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2007.01.01

■着物姿なき元日

 近くの神社に初詣でに出かけた。初詣でなんて何年ぶりだろう? 10年ぐらいにはなるかな・・・

 歴史は古いらしいが、特に何ということもない神社。しかし、本殿に参るまで30分も並ぶことになった。行列の見た目はもっと長い。

 その長い行列の中に、着物姿の女の人をついぞ見かけなかった。厳密にいうと、3人ほど見かけたのだが、うち2人は幼女である。大人(顔を見なかったので少女かもしれない)はたった1人だけだった。

 何だかんだ言っても1月1日である。それでもほとんどの人、いやもう、すべての人と言っていいぐらいの人が普段着だ。もちろん、私たちもそうである。

 着物的な文化だの伝統だのに自分はどちらかといえば冷淡だと思っていたが、何のことはない、ごくふつうなだけだということがよくわかった。
 もう10年前になるかもしれないが、前回の初詣では着物姿は決して珍しくなかったのに・・・

 それでも正月の田舎神社に長い行列はできる。伝統文化は形を変えながらも脈々と息づいているということなのだろうか。

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コメント

明けましておめでとうございます。着物姿が見かけられないのは本当に寂しいですね。伝統やら文化やら、それも一つの楽しみなのに。

投稿: | 2007.01.02 16:32

ほんと。
年々そうしたお正月らしさは失われていくようで、ちょっと淋しい気持ちもありますね。
自分が着ないのに、そんなこと言う権利はないかも知れないけれど。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2007.01.02 17:33

 伝統や文化も淘汰されていくものだから、無理して守ろうとがんばってしんどい思いをしなくても、と思っていましたが、さすがにちょっと寂しくなってきましたね。年を取ったのかもしれません。

投稿: Wind Calm | 2007.01.03 15:32

おめでとうございます。TBありがとうございました。
こちらは、さすがに着物姿をみかけないようなこともなく、呉服の売り場も"お正月くらい"は活気があります。
着くずした着物姿は嫌なんですが、若いお嬢さんがさりげなく普段着感覚で着こなしているのはかわいくていいなと思います。
あっ、男性の着物姿も凛々しくてよいですよ。(^^ゞ

投稿: winter-cosmos | 2007.01.04 08:11

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