2019.06.03

◆一泊二日の鳥見行

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 信州まで一泊二日の鳥見に行って来ました。

 なんとか見られる程度の写真はこれくらいですが、雑事を忘れ、腹蔵なくしゃべり、おいしい蕎麦やパスタを食べ、アルプスと森林と鳥を堪能できました。

 熊が見られなかったのは幸か不幸か。

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2019.05.24

■魔の茨城空港

 全47都道府県のうち、唯一これまで未踏の茨城県に向かっている。

 出張で筑波に行くのだが、知り合いが神戸から茨城まで飛ぶというので、「じゃあ私も」と軽い気持ちで飛行機のチケットを取った。

 いよいよ出発が明日に迫った昨夜遅く、念のため、空港から つくば市内のホテルまでの交通手段を確認しようと調べてみて、愕然とした。

 交通手段がない!のである。

 さすが、前人未踏、いや、私にとって最後のフロンティア、茨城である。

 ふつう、どこの空港でも、最寄りの大きな都市へはシャトルバスを運行している。
 先日函館に行った折りにも、空港に着いてからバス乗り場を探せば十分であった。
 茨城もそんなつもりでいたために、ほとんど気にしていなかったのだ。

 家人は「初めてのところに行くのにそんな暢気な・・・」とあきれるのだが、これまでの長い旅行経験からも、こんなことがあろうとは予想だにしていなかった。
 「想定外」と言い訳する甘さを認めないわけにはいかない。

 ホテルのWebサイトでアクセス手段を確認したとき、そこに茨城空港からの方法が書かれていないのを変だなと思ったのが最初だった。
 茨城空港のサイトを確認すると、バスはあるにはあるのだが、なんと1日に2便なのである。超過疎の村のバスもかくや・・・というひどさだ。

 乗り合いタクシーはあるが、「前日の17時までに予約」とある。時計の針は空しく23時過ぎを示していた。

 さらに調べると、なんと、東京駅までなら、たった500円で乗れるバスが日に最大10本出ていることを知った。自分のフライトで間に合うのもある。

 バカらしい話だが、こうなればもう、いったん東京まで戻って、つくばエクスプレスか何かで行くのが最善だと考えた。
 だがそれだと、東京に着くのが23時40分になり、最終電車に間に合わないことがわかった。

 万事休すか。

 こうなるともうタクシーしかないが、ホテルまで1万2千円ほどかかるらしい。飛行機代より高いのである。

 この時点で、知り合いに、「茨城空港からの足は考えているのか」とLINEを送った。
 のんびりしたもので、やはり私同様、考えていなかったという。

 ただ、その後アプリで調べ、空港で1時間ほど待てば、ローカルバスと鉄道とを乗り継いで、2時間以上かけて つくばに出られることを教えてくれた。
 ホテル到着は真夜中近くになってしまうが、それでも1万2千円を回避できてちょっとほっとした。
 ___

 それにしても、東京へのバスが500円というのはいったい何だ? しかも日に10本・・・

 これは要するに、おおよそ飛行機の到着時刻に合わせてバスを走らせているということだった。茨城空港の到着便は、国際線を含めて多い日で9本なのである。

 茨城空港に飛行機で到着すると、500円で東京駅に行ける・・・

 すなわち、羽田・成田に次ぐ第3の東京空港を狙っているということだろう(その割には本数が少なすぎるけれど)。
 つくばなど眼中にないのである。

 「茨城空港から東京へ!」をアピールして航空路線を誘致すれば、増便への道も明るいのではないかと思った。
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 結局は、知り合いからの提案で、空港からレンタカーを使うことになった。

 私の脳裏にもちらっと過ぎった方法だが、2泊3日になるし、空港の往復だけに使うにはもったいない値段になるかと思って調べていなかった。

 だが何と、「借り出しから24時間1000円」というような信じられないキャンペーンをやっていて、かなり安く使えることがわかり、そうすることにした。
 幸い、ホテルは無料駐車場完備である。

 交通手段がない!の暗黒から、大逆転の楽勝だ。
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 さて、神戸空港。

 バスとJRとポートライナーを乗り継いでやっと到着した空港に、おびただしい数の車が駐められているのに気づいて調べると、駐車場が格安なのであった。

 「こんなことなら車で来るんだった・・・」と後悔するのではなくて、「今度来るときは車で来よう」と前向きに考えられる人になりたいと、改めて思った。

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2019.05.02

■GW恒例東北旅行 手抜き tweet 集

 ふだんはあまり何もつぶやかない twitter ですが、いつからか旅行のたびにわりと頻繁に更新するようになって、またこれもいつからか、それを時系列に沿ってブログに再掲するようにしていました。

