◆TBSの不見識?
ボクシングらしくない動きで始まり、最初のころは、「こんなヘンなボクシング見たことない。最近はこんな戦い方が流儀になっているのだろうか? 自分に見る目がないのだろうか」と思いながら見ていた。
そのうち、見苦しい行動や反則が多くなり(もちろん亀田が圧倒的に悪いのだが、内藤の動きだって褒められたものではないように見えた)、最後の方で亀田がプロレスラーのように相手を担ぎ上げて落とそうとするという、悪い夢でも見ているような行動に出て、冗談のような試合になってしまった。
これがタイトルマッチなのだ。
ひどかったのは試合だけではない。アナウンサーや解説者たちの無理矢理亀田寄りに発言する姿勢は、ほとんど最初から最後まで変わらなかったと思う。
試合後、亀田のセコンドを務めていた父親や兄の、ひどい反則を促す発言までが報道されるに及んで、もはや亀田家のボクシング(ボクシングなのか?)は完全に終わったように感じられた。
まあ、ずっと以前からわかってたことではあったんだけど、これ以上ないひどい形で証明されてしまったような気がする。
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それはともかく、TBSの掌を返したような態度には驚いた。あれほど亀田を売り込んでさんざん稼いでおいて、今日見た『ブロードキャスター』では、内藤を英雄扱いである。
亀田にはほとんど触れもしない。
機を見るに敏な金儲けしか考えないテレビ局が、さすがに亀田を見放した世論に迎合して、ここらで亀田との縁を切ろうとしているのだろうか。
そうだとすると、少なくとも2年ぐらいは遅いと思うのだが、もうさんざん稼いだからちょうどいい頃合いなのかな・・・
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