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2004.01.31

■1か月

 2004年の最初の月が終わろうとしている。このココログがここで終わろうがこの先続こうが、この月はおそらく人生で一番長く日記?をつけ続けた月として記憶に残るだろう。
 これをきっかけに何かが変わったり動いたりするという期待は、その実現のかけらすら見いだせない。いまだに、誰かがここを読んでいるかどうかさえ疑っている。
 どうしよう、続けてここに心境を記していくべきだろうか。おそらくは自己愛と自己憐憫に満ちた泣き言が並ぶだけに違いない。それで笑われるか同情されるか、嫌われるか糾弾されるかはわからない。確かなのは、たぶんそれでも何も変わらないだろうということだけだ。でも、そんなに何かに変わってほしいのか? だいたい、どうありたいのか、どうなりたいのかすらわからないのに。

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■バブルなイタリアンランチ

LaTourDessertLaTour 黒服の出迎えで真っ白なテーブルクロスの席に案内される。ナイフとフォークは外から順番に取る。吹き抜けの高い天井、ゆったりした配置、コンクリート打ちっ放しの内装。店内フロアに築山。ここにはバブルがそのまま息づいている。
 かろうじて安心できるのは、ナプキンが紙であることだ。メニューと価格はおそらくあのころとはぜんぜん違うのだろう。だが、来たことがないのでわからない。
 安くはないが、ごく普通の値段設定だ。いや、雰囲気にお金を出せる人なら文句なく安いだろう。味もいい。駐車場が広いのも、混むことがないのも美点だ。
 だが、やっていけるのだろうか。

店 名:Bar&Restaurant LATOUR(ラトゥール)
所在地:大阪府箕面市如意谷4-380-1
(新御堂筋北端突き当たりを西へ左折、最初の信号右側)
電 話:072-723-4355
定休日:なし

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2004.01.30

■とはいえ連休

 とはいえ、明日と明後日は連休だ。外でしなければならぬ仕事も飛行訓練もない。ほっとする。もう免許は取得したのだ。

 2年近くもの間、仕事系のない週末には訓練系を入れてきたため、どちらも入らぬというのはほとんどなかった気がする。土日が両方つぶれることもけっこうあった。訓練は緊張するし、前日からストレスもたまる。それを思えば楽になった。

 が、ステータスはつねにゼロである。楽になろうが辛くなろうが、それが日常だ。それが基準になる。働く気力をなくした者は働かない状態が普通になり、過労死寸前まで働いている者も、それが普通になっているのだ。
 習慣の恐ろしさを思う。

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■読者からのお便り?

 ココログでメールアドレスを公開しているが、知らない読者からメールをいただいたことはない。今日はしかし、知らない方からさまざまなメッセージが来ていた(かに見えた)。ご丁寧に、すべて添付ファイルがついている。もちろん、すべて今ちまたをにぎわしているコンピュータウィルスであった。
 まったくもう、疲れてるときに・・・

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■疲れた・・・

 疲れた。それにしても、同じ疲労でも、どうして違ったふうに感じるのか。「心地よい疲れ」という言葉はあるが、その逆のこの疲れをなんと呼べばいいのだろう。
 精神的にも肉体的にも大した労働をしているわけではない。もともと?心も体も弱いので、これほど疲れるのだろうと思う。自分のせいだ。
 だが、もっとハードな仕事をしている世の中の多くの人のことを思うと、余計に暗澹たる気分になる。疲れることによって鍛えられ、より大きな疲れにも耐えられるようになっていくのだろうか。

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2004.01.29

■インフレカウンタ

 このココログのカウンタは、左がIPによるユニークアクセス、右がのべページビューをあらわしている。
 が、自分でリロードしていて妙なことに気づいた。右のカウンタがリロードごとに2ずつ増えていくのだ。友人に確認してもらっても同じ。
 更に妙なことには、そのくせ、偶数になったり奇数になったりする。どうなっているんだろう? あ、新しいIPの人が来ると一つしか上がらないのかな。
 確認のしようがないのだが、こうなると、ユニークアクセスの数字も疑わしい。
 それもこれも、二つカウンタを並べることを想定していないからのようだが、問い合わせてもなしのつぶてが続いている。どうしようか思案中だ。識者のご教示にあずかれれば幸いです。

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2004.01.28

■時間の不思議

 ↓の店、店名にちなんで月の満ち欠けを示すカレンダーを壁にかけている。そこに日の出の時刻も載っているのだが、今日は6時40分ぐらいになっていた。そんなばかな。7時ごろでしょう。
 調べると、Printed in Korea とある。ということは、おそらく東京基準に違いない。日本標準時は明石なんだけどなあ・・・と思う。東京って、この時期、日本で一番早く夜が明けるんですよね。厳密には千葉県の銚子かな。北海道の東の端と変わらない。
 それで思い出した。九州に旅行していて、なかなか日が落ちないのにびっくりした。冬至を過ぎたばかりだというのに、午後6時になってもまだそれなりに明るいのだ。たかだか九州へ行ったぐらいで、日が長いのを実感するとは思わなかった。阿蘇外輪山の雄大な景色とあいまって、まるで外国へ来ているようだった。
 夏時間のヨーロッパなどへ行くと、9時になっても夕方みたいだとか、時間って、人間の都合で適当に決めていいんだということがよくわかる。
 困るのは私。普段は時計に縛られているくせに、つい、「日が暮れるまでにホテルを見つければいいや」と自然人のような気になって、9時過ぎまで見つからず、青くなったりするのでした・・・

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■前菜つき?

antipasti01 たまに夜行く店でランチを食べた。ランチは確か3度目である。前菜が運ばれてきた。おいしそうだ。
 が、「あ、あの、えっと、850円のランチなんですけど・・・」と口走りそうになってぐっとこらえた。前菜なんてついてたっけ? デザートもついてるはずなんだけど、850円ですか?
 手前はタイ、右手はタコ。どちらもおいしい。ちょっと上等すぎるぐらいだ。
 デザートは洋梨のシャーベットだった。おしゃれに飾ってあるが、まあ、これならわからないでもない。
 コーヒー入れて、税込み997円也。初めから飲み物付きで税込み1000円ではダメなのかな。

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2004.01.27

■新・いきつけ? 補足

 肝腎のパスタについて。数種類から選べる。他にリゾットやメインを選べるランチもある。
 選んだのはツナとキノコのトマトソース。なんてことはないメニューだ。スパゲッティ(ーニ)もふつう。が、けっこう具だくさんでおいしい。トマトソースは相当のレベルだという気がする。
 それにしても、おいしいソースって、どうやって作るんでしょうね。

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■新・いきつけ? 2/2

 この店、改装前は店内のフロアにクラシック高級車やレースカーなどがごろごろしていた。信じられますか? どんな値段かとびくびくしてメニューを見ると普通だった。
 今回の改装で、さすがにそれはなくなった。バブル崩壊最終章といったところか。
 問題は、↓のデザート。ランチメニューにはすべてデザートが付いている。単品はないようだ。選択の余地はない。
 問題1.一応、ダイエット中なんですが・・・
 問題2.税込み1260円になる。
 1はまあ、おいしいから許す。多くても週に1回だから大丈夫だろう。しかし、2は微妙だ。大したことないと言えば大したことない。しかし、行きつけのトラットリアの実に1.26倍だ。差額で吉野家の牛丼が食える(かな)。デザートなしで1000円にしてくれれば、両方の問題が一気に解決するのだが・・・
 アンケート用紙もないし、客の選択肢って、その店に行くか行かないかしかなんですよね。まさに投票行動と同じですね。