 その作業がちょっと面倒ながら、微妙な自己満足もあって続けていたのですが、twilog という便利なものがあるので、それで代用することにしました。手抜きで申し訳ありません。
 持続可能性には疑問符がつきますが、それを言えばココログも同じことですので。

 どちらかというと記録のためなのですが、もしご笑覧くだされば望外の喜びです。

 2019年4月26日(金)(  1 tweet)

 2019年4月27日(土)(24 tweet)

 2019年4月28日(日)(40 tweet)

 2019年4月29日(月)(44 tweet)

 2019年4月30日(火)(30 tweet)

 2019年5月1日(水)(  8 tweet)

 読み直すとお恥ずかしい誤字脱字等もありますが、そのままにしております。ご容赦ください。

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2019.04.20

★全47都道府県踏破(予定)

 いつまでもトップに辛気くさい書き込みが残っているのも何なので、ちょっと前向き?な話題を。

 ふつうの人よりはたぶん旅行好きで車やバイクも好きなので、20歳のころからは日本全国あちこちに足を伸ばしていた。

 それまでも親や兄に連れられたりして特に信州などには出かけていたのだが、北海道や四国・九州にも、広島より向こうへも東京より向こうへも行ったことがなかった(厳密には四国の琴平や広島の宮島、山口の秋芳洞などを訪れているが、物心つく前で記憶がない)

 だが、オトナになった後はさっさと四国や九州を一周し、中国地方にも時々出かけたりしていた。20代前半で北海道にも行った。
 北関東や東北、沖縄は遅くなったが、それでも、30代のうちには東北全県も沖縄も訪れることができた。

 その時点で、残ったのは千葉と茨城だけであった。

 千葉の方は、20歳のときに初めて1人でヨーロッパに出かけた際、乗り継ぎで成田空港に立ち寄ったのだが、それはノーカウントということにしていた。
 しかし、また別の機会(たぶん、カナダに行ったときだったと思う)に羽田から成田までバスで移動したので、これならまあ、千葉県に行ったことがあると言ってもいい気がした。

 残るは茨城だけである。

 2011年以降、毎年のようにゴールデンウィークには東北を一周しているので、茨城に寄るのはとても簡単なことである。実際、県境の福島県いわき市などにも行ったことがある。

 でもむしろ、「茨城だけには行ったことがない」という状態を楽しんでいた。
 特に機会がなければこれからも行かないようにしようと思っていたし、もし機会があってもなるべく行くのを避けようと考えていた。
 最後に一つ残ったごちそう・・・というほどの魅力がある県だとも思えないのだが(すみません)、現実に残ってしまった以上、それをそっとしておきたい気持ちがあったのだ。

 それが、ひょんなことから来月行くことになった。どこにどんなきっかけが転がっているかわからない。これで、全47都道府県を踏破したことになる。
 嬉しいような寂しいような・・・

 ただ・・・

 クルマやバイクを自分で運転して走ったことのない都道府県としては、相変わらず千葉と茨城が残る。
 そういう残り方に意味があるのかどうかはわからないけれど、こうなったらいつかクルマで出かけて、全都道府県走破も達成したい。

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2019.04.13

★それぞれの不幸

Img_6700 糖尿病を患い、脳梗塞の後遺症に悩まされながら肝臓がんを生き延び、腰椎を圧迫骨折してパーキンソン症候群でもある母親が、また入院したというので、先日見舞いに行ってきた。

 今度は肝性脳症とやらで、血中のアンモニア濃度が高くなりすぎて意識朦朧となったという。それとは別に、肋骨も3本折れているらしい。
 当初は意識不明に近かったというのだが、訪れたときにはすぐに私を認識し、「あんたどこから来たん?」に始まる会話も一応成立して、ひと安心した。

 だが、ベッド脇には導尿のバッグがぶら下がっている。大の方はオムツだということが後にわかった。

 しかも、譫妄というのだろうか、被害妄想のようなものがあって、会話は成立するものの、とても正常とは言えない。
 それでもまあ、話ができるまでには回復しているということのようであった。

 そんな状態の母親を退院させる方向へ持っていきたい病院といろいろやり取りして、夕方には医師と話をすることもでき、もう1週間様子を見ることにしてもらった。
 肝硬変がかなり進んでおり、新しく処方されたパーキンソン症候群の薬がうまく代謝できなくて、成分の血中濃度が上がりすぎたのではないか、というのが医師の見立てであった。

