2013.10.31

◆いるもんですね

 先週の火曜日、遠い方の職場で、見慣れてるような見慣れないような大型の蝶を見つけて写真に撮った。
 やはりというか、アサギマダラだった。渡り鳥のように長距離を飛翔することで有名な蝶だ。

 今日は、国道171号線の交通量の多い交差点で信号待ちしていると、上空を右から左へタカが飛来してきて左上のビルにとまった。
 まちがいなくチョウゲンボウである(万一、アカアシチョウゲンボウとかコチョウゲンボウとか、そんなのだったら知らないけど)。

 いるもんなんですね。

Dsc00644 今日はもう一つ、飼っていたアオスジアゲハの蛹が羽化した。
 昨夜、家人が「このまま冬を越しちゃうんじゃない?」と言ったばかりだった。

 ちょっと和む。

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2013.10.11

◆アゲハはバリバリ葉を食べる

 庭に勝手に生えてきた柑橘系に見える木(違うんだろうけど)についていた(おそらく)アオスジアゲハの幼虫を飼っている。

 庭には3匹いた。

 息子が飼いたいというので、「すぐそこの木から離れへんねんから、飼ってんのと一緒やん」とか言っていたのだが、外に置いておくと鳥に食べられてしまうから、屋内で飼うべきだと主張する。

 だが、エサが確保できないと飼えない。まあ、庭に置いておいても同じようなものなのだが、問題の柑橘系の木というのはひょろっとした1mもない木なので、どんどん葉っぱをちぎると3匹も養えないのではないかと思った。
 以前、アゲハの餌にするためだけに、山椒の木を次々とホームセンターで購入したことがある。お金もかかるし、結構面倒だ。

 ところが、調べてみると、アオスジアゲハの幼虫が好んで食べるのはクスノキだということがわかった。クスノキなら職場に腐るくらい生えているので(しかも大木だ)、幼虫のエサになる程度の葉を確保するのは容易だろうと考え、飼ってみることにした。剪定のボランティアをしていると思えばいい。

 息子の心配は当たり、飼うときにはもう2匹に減っていた。ケースに入れ、柑橘系とクスノキの小枝を生けておく形でリビングに置いている。
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 深夜にアメリカのドラマを見ていると、なにやらバリバリと音がする。かなり大きな音がスピーカーから出ているのに、それとは違う方向からはっきりと聞こえてくるのだ。

 音の正体は比較的すぐわかったが、にわかには信じられなかった。アオスジアゲハの幼虫が葉っぱを食べる音が「バリバリ」なのである。
 あんなにぷにぷにのかわいい青虫が、こんな音を立てて葉っぱを食べるなんて、この年になるまで知らなかった。というか、80を超えたうちの父親だって知らないに違いない。

 こういうのって虫好きな人にとっては常識なのだろうか。もしかして大発見とかいうことは・・・ないよね。

※後記:聞きようによっては、「パリパリ」とか「プチプチ」とかにも聞こえる。

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2012.03.06

●不在の感覚

 喪失感とか不在の感覚とかいうことについてつらつら書こうと思ったけれど、いくら何でもいい大人がたかが小鳥のことでどうこう言うのもあれだなと思い直した。

 思い直しつつも、やっぱり簡単には書いておきたくなった。

 たとえば・・・

 夜、風呂に行くとか寝るとかで、リビングの電気を消すことがある。消す前に必ず、文鳥にとって問題ないかを確認するのが癖になっていた。食事中だったり金網につかまっていたりするときに電気を消すと、真っ暗な中で困らないかと思っていたのだ。
 小鳥の方も心得たもので、真っ暗になる雰囲気を察知すると、止まり木やらブランコやらにさっと飛び移って、電気を消せる状態にしてくれる。
 こう書くと複雑なようだが、夜、一人でいるリビングを後にして電気を消すということは、無意識的かつ自動的に、そういう儀式が繰り返されることを意味していた。

 そんな儀式が必要なくなり、何のためらいもなく電気を消せるようになっても、やっぱり消す前には自動的に立ち止まり、視線をカゴに向け、そして初めて、あ、もうあいつはいないんだと思う。
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 朝起きたとき、仕事から帰ったとき、妙にリビングが静かだなあと感じるのも、チュンチュンうるさく出迎える小鳥がいなくなったからだ。

 カゴはまだそこにある。冬場だけかぶせるダンボールの蓋も。
 あわせても1平米にも満たないが、かたづけた後は、狭いリビングががらんとして見えるだろうと思う。

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2012.03.05

●天寿

 珍しく、朝、雨音で起こされた。こんなことはいつ以来だろう?