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■新・いきつけ? 1/2

dessert02 先々週、第一候補だったにもかかわらず「改装中」で振られた店でランチを食べた。あのときは結局、4番目にたどりついた店で食べたので、今日はラッキーだったのかもしれない。
 店内は、改装前からそうだったのだが、ずばり「バブル風」。まるでタイムスリップしたかのように、懐かしの80年代終わりを髣髴とさせてくれる。当時を知っている人なら、それだけでも行く価値あるかも。もっとも、私自身は、(株で大損したことを除けば)バブルとはまったく無縁に過ごしたので、哀愁は感じない。
 いまどきどういうセンスをしているのだ?と思うのだが、建物自体がおそらくバブル期に建てられているため、その巨大空間を他のセンスでは埋められないのかもしれない。そういえば、あの手の「バブル空間建築レストラン」が減ってきている気がする。建て替えにお金をかけるほうが、あの種の空間を維持するよりも安上がりなのだろうか。

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2004.01.26

■Wind Calm その4

 アメリカでの訓練初日、午後も飛ぶことになった。
 午前中とはうってかわって、けっこうな風が吹いている。しかし、日本の風とは何かが違う・・・

 「Wind 270 at 15」西風、15ノットだ。時速に換算すると、約28km/hとなる。車と違い、空気の中を飛ぶ飛行機は、この風の影響をそのまま受ける。もし、西に向かって178km/hで飛んだとしても、実際の速度は150km/hにしかならない。前者を対気速度、後者を対地速度(=実際の移動速度)という。逆に、東に向かって同じ速度で飛べば、対地速度は206km/hとなる。日本とアメリカとを往復する飛行機が、行きは速いのに帰りに時間がかかるのも同じ理由だ。

 実際には、まっすぐ風上・風下に向かって飛ぶことは少ないので、横や斜めからの風によって飛行機は流される。したがって、まっすぐ飛ぶことも、丸く円を描いて旋回することも、少しでも風があれば簡単ではない(いや、風なんかなくても、素人パイロットにとっては、まっすぐ飛ぶことや同じ高度・速度で飛ぶことさえ非常に困難だ・・・)

 15ノット、日本で訓練していたころのほぼ上限に近い風だ。20ノットを越えれば、まず訓練はしない。しかし、実際に上がってみると、思いのほか飛びやすい。もちろん、流されはする。しかし、機体はけっこう安定しているのだ。
 ほぼ同じ強さの風が、同じ方向からコンスタントに吹いている。まるで首を振っていない扇風機から来る風のようだ。日本ではこんな風はまず経験したことがない。強い風が吹いていても飛びやすい所以である。

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2004.01.25

■綿矢りさのすごさ

・・・といっても、文学とは何の関係もない。
 お三方からのお教えにより、カウンタがうなぎ登りになる理由が判明した。どうも、綿矢りさ氏を検索したときに、このBlogが上位に来るためらしい。今ごろになって氏関係の記事へのコメントをいただくことが続いたのを不思議に思っていたのだが、それもこれも、綿矢氏に触れた部分が最近検索エンジンに登録されたせいだろう。
 以前から「リングィーネ」ならトップで表示されるのだが、だれもそんな単語で検索しないよな・・・
 コメントにも書いたが、だとするとまことに申し訳ない。氏に触れたウェブサイトはあまたあるだろうが、その中でもっともしょーもなく、かつ、氏に失礼なサイトの一つであろう。綿矢さん、読者の皆さん、ごめんなさい。

 ともあれ、これもまた必然的偶然による何かのご縁。綿矢りさ氏の足元にも及びませんが、これを機会に拙Blogをご愛読いただければ幸いです。
 

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■マグノリアの花たち

 ジュリア・ロバーツ、シャーリー・マクレーン、サリー・フィールド、ダリル・ハンナ。
 アメリカ南部の田舎の女性たちの友情と愛情を、結婚式・クリスマス・葬式・イースターを通して描く(というまとめ方をした批評が他にないことを祈る)。
 ♪Life goes on, blah ! ... である。実際に、登場人物が、Life goes on... と何度か口にする。
 もしかすると文学的娯楽超大作? この手の映画をある程度味わえるほどにはやっと成長してきた気がする。数年前なら見なかったかも。その裏返しとして、いわゆるアクション映画は相当いいのでないとばかばかしくて見ていられなくなってきた。幸か不幸か人生は続き、ぼくも年をとる。
(Steel Magnolias, 1989 U.S.A.)

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■やはり異常だ・・・

 カウンタを調べてみた。1日あたりのアクセスはずっと50ぐらいで推移していたのに、金曜日あたりから一気に十倍以上に膨らんでいる。何かあったとしか思えない。現在までの1日で、IPアドレスによるユニークアクセスが600、のべアクセスが2000に迫る勢いだ。3週間分の1/3が1日で読まれたことになる。
 読んでいただけるのはひじょーにありがたいのだが、なんだかちょっと気持ち悪い。

 ごく最近、ここへいらっしゃった方々、理由解明のため、なぜこのページを開くことになったのか、コメントなりメールなりでお教えください。お願いします。

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■今日のランチ

DSC00340DSC00341DSC00342 今日のランチです。もちろん、一人で食べたのではありません。このほかに、ボンゴレロッソとバニラアイス二つもありました ^^DSC00344DSC00345

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■明石大橋(明石海峡大橋)


 昨日のフライトで撮った写真ではありませんが、明石大橋(明石海峡大橋)はこんな感じで見えました。

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2004.01.24

■夜霧のマンハッタン

 ロバート・レッドフォード、デボラ・ウィンガー、ダリル・ハンナ。
 製作・監督がアイヴァン・ライトマン(「ゴーストバスターズ」の)。
 焼死した画家の娘を軸に、地方検事補と弁護士のロマンスを交えたアクション(付)法廷?サスペンス。
 しかし、個人的には、何とか最後までつきあえたという程度の映画でした。おひまならどうぞ、という感じ。特に最後がちょっとトホホか?
 それにしてもこの邦題・・・ 何とかしてくれ。

(Legal Eagles, 1986 U.S.A.)

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■カウンタがうなぎ登り!?

 昨日あたりからだと思うのですが、カウンタの増え方が異常です。
 これは、わがBlogがどこかに紹介されたりしたからなのか、はたまたカウンタの異常なのかわかりません。
 さっきから40分で、のべカウンタが100以上アップしてます。ほんとに読まれているとしたら嬉しいのですが・・・

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■無事帰還・・・

 昨日秘密を告白して懺悔し、一人息子への感謝の言葉を世界中に(日本語で)発信してから久しぶりのフライトに出たので、なんだかこれで「今生の別れ」になるかもしれないというごく微かな予感を感じながら家を出ました。
 幸い、予定調和的に?予感は外れ、まったく何事もなく無事帰還しました。懐かしい疲れとともに、夕食です。

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■新春初フライト

 遅まきながら、今日は新春初フライトの予定です。晴れて穏やか、だと思っていたのですが、曇り空ですね。安全第一で行ってきます。

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2004.01.23

■おいしかった・・・

pasta 実は息子がいます。今まで隠していてごめんなさい。万一、このBlogを見た妙齢の美人からメールが来たときのために、嘘をつかない範囲で隠していました。懺悔します。許してください。

 で、疲れ果ててパスタを茹でに立つ気力もない私を見かねて、孝行息子が台所に立った。その母親も仕方なく手伝う(あっ、妻もいます、すみません)。身長の合わないガスレンジでパスタを茹でるのはちょっと危ないのだ。
 結局、これが息子が初めて作った料理らしい料理となった。記念に何もかも白状してこうやって載せる。それにしても、ついこの間まで赤ちゃんだったのに、こうやってちゃんと成長している。味も、下手なスパゲッティ屋よりは、確実においしかった。おかげで元気になりました。ありがとう。

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■スパゲッティが食べたい!!