 「さあ、帰ろか」と訳のわからないことを言う母親に、「何を言うてんねや、帰れるわけないやろ」とマジギレする父親。
 あとで、「認知症の症状に逆らってはいけない。「そうやなあ、帰りたいやろなあ。わしも帰らしてやりたいんやけどなあ」とでも共感的に言っておけばよいのだ」というようなことを話す。

 でも、父親の方が母親と対等に向き合っているような気がして、少し後ろめたかった。
 なんといっても、介護しているのは90歳に近い父親で、こちらは無責任な傍観者に過ぎないのだ。少なくとも今のところは。
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 その夜も次の夜も、義母から定時連絡があった。

 一年ほど前に夫(私から見ると義父)が入院してからひとり暮らしになり、孤独死して発見されないことを恐れて、生存証明のために毎日家人に電話してくる。

 昨年末に夫を亡くしてからは、以前にも増して厭世的になった。「何もすることがない。テレビ見て寝るだけや。長生きしすぎた。生きててもしょうがない。」

 だが、その義母は、いろいろ体の不調を抱えているとはいえ、まだ一人で買い物にも行けるし、身の回りのことも自分でできるのである。

 ただ、かつてのように俳句や俳画や韓流ドラマを楽しんだりする余裕は、もうどこにもない。
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 私は今日、京北に桜を見に出かけた。なんということのない年中行事だが、考えてみれば幸せなことである。

 毎年訪れている欝櫻寺で写真を撮っていると、車が1台やってきて、歩くのもやっとという感じの老人が、女性2人に両脇を抱えられて、寺の中へ入っていった。
 後に続く奥さんが問わず語りにいろいろ話してくれる。

 それによると、老人は元大工の棟梁で、この欝櫻寺も建てたのだという。ダムの底に沈んだ集落がこのあたりに移転しており、このお寺も移築されたものだということを初めて知った。
 「この辺のおうちもいくつも建てたんですけどねぇ。今はもうあない(ああ)なってしもて施設に入ってるんですけど、今日は嫁と娘にこないして連れてきてもらいましてん。あないなってしまうと、もうほんまにあきませんなあ・・・」
 「大変ですねぇ。うちも母親が入院してまして・・・」
 「入院やったらよろしいがな。施設に入らなあかんようになったら、もうほんまに・・・」

 「いや、まだ何とか歩けて桜が愛でられるのだからいいじゃありませんか。うちの母親は車椅子に乗せても病棟の4階から出してもらえませんでしたよ。」などとは、もちろん言わない。
 そういうふうに思ったわけでもない。

 ご老人は、枝垂れ桜の下に座って上機嫌で歌っていた。若い2人がはしゃぎながら交替で一緒に写真を撮っている。
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 状況は違うが、みなそれぞれに不幸である。そしてまた、それぞれに幸福だとも言える。
 だれがより不幸か幸福か・・・などと考えてみても、詮のないことだ。

 「生老病死」とはよく言ったものだなあと思う。だれもがその四苦を抱えている。

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2019.03.30

●春を迎えに 〜室戸岬等2泊3日 tweet 集

1日目
2019/03/27 9:31 最後までバイクで行くか迷ったが、結局車で出ることにする。室戸岬を目指す。
2019/03/27 10:43 淡路島まで1時間かからずに来た。3000円近くかかったけど。
2019/03/27 13:22 結局、安いラーメンに・・・
2019/03/27 13:35 外気温24℃! セーターを脱いでエアコンも入れた。
2019/03/27 14:32 やっとツバメ初見@道の駅日和佐
2019/03/27 15:14 けっこうツバメだらけ@道の駅日和佐
2019/03/27 15:29 桜もあった
2019/03/27 15:34 ときどき歩き遍路を見かける。偉いなあ。
2019/03/27 16:57 室戸岬に到着。iPhoneをじっと構えていられないほどの風。
2019/03/27 17:16 もしかすると室戸岬に来たのは初めてかもしれない。そんなことはないはずだとも思うんだけれど。
2019/03/27 18:19 太平洋に沈みゆく夕陽を見ながら入浴。風は相変わらずすごい。
2019/03/27 18:27 和歌山や奈良の山や田舎にくらべて、咲いている桜、というか、花が圧倒的に少ない。「まだ蕾だから」というわけではなさそう。
2019/03/27 18:54 なぜか不思議に思わなかったのだが、もうカエル(だとしか思えないもの)が鳴いている。早すぎないだろうか。
2019/03/27 20:18 3組しか宿泊できない民宿なのに、1組が連絡もなく現れないそうだ。何か特別な事情でもあったのでなければ、とんでもないことである。宿泊施設や飲食店にとって、キャンセルというのは(連絡があっても)死活問題なのに。

