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2007.08.10

★おいしいブドウ

 すっぱいブドウを書いてから2週間あまり。とうとうブドウがおいしく熟した。

 もちろん、市販のようにはならず、同じ房に熟れたのやら緑のやらしぼんだのやらが混在するのだが、熟れて葡萄色になった実はみごとにおいしい。

 完全無化学肥料で無農薬。というか、どんな肥料もやったことはないし、水すらほとんどやったことがない。玄関に置いてある除湿器に水がたまったら、それを捨てる場所としてたまにブドウの場所を利用した程度だ。

 あれほどほったらかしでこれほどおいしいブドウになるとは、何と親孝行?な奴だろう。これまでさんざん、ゴリゴリだとか酸っぱいだとか萎むだとか言って申し訳ない。素直に反省しておいしくいただきます。

 で、やはりマスカットではなく巨峰だった。巨峰も熟れる前はマスカットに見えるのだ。もう1種はやはりデラウェア。何の処理もしていないので種有りなのもご愛敬である。
 どちらもおいしい。

 市販の巨峰によく見られる、無理に作ったような甘ったるさはないが、やや野性味の残るすがすがしい甘さを持っている。

 今はほったらかしで地を這う雑草と化しているのだが、その頑張りに報いるため、来年は小さなブドウ棚でもつくってあげようかなという気になってきた。

 企画倒れに終わるとは思うのだが・・・

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コメント

熟すには、時が必要。家康は時を無駄にせず、時の概念を熟知した天才。
事をなすには、日々努力。そして好機到来を信じて待つ。ぶどうとトマトは水を嫌い、熱、とりわけ日照りが好きです。ぶどうはその存在そのものが豊で美しい。庭にぶどうがあるなんてうらやましい。

投稿: もも | 2007.08.11 19:14

お庭でぶどうですか、いいですねえ。
来年は是非棚をつくって栽培してみてください。
 随分昔、葡萄酒を作った事がありましたが、あれ、今でも密造酒になるのですかねえ。

投稿: Kan | 2007.08.12 00:54

 まず、麗しき誤解を正させていただきます(笑)
 以前書きましたとおり、ブドウを植えているのは玄関先の猫の額、とても庭と呼べるようなものではありません。これは謙遜でも何でもなく、掛け値なしに2平方メートルもないような空間です。
 それでも大粒の巨峰が何房か、デラウェアに至っては何房も取れるのには驚きました。
 おっしゃるとおり、ブドウがヨーロッパなどで豊饒の象徴であるのがわかるような気がします。たわわに実ると何だか嬉しくなりますね。
 水をやりもしなかったのがかえって良かったのでしょうか。日当たりもあまりいいとは言えないのですが・・・

 アルコール分1%以上のものを作ると、何であれ、今でも密造酒になるようです。変な法律ですね。
(国税庁のサイトで確認しました)
(既にできあがった酒に梅を入れて梅酒にするとかいうのなら、自家消費する分には問題ないようです)

投稿: Wind Calm | 2007.08.12 13:58

なるほどすべて/(・。・) 了解!いたしました。
国税庁のサイトもじっくり拝見しました。
旅館の自家製梅酒をお客さんに出しても罪になるんですね。

投稿: Kan | 2007.08.13 22:49

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