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2005.06.30

◆グッバイ、レーニン!

 『ラブ・アクチュアリー』を探していて見つけた。

 とんでもない分類をするビデオ屋で、「アクション」「SF」「サスペンス」「ドラマ」「コメディ」「ホラー」・・・ ときて、「ヨーロッパ」である。しかももちろん、すべてのヨーロッパ映画がそこに入っているわけでもない。それはともかく・・・

 ドイツ映画を見ることはほとんどない。が、話題になっていたのを思い出し、手にとってみたら、あらすじを読んだだけで、その場で吹き出してしまった。ふつう、素晴らしい映画でも台無しにしてしまうのがパッケージに書かれた解説やあらすじだ。こんなことは初めてかもしれない。

 もっとも、映画自体は切なくなるようなドラマである。しかしその中に、心をふるわせる笑いがある。こういう笑いがあったのかと、目を開かせてくれるような佳作。

(Good Bye Lenin!, 2003 Germany)

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
わたしも見ました、この映画。
いろいろ笑わせるところもあって、ちょっとおもしろい映画でしたね。

投稿: iyota | 2005.06.30 22:51

 あのころ不思議と国際ニュースにあまり興味がなく、共産圏の崩壊とユーゴスラビア内戦についてほとんど知らないままでいました。
 映画ではありますが、無数のドラマがあったことの一端が見えた気がします。

投稿: Wind Calm | 2005.07.03 15:00

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消滅から守るべきアイデンティティ §題材に比してソフトな切り口  スタンスとして、政治的なテーマを選び取りながら、政治色を前面に押し出さずコメディタッチのドラマに仕上げていることが、まず評価に値する。  製作の背景を、プロデューサーのシュテファン・アルント(Stefan Arndt;1961- )は、新人脚本家の持ち込んだ5ページの資料から「この資料を題材にすれば、自分たちがいわんとすることを完璧に表現でき、ストー... [続きを読む]

受信: 2005.08.30 17:22

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