2017.08.06

★3時間でできること

 夏休み(じゃないけど)の日曜日だというのに、家人は仕事、息子は早朝からどこか遠くへ行ってしまった。

 昨日に引き続いて家でうだうだしているだけというのもなんだかなあ・・・という気がして、車で六甲に出かけることにした。
 最高気温の予想は38℃。とてもバイクで出る気にならない。

 途中コンビニに寄り、天狗岩へ。トカゲの写真を撮り、神戸と大阪の街を見下ろしながらおにぎりを食べてお茶を飲み、しばし憩う。
 車に戻る途中、鳥の写真も撮った。

 車にして正解だった。前回とは違い、気温は山上でも28℃。暑くはないが、風が吹けばかろうじて涼しい程度で、とても快適とは言えない。

 帰りに遠い方の職場に寄って紙の束を回収し、帰ってくる家人のためにスイーツを仕入れて帰宅。

 驚いたのは、家を出てから車庫に車を入れるまで、ちょうど3時間しかかかっていなかったこと。

 1日にこの行動を8回も繰り返せるじゃないか!
 いや、24時間はさすがにどうかと思うので、仮に12時間活動できるとすると、それでも4回。

 ふだん、1日どころか2日や3日(72時間!)くらいはすぐ無為に過ごしてしまうことを考えると、3時間でできることの多さに驚いてしまう。

 そういえば、「ハドソン川の奇跡」では、バードストライクから着水まで、3分ちょっとだったのだ。

 まあ、大量の弛緩した時間があるからこそ、その濃密な時間が可能だったのだと思う。
 同じ3分をループで繰り返していたら、1日でストレス死しそうな気がする。

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2017.04.10

★「うるさいだけのタイヤ」

 車のタイヤをオールシーズンのものに交換した。

 前の車でさんざん雪道を走ったので、「もういいや」と思い、今の車はFFにしたし、スタッドレスに履き替える予定もなかった。

 そもそも、一年のうち360日以上は雪道用のタイヤなど必要ない。どうかすると、365日必要ないかもしれない。
 最近はどこも除雪が行き届いているので、「この冬一番の寒波」が来た直後とかでなければ、関西なら日本海側ですらスタッドレスタイヤは要らないことが多い。

 しかし、たまの降雪で車に乗れない、走れないというのも困る

 そう思っていたところへ、これまで日本では人気のなかったオールシーズンタイヤが急に脚光を浴びているのが気になっていた。まあ、某メーカーのプロモーションが功を奏しているんだろうが、その宣伝を読めば読むほど自分にぴったりな気がしてきたのだ。
 オールシーズンを履いていれば、冬用タイヤ規制もクリアできるという。
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 行きつけのタイヤ屋に交換に行くと、珍しく社長がカウンターに座っていて、「なんでこのタイヤに決めはったん?」と聞く。
 「滅多に雪道は走らないので、スタッドレスに履き替えるほどのこともないと思いまして」みたいに答えると、
 「このタイヤで雪道なんか走ったらあきまへんで」と言う。

 いや、走りますよ、というと話がややこしくなりそうなので、
 「ええ、基本的には走りません」と言った上で、「でも、夏タイヤよりはマシでしょう?」と聞くと、
 「そんなん、変わりませんよ。うるさいだけのタイヤや」とのご託宣。

 えええっ。今さらそんなこと言われても・・・ それならそうと、見積を取った時点で言ってほしかった・・・とは、あんまり思わなかったので、抗議もしなかった。
 注文を受けた店員が叱られるのも可哀相だし、私なりに熟慮(笑)を重ねた上での判断なのだ。

 「最近はオールシーズンもよくなってきてるんじゃないんですか?」
 「いや、そんなん、いっしょですわ」

 まあ、実際どうなのかはわからない。春になったばかりだし、また冬になって雪が降ってくれないと試しようもない。そして、試して滑ったのではシャレにならない。
 もともと、保険的な意味合いでこれにすることにしたこともあって、雪道性能にはそれほど期待していない。

