◆ペットとしてのチャボ
言い古されたことだが、「日本では・・・」「日本人は・・・」というとき、その人は、自分が生活してきた環境と自分についてしか語っていないことが多い。罪のない思いこみならいいが、それが東京などで生まれ育った「主流」日本人だとすると、けっこう深刻な場合もある。
大分県九重町で鳥インフルエンザに罹患していたチャボは、ペットとして飼われていたそうである。それ自体はそれほどの驚きではないが、ニュースで「このあたりではペットとしてチャボを飼うのは一般的」と言っていたのにはちょっと驚いた。あの辺の人は、たぶん、「日本では、よくペットとしてチャボを飼う」と無意識に思っているのではないか。実際、都会以外では案外そうなのかもしれない。
それはいい。だが、アナタが「日本では・・・」「日本人は・・・」というときは・・・?
(そういえば、うちの近所に、純粋にペットとしてブタを飼っている人がいる。チャボも、ペットだと言うからには、絞めて食べたりしないのだろうか。卵は?)
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コメント
「日本では」は、特定の外国との比較で使うのが安定してますよね。日本で、日本人が、日本人に向かって「日本では」というのはテクがいりそう。ところで、私は「欧米などでは」が苦手です。色々気になりますが、やっぱり「など」が。。。「など」ってどこ?
投稿: ERI | 2004.02.20 00:22
外国と比較する場合でもふつうは使えないと思います。法律とか、それに基づく制度とかになら使えますが、社会や文化や習慣、ものの考え方などの話になると、国レベルで共通に語れることって実はほとんどありませんよね。フランスも、多言語多文化多民族社会だし、地域はもちろん、最後は個人までさまざまですからね・・・
投稿: Wind Calm | 2004.02.20 21:39