◆ジョン・レノンたち
某所でバードウォッチング。タカの渡りでサシバが十数羽。魚をつかんだミサゴ、ノスリ、ハチクマ、トビ(以上タカ類)。ノビタキも。
参加者30人ほどの中、確実に私が最年少。私ほど厚顔無恥でなければ、気後れして今後の参加をためらうのが普通かもしれない。そうすると、ますます年齢層が固定化する。
自然の中を歩きながら、なぜかジョン・レノンのことが頭をよぎったりした。前の晩、寝ながら聞いていた深夜ラジオで、1961年の歌として Please mister postman(歌っていたのはオリジナルのマーベレッツだったか)がかかっていたのに驚いたことといくらか関係しているのかもしれない。あれって、自分が生まれる前から既に存在していた歌だったのか・・・
レノンが40歳で死んだときのことは覚えている。そこから計算すると、生きていれば60代後半!ということになるのだ。まさか。でも・・・
とすれば、こうやって一緒に鳥を眺めているおじいさん、おばあさん(失礼)たちの主流は、ジョン・レノン世代なのだ。あるいは、それよりいくらか若い「戦争を知らない子供たち」(前を歩く薄いグレーの頭髪たちを眺めながら思わず口ずさんでしまった)なのだ。
したがって、これら善男善女は、私のイメージする「老人」ではない。その方々が今の社会にあって老人に位置づけられるほど時が流れたのだ。
何だか頭がクラクラする「発見」だった。
ジョン・レノンの年齢を調べてみると、奇しくも明日で66歳になることがわかった(日本の法律に従えば、今日で66歳だ)。もちろん、彼は40歳から年を取っていない。
彼が66歳を迎える日に、たまたまこんな思いを持った記念に記しておく。
You may say I'm a dreamer, but I'm not the only one...
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