 リビングへ上がると、小鳥はやはり固くなっていた。息子も朝食のパンに手をつけずに固まっている。
 考えてみれば、彼は人生のほとんど半分をこの鳥と付き合ってきたのだ。

 羽毛のせいか、冷たくはなかった。が、もちろん、あの暖かさも、毎分500回の鼓動も失せていた。

 もしかしたら、朝にはまた元気にチュンチュンバタバタしているのではないかという期待もほんの少しはあったのだが、やはり無理だった。

 家人によると、スリッパの先端に開いた穴からクチバシを出して、穏やかに横たわる感じでこときれていたという。

 一生のほとんどをカゴの中で暮らしたわけだし、家の外へ出たのは数回ぐらいしかないだろう。幸せだったかどうかはわからないけれど、それなりに愛されて天寿を全うしたとは思う。
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 仕事から帰ってから、ちょうど日暮れごろ、3人揃って埋葬した。

 先日、庭の掃除をした際に動かした石がちょうどおあつらえ向きの位置にあったので、それを墓石とすることに決めた。
 私が石を動かし、家人と息子が穴を掘り、北枕に寝かせて花を添えて埋め、石を戻す。

 22g の小鳥にとっては、分不相応なぐらいの立派なお墓になった。

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●最後の飛翔

 9年近く飼っている文鳥が、どうやら最後の時を迎えつつあるようだ。

 3月2日の夜は、カゴに保温のためのダンボールをかぶせようとすると、いつもどおり睡眠の定位置であるブランコに飛び乗ったのだが、3日の夜は、何度そぶりを見せても餌箱の中から動こうとしなかった。
 餌箱から飛び出している止まり木のような部分に乗って餌が食べられなくなってから、餌箱の中に入って食べるようになっていたのだ。そうなってから、半年ぐらい経つだろうか。

 それでもずっと元気で、カゴに手を入れるとすぐ飛び乗ってきていたのだが、4日の夜には、餌箱の下と床に敷いた新聞紙の間にうずくまって動こうとしなかった。

 カゴから出して手の上にくるんでやると、気持ちよさそうにじっとしている。心臓は相変わらず、速い鼓動を続けている
 カゴから出したら手の上でじっとするようになってからも数か月だろうか・・・

 だが、4日夜はもう、足もとがおぼつかず、止まり木に止まると前後左右に揺れて落ちそうになっていたし、掌の上でも立っていられない。

 家人の掌の上にいるとき、私が手を出すと必ずこちらへ移ってきていたのに、動こうとしない。
 掌から掌へ、厚みの分だけ落とすような形で受け渡し、交替で1時間ほど手の中にくるんでいてやると、少し元気を取り戻した。

 そして、なぜか不意に、私の掌を離れ、家人の方へ、たぶん最後になるだろう飛翔をした。

 といっても、ソファから左後ろのテーブルへ、ほんの2メートル足らずの距離である。
 まともに着地できず、よろける。
 その後は家人と息子が手に乗せたまま、心配そうに見守る。

 カゴの中からブランコやハシゴや高い方の止まり木を取り外し、床に置いた皿の上にエサと水を入れる。
 がんばってどこかにつかまったあげく、落ちたりしないための用心だ。

 暖かいところでじっとさせてやるのがいいのではないかといろいろ知恵を絞ったが、結局は、中に潜るのが好きだったふわふわのスリッパの中に入れてやることにした。

 入れてやると喜んで、だが力なく奥の方でうずくまる。つま先に開いた穴から桜色のクチバシがなんとか確認できるが、手前から見ると、もはや脚が地に着いていない。横たわって寝ているようである。

 体はまだ規則正しく動いている。生きてはいるのだが、横になって脚を宙に浮かせて寝転がっているのだ。

 小鳥の姿ではない。

 そのスリッパをカゴの中に入れて小一時間が経ち、日付が変わって5日になった。

 今この瞬間、生きているかどうかはもうわからない。

 たぶん、朝までもつまいと思う。この鳥の1日は人間の10日だ。
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 この鳥に対する思い入れは、おそらく息子が一番深い。

 中学3年の高校入試の時、去年の大学入試の時、そして再度の大学入試の今年、私たちが半ば真面目に心配していたのは、ちょうど受験前に文鳥が死んで、そのショックで息子が失敗することだった。
 幸か不幸か、死ななくても息子は失敗を重ねた(笑)

 幸い、死ぬ前に大学が決まったのは、あるいは、大学が決まってからさほど時をおかずに死にそうなのは・・・ 間違いなく単なる偶然だろう。
 だが、明朝には入学手続き書類の受付が始まるのも、紛れもない事実だ。