2日目
2019/03/28 7:10 朝食。蜂蜜に見えたのはドレッシング。危うくパンに塗ったりコーヒーに入れたりするところだった。
2019/03/28 7:57 トイレに行くたびに掃除係となっている・・・
2019/03/28 8:40 昨日とは打って変わって、微妙に雨模様で肌寒い@最御崎寺
2019/03/28 8:44 30円で・・・
2019/03/28 8:49 雨が降ってきた。バイクにしなくて正解だった。
2019/03/28 8:50 カワウがソアリングしていて、青ゲラが鳴いた。
2019/03/28 9:40 歩き遍路多し。
2019/03/28 10:06 10:00時から馬路村手前で工事による通行制限のため10分待ち。最大で50分待ち!だという。電波が入らない。
2019/03/28 10:30 馬路村、思った以上の秘境。この村が全国区?だというのが立派。
2019/03/28 10:35 奥の鉄道トンネルは何だ?
2019/03/28 11:59 ゆずはがんばっているけれど、工芸センターは閉鎖。素晴らしそうな森林鉄道とインクラインは土日祝のみの営業らしい。まあもっともだと思う。
2019/03/28 12:40 安田川沿いには桜が多い。
2019/03/28 12:41 期待の食堂も休み
2019/03/28 12:44 なんと!今日だけ変則で休みらしい・・・
2019/03/28 13:36 今日のランチはまあ当たり。
2019/03/28 14:12 たまたま看板を見かけて岩崎弥太郎の生家に来た。こんなところ(すみません)の出身だとは。
2019/03/28 14:14 こちらが生家
2019/03/28 14:22 晴れてくるとバイクが恋しい。
2019/03/28 15:31 やはり20℃まであがった。
2019/03/28 16:18 快晴になった@モネの庭マルモッタン
2019/03/28 17:13 津波避難タワーだが、すぐ横の高台(もっと高い場所)に小学校があるのでこれは無駄だと思う。
2019/03/28 17:35 吉良川の水切り瓦と土佐漆喰の街なみ。イソヒヨドリが盛んに囀っている。
2019/03/28 19:02 19時、入浴終了。夕食前にお風呂に入るのは滅多にない。
2019/03/28 19:31 亀の手はたぶん初めて食べた。
2019/03/28 20:21 料理はおいしいし(量は多すぎるくらい)料金は安いしで、素晴らしい民宿なのだが、今どきテレビが有料なのにはびっくりする。それはまあ見ないからいいのだが、部屋に椅子がないのはちょっと辛い。
2019/03/28 20:23 お腹がぱんぱんなのだが、すぐ横になって牛になるしかない・・・

3日目
2019/03/29 8:58 西洋人の歩き遍路、自転車遍路もいる。
2019/03/29 10:34 室戸世界ジオパークも、室戸水族館も、廃校のリノベーション
2019/03/29 10:44 春休みということもあり、平日だがけっこうにぎわっている
2019/03/29 11:19 夫婦岩。イソヒヨドリ、あちこちで多し。
2019/03/29 11:33 (たぶん)ソメイヨシノが満開のところも。
2019/03/29 12:59 いま、歩き遍路をしている人は四国中に何人いるんだろう? 1000人? 数千人?
2019/03/29 13:18 良さそうな洋食屋さんを見つけられた@牟岐
2019/03/29 17:50 鳴門や徳島にはやたらに高い橋が多くて、しょっちゅう空中を走る感覚になる。
2019/03/29 20:30 ナビに任せていると、垂水ICから初めての道でちょっとわくわくしたが、結局三ノ宮に連れて行かれて、今は西宮。
2019/03/29 21:00 ちょうど21時に無事帰宅。

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2019.02.11

◆どうせなら・・・(その2)

きれいな琵琶湖でエサを探せばいいと思うんですけど、コハクチョウさん。030a10689_copy030a10689_copy_2

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◆どうせなら・・・(その1)

もっと南の方まで飛んでいけばいいと思うんですけど、オオワシさん。030a10680_copy

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2019.02.10

◆スズメですが・・・

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2019.01.01

■キリマンジャロに登ろう・・・か

 2019年1月1日になった。

 三浦雄一郎氏(86)が南米大陸の最高峰アコンカグア(標高6962m)への登頂を目指して、明日 日本を出発するという(asahi.com)。

 氏は還暦を前にして、暴飲暴食・不摂生から体重は90kgを超え(身長164cm)、血圧も190以上あったそうだ。
 狭心症の発作も出て、腎臓も人工透析間近、このままでは余命は3年ないと言われたらしい(smart-flash.jp)。