 それより気になるのは、ドライやウェット路面での性能である。なにせ、99%以上は、雪や氷と無縁の路面を走るのだ。

 うるさいだけのタイヤ・・・

 幸い、皮むきのために数十キロ走った段階では、それほどうるさいとは感じなかった。直進性も応答性も良好な気がする。
 ステアリングがかなり軽くなったので、グリップがちょっと心配だが、これはたぶん、お店で空気圧を高くしすぎている影響が大きい。しばらくしたら適正値まで下げて様子を見よう。
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 いずれにせよ、今さら何を言っても後の祭りである。「うるさいだけのタイヤ」だと思って性能には期待せず、より一層安全運転を心がけようと思う。

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2017.04.07

★必要経費

 3月は必要のない買い物をいろいろしてしまった

 4月以降はそういうことはないと思うのだが、すぐに固定資産税とか自動車税とか息子の授業料とかの類が襲いかかってくる。合計で数十万円になる。
 それを思うと、3月に買ったもろもろなど、ぜんぶ足してもその1/10だ。

 曲がりなりにも好きなものを買うお金が、仕方なく支出するお金の1/10だなんて、何のために働いているのかと思う。

 そんな中、もう一つ出費を強制されるものができた。車のタイヤである。

 遅かれ早かれ替えなければならないくらい溝が減っていたところへ、タイヤメーカー各社がかなりの値上げを発表したので、値上げ前に取り替えることにしたのだ。

 それが10万円以上する。自他の命がかかっているので安物は買えない。それにしても、避けられない必要経費が趣味の買い物の合計を超えるなんて・・・

 だいたい、思い切って購入した、分不相応なカメラの値段とタイヤの値段がほぼ同じなのである。

 ふだん、100円200円を惜しんでペットボトル飲料の購入すら最小限にしているのに、そんな努力?を嘲笑うかのような出費続き。

 でもまあ、「仕方のない出費」というのは、懐の負担にはなっても(すごくなる)、実はそれほど心の負担にはならない。

 避けられないものはどうしようもない。
 諦めは悪くない方なのである。

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2017.03.30

●いや、重ね重ね、お恥ずかしい・・・

 (いつにも増して長いのでご注意ください。今エディタで調べると、原稿用紙で12枚くらいの文字数でした。)

 先日、車で家を出ようとするとエンジンがかからなかった。

 最近の車によくある、スイッチを一瞬押すだけのタイプである。エンジンがかかったらキーを戻すなどの作業は存在しない。

 いつもはすぐにかかるのに、いつまでもセルモーターがキュルキュル回っているので、どうすればいいかわからない・・・はずが、本能的にというか反射的にというか、もう一度スイッチを押してセルを止めた。
 5回ほど試みただろうか。相変わらずである。

 セルは元気に回るので、バッテリーではない。
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 その考えが頭をよぎると、村上春樹がランチアデルタに乗っていて、チロル街道をドイツからオーストリアに抜けたところでエンジンがかからなくなったという話を思い出した(『遠い太鼓』)。

 「でも駄目だ。何度やっても点火しない。」という文が、そのまま頭に浮かんできた。

 あとで、古い文庫本を引っ張り出して該当箇所を探してみた。

車を降りてボンネットを開けてみる。そしてひとつ深呼吸をし、セルモーターが回って、エンジンに点火しない場合の原因というのを考えてみる。《中略》旅行に出る前にランチアの指定工場で定期点検を受けて、問題が起こらないように整備してもらったのだ。それなのにどうしてこんなことになるのか?
 私の車も、まだ3年目に入ったばかりの新車?で、年末に綿密な2年点検を終えたばかりだ。

 違うのは、ボンネットを開けようなどという気にならなかったことである。

 私は頭から、原因は電子的なものだろうと決めてかかっていた。要するにコンピュータの異常である。そうでない場合でも、自分が手を出せるような原因だとは考えなかった。

 以前にも増して、車はブラックボックス化しており、それはもう、スイッチを入れれば動き出す電化製品、いや、コンピュータになってきている。
 仕事の予定もその後の予定もあったので、とりあえず車はそのままにして、家人の車で職場へ向かう。たまたま車があいていてよかった。
 家にはいられないので、車を引き取ってもらうにしても翌朝になるだろうから、時間の押している仕事が終わってからディーラーに電話した。

