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2006.07.31

●がんばれ、ファン・ランダエタ

 ボクシングにはほとんど興味がない。だが、ミリオンダラー・ベイビーは見た。

 8月2日には WBA の世界ライトフライ級タイトルマッチがあるという。例の、下品で無礼で傲慢きわまりない、亀田興毅がとうとう世界タイトルに挑戦してしまうらしい。

 対戦相手のファン・ランダエタ(ベネズエラ)には、心から声援を送りたい。

 ハンバーガーを頬張りながら記者会見場に現れた亀田は、ボクシンググローブをはめたキューピー人形?を放り投げるようにランダエタにプレゼント?して、「コイツ」呼ばわりした。
 ランダエタのニックネームが「ベイビー」だからだとかいうのだが、どう見ても相手をなめきった行為である。相変わらずのひどさだ。
 こういう亀田の言動を「パフォーマンス」だとか「有言実行」だとか見当違いの言葉に置き換え、応援・利用しようとしているマスコミ(特にTBS)には怒りすら覚える。

 対照的に、ランダエタは温厚で人の良さそうな青年に見える。だが、あんなやつをのさばらせておかずに、ぜひマットに沈めてほしい。

 知り合いの元ボクサーに聞くと、亀田が勝つ可能性はあまりないのだという。

 だが、私には、亀田が勝ってしまいそうな嫌な予感がしてならない。何か裏がありそうにすら思えてくる。

 ともあれ、普段は見ないボクシングの試合を見て、ランダエタを応援しようと思う。

 私が見ることすら、亀田側やテレビ局の計算に入っていることを思うと忸怩たるものはあるのだが・・・

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2006.07.23

●今度は・・・

 夜、ウォーキング?をしていると、何やら黒くて大きいものがうごめくのを連れが見つけた。アスファルトの上だ。
 「これ何? ゴキブリ? すごくおっきいけど」

 ほとんど真っ暗な道だが、近づいてみると、紛うことなきカブト虫のメスである。大きい。
 手に持っていたDVDが入っている封筒に載せて持ち上げると、懐かしい匂いがした。

 匂いだけでもカブト虫だとわかる。例によって、連れには認識できないらしい。

 とても元気だ。でも、近くにクヌギとかそういうのがありそうな場所ではない。飼われてたのが抜けだしたのだろうか。いずれにせよ、この様子なら大丈夫だろう。近くの木の上に逃がしてやった。

 まだ何とか、蝶が舞い、鳥が来て、イタチが駆け抜ける住宅地。カブト虫だっていてもおかしくはないか?
 いずれにせよ、これ以上自然がなくならないことを願う。

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2006.07.21

●SHINJOに変身

 テレビをザッピングしていると、プロ野球のオールスター戦のニュースをやっていた。いつのまにか、オールスターなんてやってたんだ。

 日本ハム?の新庄のユニフォームの背中には「SHINJO」。阪神時代は「SHINJYO」だったと思うのだが。

 まあ、勝手な綴りを作るよりも、既存のルールに則った方がいいとは思うけど、新庄だったらでたらめな方がいいような気もする。

 いずれにせよ、オールスターに出られる実力があるのならば、今期限りで引退する必要はないと思う。まだ若いし。

 比べるのはアレだけど、サッカーの中田も30にもならない!うちに引退するとは・・・

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●「記録的な豪雨」

 蒸し暑い日が続くと思っていたら、毎年恒例の「記録的な豪雨」になってしまった。きっと毎年違う地域で記録を更新しているのだろう。

 災害に遭った方にはお悔やみやお見舞い申し上げるしかないが、涼しくはなった。

 前半は若干空梅雨の様相を呈していたのに、今ごろになって大雨である。梅雨明けも遠そうだ。

 明けたら明けたで、また暑くなるんだろうなあ・・・

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2006.07.17

●身近な避暑地

DSC05370 「くそ暑い」としかいいようのないような日々、涼を求めるにはエアコンを効かせるぐらいしか思いつかない。だが、ごく身近にも避暑地はあるのだ。

 たかだか1000mもないような山に登ったからとて、涼しいとは思えない。だが、たとえ頭の中ではそうでも、実際に足を運んでみると、意外に快適だったりする。

 今日はここ大阪も涼しかったが、昨日は蒸し暑かった。その昨日、16日の六甲山上の気温は、夕立が降る前の昼間でも22度程度で、Tシャツ1枚では肌寒いほどだった。この辺では見ないヒグラシがいるのもむべなるかな、である。

 大自然が乏しくてテンションの上がらない関西暮らしだが、小自然にならそれなりに恵まれている。ありがたさを忘れていないで、存在するものを大切にしなければならないと自戒してみる。

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●ミヤマクワガタと・・・

 六甲の高山植物園へ。ほんとに久しぶりの「家族でおでかけ」である。

 高山植物だから今ごろが盛りだろうと思ったが、いささか期待はずれであった。咲き誇っていたのはニッコウキスゲのみという印象がある。5〜6月にもひとつのピークがあるらしいが。