 いつから食べてないだろう? もうはるか昔から食べてないような気がする。
 調べてみると、先週の土曜日にアラメゾンで食べて、次の日に30gだけ自分で作って食べたことがわかった。日記というものが続いたことのない私が、こうやってBlogを書いていることの効用だ。
 ということは、きょうで丸5日食べてないことになる。ほとんど禁断症状だ。さっき夕食が終わったところで、かつ、今日は仕事でへとへとに疲れているが、今からスパゲティを茹でようかどうか、しばし思案している・・・

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2004.01.22

■冷えましたね

minus 今日は冷えましたね。関西では7年ぶりの冷え込みだとか・・・
 車の温度計は、信州の標高2000mで経験した温度を示していました。
(念のため、60kmというのは残り走行距離で、速度ではありません)

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■セスナ機墜落

 山梨県甲府で、国際航空輸送の所有するセスナ172Pが墜落した。亡くなったパイロット2人とカメラマンは、本当にお気の毒だ。お悔やみ申し上げるほかない。
 機長の31歳の女性は飛行時間2000時間の中堅、同情していた42歳の男性操縦士は8000時間の大ベテランで、いずれもプロのパイロットだという。気流が悪くなる場所だという話もあるが、夜間でも荒天でもなく、視程も悪くない。原因は航空鉄道事故調査委員会の調査を待たねばならないが、報道から推測する限り、スローフライト中に失速してスピンに入ったらしい。やはり、乱れた気流が影響したのか。低空だったため、回復する暇がなかったのだろう。

 日本に民間の飛行機(ヘリやグライダーを除く)は何機あると思いますか? たった1200ほどです。そのうち、旅客機などのいわゆるライン機を除くと800ほどしかありません。自動車は(これは全部含めてですが)、7600万!台あります。(数字はいずれも最近のデータからとりましたが、あくまでも概数です。)

 そのたった800機の飛行機(しかも、実際に飛んでいるのはもっと少ないでしょう)の中から、毎年2〜3機?が墜落しています。ものすごい確率だと思いませんか? もちろん、今回もそうであったように、低空を低速で旋回するといった、難しいフライトをこなしたりするためでもあります。万全の整備を誇る機体で、普通に上がって降りるライン機とは事情が異なります。また、小型機は、私のようなアマチュアが操縦することもあるというのも大きな違いです。

 いずれにせよ、離陸したからには、自分と同乗者はいうまでもなく、地上や海上や空中にいるすべての人の命に危害が及ぶ可能性があることを、再度、肝に銘じなければならないと思います。

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2004.01.21

■Wind Calm その3

anotherairport すぐ近くの別の空港上空を経て、湖へ向かう。湖上が訓練空域だ。
 最初は旋回訓練。正面の山を目標にして、360°旋回する。1周回ったらまた最初の山が正面に来る。バンク30°の通常旋回。地平線が嘘のように綺麗に真横に流れていく。なんだか回り舞台を見ているようだ。左旋回2回、右旋回2回、難なくクリア。オレって、こんなに操縦うまかったっけ?
 次に苦手な急旋回。バンク45°で同じく360°の水平旋回。何度やっても、ちょっと平衡感覚がおかしくなる。放っておくと機体が下を向いて高度が下がってしまうので操縦桿を引くのだが、今度は機種が上を向き、下がったり上がったりと、「回り舞台」にならないのが常である。それが・・・
 南カリフォルニアの山々は、目の前で45°の角をなし、その姿のまま、綺麗に横に流れていくではないか。もちろん、操縦桿は引いている。しかし、修正作業がほとんど必要ない。

 Wind Calm... 安定した大気・・・ 後でわかったことだが、夏のその時期、ここ南カリフォルニアは、午前中、いつもこうなのだった。(つづく)

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■ブルーベリーのジャム? 2/2

 ある朝、パンに塗ろうと思ってスプーンで掬い上げてみると、あのつぶつぶがどこにもない! 昨日までは驚くほどごろごろしていたブルーベリーの実が見あたらないのだ。ビンの奥の方をまさぐってみても、出てくるのは濃いぶどう色をしたゼリー状の物体ばかりである・・・
 最初は意味がわからなかった。あまりのことに唖然としていたのだ。起き抜けの働かない頭に魔法をかけられたようであった。
 種明かしは必要あるまい。要するに、ビンの上半分にはブルーベリーの実がぎっしり、下半分にはゼリーがびっちり、という具合だったということである。ちょうどその境目が、前日と当日の境目だったのだ。
 ある種の上げ底なのか、製造上の都合なのか、こういうものなのかはわからない。
 結論としては、もう一度同じものを買うが、今度はよく混ぜてから食べよう、というものであった。もっといいのがあったらお教えください・・・

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2004.01.20

■花粉症に効く?

yogurt 20年以上前から花粉症だ。草分けの一人だと自負している ^^;。当時はまだ珍しい病気で、近所の医者では診断がつかず、長い間、無意味な治療に通ったりもした。花粉だけではなく、ハウスダストやダニなどいろんなアレルゲンへのアレルギー性鼻炎だったが、幸い、東京から患者の来るような名医?が神戸にいて、そこまではるばる電車で通うことで完治した(かに見えた)。
 だが、花粉症だけが再発した。アレルゲンである花粉が、特定の季節にしか飛ばないことがその理由らしい。せっかくできた耐性が持続できないためだそうだ。
 それ以来、またいろんな苦労をしてきたが、今シーズンは「花粉症に効く」ヨーグルトが発売されたというので試してみることにした。なんでも、LGGとかいうタイプの乳酸菌が、腸の免疫細胞に働きかけてアレルギー反応を緩和するらしい。科学的根拠ありげな説明に弱い私は早速試すことにした。

 が、食べ始めてすぐ、今年は例年になく花粉が少ないという予報・・・ 嬉しいのだが、それじゃ、効いたのかどうか判断できないじゃないか。

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■ブルーベリーのジャム? 1/2

blueberryjam ふだんジャムなどまったくといっていいほど食べないのだが、あんまりあちこちで「ブルーベリーが目にいい」と聞くので、まあ、効用があるほど食べるかどうかは別にして、食生活に組み込むことにした。
 せっかくなので、近所に新しくできたフランス資本のスーパー「カルフール」で本場もの?を探してきた。「砂糖をまったく加えず、フランスの伝統的レシピで作ったフルーツスプレッド」という表示に負けて買ってしまった。284gで500円也。「ジャム」とはどこにも書いていない。
 開けてびっくり玉手箱。ほんとに、ブルーベリーがそのまま、黒真珠のびっしり詰まった宝石箱のように入っている。これはすごい、これなら安い、と一人で悦に入っていたのだが・・・(つづく)

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■ダイエットのコツは・・・

食べる量を減らすことに尽きます(笑) ただし、バランスには気をつけて食べましょう(オマエが言うな)。
 「ダイエットに失敗」とかいうのは、あんまり理解できない。大量に食べないと気を失って倒れてしまうとかいうのならともかく、カロリーを減らすことは簡単だ。食べなければ「絶対に」太らない。拒食症で亡くなったカレン・カーペンターの例を出すまでもなく、死ぬまでやせることができる。
 でも、健康ならやせる必要なんかありませんよ。ぼくがダイエットを始めたのは、ある種「病気」だったからです。カレンが無理なダイエットなんかしなければ、ぼくたちは今の彼女の歌声を聞けたのに・・・
 いずれにせよ、ダイエットをするのなら本末転倒にならないよう、バランスのとれた食事と適度な運動とたっぷりの睡眠をお忘れなく(もう寝なきゃ・・・)

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2004.01.19

■パスタで〆た

 昨夜の夕食は、焼き魚(アジ)と筑前煮であった。春菊のごま味噌和えに味噌汁などもあったような気がする。きれいに和食でまとめてみました、というところだ。
 ところが、一緒に牡蛎と白ネギの炒め物があったのがいけなかった。本来の夕食もそこそこに、いそいそとお湯を沸かしに立つ私。たった30gのスパゲッティーニを茹で、1つ牡蛎を残したソースにアジの身を適当に放り込み、オリーブオイルを加えて和える・・・
 結局、これが絶品でした。あ、写真とらなかった。無念。
 それにしても、毎日食べても飽きないどころか、食べないと無性に欲しくなったりもする。もしかして、オリーブオイルだかニンニクだかに、麻薬的習慣性があるのではなかろうか。

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2004.01.18

■美食家?