 結局、やはり翌朝に引き取ってもらうことになり、夜遅く家に帰ってから改めてエンジンをかけようとしても、かからなかった。
 だが、諦めの悪い私がまたごちゃごちゃやっているうちに、エンジンはかかったのである。
 でもなんか、妙な音がする。それは結局、エアコンを切れば止まったのだが、再度エンジンをかけても同じだ。

 もしかして、何か変なことになっていたら、エンジンを回すのは余計壊すことにつながるかもしれない。
 前の車の話だが、高速道路上で水温が上がりすぎてトラックで運んでもらったとき、少しなら自走できるからと、自力でトラックの荷台に上がったことがある。
 ところが、ディーラーに着くと、タイミングベルト回りに問題があり、下手をするとエンジンをおシャカにするところであったと教えられた。

 またそれ以前の別の時には、ある程度エンジン回転数を高く保っていないと、ものすごく回転がばらついて黒い排気ガスがもくもくと出たことがあった。
 信州を旅行しているときで困ったのだが、回転をあげておけばスムーズなので、そのままだましだまし帰ってくると、エアインテーク系のゴムホースに亀裂が入っていて、適切な混合気が送られていなかったのが原因だった。
 それこそ、ボンネットを開けてカバーを外したりしたら気づいて、ガムテープでも貼っておけば応急処置はできたかもしれない。
 まあしかし、そういうのは後知恵である。自分で対処できるような原因が都合よく見つかるとはふつう思わない。

 青森でエンジンがかからなくなり、車を置いて帰ったときには、ディーラーですらすぐには原因がわからなかった。結局、燃料ポンプの故障だった。
 村上春樹のランチアデルタは、イグニッションコイルからディストリビューターに行くコードが切断されていたそうだ。
 そんな原因だと、素人にできることは何もない。プロにだって、部品がなければどうしようもない。
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 まあともかく、今回も自分でどうこうしようというのは早々に諦めて、車をディーラーに引き取ってもらうことにしていた。
 夜、念のため、エマージェンシーアシスタンスにもう一度電話をかけ、エンジンはかかるようになったみたいなんだけれど、それでも運んでくれるのかと確認すると、「もちろんでございます、もし何かあるといけませんから」ということだった。

 翌朝、引き取りに来た係の人は、一通り話を聞くと、「もしかするとイモビライザーのせいかもしれません。イモビが正規のキーを認識できないと、セルが回ったままエンジンがかからなくなります」と言った。
 イモビライザーというのは、キーと車とで暗号通信を行い、互いを認証したときにだけエンジンに点火する、盗難防止のためのシステムだ。それがおかしくなっているのではないかという。

 この説明はものすごく腑に落ちた。昨夜エンジンがかかった時は、かからなかったキーとは別のキーを使っていた可能性もある。
 ただ、私のイメージでは、イモビでひっかかるとセルも回らないと思っていたのだが、それは誤解だったのだろうか。それに、なんか変な感じがした、あの異音はなんだったのか。

 「イモビライザーの可能性がありますので、キーは2つともお預かりします」ということで、わが愛車はトラックに載せられて運ばれていった。
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2017.02.11

◆雪の牧ノ戸峠にて

 雪景色で思い出した、昨年末の九州旅行。

 阿蘇を後にして湯布院方面へ向かうべく、やまなみハイウェイを北上していた。日本で5本の指に入るくらいの絶景コースだ。

 心配していた雪はもう大丈夫だろうかと思い始めたころ、最高標高地点の牧ノ戸峠(1333m)を前にして、圧雪路となった。
 車はノーマルタイヤのFF(前輪駆動車)である。

 いったん手前で止まったものの、「すぐ先が峠だし、ここまで雪がなかったんだから、目の前の圧雪路さえやり過ごしてしまえば、またすぐ雪はなくなるだろう」と考えた。
 幸い交通量もごく少ない。

 とりあえず様子を見ようと思って圧雪路に踏み込む。緩い上りだ。20〜30メートル走っていったん停止し、再度発進できるか試してみた。

 無理。何度試みても空しく前輪が空転するばかりである。

 とりあえず諦めて、雪のないところまでバックで戻る。上り坂なのでバックすることはできた。

 うーん、どうしよう。いったん止まると身動きがとれなくなる。ただ、おそらくは、のろのろと進み続ければ行けないことはないだろう。
 だが、峠を越えたところの下りはどの程度の勾配なのか。ここはやっぱり引き返すべきだろうなあ・・・ でも、ものすごく遠回りになるよなあ・・・