 ホオジロを見て、ホトトギスの声を聞く。ウグイスは、いろんな鳴き方の個体がいる。

 一番感動したのは、脚を除いても20cm以上はあろうかと思われるウシガエルが2匹、じゃれ合っていたこと。鳴くときに黄色い下あご?部分が大きく膨らむのがおもしろい。

 六甲山牧場周辺で大雨。摩耶山の方まで行って、Uターンして昼寝。

 その後、お気に入りの場所へ。以前にソウシチョウや野ウサギを見たところだ。ここでも、ホオジロ・ウグイス・ホトトギス。聞き慣れない華麗な声はソウシチョウか。

DSC05396 今日の収穫?は、ヒグラシとミヤマクワガタ。後者は手を伸ばせばすぐ取れそうなところにいたのだが、手を出せずに悔しい思いをした。

 オオスズメバチと思われる、大きいのは7センチほどもありそうなハチが数匹いて、とても手を伸ばせる状態ではない。クワガタ自身、蜜を吸いたいのに、ハチに追い払われていた。

 いいものを見せてもらったが、一度は手にしたかったと思う。息子が、今度は夜に行こうという。夏休みの宿題にしておこう。

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2006.07.16

●ものすごい雷

 15日夕刻、ものすごい雷を経験した。といっても、音を聞いただけだが、雷としてはこれまでの人生で最大の音だったのは間違いない。

 3軒隣で爆弾が爆発して家が吹っ飛んだぐらいの感じだった。爆弾の爆発音を聞いたこともないのに、こういうタトエになるのはなぜだろう。

 あまりの音に、息子が怯えて階下から走ってきた。どこか近くに落ちたんじゃなければいいけど。

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2006.07.14

●米倉涼子のすごさ?

 TOKIO?だかのやっているトーク番組?に米倉涼子が出ていた。せいぜい5分ほど見たぐらいでこういうことを言うのも何だが、ちょっと崩れた下品な感じで、顔の作りまでが美しくなく見えた。

 その米倉がドラマに出ているときには、銀座のママ(未見)や魔性の女やかわいい妻を演じていて、その美しさや可愛らしさにため息が出るほどである。

 地のままに振る舞っていれば絵になる美人女優なのかと思っていたが、意外にも?演技派だったということになろうか。

 それにしても、あのトーク番組に出ていた米倉は、ちょっと下品なただのネーチャンに近かった。ありえない話だが、もし付き合ってくれと言われたら、多分断るだろう(笑)

 女優としての才能を褒めるべきなのかもしれないけれど。

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●普通預金金利100倍!に

 大手銀行の普通預金の金利が100倍!になるそうだ。

 日銀のゼロ金利政策解除に合わせ、金利の見直しを行うためである。

 100倍という数字はウソではない。だが、年利0.001%が0.1%になるだけの話。

 これまで100万円預けて年に10円だった利息が1000円になるに過ぎない。まあそれでも、10円よりは1000円の方がいくらかはマシだけど・・・


 同じ日に、ライブドアの元役員が30億円を脱税していたとの記事。なんかもう、あほらしくてますます気力が萎えていく。

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2006.07.13

●レスポンス改善!?

 ところで、ココログはサーバを2〜3日止めてまで大がかりなレスポンス改善策をとったはずなのですが、改善されてます?

 末期的状況は脱したかもしれませんが、あんまり変わってないような・・・

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●無知と無能

 その後、北朝鮮のミサイル発射を不安に思うかどうか周囲に聞いてみたところ、不安に思っているという人が数人いた。訂正します(笑)。

 まあ、何を不安に思うかは人それぞれだから、現状を認識した上で不安だというなら何も言うことはないけれど、そうではないところが問題だ。

 驚いたのは、やはりというか、ほとんどの人がミサイルに爆弾がついていたと思っていたことである。核弾頭を搭載していたと思っていた人すら、珍しくはなかった。

 みんないい大人なのに・・・

 無知を笑うことはたやすい。だが、肝心なことをきちんと報道せず、不安や怒りをあおり立てて視聴率を稼ぎたがっているマスコミに責任の大半があるのだろう。われわれは専門家ではない。

 一方、今回の出来事を奇貨として、「ミサイル発射前に敵基地を攻撃することを検討する」とかなんとか勇ましいことを言い出した政治家にはあきれるほかない。

 百万歩譲って、万一そういう検討が必要であるとしても、今このタイミングで公に口にすべきことでないのは明白だ。

 お蔭で、味方につけて共闘しなければならない中国や韓国を無意味に刺激して怒らせてしまった。
 韓国政府幹部の一人は「我が国の安保上の脅威は短期的には北朝鮮だが、長期的、歴史的に見れば日本だ。日本の先制攻撃発言は驚くばかりだ」と述べたという。(asahi.com)
 さらに、盧武鉉大統領までもが、「日本の政治指導者の先制攻撃発言などで新たな状況が生じ、事態を悪化させる憂慮がある」「北東アジアの平和に尋常ならぬ事態を引き起こす可能性がある」(同)と言い始めている。

 まあ、そこまで言うか、とも思う。
 だが、日本の政権の中枢にいる人物が、後先考えずに愚かな発言をすることで、味方とすべき国々をわざわざ敵に回しているのには憂慮に耐えない。

 そう、この際、特定の政治家が偏狭なナショナリストであったり好戦的であったりすることはとりあえずどうでもよい。
 だが、このタイミングでこんな発言をする無能さで日本の立場を悪くするのは願い下げにしてもらいたい。

 「愛国者」を気取って結局は国を滅ぼした連中を髣髴とさせる。

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2006.07.06

●Let's not be stupid together.