 改心して摂生とトレーニングを開始、65歳の時に70でエベレストに登頂するという目標を立て、世界最高齢登頂記録(当時)を更新した。
 その後、75歳、80歳でも登頂したのは有名な話である。

 そんな氏ですら、今回のアコンカグア登頂のトレーニングを開始すべく富士山に登った際には、一般登山者の半分くらいのペースでしか歩けなかったという。
 筋力は人一倍あるが、心臓に持病もあり、心肺機能の低下は目を覆うばかりだったそうだ(朝日新聞)。

 そんな状態からトレーニングを開始して、86歳でのアコンカグア登頂を目指しているのである。
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 氏と比較するつもりは毛頭ないが、私は身長180cmで67kg。暴飲暴食とは無縁だし、それほど不摂生とも言えない。
 だが、究極に近い運動不足で、血圧高めの脂質異常症を薬で抑えている状態である。

 何がきっかけだったか、年末にふと、一般人がキリマンジャロ(5895m)に登ることは可能なのだろうかと調べてみると、決して不可能ということはなさそうだった。

 七大陸最高峰(Seven Summits)のうち、オーストラリアのコジオスコ(2228m)は、まあ誰でも登れるし、登っても単なる物好きにしかならない。
 次に登れそうなのがアフリカのキリマンジャロだが、特に登山を趣味としてきたわけでもない一般人には、それ以外の5峰はちょっと無理そうだ。

 だからといって、

 「よし、三浦雄一郎が古稀でエベレストなら、オレは還暦でキリマンジャロだ!」

と勢いよく決心したわけではない。

 「やっぱり富士山にしようかなあ・・・」

 でも、富士山なら小学生でも登っている。そんなことが目標になるだろうか。
 確か父親も、70前くらいにふつうに登っていたはずだ。

 かつて、私がまだ不惑くらいのころ、外国人から富士登山に誘われ、とても無理だと断った身としては偉そうなことは言えないのだが、「数年後に富士登頂を目指す」というのは、いかに情けない私としても、志が低すぎると思う。
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 誘いを断った時に言われた言葉は、ずっと引っかかっている。

 You can't get any younger.(今より若くなることはできないんですよ。)

 そう、生物は常に、現在が一番若いのだ。

 でも、だからといってこの夏にキリマンジャロに登ることはできない。70を超えた一般人と同じようにすら山道を歩けないのが現状の私だ。

 そういえば、23歳の時に仕事で鳥取の大山に登ったのだが、一緒に登った70くらいの大先輩のほうがはるかに健脚で、下山後に「今からもう一度登ってきてもいい」とおっしゃるほどであった。

 まあ、富士山は別にして、憧れのアルピニストになって槍や穂高、白馬でも・・・とも思うのだが、仮に可能だとしても、そういうのはやっぱり「目標」にはならない。
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 それにしても、夢や目標のない人生だったなあ・・・と思う。
 とにかくがんばらないで、まあ自然に手の届く範囲のことしかやってこなかった。
 世の中の多くの人もそんなものだろうと自分を慰めるものの、こういうことを言うときに過去形になるのも恐ろしい。

 ここは一つ、還暦でキリマンジャロ・・・とも考えるのだが、目標を立てること自体をやってこなかった人生は、一朝一夕で変わるものではない。
 まして、そのために努力することなど、できるとは思えない。

 それに、仮に達成できたところで、しょぼい目標である。そんなことのために努力できるだろうか。
 かといって、立派な目標などとても立てられないし、それを目指すほどの努力は絶対に無理である。

 三浦氏がエベレストのために一念発起したように、私のレベルではキリマンジャロのために一念発起が必要だ。
 でも、こうして うだうだと書けば書くほど、やっぱり自分にはそれも難しいのがひしひしとわかる。

 なんとなれば、「特にキリマンジャロに登りたいわけでもないのだし・・・」と、始める前から言い訳している。

 いや、でもまあ、とりあえず、実際どうなるかわからないにしても、「還暦にキリマンジャロ」と唱えつつ過ごす数年と、そうしない数年とでは、少しくらいは何かが違ってくるはずだ。

 というわけで、2019年の New Year's Resolution は、「還暦でキリマンジャロに登る*かもしれない*ので、そのために少しずつ体を変えていこう」です(笑)


 みなさまのご健康とご多幸をお祈りしております。

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