするとできないかもしれない。

 手順通りにやろうとしても、システムエラーだとかサーバエラーだとかではねられて次に進めない。挙げ句の果てに、電話番号が無効だとかなんとか、変な難癖をつけてくる。

 私のせいではないことは、ネットにあふれる怨嗟の声が証明している。

 以前から LINE の移行は難物だったらしいが、折しも iPhone を買い換えた人が多すぎて、LINE のサーバに負荷がかかりすぎているのかもしれない。

 「システムエラー」の方は、「時間をおいてからもう一度」ということらしいのだが、電話番号が無効だとかいうのは大丈夫なのだろうか。

 まあ、LINE友だちもほとんどいないので、もう一度最初からやってもそれほど大したことではないんだけれど、「以前の知り合いで、連絡がつくのは LINE だけ」みたいな人と切れてしまっていいのかはちょっと気になる。
 ___

 さて、移行可能かどうか白黒はっきりするまで、今までの iPhone 6 Plus で LINE を見ることにしたのだが、それは今後、家人が使うのである。

 夜、「ちょっと iPhone 貸して。LINE 来てないか見てみるわ」みたいな感じで家人に頼むことになる。一日一回とか、とても本来のリアルタイムコミュニケーションにならない。
 もっとも、これまでだって、見ないで1日2日放置してたこともあるから大丈夫だと思う。

 それより、妻のスマホに夫の LINE が届くなんてことをして大丈夫なのだろうか。

 いや、大丈夫のはずなのだが、そんなことをやってる夫婦ってたぶんいないよね・・・

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2016.09.09

■アイスランドで現地SIMの利用

 直前のエントリで書いたとおり、息子の SIMフリー iPhone には旅行中ずいぶんお世話になった。

 私の iPhone 6 Plus はau縛りなので、海外に持ち出して使うと多額の費用がかかり、下手すると「パケ死」する。

 最近は「安い」とうたうサービスもあるが、それでも「約24.4MBまでのデータ通信料が最大1,980円/日、どれだけ使っても最大2,980円/日でOK!」(au世界サービス)という水準だ。
 これで2週間使うと、1日1980円だとしても3万円近くになる。それでも、通話や SMS は一分(一通)あたり100円程度別にかかる。

 アイスランドで使った SIM は アイスランドのVodafone のもので、ISK2000(≒1800円)であった。これで、ISK1000(≒900円)分の通話に加え、300MB のデータ通信が含まれている。
 それ以上に使いたければ 1GB で ISK1390(≒1250円)払えばおしまい。2週間程度の旅行でそれ以上使うことはあるまい(もしありそうなら、5GB で ISK2490(≒2240円)というのもある) 。

 食事やお茶をする場所や宿泊施設なんかではほとんど Wi-Fi が普及しているし、電話は10本もかけていないので、われわれの場合は、結局最初の1800円だけですべて賄えた。
 どのくらい使ったかは iPhone の画面で簡単に確認できる。息子のはもう SIM を取り外してしまったので厳密には確認できない(SIMを入れ替えればたぶんできる)が、途中で見た数値から考えて、おそらく半分も使っていない。

 ばからしくて、「au世界サービス」なんかまったく使う気になれない。

 以下は、マイナーな需要かもしれないが、アイスランドで SIM を購入してお使いになる人のために。
 iPhone 前提で書いているが、SIMフリー端末なら同様である。
 英語を含む5言語の説明書がついているが、まったく読まなくても使えるようになった。

0.日本を出るときから現地SIMに入れ替えるまでは、思わぬ高額の料金に泣かないため、機内モードにしておく。

1.ケプラビーク国際空港の到着出口を出る前にある免税店のレジで Siminn という別の会社の SIM を売っていた。
 レジのおばさんは「Vodafone のと同じだよ」と言ってくれたが、事前にウェブで調べた範囲では日本語で書かれた利用実績がなかったので、念のために Vodafone にすることにした。ここで Siminn を買えば免税だったので、100円くらい安かったかもしれない(笑)

2.Vodafone の SIM は、到着口を出て右手のコンビニ、10−11のレジで買えた。ネットで調べたのと
価格や内容が変わって、"Prepaid Starter Kit" という名前に変更されており(なぜか公式ウェブサイトの名前はそのままで価格や内容は新しくなっている)、先に書いたとおり、何もしなくても、ISK1000(≒900円)分の通話に加え、300MB のデータ通信が含まれている

