●何に燃えるか
実に久しぶりに「労使交渉の場」のような会議に出席して、ふつふつと湧き上がるようなものを感じた。経験者にはおわかりだろう。労働者の地位向上に一生を捧げるといったふうな人も出席していて、頭が下がる思いもした(ただ、ご本人はそれが楽しいのかもしれない)。
その場では気分が少し昂揚するものの、冷静に考えれば、首を突っ込めば雑用が増えるだけだ。がんばったところで労働条件が目に見えて向上するわけもなく、自分の時間とエネルギーを奪われ続けるだけになるのは目に見えている。・・・といってみんながあなたまかせにするから、現在の労働者の権利蚕食状況が出来したのもわかるのだが。
ともかく、そういうことに燃えていれば、達成感はなくても、やりがいや充実感はあるに違いない。でも、社会的にも個人的にも、もはや、はやらない気もする。
じゃあ、そのかわりに何に燃えているのですか、と問われると、日々虚しく馬齢を重ねていると答えるしかないのだが。
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