2018.05.12

■松阪牛麺

 もうかれこれ10年以上(だと思っていた)、いつか行きたいと横目で見ていた「松阪牛麺」に、初めて行くことができた。

 先日、例によって「ランチをどうしよう」と考え、久しぶりに「中はら」でステーキ(といってもセットで1300円です)を食べることにし、駐めにくい駐車場にバッチリ駐めて店の前に行くと、シャッターが下りていた。
 以前も同じことがあって、その時はまさか閉めたのかと思ったのだが、連休に開けていたための代休であった。今回も道すがら、休んでるかもなあ・・・とちらっと考えたのだが、やはり悪い予感は当たるものである。

 仕方ない、またコンビニでおにぎりでも買おうかと思いつつ、そうだ、この際「松阪牛麺」だ!と思いあたり、とうとう行くことにした。

 これまで行けなかった最大の理由は、「もっとも近い駐車場でも800m先」という立地である。駐車料金を払い、往復20分歩いてラーメン1杯を食べるというのは、なかなかハードルが高く、そうこうするうちに10年以上経ってしまったのだ(と思っていた)

 「思っていた」がしつこいので、なぜそう書くか説明すると、ネット情報では、オープンしてからまだ9年弱らしいからだ。
 うーん、どう考えても20年近く前からありそうなのだが、近年、月日の感覚がおかしいので、私の方が間違っている可能性も高い。

Img_0886_copy ともあれ、見慣れた店舗に初めて入った。わりとよく通る道なのだ。

 まずカウンターだけであることに驚き、次に食券方式であることに驚いた。

 そして、全粒粉を使った麺と、鰹・鯖・昆布の出汁に驚いた。

 自然ないい出汁をひいていて素晴らしいと思うのだが、これならいっそ、手打ち蕎麦にでもした方がいいのではないかと思った。まあ、手打ちは大変だから、それでなくても安くはない(1080円)のがさらに高くなってしまうだろうけれど。
 麺には最初違和感があったが、食べているうちに慣れたので、おそらく数回食べればさらにおいしく感じるに違いない。とにかく出汁のきいたスープが素晴らしく、残さずに飲み干してしまった。
 ラーメンでこんなことをするのは初めてだと思ったが、いや、これはあくまでも「松阪牛麺」であって、ラーメンではないと考えたほうがいい。

Img_0881_copy ちょっと残念なのは、出てきたときの見た目より、牛肉の量が少ないことである。なんだか騙されたような気がするほど、最初の見た目と実際の肉の量が違うように感じる。まあ、松阪牛を使っているとのことなので、これくらいが精一杯なのかもしれない。
 物足りなければ「松阪牛麺 肉盛り」という手もあるにはある。だが、なんとラーメン一杯で1680円になってしまうので、おそらく生涯(笑)食べる機会はないだろう。

 駐車場さえあれば時々は行きたくなるお店であったが、さて、これからどうなるか。

 今調べてみると、「中はら」でさえ、今年に入ってから一度も行っていない。去年は4回行っているが、それでも3か月に1度だ。やはり1300円はランチとしてはちょっと高いからかもしれない。

 松阪牛麺も、駐車場があって900円なら、ちょくちょく通うような気がする。

 後記:そうそう、ちょっと時間が遅かったせいもあって、私が入ってから出るまでに、私を含めて客は計7人だったのだが、会話等から判断して、その全員がおそらく初めての来店であった。写真でおわかりの通り、店の表に行列ができるほどの人気店のはずなのだが、大量の一見客で回っている可能性もありそうだ。

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2018.04.25

★やはり、魔の水曜日

 先週もランチの話だったが、再びごく短く。

 満を持して、以前から行きたかった蕎麦屋を始めて訪れた。場合によっては「毎月一回はココ」というくらいの定番になる期待があった。

 首尾よく車を駐め、少し歩く。
 ところが、ちゃんと調べて行ったのに、なんと「定休日変更」で水曜日は休みになっている・・・
 臨時休業なら今日だけの落胆ですむが、定休日を水曜にされたのでは手も足も出ない。

 以前もイタリアンでこんなことがあった。

 付近の飲食店を探すも適当なのはなく(おいしそうなイタリアンが一軒あったが、ランチは2200円だったのでもちろんパス)、結局、駐車場に戻るまでにあったファミリーマートでおにぎりとチキンを買う羽目になった。

