便利で安かった行きつけのDVD屋さんが店じまいしてしまったので、どうしようかと考えていたら、何かの拍子にネットで「宅配DVD」の存在を知った。
だいぶ前、有無をいわさず毎週適当なビデオが配達され、見た分だけお金を払うとかいうシステムがあったような気がするが、普及しなかった(と思う)。富山の薬屋じゃあるまいし、「適当にひとそろい配達しました」では、使い勝手が悪すぎるからだろう。
商売というのは進歩するものだ。好きなDVDが選べて、貸し出し中のものは予約もできて、たとえば1か月8枚までで2000円。1枚なんと250円ということになる。これで往復の送料込み!なのだ。
しかも、いつまでも借りていてもOKで、延滞料金なし(ただしもちろん、返さないと次を貸してもらえない)。郵便受けに直接入れてくれるので受け取りのハンコはいらない。送り返す手間も、素晴らしく工夫された封筒にひょいと入れてポストに投函するだけ。
これは革命的ではないのか(なんて興奮してるのは私だけで、もしかして常識ですか?)
こんな業態が存在するなら、街のDVD屋が店じまいするのもわかる気がする。返しに行く手間もほとんどないのだ。それでいて安い。
問題は、
1.なんでもかんでも宅配になってしまって、ほんとに環境に悪い。
2.月に8枚も見たい作品があるのか?
3.あるとして、そんなに見る時間があるのか?
ということである。まあ、4枚しか借りないとしても1枚500円。それに、そんなに借りないことがわかれば、1350円だかのプランもある。テレビの方で見たいドラマが一つもない!今のクールにおいては特に重宝しそうだ。
これで、食べ物は らでぃっしゅぼーや から配達され、本はアマゾンから宅配され、DVDはツタヤディスカスから配達されることになる。他の買い物もめっきり通販が増えた。
ちょっとした未来生活だが、はたしていいことなのかどうか・・・
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