3.いったん iPhone の電源を切り、ゼムクリップを延ばしたものなどを SIMトレイの穴に突っ込み(かなり力を入れないと開かなかった)、トレイを引き出す。取り外そうとすると、入っていた SIM がその辺に飛んでいくので注意。

4.購入した SIM は、どの大きさにも対応するようになっている。iPhone 6s Plus の場合は nano SIM なので、一番小さくなるように取り外す。道具は必要ない。既存の SIM をトレイから外して購入した SIM を載せ、元に戻す。トレイの裏表に注意。

5.電源を投入。最初は指紋認証が使えないので、パスコードを入力。iPhone からアクティベーションを求められたが、画面の指示に従っていけば簡単だった。Apple ID とパスワードは入力する必要があった。

6.機内モードを解除する。その他には何の設定も必要なく、電話とデータ通信を使えるようになった(APNの手動設定は必要なかった)。
 自分の電話番号は、パッケージの裏表面に貼った白い紙に7桁の数字で記載されている(国番号の354は書かれていない。また、アイスランドには市外局番の概念がない)。

7.どのくらい利用したかは、iPhone の「設定」から「モバイルデータ通信」を選ぶと表示される。

8.残りが心許なくなってきた場合、その電話(あるいはパソコン等)から "Topup"(利用容量を増やすことが) できる。購入した SIM のパッケージの裏面、自分の電話番号の上にも、QRコードとURLが書いてある。支払いはクレジットカード。

9.帰国して元の SIM に戻すには、電源を切って SIM を入れ替えるだけで何の操作も必要なかった。

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2016.09.08

■モバイル通信の旅 in Iceland

 最初の洗礼を受けたのは、乗り継ぎ便に間に合わなかったヘルシンキの空港だった。

 アイスランドのレンタカー会社に電話するため、フィンランド航空の係員に「どこかに公衆電話はありませんか」と聞くと、「空港に無料の Wi-Fi が導入されてから、電話はなくなったと思う」と言われた。
 確かに、この時も帰りにも、公衆電話は一切見かけなかった。

 携帯電話の必要性はうすうす感じていて、アイスランドに着いたら息子の iPhone 6s Plus に現地のSIMを調達して使う予定だった。
 だが、アイスランドに着く前に電話が必要になろうとは。

 その時は結局、係員が持っていた携帯を借りて電話ができた。国際電話をかけるというのに、気軽に貸してくれたけれど、考えてみれば、「国際電話」などという概念自体がもはや古すぎるのかもしれない。メール(e-mail)には、もともと「国際メール」などという概念はない。

 後で気づいたのだが、私の iPhone 6 Plus からでも IP電話はかけられた。しかし、他国に電話したことなどなかったので、かけられるかどうかもあまり意識していなかったし、かけ方も知らなかった(調べると、最初に 010 をつけるだけだった。料金も安い)。
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 その後も洗礼は続いた。

 アイスランドに到着して最初にするのはレンタカーを借りることだった。

 これまでのように、書類にイニシャルをどんどん入れていって最後に署名するのだが、それらがすべて iPad 上で行われた。
 何となくうら寂れた真夜中の空港の外れで、くたびれた建物の中で愛想のない係員相手に行うにしてはなかなか現代的だなと感心していると、「契約書は pdf にしてメールで送ったから」と言われ、いつものようには書類をくれず、紙はカーボンコピー1枚だけになった。

 まあ、何ごともなければ契約書なんて見ないけれど、「旅行中にメールで送られてもなあ」とちょっと思った。

 ところがというか、その後も、宿泊施設からチェックインやそのための待ち合わせの方法などのメールがバンバン届く。
 これはまあ、予約をすべて Booking.com を通して行い、ほとんどがゲストハウスやアパートメントに泊まったからというのもあるのだが、旅行中にメールが見られないとかなり不自由をするし、時には致命的になるのではないかという気がした。

 「これこれの場所のこのキーボックスを開けて鍵を入手してください。暗証番号は○○」とか、「到着の10km手前くらいで電話してください。その後現地で待ち合わせましょう」とか、そんなメールを読んでいなかったり、来たことすら知らなかったりしたら、ひどく困っただろうと思う。