 北摂の各飲食店の皆さま、水曜定休というのはぜひおやめください。
 あ、こっちが仕事のスケジュールを変えればいいのか。でももちろん、それは簡単ではない。

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2018.04.18

★微妙なイタリアン

 このブログのプロフィールにも書いてあるとおり、安くておいしいランチを常に探している。

 それがますます困難になってきた。

 もうかれこれ20年以上、私の狭い行動範囲で探し続けていると、なかなか新しい発見というのも難しい。
 外食物価も上がり、もはや1000円以内でまともなランチを求めるのも至難の業となってきた。
 また、これは元からなのだが、無料の駐車場のある場所でないと「安いランチ」にならないので、選択の範囲が狭くなる。
 そして、せっかく行きつけになっても、値段が上がったり移転したり閉店したりと、なかなかうまくいかない。
 最後に、もっとも外で食べる機会の多い水曜日を定休日にしている店が実に多い。

 そんな中、たぶんもう半年以上も前から行きたかったイタリアンに初めて行くことができた。
 なかなか行けなかったのは駐車場に不安があったからだが、案ずるより産むが易し、行ってみれば簡単に何とかなってしまった。

 これは行きつけになるかも、と期待に胸を膨らませて扉を開ける。
 その扉をはじめ、店内にもなんだか見覚えがあると思ったら、かつて行ったことのある割烹が出た後に、居抜きで入った店らしい。

 午後1時は過ぎていたが人気店(のはずだ)、かなりの混雑を予想していたのに客は2名で、「あれ?」と思った。
 こころなしか、奥様と思われる女性の愛想もよくない。

 ランチのパスタは常時20種類から選べるという話だったのだが、メニューには2種類しかない。どちらもそれほど好みではなかったので、別の単品を食べることにした。
 そうこうするうち、ぽつぽつと客も入り、13時半のラストオーダーまでに5名増えた。

 夫君と思われるシェフも無表情だ。ネットにあった、「夫婦はいい感じで愛想もいい」というような評判はなんなのだろう?

 ・・・と考えるうち、「あ、これは」と既視感がよぎった。

 夫婦喧嘩をしているのだ!

 いや、既視感はうちの夫婦のことではない。食べ物屋の夫婦が喧嘩してこんな雰囲気になっていたのを、かつて経験したのである。
 もちろん、今日のイタリアン夫婦が喧嘩しているというのは単なる憶測に過ぎないけれど。

 まあそれでもこちらは客なので、支払いの時には「ありがとうございました」と言ってくれるし、奥様にもちらっと笑顔が見えたような気はした。
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 今日の単品は1000円以下だったが、パスタランチは飲み物やデザートなしで1280円だし、今日の雰囲気や料理やその他もろもろを考慮すると、再訪はないかなあ・・・と思いながら店を出た。
 わりとまとまりのない長い髪で料理しているのにも、ちょっと違和感があった。

 店を出て店舗前の黒板を見ると、ランチのパスタは常時20種類から選べるとはっきり書いてあった。
 店内のメニューと黒板では、かなり探したが見つけられなかったのに。

 いろいろ微妙なイタリアンだったが、パスタが選べるならもう一度行ってみてもいいかなと思う。

 今度は夫婦仲良くしているところで気持ちよく食事したい ^^;

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2018.04.10

★気付かれぬ気遣い

 しばしば昼食を食べる寿司屋で、久しぶりに食事した。

 桜鯛が殊のほか素晴らしかった以外は、おいしいには違いないけれども、まあいつものお寿司である。

 寿司が終わって赤だしが出てきたので、蓋を取って横に置き、立ち上がる湯気で目を愉しませ、軽く香りを吸い込んでから、すぐに口に運ぶ。
 書くとそうなってしまうが、ほとんど何も意識していない一連の動作だ。

 だが、ひと口飲んだ瞬間、なぜか、いつもは気付かぬことに気付いた。

 もしこの赤だしが熱すぎたらどうなるのか。火傷しないまでも、あちち・・・となるはずである。
 なのに、なんの躊躇いもなく、ふーふーしたりすることもなく、そのまますぐに口に運ぶことが習慣になってしまっている。