 念のため、美食家ではありません。イタリアンのランチは多くても週2回まで。予算も1000円以下です。1200円だとかなり思い切らないとだめだし、1500円以上はまずありません。その日以外の予算は、コンビニ系おにぎり2つか3つで、300円です。さすがに、吉野家に行ったりはしませんが、予算としては変わりません。

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■ダイエット中です

 読者からのご質問にお答えします(笑) それにしても、99%自己満足の Blog であることはわかっているものの、やはり「読まれている」という実感が湧かず、空しさが募るばかりの中、反応をいただけるのは嬉しいことである。
 質問は「イタリアンばかり食べる美食家のようだが、コレステロール値は大丈夫か」という趣旨だ。
 大丈夫です(たぶん)。もうすぐ身体検査を2回もやるので、今年も大丈夫なことがわかると思います。
 一番太っていたときは、180cm, 72kg だった。確かに胴回りに肉は余っていたが、デブからはほど遠い体型だったので、好きなように食べていた。が、実は内蔵デブであることを医者に指摘され、ダイエットを厳命された。それ以来数年、ずっとダイエット中である。夕飯など、ご飯は茶碗に 2/3 ぐらいしか食べない。パスタも、自分で作るときは 80g である。正月に弟に作ったとき、200g 以上食べると聞いて、のけぞった。
 ここ2年ほど、体重は、65kg でほぼ安定している。イタリアン(パスタ)は太らない、というのは、私で証明されたと思う(信じないよーに)。オリーブオイルはたっぷりと使うが、むしろ動物性油を排出する効果があるような気さえする。ニンニクも体にいいのではなかろうか。

 一つだけ心配なのは、もしかして、常にニンニクくさいのではないかということだけだ・・・

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■Wind Calm その2

Tower 日本で1年半ほど訓練した後、免許を取るために渡米した。長々と述べることは避けるが、日本で社会人が趣味のために飛行機の免許を取るのはあまり現実的ではない。やたらと手続きに手間暇がかかり、それに伴ってお金もかかる。下手をすると試験だけで1年仕事になる。アメリカなら、学科1日、実技1日である。
 これはもちろん、アメリカで楽に免許が取れることを意味するものではない。日本よりはいくらか楽かもしれないが、要求されていることに大きな違いがあるわけではない。あくまでも、ばかげたシステムと合理的なシステムとの差である。アメリカの「帝国」ぶりは目に余るが、美点もまた多い。
 ともかく、南カリフォルニアでの訓練が始まった。管制塔からはいきなりの「Wind Calm」である。が、初めて異国の空を飛ぶ緊張のために、風のことなど意識している余裕はなかった(文字通り、パイロットの風上にもおけませんね)
 気づいたのは、左旋回して水平飛行に移ってからだったかもしれない。やけに機体が安定していたのである。(つづく)

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■やっぱり綿矢りさは

かわいい。また別の「実際にしゃべっている映像」をテレビで見た。印象って怖いですねぇ。前言撤回?
 今度は妄想理想的なまでに愛くるしい姿(例によってその場面「しか」流さないテレビ番組って・・・)を見せてくれた。
 「自転車で転んじゃって擦りむいちゃったんですぅぅぅ」「そうかあ、そんなのもあったのかぁぁぁ」「恥ずかしい♪ 見ないでくださいぃぃぃ」といって膝を隠す・・・

 しかし、オマエ、わざとやってんのか・・・

(念のため、綿矢氏の発言は曖昧な記憶に基づく再現です)

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2004.01.17

■桜文鳥

SakuraChan 桜文鳥を飼っている。一日の大部分をカゴの中で過ごさねばならぬことを除けば、ノーテンキで幸せそうだ。何の憂いもない(ように見える)。もう成鳥だが、体重はいくらだと思いますか。なんと22グラム。500円硬貨3枚分である。飛べるはずだ。

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■おいしいイタリアン

alamaison 考えてみればこのページの影響力などないに等しい。つまり、これを読んで客が押しかけたために混んで困る・・・という事態は想像できない。逆に、少しでも、正当に評価されていない(気がする)個人店の役に立てるなら、という気持ちもある。タイ料理のレストランを紹介したのは、それが動機だった。
 もう1店、紹介したい。ランチもディナーもリーズナブルでおいしいイタリアンの店だ。名前を「ア ラ メゾン」という。あれ!? フランス語じゃないか。フレンチイタリアン?+和食の華、という感じだろうか。
 前菜に、値段からは想像できない皿が出てくる。セコンドの盛りつけもいい。あ、もちろん、味も。
 ただ、微妙にハズしてる部分もけっこうある。インテリアとか、コーヒーについてくる砂糖とクリームとか。おしゃれな中にそこはかとなく漂う田舎くささはしかし、庶民を安心させてくれて、くつろげる。
 今日のランチ、土曜日だというのに、入れ違いに入ってきた客を含めて他に2組しか見なかった。夜もすいていることが多い。どうしてだろう、心配になる。単に、まだ知られてないのかな。
 ぼくがこの店を「いきつけ」にしないのは、微妙に行動範囲から外れているからである。そうじゃなければもっとせっせと通うのだが。

店 名:ダイニングキッチン ア ラ メゾン
所在地:大阪府茨木市中穂積1丁目6-46
(茨木警察署南側すぐ・動物病院となり・JR茨木駅歩5分・Pは道を隔てて東側に3台)
電 話:072-621-7380
定休日:日曜・祝日のランチのみ

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■マリー・アントワネットの首飾り

 フランス革命前夜の裏面史。事実に基づいているという。感想割愛。
 それにしても、枢機卿が生涯「不信心」であったことを「不心身」だったと出す締めくくり部分の字幕は、かなり致命的。そんな単語、あれへんやん。だいち、読み方も違うやん、古語じゃあるまいし。どうやったらこんな誤植できるん?
 キャラからして、一瞬「不死身」だったのかと勘違いした。だいたい、映画の字幕ってひどすぎる。字幕に頼って見てるんだから、もう少し何とかして欲しい。

(The Affair of the Necklace, 2001 U.S.A.)

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■綿矢りさに芥川賞

 かわいい。表情や髪型や服装を含めた全体の雰囲気もいい。ただ、20年前の少女という気がしないでもない。いまどきこんな、ぼくが学生のころにある種の理想としたような女の子がいるのだろうか。
 朝日新聞の1面に載っていたカラー写真などは、受賞した二人を写したと見せかけて、実のところ、 綿矢りさ「だけ」の最高の表情を切り取っている。一流?新聞社が何やってんだか。「なんだかんだ言っても女は顔」だというメッセージを、こうやってマスコミも垂れ流し続けているのだ。
 もともとアイドルには興味ないのだが、こうまでかわいいと気になる。中身がない女の子ではなく、ぼくが大学生のころに生まれたくせに、もう芥川賞を取ったというのだからなおさらだ。いったい、ぼくはこの20年間、何をやってたんだか。
 が、実際にしゃべっている映像をテレビで見て、一気に気分が萎えた。この子とは話ができそうにない。やっぱりイマドキの女の子なんだな・・・ 「ある種の理想」なんてのは、どのみち妄想の中にしか存在しない。

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■ブックマークが消えた!