 周知の通り、北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を行った。実験であると同時に、外交の手段でもあるのだろう。
 それにしても7発も打つとは・・・ さすがにこれを予想した人はいなかったに違いない。ほとんど無茶苦茶である。

 もちろん、喜ばしいことではないし、厳重に抗議すべきだ。だが、マスコミ(特にテレビ)の馬鹿げた報道を見ていると、こんなに愚かで大丈夫なのかなあとも思う。

 曰く、「日本中を震撼させた」

 これを読んでる皆さんは、果たして恐怖に震え上がったでしょうか。

 少なくとも私のまわりでは、まったく普通の日常がごく淡々と続けられている。不安を訴える人も誰一人いない。日本中を震撼させたというのなら、この辺は日本ではないということになるのだろうか。

 曰く、「もし核弾頭を積んでいるテポドンが日本に着弾したら10万人以上の死者が出る」

 そりゃそうだろう。だが、北朝鮮が(たぶん)まだ持っていない核爆弾をテポドンに装着して日本を狙って撃つ可能性などほぼ絶無である現状で、こんなことを言って国民を不安がらせたり怒らせたりするのは、百害あって一利なしである。

 第一、マスコミは、「新潟沖の日本海に着弾した」というような言い方を好むが、着弾したのはロシア沿岸部である(同じ場所だけど)。
 もちろん爆弾なんかついていないから、ただの鉄?の固まりが海に沈むだけだ(環境破壊になるようならぜひやめてほしいけど)。

 もっとも許せないのは、発射実験を事前に公表して、航空機や船舶などに危険が及ばないよう警告しておく義務を果たしていないことである。
 ぶつかる可能性はほとんどないとはいえ、それを怠るようでは「無法な発射実験」との非難を浴びるのは当然だ。

 外交手段としても上等だとは思えないし、アメリカや日本を威嚇するというような野蛮な行為もやめてほしい。ブッシュ政権の野蛮さとはまた質の違う野蛮さは確かにありそうで困る。

 だが、こちらまで相手と同じぐらい愚かになるのは避けなければならない。Susan Sontag の有名な警句のもじりで締めくくろう。

Let's by all means protest together. But let's not be stupid together.

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2006.07.04

●ああ無情・・・

 よかれと思って掘った井戸から水は出ず、思いがけずその井戸の中へと転落してしまい、底の乾いた地面に立って、これからどうしようかと途方に暮れているような状態を形容する言葉は、「ああ無情」でいいのだろうか。
 「レ・ミゼラブル」はちょっと違う気がするけど。

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2006.07.03

●中田英寿引退だが・・・

 サッカー選手、中田英寿氏が引退を表明した。

 まあ、ワールドカップの最中だし、それはそれでそれなりのできごとだというのはわかるが、それにしても、あっちでもこっちでもテレビニュースのトップになり、大事件のように報道していたのには驚いた。

 まあ、平和でいいことですけどね。明日の朝刊はまさかトップではないだろうなあ・・・

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●あれがあんなことに・・・

 いや、「スターバックスのドライブスルー」を発見して驚いただけです。驚くほどのことはないのかもしれませんけど。

 海外では、瓶詰めのスターバックスコーヒーを売っているのをよく見かけました。どうしてあれが日本にないんだろう。あるのかな?

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2006.07.01

●電車内で化粧

 電車には滅多に乗らないので、電車内で化粧をする女性を目撃することも多くはない。だが、最近は乗るたびに見ているような気がする。ものすごい勢いで増えているのだろう。

 昨日の女性はすごかった。

 まず、片手にカバンを提げて立ったまま化粧していた。

 次に、空いた電車ではなく、相当混んだ地下鉄の車内だった。

 したがって、私の目の前で化粧をするその女性の顔と、座っていた私の顔との距離はおそらく50センチ程度だった。身長差があるからそうなってしまうのだ。

 私の胸の前30センチぐらいにあるバッグから次々と魔法のように化粧道具を取り出しては片付ける。
 極めつけは、まつげをカールさせるための変な形をした器具である。それが文字通り目の前をうろうろしたときは、その変な金具で手術でもされてしまいそうな気分だった。

 蛇足ながら、もちろん、そんなにがんばって化粧しても・・・ というご面相である。まあ、ひどいというほどではなかったけれど。あれぐらいの顔の人が一番そういうことをしているように思う。

 見苦しいのはまだ我慢してもいいが、ニオイはするし粉は飛ぶし、ほんと、はた迷惑なのでやめてくださいね。

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