 では、赤だしは冷めているのか。いやむしろ、熱いくらいだ。しかし、絶妙なバランスで決して熱すぎない。それが毎回同じなのである。

 そのことに初めて気づいた。
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 この店の茶碗蒸しの蓋が常温であることには以前から気がついていた。
 別の店の茶碗蒸しは、おしぼりを鍋つかみ代わりに使わなければならないほど熱い。
 この店ではおそらく、蒸し上げてから蓋だけ取り替えているのだろうとは、以前から想像していた。客が構えずに蓋を外せるように。

 赤だしは、毎回必ず適温で供される。いつもより熱いとかぬるいとか思ったことは一度もない。それはどのくらいの精度なのだろう?

 家でカフェオレを入れるときは、作ってからレンジで暖めることが多いのだが、仕上がり温度が60℃と65℃とではまったく異なる。たぶん、63℃くらいの設定ができれば一番いいと思うのだが、60℃ではぬるすぎ、65℃では熱すぎるのだ。
 とすれば、あの赤だしの温度は、客の前に出されてすぐに蓋が開けられた時点で、(たとえば)63℃±1℃くらいなのではないかと推察する。
 そのくらいになるように、毎回計算されて(というか気遣われて)供されるのだ。

 その気遣いが当たり前すぎて、今日まで気付いていなかったのである。
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 だしを引いたのが誰だかは知らないが、実際に運んでくるのは必ず、この道10年未満と思しき20代の若手である。まだまったく、寿司など握らせてもらえない。
 あとの2人はずっと握っているので、赤だしは若手に任されている。

 「何にもでけへん」「言うてもわからへん」とよく言われている男である。その人が出してくる赤だしの温度に、まったくブレがないとは。

 まあ、もしかしたら、適温に保つ湯煎の機械にかけていて、そこからお玉ですくえば自動的にあの温度になるのかもしれない。
 だがおそらく、それほど簡単なことでもあるまいと思う。
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 相手に気付かれないほどの気遣いが本物の気遣いである。
 私が鈍感だっただけかもしれないが、あっぱれと言うほかない。

 省みてわが身、他人に対してどれだけの「気付かれぬ気遣い」をしているか。

 少なくとも家人には、「あれもしてあげたこれもしてあげたアピール」を欠かさないけれど。

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2018.03.09

●3つ星のレストランで食事していた!

 ワインの話が出てくる書物を読んでいて、今まで唯一、おいしいと思ったワインのことを思い出した。

 もともと、お酒はまったくといっていいくらい飲めないのだが、これまで「舐めた」中ではっきりとおいしいと思ったものが3つある。
 1つは、信州の牧場主が作った牛乳酒。もう一つは、父親にプレゼントした日本酒。そして最後が、カリフォルニアのシリコンバレーの外れで飲んだ白ワイン(ただしドイツのリースリング)である。

 そのワインは、帰国後すぐに探したけれど見つからなかった。もう何年か経つし、状況が変わっているかもしれないのでもう一度調べようとしたが、名前が思い出せない。当時の写真があるはずだと思って探すと、簡単に見つかった。
 記念写真ではなく記録写真を撮り始めてからのことなので、写真はすべてパソコンの中に入っている。その記録が役立った。

 当時、同じ名前のワインすら日本では売られていなかったようなのだが、今調べても、同じブランド?のものはあるものの、目指すものはやはり見つからなかった。

 以上は余談 ^^;

Dsc08341_copy さて、記録写真を見るうち、そういえば、このレストラン、おいしかったよなあ・・・と思って調べてみると、なんと! ミシュランの3つ星を取っていることがわかった。

Dsc08348_copy 記憶の限り、私は2つ星以上のレストランで食事をしたことがない(家人は先日、自分だけ3つ星で食事してきました。さすがにランチですけど)。1つ星だって、一箇所あるだけだと思う。それがまさか、知らずに3つ星で食事していたとは・・・ しかも外国で。

 ただ、調べてみると、3つ星になったのは2016年からで、私が食べたときはどうやら2つ星だったらしい。

Dsc08350_copy それにしても、知らないうちにそんなところで食事していたなんて、びっくりした。おいしかったはずだ。田舎町のレストランだし、まさか3つ星クラスだとは考えもしていなかった。