 もし死んだら、どうやって弔ってやればいいのだろう? こういう小動物の死に、我々は特定の葬送儀礼をもっていない。

 床に敷いた新聞を替えてやったとき、黒い風切り羽が一本落ちていた。

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2010.03.02

●ものすごい心拍数

 病の徒然に、飼っている桜文鳥と戯れていた。

 今まで気にしたことがなかったのだが、自分の熱やら心拍やらが気になり、ふと思いついて文鳥を耳元に持っていくと、尋常ではない速さで脈を打っている。

 数えることなんてとてもできないぐらいだ。でも、よく聞いてみると、高速8ビートが繰り返されているようにも聞こえる。
 そこで、8ビートの数を数えてみることにした。

 時計を見ながら数えると、5秒間ですでに5回である。つまり、1秒間に8回、脈を打っているということになる。

 1分間では480回・・・

 もちろん、いい加減な数字だが、まあざっと500回。400〜600回の間ぐらいと見てもいいだろう。

 そんなすごい回数だったなんて、今日まで知らなかった。

 昔生物の授業で習ったように、鳥類の心臓はわれわれ哺乳類と同じく、2心房2心室のはずである。なぜ8ビートになるのかはわからないが(もしかすると大発見だったりして(笑))、同じ仕組みで人間の7〜8倍もの心拍数をこなしているということだ。

 すごい。
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 以前、『ゾウの時間ネズミの時間』(中公新書)という本を読んだことがある。それによると、どの生物の心拍数もその一生涯では一定で、約20億回ぐらいだそうだ(記憶で書いてます)。
 だとすれば、この文鳥の寿命は、われわれの7〜8分の1となる。まあ10年といったところか。

(もしかすると、哺乳類だけで鳥類は入ってなかったかもしれない。それに、今計算してみると、人間は25億回ぐらいにはなるんだけど、まあいいや)

 ぜんぜん死にそうにないうちの文鳥も、生まれてからもうすぐ7年になるかと思う。高齢者なのだ。

 こんな小鳥にでも、先立たれたらそれなりのショックがあるだろうか。
 息子の大学受験のころ、ちょうど寿命に近づくのだが、直前になって死なれ、落ち込んで試験に失敗して浪人・・・みたいなことが今から心配だ(笑)
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 それにしても、本のことは知っていたのに、今日まで鳥の心拍数を数えることを思いつかなかったも不思議である。
 鳥見だって一応趣味なのに、一体何をしてるんだろう?

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2009.06.02

◆女王釈放

Dsc05575_vga 去年虜囚にした女王を、先日釈放した。

 ほぼ1年、狭い牢獄の中で暮らしたことになる。

 同房にした仲間の兵は惨殺し、独房となった場所で産んだわが子さえ、大切に育てているそぶりを見せたのも束の間、やはり殺してしまった

 孤独な女王である。

 いつまで閉じ込めていても面白いことが起こらないので、逃がすことにした。表面のエサを食べていくだけで、いっこうに穴を掘ろうとしないのだ。

 やはり女王は働かないらしい。

Dsc05613_vga 空いた牢獄に小さな兵をたくさん入れた。すると、1日も経たないうちにトンネルを掘り始め、どんどん複雑に広げていく。

 いくらトンネルを掘っても、「大脱走」される気遣いはない。四方は硬いアクリルの壁で囲まれているのだ。
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 アントクアリウムが本来の機能を発揮し始めると、ちょっと不思議な空間が出現する。

 やはりアリは働き者である。こいつらも1年以上生きるのだろうか?

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2009.01.17

■高級なエサ

 先日、スーパーに行ったついでに文鳥のエサを買った。

 いつものエサではない安物を食べさせていたときにちょっと調子が悪くなったことがあったので、それ以降、必ず「高級」なエサを食べさせている。因果関係はもちろん不明だけれど。
 0.83リットルで840円。文鳥まで消費税を払っている。

 そのエサを持って支払いカウンターに近づいたが、どうも様子がおかしい。そこは別のケーキ屋さんのレジのようなのだ。レジの横にショーケースがあり、おいしそうなケーキ類がずらりと並んでいる。

 「カマンベールチーズケーキ」「キャラメルタルト」「チェリータルト」「モンブラン」「シュークリーム」「山羊ミルクプリン」・・・

 「ここでいいのかな?」と思いつつ、前の客がペット用品の支払いをしているようなので、半信半疑で待つ。その時点で、どうしてここでいろんなケーキを売っているのかわからなかった。
 しかも高い。