 その時、対向車がやってきた。窓から手を出して振り、合図する。ゆっくり走っていたこともあって、気づいて止まってくれた。

 互いに窓を開けて視線が合う。ちょっと違和感はあったが、話しかけてみた。

 「あの、すみません、この先の雪はどんな感じですか」

 相手はきょとんとしている。違和感が確信に変わった。ドライバーは外国人なのだ。おそらくは東南アジア系の。
 たまたま止めた車を運転していたのが外国人・・・という時代になったのである。こんなことは初めてだ。

 まあ、車を止めることもそうないんだけれど、ドライバーに日本語が通じないというのは予想しなかった。
 相手から見れば、止めたのは日本人だと予想できたろう。よく止まってくれたものである。

 気を取り直して、英語に切り替える。幸い通じた。

 この先、雪はどんな感じか、それはどのくらい続くのか。

 「うーん、2kmくらい」

 えっ? 2km??
 すぐそこが峠なので、せいぜい数百メートルだと思っていた。2kmはかなり厳しい。
 逆に聞かれる。この先の道路に雪はないのか。うん、まったくない、安心していい。

 そちらは大丈夫だが、こちらは行けるだろうか。うん、大丈夫だ、ゆっくりいけば(You can go slowly.)。

 半信半疑だった。でも2kmだ。何とかなるかもしれない。

 本当におそるおそる車を進め、結局は何とかなった(5kmくらいに感じたけど)。
 ___

 しかしながら、逆の立場だったらどう答えただろう。
 自分はスタッドレスタイヤを履いたレンタカーで峠をゆっくり越えてきた。その雪道を走れるかと聞く人がいる。

 タイヤはノーマルですか? FF? やめておいた方がいいと思います。もちろんご自由ですが、私なら絶対に行きません。

 実際、途中で後にも先にも進めなくなっている車を目撃した。幸いすでにパトカーが来ていたので、そのままやり過ごした。
 私が無事に走り終えたのは、運がよかったからにすぎない。

 つくづく「引き返す勇気」ということを考えさせられた。こんな時でも臆病なのだ。

 今思えば、よくもまあ、雪道を走るのが初めてかもしれない東南アジア人?のアドバイスに従ったと思う。
 結局は背中を押して欲しかっただけのことなのだが、それにしても。

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2016.12.30

★「徐行」(その2)

 九州を旅行中、公安委員会が設置した「徐行」の標識は、結局一度も見なかった。自宅からフェリー乗り場までの往復を含めてもなかった。

 1週間以上、1300km余(フェリーで往復したので大した距離ではないが)を走ってゼロである。

 いったい「徐行」の看板はどれくらいあるのだろうと前から疑問だったのだが、旅行前の朝日新聞に記事が載っていて、たまたま知ることができた(2016.12.15夕刊)。

 それによると、「止まれ」は約170万箇所、「徐行」は約1千箇所だそうである。「止まれ」が「徐行」の1700倍!だ。

 やはり、「「徐行」の標識を立てるべき場所に「止まれ」の標識ばかり設置」しているのは間違いないようだ。

 単純計算で、「止まれ」の看板は1都道府県あたり平均3万6170本、「徐行」は21本ということになる。それでも「20本もあるの?」という気はするが、見ないはずだ。
 以前書いたように、「あそこにあった」と思い出せる「徐行」の標識は全国で1本しか知らない。

 国土交通省のサイトによると、林道や農道などを除く、道路法第三条に規定された道路の総延長は128万キロ弱だそうで、ならば、異なる道を平均して1280kmほど走るごとに1本の「徐行」の看板に出くわす計算になる。

 それほど少ないのだ。今回私が一つも見なかったのも、偶然ではないことがわかる。

 「止まれ」ならば、自宅から数十メートル以内に数本あるのに(実際、平均すると750m走るごとに1本立っている計算になる。これではおちおち走っていられない)。
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 さて、↑の新聞記事では、東京オリンピックを控え、「止まれ」と「徐行」の標識に英語を併記する内閣府令の改正案を警察庁がまとめたことを報じている。