 NetScape 7.1 (Mac OS X) のブックマークが消滅した。昨夜は大丈夫だった。今朝立ち上げると空白。
 その他が全く正常だから余計に気持ち悪い。サイドバーの設定も中身も健在で、ブックマークだけが綺麗さっぱりなくなっているのだ。初期設定も正しい。
 Bookmarks.html をはじめ、いろいろファイル検索してみたがだめ。DiskFirstAid も正常を告げる。
 データのバックアップは神経質すぎるほどとっているのだが、ブックマークはあまり意識していなかった。これを機会にいったんチャラにして、また最初から整理し直すか・・・ まあ、たまにそうしてるから、バックアップまでとってなかったんだけど。でも、OS を 10.3.2 にしてからブックマークも整理して、やっと形になってきたところだったんだけどなあ・・・

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■アリー my Love

 長い間かけて少しずつ見ている。やっと Fifth Season まで来た。アリーを初めとする登場人物が自分に似ている気がするのが魅力の一つだ。人気の理由もそこにあるのだろう。
 ボストンが舞台になっているが、実際にボストンで撮影されているのは、繰り返し使われる風景のみのようである。登場人物の英語がやたらわかりやすいのは、「ボストンらしさ」を演出するためなのだろうか・・・

 見たのは、強盗に妻を殺されて神を信じられなくなった牧師の話。ぼくだって神は信じてないさ。特に今日のような日には。そうだろ?

(Ally McBeal, 1997- ? U.S.A.)

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2004.01.16

■雪

buriedsignalsnowisland

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2004.01.15

■『国境 お構いなし』

 いつものトラットリアでスパゲッティが来るのを待つ間に読み始めた。冒頭、思わずうなってしまうような内容に出くわし、実際にちょっとうなってしまった。
 仕事柄、本を読まない方ではない。が、ゆっくり本を読んでいる時間などなかなかとれず、特に小説類はもうほとんど読まなくなってしまった。他の本も多くは読めない。そういえば、1週間前に借りたビデオ2本にもまだ手をつけていない。いずれにせよ、本を読んでうなることも久しくなかった気がする。
 著者は、日本で最も有名な学者の一人、上野千鶴子である。ご存じない方には、東大教授というと通りがいいかもしれない。フェミニストだ(念のため、「女性に優しい男」ではもちろんない)。実に芸達者で、硬軟多数の著書がある。
 この本は「軟」のほう。それでも教養?がぷんぷんと匂ってくるが、ハタと膝を打った冒頭は、ふつうのエッセイふうである。ごく部分的な引用では伝わらないので、興味のある方はお読みいただきたい。そこだけならほんの2〜3分で読める。その最後の数行に惹かれた。もちろん、それまでの流れがあってのことである。
 「What am I doing here ? 《中略》この問いにいったんとりつかれたひとは、日本に帰ってもこの問いから離れられない。日常のただなか、《中略》突然この問いがささやく。」
 上野の言うとおり、まさに村上春樹的「やれやれ」である。

 そうか、ぼくのビョーキもこれだったのだ。やっと診断がついた。が、処方箋は・・・

『国境 お構いなし』上野千鶴子著 朝日新聞社2003 1600円

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2004.01.14

■Wind Calm その1

 飛行機の離陸・着陸前には、管制塔が風向・風速を教えてくれる。"Wind 270 at 14" (Wind Two Seven Zero at One Four) なら、西(北を起点に270°)の風14ノット(約7m/s)だ。
 飛行機ほど風の影響を受ける乗り物はそうないだろう。飛行訓練中はいつも風に悩まされた。飛んでいても流されるが、離着陸の際には特に、機種が左右に振れたり、機軸が滑走路の中心から離れたりして危険きわまりない。それだけではなく、小型機はちょっとした気流の動きにも敏感なので、あおられたり揺れたり浮いたり沈んだり、忙しいことこの上ない。しかし、初心者のころは操縦に手一杯で、風のことなど考える余裕もなく、とにかく暴れる機体をおとなしくさせるのに必死なところがある(ちょっと大げさかな)
 ある日の離着陸訓練、「今日は珍しくスムーズに飛ぶなあ、まるで氷の上を滑って行くみたいだ」と思いながら、いつもの手順で着陸。嘘のように綺麗に滑空していき、タイヤは「キュッ」とも鳴かずに、気がついたら滑走路の上を転がっている。「え、なんで?」というぐらいあっけない。
 理由はおわかりだろう..."Wind Calm" である。この日は無風であるばかりか、気流がとても安定していたのだ。そのときは一瞬遅れて「そうか、Wind Calmって言ってたような・・・」と気づいた。

 残念ながら、日本での訓練中、"Wind Calm" はほんの数えるほどであった・・・(つづく)

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2004.01.13

■読み返してみると・・・

 食い物の話ばかり・・・ どこが「空と旅と風景」なんだか・・・

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■名前変更・・・

 名前を Wind Calm に改めました。この言葉への思いはまた後日・・・
(それにしても風の強い日だったな、今日)

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とはいえ、納得

 4番目にたどり着いたとはいえ、この店は非常にリーズナブルなランチを提供する。前菜・パン・サラダ・パスタ・デザート・コーヒーで1000円である。もしかして、関西でここだけということはなかろうか。すべてが(千円にしては)水準以上で満足できる。ただ、このランチができたころは前菜とデザートがバラエティ豊かだったのだが、最近、特にデザートがほとんど固定してしまったのはいただけない。今日の前菜はいつもとちょっと変わっていて新鮮だった。が、気づいたときには食べ終えていて写真を撮れなかった。
dessert 代わりといっては何だが、定番のデザートを載せる。おいしそうでしょう?
 これを見て店がわかったアナタ、お互い秘密にしましょうね(笑)
 #しかし、今日の「カレー味のスパゲッティ」はないと思うぞ、マスター。

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流浪の果て・・・

 納得のいくランチというのは案外得難い。これは学生のころから変わらない。価格と内容のバランスがよく、許せる雰囲気の中、それほど手間暇のかからないランチにありつけるのは、むしろ稀有なことである。
 近年では、外でランチが食べられる貴重な機会に試行錯誤して失敗することを恐れ、無難な行きつけの店に行く傾向があった。それでも、無難な店があるだけ恵まれている。そうなる前は昼食を求めて彷徨うことも多く、その状態を「昼食ジプシー」と名付けていた(「ジプシー」が差別語とされるようになった現在では、さしずめ、「昼食ロマ」とでもいうのだろうか)
 ところが、またそれが始まってしまったのである。今日など、「改装中」「満席」「駐車場なし」という理由で次々と店を諦め、昼食にありつけたのは実に4軒目にして、であった。それもこれも、もっとも外でのランチに適した火曜日が、「無難な行きつけの店」の定休日であるからだ。店の定休日は以前から変わらないのだが、私の都合が変わったせいであり、文句も言えない。
 この店に代わる店を探すべく、この1年ほど、また試行錯誤を繰り返した。にもかかわらず、まだ決定打はない。微妙に気の進まない店を4軒もハシゴしないとランチにもありつけないのかと、寒風吹きすさぶ中で落ち込む昼であった・・・

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リングィーネさまさま

 そ、そして、なんと!! Yahoo でも、Goo でも、Infoseek でも、Excite でも・・・ このページがトップでヒットするのであった・・・
 リングィーネ様、もうあたしゃ、ほんとにあんたにほれましたよ・・・

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す、すごすぎる!!

 さっき、「あの」Googleで「リングィーネ」を検索したら、な、な、なんと! このページが検索結果のトップだった!! す、すごすぎる・・・ 俄然はまりそうになってくる管理人であった・・・
 (ウソだと思ったら試してください(笑))

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2004.01.12

ニューヨークに記録的寒波

 ニューヨークに記録的な寒波が訪れているという。が、しかし、毎年「記録的寒波」が訪れているような・・・

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水曜日は雪・・・

 水曜日が雪になりそうだという。週末でないのがうらめしい・・・
 雪国の方は、お気をつけください。

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カワセミがいた!

