◆箕面有料道路
箕面有料道路(公式愛称:箕面グリーンロード)というのがひっそりと開通した(右の写真は結果的に開通前日だった)。関西の人でも知ってる人は多くないんじゃないかな。
大阪府道路公社というのが作ったらしいのだが、そんなものがあることも認識していなかったような気がする。
大阪の中心部を走る御堂筋を北に真っ直ぐ行くと、新御堂筋を経て箕面の山に突き当たり、T字路になっていた。その、猿と滝と紅葉で有名な山をトンネルでぶち抜いてさらに北へと延伸する道路だ。
トンネルを抜けた向こう側の人たちにとっては、とりあえずすごく便利になったに違いない。建設による環境破壊とか税金の無駄遣いとか騒音とか排気ガスとかの問題を別にすれば。
明かりがなければトンネルで真っ暗、景色なんか何も見えないのに「箕面グリーンロード」なんて愛称をつけたのは、「環境のことを大事に考えてますよ」というアリバイ作りだろうか。見え透いていてしらじらしいけど。
便利は便利なのだが、なんと600円もする。距離はたった6.8キロ。700円払えば池田から堺まで走れる阪神高速のことを思うと、いかにも高額である。
個人的には、300円にすれば倍以上の交通量が見込める(つまりはその方が収入が増える)と思うのだが、そうでもないのかな。
ともあれ、ある理由から(もちろん艶っぽい話ではない)、完成したら毎月1度は能勢方面の往復に使おうと考えていた。でも、その時はまさか有料だとは思っていなかったのだ。
これまでの道を使うのと結果的に5分や10分しか違わないようなら、往復1200円はやっぱり痛いなあ・・・
(後記:100回回数券を買うのが一番安いと教えていただきました(コメント参照)。その他の有用な?情報はこちら)
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コメント
なぜ、公道走るのにお金をとられるのでしょう。
室町時代の関銭のなごりでしょうか。
誰のお金で造った道路なんでしょうね。
決して大阪府の人の税金だけじゃないとおもうね。
だれも使わなくなったら、そのうち無料になるかも。
投稿: Mu | 2007.06.02 19:29
私も同感です。この道路の構想から30年余り。期待した私たちは有料化に驚きました。
それに、600円は高すぎるやろ。
そんな高い通行料で通るのは悔しいし、かといって、東ときわ台に住む私が茨木の実家に通うには、この道で行けば30分の短縮。
これはなんといっても魅力。
そこで、なんとか割安に通行できる方法はないかと模索した結果、回数券に辿り着きました。
仲間10人と組んで100回券を購入したら、1回480円。
これが現状で一番安く通行できる方法だと思います。
投稿: tonton | 2007.06.09 15:15
100回券ですか・・・ 昔、八尾空港に通うのに近畿自動車道の100回券を愛用していましたが、能勢へ行くのは多くても月に1回なので、100回券を消化するには5年ぐらいかかりそうです。
シェアできる友達もいないので自分で消化するしかありません(それでもたった5年?ですね、買ってもいいかも ^^;)。
ETCは使えないのかな。阪神高速の池田線を使って能勢に行くときは、たしか240円(実質は207円)で済むんですけど。
投稿: Wind Calm | 2007.06.09 16:04