Dsc08352_copy アメリカ人と日本人のご夫妻が「ここに来たからにはぜひ行っておきたい」と誘ってくださったのだが、そんなことでもなければまず行かなかっただろう。いい思い出になった。

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2018.03.04

●保守的な男が新しいことに踏み出すということ

 自分のことを保守的だとは思いたくないのだが、生活・行動上のかなりの面ですこぶる保守的である。

 たとえば、コンビニを利用するのはお昼のおにぎりやお茶を買うときだけだ。それ以外のものを買ったり何かを利用したりすることはまずない。

 それでも、職場にコンビニができたので、昼食を買うことは多くなった。ただ、買うものはいつも変わり映えしない。

 ところが先日、何の気の迷いか、初めて焼きそばを買った。温めないといけないような表示もあったので、店内の電子レンジを使って初めて温めた。立地上、客が一時に集中するので、店員が「温めますか?」とは聞いてくれず、3台ほど並んだ電子レンジを使って客が自分で温めるシステムになっているようだ。

 私でも、初めてコンビニに入ってから30年以上は経つと思う。

 だが、焼きそばなんかを買ったのも、店内で何かを温めたのもまったくの初めてである。

 これを保守的と言わずして何と言おう?

 温めて食べた焼きそばは悪くはなかった。
 新たな一歩を踏み出した今後は、ざる蕎麦やらパスタやら麻婆丼やらも視野に入ってくる・・・かと思ったが、どうだろう?

 せっかく新しいことを始めても、また保守的な日常に逆戻りしてしまいそうな予感がしている。

 大袈裟なタイトルにそぐわない中味を嗤われるかもしれないが、いや、これは何もコンビニの昼飯の話にとどまらないのだ。

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2017.12.03

★美山の銘木工芸と京北の手打ち蕎麦

 やっと扇風機も片付けて庭の草引きもできたので、ツーリング日和に誘われてバイクで京北に向かった。

 もともとの目的地は、高さが日本一と二に最近認定された、花脊の三本杉(大悲山峰定寺神木)だったのだが、もろもろの状況を勘案し、駐車場の下見だけして帰ってきた。
 確か現地まで90km足らずだったので、「まあまたいつでも来られるし」と思った後、この「まあまたいつでも」がいつまで続くのかとちらっと考えたが、ほぼ確実には行けるはずだ・・・

 結局、今日のイベントは、美山の銘木工芸のスプーン2本購入と、京北のこだわり手打ち蕎麦の昼食となった。

 本来は、なくしてしまったお気に入りの箸置き(どうして箸置きなんかがなくなるのか・・・)を買う予定だったのだが、思ったのがなかったので、牛乳パックでヨーグルトを作るときに混ぜるための長いスプーン(1296円)と、杢の美しいレンゲ(1404円)を手に入れた。
 支払うとちょうど2700円で驚いたのだが、2500円の8%は200円ぴったりになるのだ。本体価格はそれぞれ1200円と1300円でシンプルだった。
 お気に入りの「銘木工芸 山匠」の製品である。

 もう一つ、蕎麦がすごかった。

 自ら栽培した、無化学肥料・無農薬の蕎麦の実しか使わないというのだ。
 2017年は台風なんかのせいで不作だったので、冬の間(12月11日〜3月30日)休業しても、5月くらいには蕎麦粉がなくなってしまいそうだという。
 その後は、10月中旬ごろの新蕎麦の収穫まで、また休業ということになるらしい。土日の昼にしか営業していなくてもそうなのである。

 ご主人の生家だという古民家を改装した素敵な建物の中に、薪ストーブが燃えている。ご夫妻(だろう)のお人柄もお蕎麦も素晴らしい。
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 帰りは100km以上をほとんどノンストップで走った。久しぶりのバイクである上に、草引きが祟って筋肉痛で、最後はなんだか左足が痺れてきた。帰宅した時は這々の体という感じだったが、昨日息子が買ってきてくれていたショートケーキを食べ、少し夕寝をすると生き返った。