 「止まれ」は "STOP" でいいのだが、「徐行」が "SLOW" なのには驚いた。

 「道路標識及び信号に関する条約」に定める、赤で縁取りした逆三角形の白い看板(日本の「徐行」の看板とほぼ同じ)は、以前も書いたとおり、英語圏では通常、"YIELD"(米語) か "GIVE WAY"(英語) と表記されている。

 要するに、「あなたに優先権はないので、相手に道を譲りなさい」ということだ。

 それこそがこの看板の本質のはずである。

 たしかに、「徐行」の意味は "SLOW" かもしれないが、それならばこの形式の標識を使うべきではない。

 制定の経緯がよくわからないのだが、日本の「徐行」の看板は、いったいどうすることを要求しているのだろうか。
 ほんとうに「徐行」そのものが目的なら、もっと多く設置されていてもいいはずである(現に、工事現場などでは看板によく「徐行」が使われている)。

 国際条約上は、明らかに "YIELD" や "GIVE WAY" の意味で使われるべきなのに、日本では単に速度を落とすことだけを要求しているから、無駄にぜんぶ止まらせたい交通行政が、すべて「止まれ」の看板にしてしまっているのだろうか。

 そのセンスが、「徐行」を "SLOW" と表記させる。

 1700000 対 1000 というのは、いかにも不自然だ。都道府県あたり平均20本ほど、道路延長1280kmあたり平均1本ほどしかない看板など、そもそも不要だとすら言えるかもしれない。なにしろ、青森から広島くらいの距離を走って1本なのである。

 繰り返すが、ピクトグラムとしてのこの看板の意味は、国際条約上、「相手に優先権があるから道を譲りなさい」なのだ。ゆっくり走ることが本質ではない。

 まあ、英語ネイティブではない外国人には、SLOW のほうがわかりやすいというのは理解できなくもないのだが・・・

 いずれにせよ、外国人観光客が「徐行」の標識を見ることはまずないだろうから、どうでもいいのかもしれない。宝探しのようなものである。

 明日からまた探してみよう。ふだんの私の行動範囲には一つもないと断言できるけれど。

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2016.12.25

★九州旅行中継中

 今回は、なぜか自然に twitter で旅行を中継する感じになっています。

 twitter なので、(つまらない)文章はほとんどなく、(つまらない)写真は比較的豊富です。

 このブログの→からもご覧になれますが、よろしければ、以下をご覧くだされば。

 https://twitter.com/windcalmskc

って・・・ だれが見るねん???

 でも、ご覧いただければ、それが私の小確幸です ^^

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2016.12.17

★車中泊大成功

 週末、旅行には行けないので、届いたマットを車に敷き、自宅の車庫で車中泊してみた。

 まったくもう、いいトシをして何をやってるんだか。ほんとにアホである。
 折りから、この冬一番の冷え込みだ。

 しかしこれが大成功。これまでの車中泊が何だったのかと思うほど快適で、朝7時前にトイレに行きたくなって起きるまで、ふつうに寝られた。

 もともと、睡眠の質がいい方ではないので、これなら寝室の布団で寝ているのと大差ない。

 問題は寒さだけか。

 車庫の中なのでまあ寒くはなかったが、これが放射冷却の激しい屋外とかだとどれくらい冷え込むか未知数である。
 ___

 旅行に出るのもけっこう面倒で、「どうしようかなあ、やめようかなあ」という感じが続いていたが、ちょっとやる気が出てきた。

 どんなつまらないものでも、背中を押すのはいつも「新しい経験」だと思う。飽きっぽいからだろうか。

 興味の範囲が狭いし、お金を使うことが好きではないので、なかなか難しいんだけれど。

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2016.12.15

★車中泊大作戦

 昨年夏の北海道旅行、今年のゴールデンウィークの東北旅行などは、車中泊をメインにした一人旅だった。列車やバスではなく、自家用車内での車中泊だ。

 一番の理由はもちろん経費節約だが、朝や夜に行動の自由があることも大きい。夜11時まで走って移動して、朝7時に走りだすなどいうことが簡単にできる。

 だが、悲しいことに、私の車は小型のセダンで、まったく車中泊には適していない。
 北海道と東北は、後部座席とその足もとを埋め尽くすエアマットを使ってしのいだが、身体をのばして寝ることができないばかりか、上に座ることもできない。前席からの移動もその逆も大仕事である。夜中にトイレに行くだけでも難儀した。