Kawasemi.JPG といっても、バードウォッチャーにとっては格別珍しいことではないが、私のような素人にとってはそれなりに嬉しい。今日のようにじっくりと見られたのは初めてかもしれない。シメを初めて見たのも収穫だった。他に、モズ・カワラヒワ・セグロセキレイ・メジロ・コゲラ(キツツキ)など、水鳥では、カワウ・カイツブリ・コサギなどがいた。
 全部で22種であった。日本野鳥の会大阪支部による先月の定例探鳥会では実に40種を記録したそうである。彼我の差はかくも大きい。できれば来月、参加してみたいと思う。
 カワセミの写真はコンパクトデジカメによる精一杯。ご愛敬とお許しあれ。

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バードウォッチング

 今朝のアメダスも無情に積雪ゼロを告げ続ける。久しぶりにバードウォッチングに行くことにした。成果?は後ほど・・・ バードウォッチングにしても、近郊に雪があった方が鳥は多いのだが。

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2004.01.11

ひ、ひどすぎる・・・

 このココログのレイアウトを、途中から「両サイドバー」形式に変更した。いい形になったと喜んでいたのに・・・
 実に、Macintosh 用の Internet Explorer(5.2.3) でも、Safari(1.1)でも、Opera(6.03)でも、
右サイドバーが表示されない!!
 ちゃんと表示されているのは、Netscape(7.1) だけではないか・・・

 Windowsの皆様、右サイドバーはご覧になれますか?

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グズのダメ人間としての私・・・

 せっかくの連休の中日(なかび)をつぶした仕事が一応完了した。たいしたことはやってないので、始めてみれば、昼寝をしたり雑誌を読んだり「新撰組」を見たりしながら実質数時間で片づいてしまった(手抜きですみません)。
 問題は、このために正月前から気分が暗かったことである。年末の九州旅行も心からは楽しめなかった気がする。考えるまでもなく、去年の休暇初日(実に12月23日だ!)に片づけておけば、心おきなく年末年始を楽しめたはずだ(他にやることがいろいろあるのはこの際措く)。
 私はいつもこうである。グズで、取りかかるのがものすごおおおく遅い。これまでの経験から、取りかかりさえすればそれなりに進んで片づくことは、頭ではよくわかっているのである。だが、グズであると同時にどこまでもナマケモノである私は、とにかくちょっとでもイヤなことは後に後にまわすのだ。「明日できることを今日するな」がモットーである。ある種のイタリア人のように、それで幸せならいいのだが、それがズシーンと心にのしかかって、日々鬱々として楽しめないのだから救いようがない。
 この状態を解決するためには、「やるべきこと」をなくす(=労働しない)ことしかないのだろうか・・・

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センス不足と自意識過剰

 とうとう、Blog(これ、「ビーログ」じゃなくて「ブログ」なんですね。なんかなじめない)を始めた。奇しくも、有人動力飛行新世紀を期して始めたことになり、なんだか嬉しくないこともない。この調子だと続きそうだし(2004.1.1スタートです)。
 実は、以前にも2〜3度、いわゆる「ホームページ」を作り始めたことがある。3日と続かない。最大の理由は、作った自分のセンスのなさに耐えられないことである。レイアウトや色遣いその他、とてもそれが自分の作ったものとは思えないほど無様だ。友人が公開しているサイトのセンスがいいことも、自己嫌悪に拍車をかける。作る能力はないくせに、鑑賞する能力はそれなりにはあるつもりなので、そこに悲劇が生じるのだ。これは文章でも同様で、たとえば、書き始めた小説が数編あるが、すべて途中で才能のなさに嫌気がさしてやめてしまった。
 ココログなら、自分のページを何とか見られるセンスに落ち着かせることができた(はずだ)。おそらく、それが続きそうな最大の理由である。が、同じココログを使っていても、破滅的なセンスのページを作っている方がいるのを見ると・・・ 人間ほんとにいろいろですね。

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Let it snow, let it snow, let it snow...

 連休の中日(なかび)だというのに仕事である。まあ因果な商売だ。本当は、雪道ドライブに行きたかったのだが、関西のどこを探しても雪道などというものはなさそうである。アメダスで調べると、鳥取西部の大山、岐阜県北部の白山界隈ぐらいにしか、本格的な積雪はない。兵庫県北部ですら、のきなみゼロである。
 今日は諦めて仕事をして、もし今晩にでも雪が降ってくれれば、明日は心おきなく雪道ドライブができるが、望みは薄そうである。雪景色と雪道ドライブは本当に好きだ。もしかすると、他のことにはない、例の渇望が、少しはあるかもしれない。どうしてだろう。
 #雪で苦労しているみなさま、ごめんなさい。

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2004.01.10

読んでもらうには・・・

 読んでもらうには、知ってもらわなければならず、そのためにはマメに更新してサーバに情報を送るしかない。日に何度も更新しても嫌がられないためには、一つ一つの記事を短くすることか・・・
 これまで書いたのでも短すぎる気がしている者にとっては、むずかしいことだ。読まされる方にとっては短い方がいいのはわかってはいるのだが・・・
 いずれにせよ、今はまだ初心者で熱も冷めていないが、この先、どうなることやら。

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ラジコンの誤算

 タミヤのラジコンは、スケールスピードが300km/hを越える、本格的?ラジコンであり、かなり広い平面がないと楽しめない。これは計算していた。勤務先の敷地内に適した場所がけっこうあるのだ。
 誤算の方は、したがって、体育館でもない限り屋外でなければ楽しめないということである。おわかりだと思うが、ラジコンを楽しめる体育館を探すのはちょっと非現実的だ。
 季節は晩秋。最初は良かった。だが、2回目にはもう、寒くて震え上がってしまったのだ。この季節、じっと佇んだまま、かじかむ手でプロポをあれこれいじるなどは、もうほとんど「修行」である。それでもやっているアナタは偉いが、わたしにはできない・・・

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ラジコン

 うちにラジコンがたぶん4台ある。特に好きなわけでもないのに、えらい時代になったものだ。子どものころは、ずっとラジコンが欲しくて欲しくてたまらなかったが、結局、まともなものは一つも手に入れることができなかった。
 今ある一つは、東京マルイの戦車。陸上自衛隊の90式で、非常に良くできている。主砲からはBB弾も飛ぶ。次に同じく東京マルイのフィアット500。ルパン三世の乗っているあれだといえばおわかりだろう。さらに、タミヤの1/10スケール(つまり50cmもの全長がある)。最後に、コナミの卓上?ラジコンである。
 どれもかなり本格的で、特に、フィアットとタミヤのは、ステアリングもスピードも無段階制御できる。タミヤなど、ダブルウィッシュボーンのサスペンションがついていたり、シャフトドライブで4輪を駆動するなど、古い頭からはほとんど信じられないスペックである。
KonamiF1
 コナミの卓上?ラジコン↑は、全長10cmほど。さすがにそれほど高尚ではない。ところが、走りがけっこうまともなので、最初はどうやって制御しているのか不思議だった。まあ、調べればすぐにわかるが、なんと、前輪はぶらぶらで、後輪の回転数を左右で変化させることでカーブを切っている。これ、当たり前なのかもしれないが、コロンブスの卵のような発想ではなかろうか。
 どれも安い。夢のようだ。だが凝るところまで行かない。モノのせいではない。こちらの精神に、かつては確かにあった、渇望が不足しているためである。