 風景はむしろ冬枯れていたが、すがすがしい晴天に薄い高層雲の美しい、いい日であった。
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 京北そば みこく
   二八蕎麦850円、十割蕎麦1000円など。
     お釜で炊いたご飯もおいしいらしい。
   11:30 - 14:00(土日のみ営業、蕎麦がなくなり次第終了)
   京都市右京区京北上黒田町川間12
  (京都市内だと思ってはいけません。旧京北町の山里で、
   四条河原町からだと車で1時間以上かかります。)
   2017年の営業は12月9日(土)10日(日)で終了。
   2018年の営業は3月31日(土)開始。

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2017.09.27

■鋭い/鈍い 味覚と嗅覚

 息子が帰宅してリビングに入ってくるなり、「なんかバターくさい」という。

 夕食はカレーである。バターなんか一切使っていない。
 カレーを食べると「やっぱりバターの味がする」と言う。家人にはわからないらしい。

 「いつもと同じように作ったよ。もしかして、バター入れた?」と家人。後半は私に聞いている。

 「入れるわけないやろ」と息子と私が同時に言う。
 私は料理のバター味が嫌いなのである。息子もきちんと把握していることを、家人は気にしていない。料理担当なのに。

 作業が途中だったので若干夕食に出遅れた私がカレーを食べる。なるほどバターくさい。

 匂いに関してはそれほど感じなかったのだが、食べれば歴然としている。家人はどちらもわからないという。

 いつもと同じように作ったというなら、メーカーがルーを変更したとしか考えられない。うちはずっと、S&Bのフォン・ド・ボー ディナーカレーを使っている。パッケージを見ると、確かに原材料の中にバターも入っている。
 だが、古いパッケージがないので、前は入っていなかったのかどうかがわからない。

 ウェブで調べると、なんと今年、「ディナーカレーの魅力である「フォン・ド・ボー」「ソテー・ド・オニオン」「バター」の特徴を深化」したという記載。7年ぶりの変更だ。
 私と息子はそれを感じ取ったのである。

 こういう定番商品でも製品開発の努力は継続しているんだなあと、ちょっと感心する。
 せっかく変えても、たとえばバター嫌いが離れていく危険もあるし、なかなか難しいと思うんだけれど。

 幸い、息子も私も、だから今後はやめようとは思わなかった。息子はどちらにしてもこの手のカレーが好きではないし、私もこのくらいならバターの風味も悪くないと思える。

 問題は・・・

 家人の嗅覚と味覚がわれわれより鈍いことである。料理担当なのに。

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2017.09.05

■蕎麦ツーリング?

 休暇も残り少なくなった。

 毎日うだうだしてるのも何なので、バイクでどこかへ出かけようと考える。

 そこら中走り回ってしまって新鮮味がないので、何か目的を作るために「蕎麦」を考えた。それほど蕎麦好きというわけでもないのだが、蕎麦屋というのは田舎に行ってもあるし、あんまり高くはないので目的地にしやすい。
 幸いというか、自宅から北北西に進路をとると、行ってみたいお蕎麦屋さんが少なくともまだ5軒くらいはある。だが、調べてみると、どれも「完全予約制」か「本日休業」。

 まあ、他にもどこかあるだろうと、重い腰を上げてバイクで篠山を目指す。別に蕎麦でなくてもいいし。
 午後3時ごろから雨が降るということだが、出たのは正午。幸い、雲は高く白く、空も明るい。

Img_7294_copy 篠山の「河原町妻入商家群」をトコトコと流していると、石臼挽き十割蕎麦のお店(丹波そば切り 花格子)を見つけたので、女将さん?のお勧めに従って「芝えびのかき揚げと かぼす蕎麦」をいただく。
 そのままバイクを置かせてもらい、商家群を散策。以前来たときに一番気に入った金工細工のお店(應需(おうじゅ)細工所)は土日祝しか開いていないようだ。

 バイクに戻って篠山市街を再びトコトコ。東西の通りを西へ走り、一本北へ上がって東へ走り、また北へ上がって西へ・・・と繰り返す。それで入り損ねた一方通行の道も入口を探して入るなど、主な通りを一通り走っても30分かからない。

 ちょっと山の方にある、前から気になっていたフランス料理の店と蕎麦懐石の店も見るだけ見ておこうと向かい始めたところで、シールドに雨がぽつぽつと当たり始める。ちょうど15時。降り始めの時刻まで当たる最近の天気予報は偉い。

