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2004.02.12

◆劣化ウラン弾と狂牛病

 黒陣馬(ってなんてお読みするんですか)さんがはるか「帝国」から帰ってこられた。向こうでは誰も狂牛病など気にするふうもなく、相変わらずの牛肉大量消費が続いているという
 あまり神経質になるのもどうかとは思うが、あまり気にしなさ過ぎるのも問題だ。

 ことの重大さに比して報道は小さいが、現在のイラクにおける最大の問題は、もしかすると、アメリカが2度の戦争で大量に使用した劣化ウラン弾による放射線被害かもしれない。すでに、イラクでは、自然とはかけ離れた高率で障碍を抱えた子どもたちが次々と誕生している。もちろん、ガン患者も増えている。湾岸戦争から帰還した米兵にも、多数の被害者が出ている。
 にもかかわらず、アメリカはこれらと劣化ウラン弾の因果関係をまだ認めておらず、今回の戦争でも相変わらず使用したという。信じられない無神経さだ。
 政権の都合で認めないのもわからないではないが、その背後には、「気にしない文化」があるような気がして仕方がない。狂牛病も、もうちょっとぐらいは気にした方がいいと思うのだが。

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