 家人が乗っている別の軽自動車がもう20年近くになるので、次は車中泊のしやすい車を購入しようと、しばらく前から考えている。

 何かいい車はないかと、折りに触れてチェックしているうちに、もしかすると、今の私の車でももっと快適に車中泊できるのではないかという思いが生じた。

 そう思って車の横に立ち、長さを目分量で見ると、どう見ても身体をのばして寝られそうにない。大きな車が嫌いでコンパクトなセダンにしたのを少し後悔する。
 まあ、いずれにしても、後部座席の背もたれを前に倒すとトランクとの間に大きな段差ができるし、背もたれ自体も少し斜めになって水平に寝られない。
 どうせダメなんだろうなあ・・・と思っていた。

 しかし、この年末、がんばれば長い休みが取れそうなので、念のため、ダメもとくらいの気持ちで実際に寝られるかどうか試してみることにした。
 あれやこれや試しながら考えると、なんと!最終的に、幅65cm・長さ190cmくらいの、まずまずフラットな寝床を作れることがわかった。頭は前席の背もたれの後ろ、背中は後席の背もたれの裏、足はトランクの中、になる。

 天井が低すぎて寝床の上には座れないとか、背中が少し傾斜するとかの問題はあるものの、これまでよりははるかに快適に寝られそうだ。
 後席は2/3だけ前に倒すので、残りの1席に移動すれば座ることもできる。出入りは後部ドアから。

 問題の段差は、ニトリで売っているわずか1990円(税込)のマットレスを畳んだままトランク内に置くことで、誂えたようにぴったりと解消する。
 頭の部分が、ちょうど後席に座った場合の足を置く位置にあたり、寝たときに頭が空中に浮いてしまうので、そこには同じくニトリで買った背の高い風呂椅子を台として置くことにした。

 後席の背もたれの裏は硬いので、寝るためのマットも必要だ。いったんは、上記の段差解消用マットをもう一つ買い、本来の形に広げて使おうと思っていたのだが、サイズが合わなかったので、結局、ネットでいろいろ調べてキャンプ用のマットを購入することにした。安物ではあるのだが、私にとってはそれなりに高い。
 だがこれも、誂えたようなサイズで、厚さも5cmあり、快適に寝られそうだ。届くのが楽しみである。

 早速この週末、試しに一泊で車中泊旅行に出ようかと思ったが、珍しく両日とも予定があり、しかも、今日、ちょっと重い仕事の依頼が来てしまった。

 まあ、仕事は年明けに回し、年末はまた一人旅に出ようと思う。「明日できることは今日するな」だ(笑)

 それにしても・・・

 こんなに車中泊にこだわるなら、それにふさわしいミニバンとかを買えばよかったのかなあと、ほんの少し考えてみた。

 いやいやいや、やっぱりありえない。年に何度かの車中泊のために、大嫌いなミニバンを日常の足にするなど、私の自我が耐えられない・・・

 つまらない自我だとは承知しつつも。

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2016.12.02

★「徐行」

 みなさんは、正式な(というのは、公安委員会が設置した)「徐行」の標識をご覧になったことがあるだろうか。

 「ああ、あそこにあるよ」と言えれば大したものである。

 私は、茨城県以外のすべての都道府県を車で走ったことがあるが、いま思い出せるのは全国で1つ!しかない(もちろん、他にもあるだろうとは思う)。

 なぜか。

 「徐行」の標識を立てるべき場所に「止まれ」の標識ばかり設置するからである。

 外国の方はそれほど経験はないが、訪れた国の中でこんなことをやっている国はただの一つもなかった。

 ・・・と書いてきたところで、この件は以前書いたのではないかという気がしてきた。

 調べてみるとやっぱり・・・

 われながらなかなかうまく書けていると思う(笑)

 まだの方はぜひお読みいただければありがたい

 この国の交通行政は、本当にひどい。

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