 後者の場合、「もし電話ができない場合は改めて別の指示を送るので連絡してください」とも書いていたが、公衆電話が見当たらない状況で(実際、アイスランドで見たのは夕食を食べたホテルにあった古いコイン式のが1台のみであった)電話ができる環境にあるというのも現地では大切なことだった。

 最終日近く、空港にレンタカーを返却してバスでレイキャビクの街に戻り、出国の際に必要だからと空港までのバスの時刻や予約について係員に聞くと、手持ちの時刻表なんかを見せてくれたのだが、「時刻表の載ったパンフか何かもらえませんか」と頼んだところ、"Check our website." と言われたのにはびっくりした。
 ウェブサイトが見られなかったらどうするんだよ。

 結局、時刻表のパンフはカウンターのこちら側のラックにあった。「これに載ってますね」と見せると、「ああ、それそれ、それがあったわね」とは言うものの、係員はその存在すら忘れていたようだった。

 いずれにせよ、滞在中のアパートのすぐ近くでピックアップしてくれるバス( flybus )の予約はネット上で行い、チケットも iPhone に送られてきた画面を見せるだけということになった。

 これら以外にも、現地の情報を種々調べたり、レストランや宿泊施設に電話したりするのに、現地のSIMを入れた息子の iPhone が非常に役立った。

 なければないでなんとかなった・・・というよりは、ないとかなり困っただろうなあというレベルだったと思う。

 なんか、世の中(というか Booking.com とアイスランド?)のシステム自体が、「旅行者も常にモバイル通信や通話が可能なのが常識」という前提で成り立っていたような気がする。

 あの、何十キロにもわたって建物が見当たらないような国で。

 4年前の旧東ヨーロッパの時には「GPSの旅」というエントリを書いたが、あの時には、Wi-Fi のない場所でパソコンや iPhone を使おうとすらしていなかった(後で気づいたのだが、そもそも iPhone 自体持っていなかった! 買ったのはその年の秋であった・・・)。それでも、特に不自由は感じなかった。

 4年経って、今度は「モバイル通信の旅」。

 便利になったのか、不便になったのか。

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2016.07.23

● "Got it !" 考  ──Pokémon GO(ポケモン GO)を記念して

 Pokémon GO(ポケモン GO)が日本でも利用可能になった。

 これだけ騒ぎになっているものを、「いえ、知りません」というのもアレなので(そうか?)、ダウンロードして早速1匹捕まえたが、何が面白いのかわからない。

 今日は山の中で試してみたが、周囲に一匹もいなかった。
 (後記:夜のウォーキング中には3匹だけ捕まえた ^^;)
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 さて、数日前のことだが、テレビのニュースでこの話題を扱っていて、海外の街の人が "Got it !" と喜んでいたのを、字幕で「ゲットしたわよ」と訳していた。

 なるほど。"got" は「ゲットした」なのだ・・・

 25年?前なら「ゲット」などという日本語はなかったと思うので、これでは訳したことにならなかったはずだ。それに、現在では「ゲット」は日本語になってしまっているが、「ゴット」は日本語になっていないのも面白い。

 もう一つ、「わよ」って何だ?
 "Got it !" をどうひねくり回しても「わよ」は出てこない。

 これはもちろん、女性に特有の(とされる)終助詞で、発話者が女性であることを示すための、いわゆる「役割語」として使われている。

 日本でも、今日は公園や街中で多くの女性たちが「ゲットした!」とか「ゲットォォォ!」とか言ったり思ったりしているかもしれないが、「(ゲットした)わよ」なんて言っている人はおそらく皆無であろう。
 にもかかわらず、英語はわざわざそう訳されるのである。画面を見ればわかることだから、別に発話者が女性であることを強調する必要もないのに。

 そもそも、「つかまえた!」ではダメなのだろうか。

 さらにもう一つ、"it" が訳されていないのも面白い。英語でこの "it" を省略することは不可能だが、日本語にはいらないのだ。あるとむしろ不自然になる。

 「英語は主語を省略できない」という言い方をされることも多いが、この例からもわかるように、主語が省略されることは稀ではない。むしろ、他動詞の目的語の方が省略されにくい(というか、省略される例が少なくともすぐには思い浮かばない)。
 日本語だと、他動詞の目的語はほぼ自由に省略できるのに。

 ・・・"Got it !"(「ゲットしたわよ」)だけで、すぐにこれくらいのことがずらずら出てくる。

 言語や文化の翻訳が困難なことに、あらためて思いを致さざるをえない。

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