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ステアリングが軽い・・・

 スタッドレスタイヤに関連して書き忘れたことがある。ステアリング操作が異様に軽くなったのだ。まるで九州旅行で乗っていたクラウン・・・とまではいかないが、相当なものである。車庫入れの楽なこと。
 タイヤを替えただけでこうなるということは、以前と比較して(舗装路での)グリップが素人でも容易に体感できるほど低下しているということを意味する。気をつけなきゃ・・・。
 タイヤに遠慮して(減って欲しくないし ^^;)運転がますます慎重かつおとなしくなった気がする。交通安全のためには、だれもがいつでもスタッドレスを装着していた方が・・・いいということはもちろんない。

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2004.01.09

牡蛎の毒

 行きつけのトラットリアで牡蛎のパスタを食べた話を書いた。かなりおおぶりの風味豊かな?牡蛎が5つもごろごろと入っていた。具に期待してはいけないあの店としては珍しいことである。子どものころ、あんなにも毛嫌いして食べられなかった風味?も、今は何とかなるのだから大したものだ。あいかわらず、レバーなどの内臓系やチーズなどは食べる気がしないが。
 さて、しかしながら、牡蛎の2/3ぐらいは内臓というか、例の風味?のある泥のような部分である。これが他の多くの貝と異なる。トリ貝や赤貝などは内臓を食べないし、アサリやハマグリにしても、内臓の占める部分はそれほど多くはない。
 いや、何が気になるかといえば、牡蛎の内臓に蓄積した毒である。アコヤ貝(真珠貝)をヘドロでいっぱいの道頓堀に沈めて浄化しようという話があるぐらい、貝類は水質浄化に役立つ。「浄化」前の汚染物質を多量に含んだ泥はいったいどこへ消え去るのか。もちろん、分解されて無害化される分もあろう。しかし、産業廃棄物の不法投棄問題で有名になってしまった例の豊島近くで採れた牡蛎から、大量のダイオキシンが検出されたというニュースを聞くと、その種の物質が蓄積されやすい貝の内臓は、独特の風味?とあいまって、毒を食べているような気にさせられる。
 いまどき、清浄な海などというのは日本近海に存在しないわけだから、どこで採れた牡蛎であれ、あのおおぶりの内臓の中には、けっこうな毒がつまっているような気がして仕方がない。第一、牡蛎って綺麗な海でも採れるんだったっけ?
 もちろん、そう大量に食べるものでもないし、好物でもないから、気にする必要はないと思う。しかし、狂牛病の問題にしろなんにしろ、「内臓」は食べないに越したことはないと思うのだが、いかがですか、みなさん。

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今日も懲りずにリングィーネ

 今日の昼もリングィーネでした ^^;
 といっても、今日は、行きつけのトラットリアで、牡蛎のガーリックオリーブオイルソースと正統派。勤務先から行って食べて帰ってきて1時間以内なので便利なのです。
 今まで、フェトチーネとかの極端なのは除いて、スパゲッティーニもスパゲッティもリングィーネもみんな「スパゲッティ」と総称していたが、気がつくと、このトラットリアの麺は、基本的にリングィーネなのであった。
 実は、通いつめている理由の一つに、この店が創業以来使っているというリングィーネのおいしさもあったのだが、それを作っていたイタリアの会社が他の会社に吸収合併されたとかで、手に入らなくなってしまったそうである。その後、試行錯誤を経て、1000円のランチでもソースに合わせて麺を変えるという今のスタイルに落ち着いたようだ。途中、かなり「どうかな」と思う麺もあったが、今の麺は基本的にOKである。ただ、(わたしにとっては)ここでしか食べられなかった「まぼろしの麺」には及ばない。
 先日、「週に3回程度」と書いたような気がするが、この調子では週に5〜6回パスタを食べているかもしれない。今度ちゃんと数えてみよう。

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2004.01.08

スタッドレス装着

 年末に注文したスタッドレスタイヤが来たというので、さっそく装着した。2日前の午前中にケイタイの留守録に入っていたのを今日の夜まで聞いてないのだからのんきなものである。ほとんどケイタイとしての意味がない。
 ミシュランのパイロットプライマシー(235/45 R17)から、ミシュランのドライス(215/50 R17)への変更で、タイヤの外周はほぼ同じ。さっそく近所を一周した。
 今日は各地で冷え込んだらしいが、ここは無雪地帯で、もちろん雪はない。実のところ、役に立つ機会がたとえ1秒でもあるのかどうか、怪しいものである。無理矢理役立てるために、用のない雪道ドライブには駆り出すつもりにしているが・・・
 静かである。乗り心地もソフト。まるで高級車に変貌したようだ。扁平率を下げたことも影響しているのだろう。80km/h以下では、ロードノイズがほぼ聞こえない。まだ一皮むけていないのに、ちゃんと曲がるし止まりもする。「これなら、雪の上を走らなくてもいいや」というぐらいの満足感がある(笑)。もっとも、プライマシーは走行3万キロを超え、スリップサインも近かった。もしかして、新車の時はこんな感じだったのだろうかと思わないでもない。
 いずれにせよ、一日も早く、雪の上を走り、ついでに?雪景色も堪能したい。万が一にも事故は起こさないよう、慎重に。

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ところで、これって、だれかが

読んでくださっているのでしょうか。検索エンジンのロボットだけだったりして・・・

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今日のお昼もリングィーネ・・・

 ちょっとした事情があるとはいえ、我ながらあきれる・・・

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リングィーネに目覚める

 昨夜はホタテ貝のパスタを作ることになった。流しのスパゲッティーニ(1.6mm)が残り少ないので、食品庫を見に行くと、フェデリーニ(1.4mm)しかない。これでは、ゆで時間が違うため、一緒には使えない。あとはフィジリ・・・ これは困った、と思いながら近くを探ると、先日気まぐれで買ったとおぼしきリングィーネが出てきた。なぜかひらめいて、それが食べたくなったので、残っていたスパゲッティーニはそのままにして、リングィーネをゆでることにした。幅は2.1mmだが、断面が楕円形で厚みの薄いロングパスタである。うちにあったのはブイトーニのそれだ。ひらめいたとはいうものの、正直、期待はなかった。
linguine.jpg
 週に3回ぐらいはパスタを食べるほどのパスタ好きだが、これはほとんどイコール「スパゲッティ(ーニ)好き」を意味している。他のロングパスタを食べることはまずないし、ショートパスタに至ってはほぼ皆無である。
 長くなりそうだ、結論を書こう。このブイトーニのリングィーネがとてもおいしかったのである。麺そのものに弾力もあり、同時に、噛むともちっとした食感がある。次回からはこのリングィーネを買おうと単純に決心したほどだ。ただ、ゆで時間がなぜか6分と短く、具とソース作りのテンポが合わなかった。いつもの9分を体が覚えているようである。
 ソースもホタテもおいしかった。ソースがおいしかったのは、お雑煮の残り汁(もちろん、すましである)を入れたからかもしれない。いいダシが出ていた(笑)

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2004.01.07

タイ料理のレストラン

 大阪府茨木市のJR茨木駅近くに、タイ料理のレストランがある。私の知る限り、大阪北部にはここしかない(もちろん、知らないだけかもしれない)。以前夕食を食べたときには、2階はパーティでにぎわい、1階も満席だったが、今日ランチを食べたときには他に客は誰もいなかった。80歳ぐらいとおぼしき婦人が、珍しそうに外のメニューを見ていた他は、客が入ってきそうな気配もなかった。
 絶品だとまでは言えないが、おいしいタイ式焼きそばやカレーが、ランチなら、600円とか700円とかの良心的な値段である。サラダやコーヒーやデザートがついても、800円とか850円の世界だ。「焼きそば」とか「カレー」とかいう言葉に日本のそれを思い浮かべてはいけない。タイのそれはもちろん別物で、適度に新鮮味があり、かつ、おいしい。たまにしか食べに行けないのが残念だ。オーナーシェフ?は、タイのイサーン出身とおぼしき、優しい笑顔の男性である。
 私は、基本的に、他人にレストランを紹介しない。紹介しても、良いことはほとんど何もないからである。だが、この貴重な店を存続させるためにも、ぜひランチを食べに行っていただきたい。もちろん、夕食でもいい。JR茨木駅の外れから北に延びる「春日商店街」の北の端から2軒目、東側にある。徒歩5分程度。茨木市立保健医療センターからは、南へ徒歩1分以内だ。駐車場がないのが残念である。