 レジの順番を待つうちに、鈍い頭が回って、これはペット用のケーキなのではないかと見当をつけた。
 しかし、まだ信じられない。
 ふつう見るよりも2周りほども小さい「ヨーグルトチーズケーキ」に、578円の値札がついている。山羊ミルクプリンは315円。どちらも、大きさを考えれば人間様が食べるものの2倍ほどの値段になるだろう。

 支払いを済ませてから、思いあまってレジの店員に聞くと、やはり「ワンちゃん用です」という。
 よく見ると、チョコレートを使ったように見えるケーキ類には、犬に有害な成分は使っていない旨の注意書きもある。犬にとってチョコは毒なのだ。

 しかしまあ、この不況で今日のご飯にも困る人が増えている国で、犬に人間より高いケーキを食べさせる人がいることに、大げさに言えば慄然とする。
 何にお金を使おうが稼いだ人の自由であるし、私だってもちろん偉そうなことは言えない。しかしそれでも、犬にケーキは・・・
 せめて人間用の半額以下ぐらいならこれほど気にはならないのだろうが、なにしろ倍である。

 今日は家人が仕事で遅くなるので、スーパーで寿司を買ってきた。「半額」のシールを貼ってあるやつばかりだ。どこかの家のお犬様は、和牛ステーキのあと、デザートに「倍額」のケーキを召し上がっているかもしれないというのに・・・

 わが家の文鳥のための「高級」なエサは、たぶん数か月はもつだろう。だが、あの犬用の小さなケーキは、おそらく数秒でなくなってしまう。
 せめて、犬がおいしく食べて束の間の幸せを味わうことを祈るしかない。

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2008.11.02

●アリクイ

 いや、中南米のアレではない。例の残酷な女王様のことである。

 卵(蛹?)が無事羽化し、羽アリが誕生したのが1週間ほど前

 女王様は残酷ぶりを発揮せず、実に甲斐甲斐しくわが子の世話を焼いていた。

 エサを口移しでやったり、羽繕いのようなことをしたり、一度など、エサと土を兼ねている水色のジェルに羽がぴたっとくっついて動けなくなっている子どもを助けてあげたりもしていたのだ。

 ところが・・・

 今日夕方、息子が、「女王蟻が羽をくわえて放せへん」と言ってきた。
 なに、また何か世話を焼いているのだろうと高をくくっていた。息子も、「何か違う感じがするけど、甘噛みしてんのかなあ・・・」などと言う。

 アリが「甘噛み」するのかどうか知らないが、うちの文鳥がよくするので、息子の使用語彙に入っているのだ(ふつう、辞書には載っていないのに)。

 ところが、食事前にもう一度アリを見ると、子どもは無惨に殺されていた。何という母親だ。

 よくわからないが、その後もばらばらに解体し、食べ散らかしているように見える。

 有り余るエサに囲まれて暮らしているのに、いったいどうしたんだろう?

 自然界では、1週間経つ前に羽アリは親元を離れて旅立つのだろうか。そして、旅立たなかったアリは、こういう運命をたどるのか・・・

 わからないが、うちはアリの家族ではなく、親子が仲良くてよかったと思った。仲が良すぎてちょっと心配な感じもするんだけど。

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2008.10.23

◆まさかの羽化

 アントクアリウムで飼っていた女王蟻の産んだ卵(蛹?)がとうとう羽化した。

 「飼っていた」と書いたが、夏以来、トイレの奥の棚の上に放置していたに過ぎない。

 卵も変色し、数も減ってきた気がして、「コイツが食べているんじゃないか」という疑いもぬぐえなかった。

 でも、女王蟻はいつ見ても卵(蛹?)を甲斐甲斐しく世話し、意味なく?あちらへこちらへと移動させたりしていた。

 もう卵が孵ることも期待できないので、そろそろ女王蟻を逃がして、別のアリをたくさん取ってきてそいつらに巣を作らせようかと思案し始めたところであった。
 アントクアリウムに入っている土がわりの物体は、同時にエサにもなっているので、上の方がだいぶ減ってきていたし。

 このタイミングで見事に羽化するとは・・・

 孵ったアリには立派な羽があり、どうもオスらしい。とすれば、あいかわらず巣は作ってくれないのかな?

 卵を産んでから、実に4か月と2週間。まさかそんなにかかるとは夢にも思っていなかった。
 調べてみると、ライオンやブタの妊娠日数よりも長い。

 幼虫にもサナギにもなった気配はないんだけど、突然の羽化。
 卵の殻の中で幼虫化して、あの「変色した卵」が実はサナギだったのだろうか。

 月並みに、「自然の神秘」などとつぶやいてみる。

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