 えっ、こんな雲で雨?と思う間もなく雨脚が強くなっていく感じなので、諦めて帰路につく。

 東へ、そして南に向かうので、すぐに雨は止むかと思いきや、かなりしつこく降る。能勢町に入ってようやくやんだ。
 ほっとしていると、自宅近くになってからまた降り出す。単純に西から雨というわけでもないところが難しい。

 それにしても、雲はあくまでも白く高く、空は明るい。これで雨なんか降るのか・・・と思うのだが、素人の観天望気に何の意味もないことを思い知らされた。

 防水の装備もなしに雨の中をバイク走行なんて何年ぶりだろう。

 茨木の山間部でも気温が21℃と、先日の信州と変わらず、ちょっと寒い。9月の初めって、毎年こんなに涼しかったっけ?

 幸い、首から上はヘルメットのお蔭で濡れず、上半身も風防があるためにそれほど濡れない。土砂降りでもなければ案外走れるかも・・・とわかったのが収穫。これまでは雨中走行なんて考えたくもなかった。

 あ、またオチがない。

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2017.07.10

●偉大な秤

 四半世紀以上使い続けているアナログの秤が、場所を取って邪魔なことが以前から気になっていた。

 週に2回くらいしか使わないのに、電子レンジや炊飯ジャーと同じくらい大きな顔をしてキッチンの一画を占めている。もちろん、図体自体は小さいのだが、いかにも邪魔だった。
 私が量るのはパスタの重さくらいだが、使う時には狭いので、カウンターまで移動してから量っていた。だから、いつもの定位置に置いておく必要はないのだが、かといって仕舞っておくにもかさばる。

 というわけで、一枚の板のような電子秤を買うことにした。隅に立てかけておくにしても食器棚に入れておくにしても、邪魔にならない。
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 家にあるのはクボタ(コンバインやら田植え機やらを作っているクボタの関連会社らしい)製で、実家で使っていたのは YAMATO(大和製衡)製なのだが、調べてみると、もはやどちらも消費者向けの製品などまったく作っていないようだ。やたらに大仰な工業用計測機械しか見当たらない。

 利益の出ない市場から撤退したのは賢明な判断かもしれないが、そのせいでこの分野はタニタ(TANITA)の独擅場になっている。

 仕方なく?タニタの「クッキングスケール」を買った。結果として、この7月に発売された新製品を選んだ。
 実売で3000円もしないが、200gまでは0.1g単位、1kgまでは0.5g単位、2kgまでは1g単位で量れる。使い方も簡単で、容器に入れた液体や粉の重さなども手軽に量ることができる。精度もそれなりに高い。
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 さて標題。

 偉大だと思ったのは、タニタの最新式の電子秤ではなく、家で四半世紀以上使っていたアナログ式のほうである。

 どうせ捨てるのだから壊してもいいと思って分解してみると、なんと、重さはたった1本のバネの伸び縮みで量られていた。その変化量をラック&ピニオンで回転する針の動きに変えるだけのシンプルなシステムである。何ということのないバネに見えるが、伸縮と重量とが見事にリニアに対応するように製作されているのだ。
 残念なことに、ピニオンと針と外装はプラスティックだが、内部の秤本体はすべて金属製であった。

 タニタで量った重さと比べてみると、数十gの軽いものから1kg近いものまで、何を量ってみても誤差はせいぜい1g程度しかない。もともと、目盛りが5g刻みなのだから、十分すぎる精度だ。
 その精度をバネ1本で実現し、四半世紀以上維持してきたのである。

 タニタの最新式電子秤は25年以上も使えるだろうか?(ネットの評判を見ると懐疑的にならざるを得ない)。そして、たとえ使えたとしても精度を維持しているだろうか?(もし使えれば精度は大丈夫かも)。
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 この偉大なアナログ秤をオブジェとして職場の部屋にでも置いておこうかと思って綺麗に掃除したところ、おそらくアルコールのせいで目盛り盤が一部ハゲてしまった。

 うーん、やっぱり廃棄かなあ、どうせ外から見ると、安物感丸出しのプラスティックだし・・・

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