店 名:シーソポン
所在地:大阪府茨木市春日1丁目12-7
電 話:072-645-1566
定休日:月曜
URL:http://www.i-kasuga.com/shop/52.htm

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変わったのか変わらないのか、この15年・・・

 買い物先のスーパーで、以前の勤務先の教え子に会った。お互いにすぐそれとわかり、「変わってないねぇ」「変わりませんねぇ」という会話を交わしたが、数えてみれば15年ぶりぐらいになろうか。私の中の彼女は高校生のままだが、なんと3人の子持ちだという(別に驚くには当たらないのだが)。そのうちの一人の顔まで見てしまった。
 みなみこうせつの歌の歌詞に「君と別れて3度目の秋・・・」というのが、さだまさしの歌詞に「つまりそれが2年の月日・・・」というのがあって、それを聴いていたころのぼくにとっては、2年とか3年とかの月日はそれなりに長いものであったのだが、気がつくと15年前の教え子を前にして、「変わらないねぇ」と言っている。
 変わったのか変わらないのか、この15年・・・

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2004.01.06

スパイダー(2001 アメリカ)

 たまたまビデオ屋で見つけた。モーガン・フリーマンが出ているというのに、この映画の存在自体、知らなかった。それほどアンテナを張っているわけではないが、話題作は一通りビデオかDVDで(笑)見る方である。
 どうして話題にならなかったのだろう。ネットで検索すると、玄人を気取ってこざかしく貶す論評が多いが、非常に楽しめる映画だと思う。確かに、貶したくなる気持ちもわからなくはないのだが、全体としては許せてしまうできのよさである。ただ一つ、許せないとすれば、終盤で主人公が安易に他人のパスワードを考えあて、それが真犯人に直接結びつく点であろうか。あろうことか、そのパスワードがコンピュータの画面上にそのまま現れる。いまどき、というか、20年前でも、パスワードが見えたまま入力されるなんてほとんどありえないでしょう。これで気力が萎えなければ、もっと楽しめたのにと、残念に思う。
(Along Came a Spider, 2001 U.S.A.)

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2004.01.05

ゴッドファーザー Part II and III (1974, 1990 アメリカ)

 正月に深夜放送でやっていたのに触発されて(見ていない)、ビデオ屋で借りて見ている。子どものころ見て、大人になってから三部作全部見て、たぶん、3〜4度目だと思う。残念なことにほとんど覚えていない。だが、おかげで再度感動できる。その感動が哀しみであるのはちょっとつらいところだが・・・

(The Godfather: Part II, III 1974, 1990 U.S.A.)

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2004.01.04

インスタントラーメン

 インスタントラーメンは、ラーメンとは別の食べ物だと思っていた。そう思って食べると、それなりに役に立つし、それなりにおいしい。
 ただ、最近は、カップ麺の躍進と袋麺の退潮が激しく、袋麺の方がおいしいと思っている私は、だんだん劣勢に立たされつつあった。商品開発の力も、より売れるカップ麺の方に割かれ、袋麺の革新の歩みは遅いと思っていた。
 ところが、サンヨー食品(「サッポロ一番」で有名)から発売された「うわさの人気ラーメン店」シリーズ、「ホープ軒本舗 とんこつ醤油ラーメン」を食べて、認識を新たにした。
hopeken.jpg1.これは「ラーメン」と同じ食べ物である。
2.しかも「ラーメン」として相当高いレベルにある。
3.袋麺の開発もここまで進んでいるのだ。
ということである。大げさに言うと、最初食べたときはほとんど感動した。私の知るインスタントラーメンの水準をはるかに凌駕していたのである。
 ただ、飽きやすい消費者相手の新商品サイクルの短いこの業界において、生き残っていけるかどうかは予断を許さない。高めの価格設定を消費者がどうとらえるかという問題があるし、扱っている店自体がそう多くないという問題もある。
 もともと、サッポロ一番は私の好きなインスタントラーメン(ラーメンではない)の一つである。今度は、本物のラーメンでもがんばってほしい。

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2004.01.03

魚の味

 2日3日と実家に帰って、3日の夜、近くの寿司屋で食事をした。開店したばかりの店で清潔感はあるが、どこか田舎臭く、板前のムダのある動きとともにカランコロンとなる下駄の音が気になる店であった。調理動線が無茶苦茶である。客層もちょっと?で、タバコの煙が料理をだいなしにしかねない。
 が、魚はおいしかった。うちの近所ではまず食べられない味である。もっとも、瀬戸内の中都市にある実家の両親が、「いい寿司屋を見つけた」といって、わざわざ滅多にかけない電話をしてきたぐらいだから、当然かもしれない。それにしても、大阪郊外の魚のまずさよ。小さいころから当たり前のように食べていた(しかも安い)魚が、実は得難いものであるということは、こちらに越してくるまで知らなかった。
 本当に高くておいしい魚の味まではわからないが、安くておいしい魚の味ならわかる。これは不幸なことで、十数年の試行錯誤の後、もはやスーパーで刺身を買うことは絶無になってしまった。近所に魚屋はない。
 それにしても、魚というのは、同じ名前が付いていてもどうしてあんなに味が違うのだろう・・・ ちょっとそれはないんじゃないか、というぐらい違うのである。

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2004.01.02

ありがたみ

 年末に九州を旅行した。飛行機で飛び、現地では父親が以前乗っていた2000ccの国産車を使った(細部の事情省略)。古いせいもあって最初は不満も多かったが、5日間の旅行が終わるころには体にもなじみ、雲仙のワインディングをアップダウンしながら、けっこう悦に入っていた。
 ところが、帰ってきて自分の車に乗ると、その良さに痺れてしまった。購入後2年半、すっかり古女房と化し、購入直後のときめきはきれいに姿を消していた。なによりも、日常と深く結びついているのがいけない。
 体になじんだ他の車と無意識に比較することで、もっとなじんでいたはずの自分の車が新鮮に見えてきた。新鮮なだけではない。当然のことながら、何をさせても明らかに性能が上で、ことごとくすぱっと決まる。この車のありがたみさえ忘れてしまう自分というのは、おそらくあらゆることのありがたみも忘れているんだろうなと思う。いや、実際忘れているのはすでに実感している。

 幸せだったと感じるのは不幸が生じたときと不幸が消えたとき・・・というのは、哀しいことである。

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2004.01.01

慶祝:有人動力飛行新世紀

新春を寿ぎ皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます  2004年 元旦

「えっ!? この間たったの100年?」史

1903年:人類初の動力飛行。飛行距離36m〜250m
1913年:地中海横断飛行。700km、7時間53分
1923年:米大陸無着陸横断飛行。4055km、27時間
1933年:初の単独世界一周飛行。2万5000km、8日間
1943年:ターボプロップエンジン搭載実験機初飛行
1953年:実用戦闘機初の音速突破
1957年:世界初の人工衛星
1961年:人類初の宇宙飛行
1963年:再利用型宇宙船最高高度107.96kmを達成
1969年:人類初の月面着陸
1973年:量産型コンコルド初飛行
1983年:パイオニア10号太陽系外へ
1993年:単段式ロケット垂直離着陸成功
2003年:ライトフライヤー復元機離陸失敗

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